*講座開設にあたって

電磁波の健康影響に関しては、巷では色々な情報が錯綜しており、必ずしも科学的で適切に情報開示がなされているとは限りません。

適当な検索エンジン (Yahoo: http://www.yahoo.co.jp/ Google: http://www.google.co.jp/  Goo: http://www.goo.ne.jp/ など)電磁波」、「電磁界、「電磁場」、「電磁波の健康影響」、「電磁界の健康被害」、「電磁場の健康障害」、「電磁波影響」、「電磁波OAエプロン」、「電磁波エプロン」、「電磁波防護グッズ」、「電磁波防止」、「電磁波過敏症」、「電磁波 送電線」、「IH 電磁波」といった用語で検索を行えば、多数のサイトがヒットします。それらは膨大な数量に登ります。 
      参考までに 2008−12−20 Yahooで「電磁波」をキーワードにして検索を行えば、1420万件のWEBがヒットします。
      参考までの 2012−1−1 Yahooで「電磁波」をキーワードにして検索を行ってみました。 ヒット件数は245万件でした。 またGoogleでの検索では 1030万件のヒット数でした。

当サイトではできるだけやさしく、またできるだけ詳しく、最進の研究成果なども紹介したいと考えています。

電磁波の基礎を判りやすく解説してある頁から、最近の研究成果の概要を少し専門的に解説してある頁も準備しましたので、ゆっくり楽しんでください。
ちょっと難解な用語などもあり、かならずしも読みやすい、わかりやすい解説ではありません。

この講座では、筆者の意見をいれた解説の部分もありますが、多くは、こういう研究がある、問題を見つけた研究、問題を見つかなかった研究がある、という情報の提示、併記です。 
これは現在でも研究が行われており、最終的な結論が出ていない現実にあって、「電磁波の健康影響はxxxxである」と筆者の個人的な見解で、断定することができないからです。
結論を得たいと思ってこのWEBを見た方には、不満かも知れません。 「どうすべきか」といいう指針を得たいと願う方には、不満かも知れません。
このWEBにある情報を基に、更にその他の情報を得て、皆さん、この問題を如何にするか、考えてください。
この考えるための情報提供が、このWEBの主目的です。

また、巷に存在する電磁波に関する情報としては、「電磁波の影響は騒ぐに値しない」とする論調に比べて、「電磁波は問題である、危険である」という論調が格段に多いと見ることが出来るので、本講座では、それらの動向とバランスをとるために、あえて、「電磁波の危険性は少ない」という論調を多く紹介しています。
マスコミなどで報道される場合は、「問題ない」という研究は報道されず、「問題がある、問題を見つけた」という研究は、報道されるという側面があるからです。
本講座で「問題はある」という情報を流さなくても、巷にはたくさんのそうした情報源があります。
報道されない、報道されにくい情報の提供も肝要であると、考えています。


*正当に怖がるための努力が肝要

 

電磁波の健康影響に関しては、不安感を先行させるのではなく、「正当に怖がるための努力と、そのための関連情報の収集と理解」が肝要と考えます。

正当に怖がる・・・は、以下の放射線に関する講演でも言われています。

熊本日日新聞社のWEBから、ちょっと古い記事を検索して見つけました。
********  ************  ********
掲載日:2005/1/24
放射線 “怖い”だけじゃない エネルギー関連女性団体が熊本市でフォーラム 殺・滅菌、品種改良…広がる利用 「正しい知識を」

(略)

身の回りに常に存在する放射線。テレビのブラウン管からも極微量のX線は出ている。
大塚さんは「大量に浴びれば紫外線でも人は死ぬ。 危険なのは浴びる量。
放射線をむやみに怖がるのではなく、正しい知識を持って怖がることが大切」と話している。

 

寺田寅彦の言葉より
「ものを怖がらな過ぎたり、怖がり過ぎたりするのはやさしいが、
正当に怖がることはなかなかむつかしい。」

昭和27年発行の寺田寅彦を描く切手の初日カバー



物理的な害が無くても,不安感は,体に良くない


某大学助教授の個人サイトにあった(1998年のサイト、現在は閉鎖)にあったコラムから、一部を引用します。

電磁波防止グッズと化粧品 ('98.2/27)
最近,電磁波防止グッズを見かけることが良くある。今流行の商品の1つである。
OAエプロンや,電磁波防止機能を謳った高価な ディスプレイ・フィルター。
PHSに張るシールやら,なんとカード型のもある(笑)
そういう全く効果の無いものを,さも「健康に良い」と誤解するようなうたい文句で販売する。

ここを見に来る人には居ないだろうけど, 危険な電磁波を避けるために備長炭を置く という馬鹿げたことが流行ったことがある(笑) 
これは,某パソコン雑誌が4月号にジョーク として載せた話である。
しかし,それを真に受けた大馬鹿者が、TVで,まことしやかに放送した。
「みのもんた」がワイドショー番組で備長炭を宣伝したところ, ワイドショーしか見ない主婦が,大量に騙された(笑)

でも,「体に良い**」とか「危険な〜を避ける**」というのは, あながち嘘ばかりとも言えないかもしれない。
そもそも体に悪いのは,電磁波などではなく,「電磁波は体に悪いと思う気持ち」である。

物理的な害が無くても,こういう不安感は, 体に良くない。
そういう心理的な害から身を守るには, 正しい事を知るか, あるいは「これを買えば安全なんだと思える、適度に高価な商品」を買うことである。
価格は楽しく騙されることへの代償である。
「これは効く」と思って飲む薬は,中身が空でも効く(医学的には プラシーボ効果」といわれる)のと同じである。


科学技術に囲まれた現代の生活
科学技術は、我々の身近な生活に深く入り込んでいます。
あまりにもその項目は多すぎ、情報を与えられても、一つひとつの理解もなかなか難しく、多くの人が漫然とした不安に陥っているのではないでしょうか?
こうしたジャンルの一つが本サイトで取上げている「電磁波」の健康影響でしょう。


*プロフィール   >> 詳しくはこちらへ <<

私は過去10年以上、週末の自宅研究テーマとしてですが、電磁波の健康への影響を追いかけてきました。
このWEBは初めての作成です。
電磁波の健康影響に関してはそれなりに詳しいつもりでも、WEB作成はド素人です。 まだまだ見難いかもしれません。


*電磁波(電磁界、電磁場、EMF)とは?

「電磁波」という言葉が巷にあふれていますが、次頁以降に示すように非常に広義な用語です。


医療用のX線診断装置、このX線も電磁波です。

            

レントゲン線を発見したドイツのレントゲンの肖像と レントゲン写真をとっている風景を描く切手


目に見える光(可視光線)も電磁波です。
家庭にある障子は光をさえぎることができます。 「電磁波をカットすることができる」ということもできます。
ほのかに燃えるろうそく、ろうそくの炎は光を出しています。 「ろうそくは電磁波を発生する」ということもできます。
携帯電話の通信に利用している電波も電磁波です。 「
携帯電話から電磁波が発生する」ということもできます。

電波(電磁波)の存在を予言したイギリスの学者マックスウエルは「光は電磁波である」と唱えました。 これは正しい科学です。

              

ヘルツ(左)  と マックスウエル(右)を描くメキシコの切手 
マックスウエルは電磁波の存在を予言し、ヘルツはその実在を証明した。


ということで、「電磁波」は、論議すべき電磁波の範囲をきちんと定義をつけてから論議する必要があります。 
そうでないと不毛の論議に終わります。
「水はうまいかまずいか」という論議をするとき、論議の対象の水をどういう水かを明確に定義しないで論議をしたのでは、不毛の論議になります。 
電磁波に関する論議も、これと同じことです。

耳に聞こえる音ですら、大きい音から小さい音(大きさ、強度)、高い音から低い音(周波数)、一定の周波数だけのポーンという音や、さまざまな周波数を含んだ音、 急に大きくなってすぐに小さくなってしまう大きさの変化が大きい音の変化、などなどさまざまな形態があります。

電磁波は、こうした音のさまざまな形態以上に、さまざまな電磁波の形態があり、生体への影響は異なります。


*WHOも指摘している電磁波の定義の混同


世界保健機構WHO国際電磁界プロジェクトの公開文書は、WEBで公開されています。 その多くは日本語でも公開されています。 
>資料「電磁界と公衆衛生」 
>資料番号181 
1998 年5 月改訂 
>国際EMF プロジェクト 
 はこのプロジェクトの概要を説明している文書です。 

興味のある方はWEBを見てください。 URLは http://www.who.ch/emf/ (最近WHOはサーバーの再構築などを行なっているようで、このURLでは現在読めません) です。 

その中で、興味深いのは 
>さらには、ラジオ波やマイクロ波などの非電離放射線の生物学的影響と 
ガンマー線やエックス線などの電離放射線の生物学的影響とを混同していることもあります。 
という一文です。 

これと全く相反することを、日本のどこかの文献で読んだ記憶があります。 
「エックス線や放射能はどんなに低レベルでも危険であるので、低周波電磁界や携帯電話の電波は、同じく危険である」という論法です。 
この論法は、正しくないことが判ります。  

*電磁波から逃れられるか?


むかし、通勤の途中で、講談社のブルーバックスを読みました。
方励之・他著 佐藤文隆・他訳「宇宙のはじまり、 最初に何が起こったか?」という本です。
非常に難解な文庫本で、よくわかりませんでした。 しかし、次のことだけはわかりました。

”宇宙の起源といわれる
ビッグバン、このビッグバンを論証した証拠のひとつがノーベル賞の対象となった宇宙空間に存在するマイクロ波の電磁波の研究成果である。 4,080メガヘルツのマイクロ波電磁波が宇宙に存在し、それは宇宙空間に存在しているのであって、いかなる特定の星から放射されているのではない。
ビッグバンが起こってから、今までの年代を考えると、この電磁波の存在は理論的に正しい。 その電磁波の強度は3度K。”と。 

こうなれば、以下のように考えることができるようになります。
いかなる電磁波も、電磁波といえる電磁波はすべてにわたって、
いかなる強度の電磁波も、それが非常に微弱なものであっても、
人体や生物に悪影響を及ぼしているので、なんとかして避けよう、
電磁波のないところに逃げて、そこで生活をしようと考えた時、
南海の小島に逃避して、電気のない生活をし、人工的な電磁波から逃れたとしよう。 しかし、宇宙からはこのマイクロ波が飛んできている。 人工的なマイクロ波をすべてやめたとしても、この宇宙からの到来電磁波からは逃れることができない。
無限の巨額を注ぎ込んで、私一人は地球から脱出して、月で兎と暮らす。かりに月に移住できたとしても、この宇宙空間に存在する電磁波からは逃れられない
                    
さて、さて、それでは 皆さんはどうされますか?

生物の進化の原因のひとつとして、突然変異説があります。
遺伝子が変異して(突然変異)が偶然に起こり、その結果が世の中でうまく生きていける方向であれば、その変異は生き延びることができて、新しい進化した生物となる。突然変異の結果、うまく生きていけない方向であれば、それはすぐにすたれてしまい、突然変異を起こした遺伝子は、死に絶えたと。

こうした突然変異を起こすもののひとつに、自然界に存在する放射線(
電離放射線といわれるX線やガンマー線、波長の短い紫外線など)があります。
これらの電離放射線も「電磁波」の仲間です。 
これらの自然界に存在する電離放射線が生物の進化の源であり、遺伝子などを変性させてきたということはできます。

しかし、電磁波の仲間でも、携帯電話の電波や60Hzなどの送電線由来の磁界は、非電離放射線であり、遺伝子を直接傷つけたりする能力はありません。
(但し、電磁波を大量に受けて大きな熱が発生すれば、熱の作用で生体に影響が出ます。また電磁波を受けて、大きな誘導電流が生体に流れれば、感電などの作用が発生します。これらに関しては現在も研究が行われています。)

WHO
が指摘している「電磁波の定義の混同」はまさに、このことを指摘しています。


最近(20068月)読んだ資料(「物性研究」誌2004年4月号に掲載された20035月開催の『電磁波と生体への影響』に関する研究会の講演内容)の中に、興味深い観点がありました。

電磁波の健康影響に関して著書も多い
荻野晃也氏が、その講演の最後を「もうすでに、人類は電磁波被爆をゼロにはできないのであり、電磁波と共存しながらどのように生きていくかが、今問われている」と結んでいることです。

 

*アメリカのRAPID計画のパンフレットでも指摘、 疫学だけでは結論は出せない。


2002824日の朝日新聞報道「低周波磁界で小児癌が2倍という疫学研究」がありました。
こうしたことをうけて、疫学結果が出れば、それで結論が出るかのように受け止めている場合があります。
そうではありません。 疫学だけでは結論は出ないのです。

2002
6月に改訂版が出たアメリカのパンフレット(アメリカで
RAPID計画という国家計画で電磁波の健康影響の研究が行われました。その中核となった研究所NIEHSで発行された)「Question & Answer(質問と回答集)」には以下のような説明があります。

**
*****運用(原文は英文)**********
電磁波は疾病をもたらす? 
実験室での実験や人を対象とした研究などはパズルを解く鍵となるが、ひとつの研究、ひとつの分野の研究(例:疫学)だけではパズルは解けない、全体像が見えない。

 

     clinical studies: 人を対象とした研究、臨床研究
          Cellular studies;
 細胞を用いた実験室での研究
          Animal studies:
動物を使用した研究
          Epidemiological studies:
 疫学研究
***************   *************

*色々と誤りが多い巷の情報


電磁波の問題を考えるときに、よくある間違いですが、原因と結果を混同するケースがあることです。
以下は、とあるメールマガジンにあった内容の一部です。 一部を引用します。
「神経電流によって発生する磁界は、1012乗テスラ以下の微弱な磁界です。
普通の生活で、電気製品が発生するマイクロテスラオーダの電磁波であれば、神経系が影響を受けないのは不可能です。」

さて、このメルマガの文章を考察していきます。

人間の体は電気で動いている部分があります。神経などは電気で信号が伝わります。
それでは、体内に電池があってそこから電流が流れるのか といえば、そうではなく、イオンの密度の変化などで、等価的に電気が流れるのです。こうした神経電流などによって、微弱な磁界が発生します。
これらの磁界を体の外から観察することができます。そのためには特殊な条件を整え、特殊な測定器を用います。結果として脳からは脳磁図(電気的な信号として捕らえる脳波に対応して考えてください)、心臓からは心磁図(電気的な動きを把握する心電図に対応して考えてください)などが得られます。
これらは医療に用いられています。この磁界の大きさは非常に微弱で、10のマイナス十二乗テスラといった大きさです。

ここまでは、上記メルマガも正しいのです。

さて、人間が外部にある磁界に暴露したとします。人間の体にこの外部磁界によって、電流が流れます。これを誘導電流といいます。
現在のICNIRPなどの国際的な電磁波暴露ガイドラインでは、周波数が低い場合は、誘導電流の大きさを推定して、外部磁界による誘導電流が、体内に存在している電流の大きさを超えないように規定しています。
もともと体に電流が流れているから、その電流を乱さないようにする、という考えに立っているのです。
こうして定められた暴露しても良い最大の磁界の大きさは、たとえば50Hzという低周波磁界の場合は、0.1ミリテスラ(=100マイクロテスラ1ガウス)となっています。
100マイクロテスラを超える磁界に暴露すると、それなりに大きな誘導電流が体に流れて、体に影響が出るかもしれないのです。 

普通の生活環境で、暴露する数マイクロテスラもしくはそれ以下の磁界では、大きな電流は体に誘導しないのです。
数マイクロテスラでは、人間は誤動作しないのです。
現在の電磁波の健康影響の研究は、この電流で規定できないもっと低いレベルでの健康影響がないかが、研究されています。

ここまでくると、上記メルマガの後半の部分が誤りであることがわかると思います。

なぜ誤ったか? 
体内の神経電流が流れて発生する磁界は確かに10のマイナス十二乗テスラ程度の微弱です。
体が磁界で動いているわけではないのです。
体の外の磁界に暴露したとき、外部の磁界が直接、体内にある磁界と干渉を起こす訳ではないのです。
体が磁界で動いているのであれば、体はきっと影響を受けるでしょう。
体が磁気を通す電磁石や鉄などで作られているのであれば、ロボットはきっと外部の磁界の影響をモロに受けるでしょう。

人間は。そうした材料でできていいません。外部の磁界によって、体に誘導電流が流れます。
したがって、外部の磁界によってどの程度の誘導電流が流れるかを、見極めることが肝要で、外部の磁界の大きさを、直接、体が発している磁界と比べることは、ロボットには適用できても、人間様には適用できないのです。
ロボットに適用できることと、人間様に適用できることが異なることをきちんと理解していない、ここに上記メルマガの誤りがあります


ということで、電磁波の生体影響は、かなり複雑です。

 

*瀬戸市のデジタル放送タワーからの電磁波(電波)の健康影響

  追記: 2005−6−28

数年前に、マスコミなどで「瀬戸市 デジタル放送塔 電磁波で反対・・・・」ということを耳にしていました。 
反対運動のホームページも有りました。URLは記録していなかったので、本日、検索してみましたが。見つかりませでした。(この反対運動のサイトに関する情報の提供をお願いします。)

このタワーは完工し、電波の発信を行なっています。 どうなったのか? 理由が以下のサイトに有りました。
東海情報通信懇談会の会報2003年1月に掲載された瀬戸のデジタル放送塔に関する記事です。
http://www.newton.or.jp/03kaihou/0365/tokusyu04.pdf にありました。 (興味のある方は、アクセスしてください。)

*************** 一部 引用  ************ *****

2.タワー建設に対する地元の反応
瀬戸市は地域振興の起爆剤として
デジタルタワーの誘致に積極的でありましたが、一部住民から電磁波の健康への影響を心配して建設反対の声が上がりました。
こうした動きに対し、NHKと民放が一体となって積極的に地元を訪れ、瀬戸市や東海総合通信局の協力を得ながら住民説明会をたびたび開催し、地上デジタル放送と電波の安全性についてきめ細かく説明していきました。
こうした活動を半年以上にわたって続けた結果、住民の不安も薄らぎ反対運動も沈静化しました。

なお、地元との信頼関係を保つため、現地に放送事業者の対応窓口として「ふれあいセンター」を設置し、現在も日常的に住民対応にあたっています。
****************  *********

ということで、これでほとんどの方が納得したのかは定かでは有りませんが、こうした説明は非常に大切で、有効なことと考えます。


*ちょっと一言  労働災害の認定例から 

 追記 2005−6−28

労働科学研究所が発行している「労働科学」812号(2005年)に職業がんに関する解説が有りました。
その中には、以下に示す2000年までに厚生労働省で労働災害と認定した件数が紹介されています。


わが国の職業がん認定件数

 

がんの種類

件数

ベンジジンによる尿系腫瘍 

356

ベーターナフチルアミンによる尿系腫瘍 

73

ベンジジンとベーターナフチルアミンによる尿系腫瘍 

97

ビス(クロロメチル)エーテルによる肺がん 

18

ベンゾトリクロライドによる肺がん 

8

石綿による肺がん 

197

石綿による中皮腫 

162

ベンゼンによる白血病 

9

塩化ビニールによる肺血管肉腫 

11

電離放射線による白血病 

11

電離放射線による肺がん 

1

電離放射線による皮膚がん 

10

コークスまたは発生炉ガスの製造工程による肺がん 

162

クロム酸塩または重クロム酸塩の製造工程による肺がん 

130

クロム酸塩または重クロム酸塩の製造工程による上気道のがん 

24

ヒ素含有鉱石の製錬・精錬工程または無機ヒ素製造工程による肺がん*

74

ヒ素含有鉱石の製錬・精錬工程または無機ヒ素製造工程による肺がん*

3

すす、鉱物油、夕一ル、ピッチ、アスファルトまたはパラフィンによる皮虜がん

3

その他のがん

463

合計 

1808

*同じガンが2項に分かれている?なぜ?

 

これを見ると、電離放射線によるガンで労災認定されたことは理解できます。
このWEBで主に論議をしている非電離放射線(低周波磁界、マイクロ波などの電波)による発がん認定が1件もないことにも注目すべきです。
電磁波(非電離放射線)でガンになったとして労災認定をした女性がいましたが、厚生労働省の審査では認められなかったようです(その後、この認定を不服として裁判?に訴えているという話を聞きます)。 このケースは、従って上記のリストには含まれていない。


*携帯電話の頭部への影響は少なくなる?


2005年7月8日に東陽テクニカで開催された「ローデシュワルツ社CTIA規格の解説及びTRP/TIS評価システムTS9970型ご紹介セミナー」に参加してきました。

何か、人体暴露に参考になる情報がないかと、期待して行ったのですが、結果、セミナーの中身からには有りませんでした。
携帯電話からの放射電力が頭部に電力が吸収されることによって本来の電波伝搬のための有能電力が減り、放射パターンも変化するので、これらを、頭部ファントムを用いて、実使用状態で評価する・・・・という趣旨でした。


こうした手法で、有能電力が増えるように携帯電話が設計されていけば、結果として頭部の吸収も少なくなります。



*非線形・非平衡・複雑系などの物理学の前に、実験条件が厳格か確認は肝要


ある電磁波の健康影響に関する論文を読んでいたら、以下の興味深い文章を見つけました。
「非線形・非平衡系の十分な知識なくしては、問題の存在を見逃すことが起こる。非線形・非平衡系への深い理解無くして、電磁場の生体への相互作用を十分に理解することは出来ないのだ。逆に考えれば、生体と電磁場の問題は非線形・非平衡系物理学(科学)の格好の舞台になりうるのである。」と。 
すなわち、様々なこれまでの研究結果で、電磁波が何かの影響をもたらしているという研究があり、影響をもたらしていない研究もある。
こうした研究結果の錯綜を、複雑系の問題として取り扱うべきとしている。

確かにそうかも知れない。
しかし、私は、その前に、それぞれの実験が厳密に行われているかを確認しなければならない、実験の確実性の検証が優先させるべきと考える。

例1:水が何たる物質であるか定義が明確にならない状態で、研究者Aは火山に近い場所の研究室で水を電気分解した。
酸素と水素の他に硫黄が検出された。
研究者はその結果を論文に書いた。
それを見て、研究者Bは研究者Aから実験に使用した水を譲る受け、追試を試みた。
結果は酸素と水素と硫黄が検出された。
こうして独立した二人の研究者によって再現性のある結果が出た。
よって、科学の教科書を「水は酸素と水素と硫黄でできている」と書くのだろうか?

例2:携帯電話の電波(電磁波)の人への影響を調べた。
携帯電話から10mも離れて実験を行ったら、研究所Aでは影響を検出できた。
この研究所は閑静な田舎にあった。
同じ携帯電話を借り受けて、研究所Bで試験を行った。研究所Bは都会にあり、近隣にTVの放送タワーがあった。
結果は影響が検出できなかった。さて、この研究結果の不一致はどのように考えるか?
研究所BTV塔からの電波などを遮断しないで実験を行ったので、TV塔からの電波の影響を強く受けていたので、10mも離れた携帯電話の影響はノイズの方が大きく、かき消されてしまい、検出できなかったのかもしれない。
研究所Aでは周囲にノイズとなるものがなく、純粋に携帯電話からの影響を検出できたのかも知れない。
こうした実験条件の厳格さを見極めないと、シロクロの判断はできない。

例3、電磁波の健康影響の研究の中で、窓効果と呼ばれる現象がある。
特定の周波数や、特定の電磁波の強さのときだけ、影響が出る。60Hzでは影響があるが50Hz70Hzでは影響が出ない、というケースである。
これは上記の論で言えば、非線形の理論で考えることができる。
でも、その前に、電磁波50Hz60Hz70Hzでの実験が、厳格に行われ、周波数以外の条件がまったく同一で結果に影響するかも知れない他の実験条件は完全にコントロールされているのかを、確かめなければならない。
いいかえると、実験の誤りで、たまたま60Hzの時に、電磁波60Hzではない他の要素によって影響が出たのか否かの検証が大事である。

電磁波の健康影響はまだわかっていない部分が多い、あたかも「水」が何かわかっていない状態で各研究者が水を電気分解して、「水素と酸素」である、「水素と酸素と硫黄」であると論陣を張っている、ともいえる。


*ある大学のセミナーで語られた「影響の現れ方の多様性」は正しいか?

以下のような内容がレジメとして公開されていた。

全く同じ人間が世界に二人と存在しない以上、“構成的な選択”のあり方も全く異なる。
同一刺激に対して、どのような反応を最終的に“自覚”するか、個々人によって異なるのは当然である。
しかも、同一の人間であっても、全く同一の状態は二度と再現しない。
そのために、同一刺激であるにもかかわらず、“構成的な選択”によって、全く異なる反応を“自覚”することにもなる。
“再現性”ばかりを重視する物質科学の方法が、必ずしも生命科学の方法としてそのまま適用できない理由がここにある。


そして、このように考えてくると、電磁波曝露の実験結果に生体への「影響あり」と生体への「影響なし」というバラツキがあるということは、生体への「影響なし」を意味しているのではなく、生体への「影響の現れ方が多様である」ということを意味していることに過ぎないことに気づかされる。

この論は、論としては否定しない。
しかし、私は、その前に、それぞれの実験が厳密に行われているかを確認しなければならない、実験の確実性の検証が優先させるべきと考える。
研究条件のふらつき、研究条件に見えない他の条件が隠れていて、その隠れた条件によって、結果が「影響あり」、「影響なし」となるのであれば、そうした条件をきちんとしなければならない。
再現性を求めていけば、そうした隠れた条件が見つかるはずである。



*電磁波の健康影響の判断は宗教や政治の選択とは異なる。


ある論文に信じたいことだけを信じる人間がいる。」とありました。
そうですね、電磁波は危険であると信じている人は、「電磁波の影響を見つけた」という研究報告は、誰が、どのように研究したものでも、受け入れる。
しかし、「電磁波の影響が検出できなかった」という研究報告に関しては、資金が・・・から出ているから、研究者が御用学者だから・・・・といって、受け入れない場合もある。逆のケースもあるでしょう。

確かに、恣意的な研究を行っていないか見極める必要はあるが、信じたい研究成果だけを受け入れるのでは、公正な判断ができない。
宗教や選挙で政党を選ぶのは、その人の信心による。電磁波の健康影響に関する様々な研究報告は、信じる・信じないで判断する訳には行かない。
報告として「とりあえずは、受け入れる(後日に詳細をみて、欠点を見つけたらその報告をキル」というスタンスが肝要かも知れない。


*リスクはメディアによって正しく報道されない という批判がある。

以下は、ある環境問題に詳しい識者の方のWEBにあった内容である。

最近になって、「環境リスクや健康リスクがメディアによって正しく報道されていない」、ということは識者の間ではかなり共通の認識になってきた。

メディアが、識者が考えるようなバランスの取れた方法で環境リスクや健康リスクを報道することはありえないのである。
しかも、この特性は決して変わることはない。

なぜならば、それは、メディアとしての本業に反する要素があるからである。

すなわち、メディアとは、安心情報を出しても、世の中から全く評価されないものだからである。
むしろ、
当たらなくても良いから、危険情報を出すことが望まれているのである。


*メディア・バイアスを考えましょう。

松永和紀著「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」光文社新書 2008年を読みました。非常に含蓄のある本です。
皆さんにもお勧めできる本です。
以下に最後の部分を引用して紹介します。

ナノテクノロジーや新型インフルエンザ、電磁波など、科学的根拠が薄かったり偏った解釈により人々を不安に陥れたり、購買行動に駆りたてたりしている情報は、今も山積しています。今後も”新顔”が続々と登場することでしよう。
その中で、どのようにしたら情報を集めて適切な情報を選び出せ、どのようにしたら分かりやすく面白く伝えられるのでしようか。
私自身、面白い記事に仕立てようと努力するあまり「あるある」のスタッフと同様に、都合のよい情報だけをつなぎ合わせて、都合の悪い情報は目に入れなくなってしまうかもしれないのです。
勉強と取材が不足し、判断ミスをする可能性も十分にあります。

とりあえず、情報とは報道とは、「絶対に正しいもの」ではなく、取材者、制作者の思い込みを反映した不+分なものであり、メディア・バイアスが存在することを常に心に留めて、情報・報道に対峙していただきたいと思います。
もう、マスメディアや有名人などの主張を妄信することはやめましよう。
疑うのが第一歩。そして、行政や科学者、市民団体、企業などが発信する多様な情報をもとに、自分なりに分析して自分で判断しなければなりません。

最後に、氾濫する科学情報を識別するための10か条を考えてみました。
情報の受け手が大勢に流れず、個々の判断を始めることで、科学者や報道関係者は育ちます。
もっと質の高い情報発信につながっていきます。
1.懐疑主義を貫き、多様な情報を収集して自分自身で判断する
2
.「○○を食ベれば・・・・」というような単純な情報は排除する
3
.「危険」「効く」など極端な情報は、まず警戒する
4
.その情報がだれを利するか、考える
5
.体験談、感情的な訴えには冷静に対処する
6
.発表された「場」に注目する。学術論文ならば、信頼性は比較的高い
7
.問題にされている「量」に注目する
8
.問題にされている事象が発生する条件、とくに人に当てはまるのかを考える
9
.他のものと比較する目を持つ
10
.新しい情報に応じて柔軟に考えを変えてゆく


 

*健康情報を評価するフローチャート


2001年に配信されたメルマガに掲載されていたフローチャートです。
改めてチェックしてみると、現在(20106月)でも、以下のサイトに公開されています。
一部のみを引用しますので、関心のある方は、当該のサイトをアクセスしてください。
http://metamedica.web.fc2.com/news2001/howto07.html で継続して公開中

一般的な健康情報の評価を前提に書かれていますが、電磁波の健康影響に関しても、適用できると考えます。

***********************************

Date: Wed, 28 Nov 2001 20:18:50 +0900
Subject:
エビデンスの読み方7・健康情報を評価するフローチャート

■健康情報を評価するフローチャート
「この栄養素が、がん予防に効く」 「あの食品で、がんに克つ」
こうした類の情報が、大量に私たちの目に飛び込んできます。
けれども、その信頼性はさまざまです。
健康情報の信頼性を評価する際に、私自身がふだん無意識に行っている思考プロセスを、フローチャートにしてみました。

健康情報の信頼性を評価するためのフローチャート

ステップ1 具体的な研究にもとづいているか
はい  いいえ  → それ以上考慮しない(終わり)

ステップ2 研究対象はヒトか
ヒト      動物実験や培養細胞 → 人間にあてはまるとは限らないので、 話半分に聞いておく(終わり)

ステップ3 学会発表か、論文報告か
論文報告    学会発表 → 研究の価値は未確定なので、話半分に聞いておく(終わり)

ステップ4 研究デザインは「無作為割付臨床試験」や「前向きコホート研究」か
はい  いいえ → 重視しない(終わり)

ステップ5 複数の研究で支持されているか
はい  いいえ → 判断を留保して、他の研究を待つ(終わり)

結果をとりあえず受けいれる。 ただし、将来結果がくつがえる可能性を頭に入れておく。
************    *******************    ***********

 


はい それでは 以降、このWEBの解説をじっくり読みながら、考えてください。

次ページ以降に、電磁波とは何かなどの解説を行いますので、じっくりと読んでください


*基礎となる考え方    >> 詳しくはこちらへ <<

「安全と危険」、電磁波の定義、疫学の基礎などを解説します。
また、本講座で使用する略語・専門用語などを解説します。


*電磁波(電磁界、電磁場)の健康影響に関する基礎講座  >> 詳しくはこちらへ <<

我々は果たして電磁波から逃れることができるでしょうか? 
基礎となる電磁波の健康影響に関して解説します。


*電磁波(電磁界、電磁場)の健康影響に関する研究概要など  >> 詳しくはこちらへ <<  このサイトの主となる頁

最近の研究概要、電磁波の暴露基準に関する情報などを解説します。
インタネットの利用者は必然的にパソコンの利用者です。
パソコン(VDT)の電磁波の健康影響に不安をもつ方もおられるので、世界保健機構WHOの見解なども紹介します。 

時間で変動する磁界すなわち60Hzなどの交流電磁波(交流磁界)は健康に影響があって、変動しない直流磁界は健康に影響しないという論法が巷に存在しますが、正しくはありません。 直流電磁界の影響についても解説します。

電磁波防護グッズ(電磁波防止グッズ)の代表的なものとして、OA電磁波防護エプロンがあります。
電磁波OAエプロンは実効的に電磁波防護効果がないことも解説します。
アメリカのRAPID計画の報告書の概要も紹介します。
国際癌研究機構IARCが2001年に判定した「低周波磁界の発がん性」についても紹介します。

目に見える光(可視光線)にも、健康影響を考えた時に、ある制限値があります。 
可視光線も電磁波です。 強ければ、強すぎれば健康影響があります。 

2002
7月に「日光浴>皮膚がんや白内障の原因と自粛を呼びかけ WHO」という報道がありました。
日光に含まれる紫外線は、電磁波の一種です。 可視光線も電磁波の一種です。
自然界にあるものは問題がなく、 人工のものは安全性が確認されていないので危険である」という論法が巷に存在します。 
このWHOの報告を見れば、自然界にあるものでも、時と場合によっては、健康影響を考慮しなければならないと、わかります。
そして、この論法にどこか矛盾点があることになります。


*相談コーナー  >> 詳しくは こちらへ <<

本講座に関連して、BEMSJに相談したい方は、遠慮なくどうぞ。


*補足資料コーナー  >> 詳しくはこちらへ <<


補足1世界保健機構WHO国際非電離放射線防護委員会ICNIRP,カロリンスカ研究所や日本の環境研究所などの低周波磁界と小児癌の疫学研究、国際癌研究機構IARC、等の動きを簡単にまとめてみた。 

 

*WHOから低周波電磁界(電磁波)のEHCが刊行

追記:2007−6−20    一部修正:2007−6−24  一部追記:2008−11−6
2006
618日に世界保健機構WHOから、低周波電磁界(極低周波の電界及び磁界)への曝露による健康リスクに関する環境保健基準(EHC238が刊行された(英文のみ)。
同時にこのEHC238の補足説明用としてWHOからファクトシート322も刊行された(英文と日本語)。
これらに関連する毎日新聞の記事(2007619日)もある。 

WHOはEHCでは
1)低周波の電界は問題がない。
2)低周波の磁界は、疫学調査で小児白血病のリスク増加が報告されている。

3)IARCは疫学調査結果を重視して、低周波磁界を「発がん性の可能性があるかも知れない」と判定した。

4)低周波磁界に曝露して小児白血病になる可能性のある対象者は小児白血病全体に占める割合は5%以下である。
5)低周波磁界による発がん性は、動物実験などでは認められなかった。
6)疫学調査を無視することはできないので、WHOとしてもIARCの判定を認める。
7)疫学調査結果を考慮するとしても、公衆衛生の立場では、「限定的な」対処となる。

8)ICNIRPIEEEは国際的な規格を提案してきているが、これらの規格(例:1998年のICNIRPのガイドラインなど)に定める曝露限度を引き下げることを正当化するには不十分である、とICNIRPやIEEEは考えている。
9)恣意的に低い曝露限度値の採用による政策はWHOとしては是認しない。
10)長期曝露に関して、証拠が弱いことから、曝露低減による健康上の便益があるかどうかは不明である。


11)よって、予防原則の適用を推薦する。 低費用による低磁界製品の開発など
12)予防原則は「曝露の実態などを知った上で、何も対処しない」ことから、「何かの対処を行う」までの幅の広い選択肢の中から適切なものを選択することである。 既存の曝露限度値を低くすることだけが「予防原則」の手法ではない。
13)予防原則の適用にあたっては、VeryLowlコストで行うこと。
というのがWHOの趣旨であろう。

注: 関心のある方は、WHOの発行文書の原文を読んでください。
注: このEHCには、次の文言が明記されている「EHCモノグラフは、データが許す範囲でのリスク評価であって、いかなる意味においても規制や基準設定のための勧告ではない。」 
巷にWHOがこのEHCを発行したので、これに基づいて法規制を行うべき・・・・という論調がある。 これは必ずしも正しくない。


「安全」の定義 

追記: 2009−3−4 

今まで、「
安全」という用語の厳格な定義をあまり考えたことはなかった。
ネットにある辞書「大辞林
第二版」では「危害または損傷・損害を受けるおそれのないこと。危険がなく安心なさま。」とある。

安全に関して最も身近なテーマは「食の安全」であろう。
食品安全基本法の条文を読んでみたが、なんと「安全」に関する定義は書かれていない。

Wikipediaの記述を利用すると、以下のような解説がある。

食の安全基本法の項 :安全と安心の関係
食の「安全」という表現とともに、食の「安心」という言葉も用いられている。

「安全」と「安心」の違いが学術的に明確に定義されているわけではないが、およそ以下のように言える。
安全:
具体的な危険が物理的に排除されている状態
安心:心配・不安がない主体的・主観的な心の状態

 

200332日 東京で開催された「電波の安全性に関する説明会」があった。
講演2 「安心できる電波利用のための生体影響研究」北海道大学大学院 情報科学研究科 教授 野島 俊雄 の中で、「安心と安全」に関して、「ISO/IECでは「受容できないリスクがないことを安全と定義」」という紹介があった。
質疑応答の時間に、「このISOなどの規定を教えて欲しい」という質問を出したら、「詳しくは覚えていない、レジメに書いてある電子情報通信学会の論文誌を読んでくれ」と言われた。

そこで、以下の文献を入手した。
電子情報通信学会誌Vol. 88: NO. 5: 2005年に掲載された論文「総論  安全と技術と社会 」、著者は向殿政男氏である。
この中から、関連する部分を抜き出す。 関心のある方はこの論文の全文を入手して読んでください。

・ここで改めて,安全とは何か,すなわち安全の定義について振り返ってみることにする.
・危険は一つひとつ指摘できるに対して、安全はどんな危険も存在しないという否定形で表される。
 安全を具体的に指定できないために、大変難しい概念になっている。

・「
安全・安心懇談会」の報告書(2004年)には、「安全とは、人とその共同体への損傷、並びに人、組織、公共の所有物に損害がないと客観的に判断されることである(ここでいう所有物には無形のものも含む)」と述べられている。社会の安全を強く意識した定義になっている。

・一方,製品や機械等の人工物に対する安全について、日本工業規格JISでは、「
人への危害または損傷の危険性が、許容可能な水準に抑えられている状態」、また、国際安全規格を作るためのガイドラインであるISO/IECガイド51では、「受容できないリスクがないこと(受け入れることのできないリスクからの開放)」と定義されている。

・ここで重要な概念として,リスクと許容可能という二つの用語が出てきている。
JISの「人への危害または損傷の危険性」とは。リスクのことである。

・リスク(
risk)とは、一般には潜在的な危険性の度合いと考えられているが、国際規格では「危害の発生する確率及び危害のひどさの組合せ」と厳密に定義されている。
ここで更に危害という言葉が出てくる。この危害、リスク、許容可能が、現代の安全の定義のキー概念になっている。
危害とは,前述のガイド
51によれば、「人の受ける身体的傷害もしくは健康障害、または、財産もしくは環境の受ける害」となっている。
危害の範囲をどこまで考えるかは、安全という用語を使う立場で異なってくるのは当然である。
労働の現場を対象とする機械安全では、「人の受ける身体的傷害もしくは健康障害」を危害と考えるが、社会の安全を考えた場合、人だけでなく,安全・安心懇談会の定義にあるように、共同体そのものや、組織や共同体の財産まで含むのは当然である。

もし、人類や地球の安全を考えるならば、環境を入れないわけにはいかないだろう。
この危害の発生する確率(どのくらいの頻度で発生するのか)とそのひどさ(どのくらいの程度のひどさなのか)との組合せがリスクであり、リスクには大きさの概念が入っている。
そのリスクの大きさを考えて,それから受ける利便性や安全のコスト等を考慮して、受け入れてもよいと思われるまでリスクが低ければ(許容可能なリスクならば)、これを安全といおうというのが安全の定義なのである。

・すなわち,考えられるすべての危険源(潜在的に存在する危険なところ)に対して、前もって,安全対策が施されていて、許容可能なリスクにまで下げられているとき、安全であるということである

・なお、許容可能なリスクは、国際規格では「その時代の社会の価値観に基づく所与の状況下で、受け入れられるリスク」と定義されている。
もちろん、どのくらいのリスクならば許容可能なのかは、対象により、条件により、人により、時代により異なるが、大事なことは、安全といっても、リスクは常に残っているということである(これを残留リスクと呼ぶ)。
絶対安全は存在しないということを宣言している。

・これまで事故がなかったからただ単に安全であるというのではなく、前もって、すべての危険源に対してリスクが評価され、必要ならば対策が施されて、許容可能なリスクしか残っていないようになっているとき、初めて安全であるという。
そのとき、受ける利益、そのためにかけるコスト等を考慮して、残っているリスクについて受け入れることを合意し、覚悟し、納得した上で、利用し、生活していることを認識しなければならない。

・ただし、神ならぬ人間の身、見落としや予想できなかった危険源が潜んでいる可能性がある。
この意味からは、事故から学び常に見直していかなければならないということも、安全の概念と定義に含めるべきであると考えている。

このことから、「電磁波は安全か?」という質問をしたり、それに答える場合は、事前に「安全」定義を確認する必要がある。
「全くリスク・危険がないことを安全」と主張する場合と、上記のような立場で「
受容できないリスクがないこと=許容できる範囲でのリスクの存在があることを認めた上での安全」と主張するのかでは、全く議論がかみ合わないことになる。


「安全」の定義 その2

追記: 2009−7−19
産経新聞 20081223日掲載 正論「安全神話の崩れ去った跡に 東京大学教授 坂村健」の記事の一部の引用です。

*************   *********
従来は、安全といえば「絶対な」安全性ということだった。
これは、設計製造に間違いがなく、劣化もしていない製品は安全つまり大前提としての「100%の安全」があり、それが何らかの原因で損なわれて「危険」になるという考え方である。

「絶対安全」は存在せず
これに対して世界の工業漂準を定めるISO(国際標準化機構)は、インドでの猛毒ガス流出事故など前世紀末に発した何度かの大事故を教訓に、安全基準の大転換を図った。
1999
年のISOガイド51の改定で、「絶対的な安全は存在しない」と明記したのだ。

そこで「絶対安全」亡き後の安全の概念として掲げられたのが「機能安全」である。
「機能安全」とは、一言でいえば、システムに100%の安全を求めない、求められないという考え万である。
安全も速「度」や精「度」と同じような安全「度」で語るべきスペックの一つだということになる。

実は絶対安全が存存しないことは、すべての技術者が昔から心の中では実感していた。
しかし、それは社会のコンセンサスにはなっていなかった。
つまりは本音と建前である。この建前を明確に捨てることが、社会をより安全に近づけるために重要というのが、技術分野における安全哲学の大転換だったのだ。

絶対安全を捨てることが安全を生むというのは一見矛盾する。
しかし、たとえば原子力発電所や飛行機など極度に安全を求められるシステムを考えてみよう。
絶対安全が前提なら、すべての部品について安全性を訊ねても、「100%安全です。」という答えしかない。
とすれば、その部品を使って作るシステムも「100%安全」という答えしか出てこない。
どこが要注意かといった情報は、絶対安全という建前と反する、あってはならないものとして、システム構築の流れの中で消される。


その結果事故は起こりやすくなり、また事故が起きたときの対処もうまくいかなくなる。

****************   ***********
<関心のある方は、当該の新聞記事全文を読んでください。>

 

 

「安全」の定義 その3

記:2012−3−7

産経新聞 2011527日の記事です。

*****************  ***********

曽野綾子 産経新聞のコラム「小さな親切、大きなお世話」
 
「安心病」の特効薬は

ある日の夕方、NHKのニュースを見ていて、私はおかしな気分にとらえられた。
(略)
何度も書いているのだが、安心して暮らせる生活などというものを、人生を知っている大の大人が言うものではない。
そんなものは、地震や津波が来なくても、もともとどこにもないのである。
(略)
安心して暮らせる生活を、約束する人は嘘つきか、詐欺師。
求める方は物知らずか、幼児性の持ち主である。
(略)
一方、国民の方は昔から原発を「絶対に安全なのか」という言い方で追いつめてきた。
「いや、物事に絶対安全はありませんから、事故の場合を想定して避難訓練もいたします」と原発側が言ったとすると
「事故がおきる想定の下で、原発建設をやるのか!」とやられるから、
「原発は絶対に安全です」という子供じみた応答になる。

しかし物事に「絶対安全」ということはないのである。
今後いかなるエネルギー政策をやろうと、絶対の安全はないという認識が国民の側にもないと、 物事は動かない。
もちろん安全は必要だから、より安全を執拗に目指すことは当然だ。
「安心して暮らせる」とか「絶対安全でなければ」とかは、共に空虚な言葉だ。
(略)
*************************

関心のある方は、上記の新聞記事を入手して、全文を読んでください。
絶対安全はない と言うのが大事です。



*低周波電磁界で、磁界に注目は集まるが、電界も決して無視してはならない。

記:2009−10−26


スウェーデンのMPR2などは、低周波磁界のほかに、低周波電界も規制しています。
「どうして低周波電界も規制しなければならないのか、低周波電界はほとんど問題がない とされているにも係わらず」という疑問が出てきます。

電界の生体影響に関しては、特に低周波電界に関していえば、古い、例:1975年より古い時代に研究された論文があります。

昨今の20年間は、低周波電界よりは低周波磁界の影響に着目していますが。かつては、電磁波といえば電界の影響を考えていました。
具体的には、1970年頃に 旧ソ連の研究で 「高圧送電線変電所で働く人に、いろいろな愁訴が見られ、5kV/m以上の電界は問題がある」と提議されています。

日本で1000kVの送電線の建設が始まるときに、この電界影響を気にして、電気学会、電力会社、日本の医師会で研究を行い、送電線の下で、雨の傘を持って通り、傘の金属に電界が誘起して人知が感電することの危険性から、 3kV/mの電界規制値を提案しています。
これが現在では 電気設備基準に採用され、法的に効力をもっています。

また接地していない高いクレーン車に ラジオの中波放送の電波が誘起して、クレーンの作業者に感電の事故があったとききます。
従って、クレーンのような特例を除けば、kV/mを超えるような低周波電界は、感電やその他の影響が考えられます。

しかし、MPR2などで、VDTなどに関して放射電界を20V/mとか10V/mに規制することは、BEMSJは 個人的には 疑問視しています。

但し 野放しにすることによって、生活環境における電界曝露が500V/mを超えたり、lkV/mを超えるたりすることは避けなければなりません。

 

 

研究資金によるバイアスに関する情報

記:2015-10-9

1.1
.ネットにある情報-1
***********************
どこが金を出した研究なのか:
レイは言う。「200もある研究を誰が資金提供したのか、という観点で分ければ数字の見方は変わってくる。
企業が金を出していない研究を調べると4つのうち3つが生体影響あり、となる。
反対に企業資金による研究に絞ると生体影響ありは4分の1になってしまう」。
************************

1.2
.ネットにある情報-2
********************
ワシントン大学のヘンリー・ライ博士が「携帯電磁波の健康影響に関する研究調査の結果と資金供給源の関係」について分析した報告書を発表したところ、
・携帯電話業界から資金提供を受けた調査では「携帯電話使用と健康影響の関連性が見られた」と発表したものが28.1%あった。
これに対して 
・携帯電話業界の資金提供を受けない独立した調査では、「携帯電話使用と健康影響の関連性が見られた」と発表したものが67%と倍近くあった。
******************

1.3
.ネットにある情報-3

Paris Appeal 2015年の会議に関する情報の中に
*************************
Lai, who has been studying the biological effects of EMFs since 1980,・・・・・
And in 2006, he analyzed funding sources of 326 studies performed on cell phone effects between 1990 and 2006.
He found that 73% of industry-funded studies were negative (finding no effect) while 68% of independent studies were positive.
Thus even though industry financed only 30% of research on the topic, the overall results were split 50-50.
«How could 50 percent all be garbage? », he asked Seattle Magazine. Truth is, he also found
86% of studies showing biological or health effects were funded independently, the Townsend Letter reported.
**********************

1.4
.ネットにある情報-4
http://www.seattlemag.com/article/nerd-report/nerd-report
 Seattle MagazineWEB
******************************
UW Scientist Henry Lai Makes Waves in the Cell Phone Industry
By: Naomi Ishisaka  January 2011

Lai
s frustration with the increasing body of contradictory research led him to do an analysis in 2006 of the available studies on cell phone radiation between 1990 and 2006, and where their funding came from.
What he found was that 50 percent of the 326 studies showed a biological effect from radio-frequency radiation and 50 percent did not.
But when he filtered the studies into two stacks
those funded by the wireless industry and those funded independentlyLai discovered industry-funded studies were 30 percent likely to find an effect, as opposed to 70 percent of the independent studies.
Lai says that, while his findings highlight the crucial role industry funding plays in scientific research, the 50-50 split alone should be cause for concern.
*************************

1.5
.ネットにある情報-5
http://www.townsendletter.com/July2007/wifi0707.htm
Townsend Letter
という代替医療に関する雑誌のサイトにあった記事の抜粋。
****************************
Biased Research?
An interesting thing happens when the studies from Dr. Lai's database are placed in two stacks: one stack containing studies funded by the wireless industry (30% of the studies), the other stack of independently funded studies (70%).
Of the studies that show a biological or health effect from wireless RFR, 14% are industry-funded, while 86% are independently funded.
Of studies showing no effect, 49% are industry-funded, while 51% are independently funded.

To make the point another way, of industry-funded studies, only 27% found an RFR effect. Independently funded studies found an RFR effect 68% of the time.
**********************

2
.情報をまとめると
・研究者はH. Lai
・携帯電話の電磁波に関する研究論文で、1990年から2006年に発表された合計326件の研究を対象として、2006年に解析した。
・解析の結果、独立した組織からの資金による研究が全体の70%、関係工業会などからの資金による研究が30%である。
・問題があるとした研究は、全体の86%が独立した組織からの資金での研究、14%が関係工業会などからの資金での研究である。
・問題はないとした研究は、全体の全体の51%が独立した組織からの資金での研究、49%が関係工業会などからの資金での研究である。
・独立した組織からの資金での研究の68%67%という説もある)は問題があると結論している。
・関連工業会などからの資金での研究の27%28.1%という説もある)は、問題があると結論している。
・全体を見ると、問題があるとした研究と、問題がないとした研究の割合は5050である。
ということは判る。

Lai
はこの解析の結果を査読付き論文には仕上げていない様で、前述の雑誌などの取材で話をしたものを記者がまとめたものらしく、全体像が見えない。

そこで、以下のように判りやすいように、纏めなおしてみた。
全体数とパーセントの情報から、逆算した。論文数を整数としたので、パーセントはオリジナルの数値と、若干異なるが、たぶん、以下の数字がより正確と思う。

基金源

研究論文数

問題ありの研究

問題なしの研究

全体

326=100%

182=100%

144=100%

独立

69.9%

85.1%

50.7%

228

228件の67.9%=155

73

工業会

30.1%

14.8%

49.3%

98

98件の27.5%=27

71

 

問題ありの研究論文数と問題なしの研究論文数の割合は、55.644.2となる。

ネットにある解釈と、上の表にまとめた結果からの解釈は、一致しているとは言えるか

 

 

*電磁波の健康影響に関する本の案内  >>詳しくは こちらへ <<


BEMSJの2冊目の本「電磁波の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性」は東京電機大学出版局から、2004620日に刊行になりました。

この本は、永野秀雄著「電磁波訴訟の判例と理論 米国の現状と日本の展望」(20082月、三和書房より刊行)の中で、その6ページに「わが国において電磁波に起因する健康影響について論じた文献はかなりの数にのぼる・・・・・(略)・・・・電磁波の健康への影響に関して、科学者の立場から、基本的な問題を総覧した最近の良書として、三浦正悦「電磁界の健康影響 − 工学的・科学的アプローチの必要性」(東京電機大学出版局 2004年)がある。」と紹介されました。
非常に嬉しいことです。

 

*別館の案内


私のWEBの別館として、「電気と切手の世界」をオープンしました。
電磁波と電気は密接な関係にありますが、 電気と切手は? はい、それでは  >> 詳しくはこちらへ <<


*おことわり

本講座の内容は、BEMSJが収集した/収集できた学術論文やその他各種情報を基に、BEMSJが理解できた範囲で、できるだけ正確に、公正に、科学的に、同時にBEMSJの意見も追加して、まとめてあります。
判りやすさにかなり重点を置いていますので、学術的な正確性からはちょっと疑義のある表現になっている箇所もあります。 
専門家の皆さんから見れば、おかしいと言われるかも知れませんが、あしからず ご了承願います。
正確性などには十分留意していますが、
記載の内容に誤りがあった場合の責任は、このサイトの記載内容を修正・加筆・削除するにとどめます。


*更新などの記録:

最初の作成と公開 : 2002−3−20

2002−6−27  アクセスカウント数の累計が5.000件を超えました。 感謝。  開設後3ヶ月と1週間
2002−8−19 Gooのカテゴリーに登録 健康と医学と美容>医学全般>総合情報に
2002−9−30 アクセスカウント数の累計が10,000件を超えました。 感謝。  開設後6ヶ月と10
2002−12−3 アクセスカウント数の累計が15,000件を超えました。 感謝。  開設後8ヶ月と2週間 
2003− 2−1 アクセスカウント数の累計が20,000件を超えました。 感謝。  開設後10ヶ月と10日 
2003−3−20 開設後1年経過 アクセスカウントの累計は24,753件となりました。 感謝。
2003−5−21 開設後1年と2ヶ月で アクセスカウントの累計は30,105件と3万件を超えました。 感謝
2003−7−20 開設後1年と4ヶ月で、アクセスカウントの累計は35028件と3.5万件を超えました。 感謝。
2003−10−9 開設後16ヶ月と20日でアクセスカウントの累計は40,032件と4万件を超えました。感謝。
2004− 1 1 開設後1年と9ヶ月と10日で、アクセスカウントの累計は45,011件と4.5万件を超えました。感謝。
2004−3−20 開設後2年経過 アクセスカウントの累計は49,784件となりました。 感謝。5万件にあと一歩。
2004−3−24 開設後2年と4日でアクセスカウントの累計が50,022と5万件を超えました。感謝。

2004年     Googleのディレクトリーに登録 健康>公衆衛生・安全 に 
2004年7月  Yahooのカテゴリーに登録  健康と医学 > 環境と健康 > 電磁波による健康問題に
2004−7−12 開設後2年と3ヶ月半で、アクセスカウントの累計は60,043件と6万件を超えました。感謝。
2004−9−20 開設後2年と6ヶ月で、アクセスカウントの累計は70,072件と7万件を超えました。 感謝。
2004−11−24 開設後28ヶ月と5日でアクセスカウントの累計は8,0014件と8万件を超えました。 感謝
2005−2−7  開設後210ヶ月と半月で、アクセスカウントの累計は90,132件と9万件を超えました。 感謝
2005−3−20 開設後3年経過しました。 アクセスカウントの累計は95,295件となりました。 感謝
2005−4−12 開設後3年と20日で、アクセスカウントの累計は100.017件と、10万件を超えました。 感謝

2005−6−11 開設後3年と2ヶ月と20日で、アクセスカウントの累計は111,193件と、11万件を超えました。 感謝
2005−8−19 開設後3年と5ヶ月で、アクセスカウントの累計は120,344件と12万件を超えました。 感謝
2005−10-17 開設後3年と7ヶ月で、アクセスカウントの累計は130,207件と13万件を超えました。 感謝
2005−12−17 開設後3年と約9ヶ月で、アクセルカウントの累計は140,085と14万件を超えました。 感謝 
2006−2−24 開設後3年と11ヶ月で、アクセスカウントの累計は150,081件と15万件を超えました。 感謝

2006−3−20 開設後4年経過 アクセスカウントの累計は153,882件となりました。 感謝
2006−5−13 開設後4年と2ヶ月弱で、アクセスカウントの累計は160,06316万件を超えました。 感謝
 ウーマンエキサイトのカテゴリー 健康と医療 > 健康全般 > 総合情報、ニュースに登録
 フレッシュアイのカテゴリー 健康・医療 > 環境・衛生 > 公害・健康被害 > 電磁波 にサイト登録  http://www.fresheye.com/
 エキサイトのカテゴリー 健康と医療 > 健康全般 > 総合情報、ニュースに登録 http://www.excite.co.jp/
 Live Doorの登録サイト 教育・学習 >自然科学・技術 >環境 >公害・化学アレルギー問題 >電磁波 に登録
2006−9−7 開設後4年と6ヶ月半で、累計のアクセスカウントは170,005件と17万件を超えました。 感謝。
2007−1−7 開設後4年と10ヶ月半で累計のアクセスカウントは180,086件と18万件を超えました。 感謝 
2007−3−23 開設後5年経過 アクセスカウントの累計は186,543件となりました。 感謝 
 
5年目にあたる320日はジュネーブに行っていましたので、アクセスができませんでした。
2007−5−18 開設後5年と2ヶ月で累計のアクセスカウントは19,0022件と19万件を超えました。感謝。
2007−9−27 開設後5年と6ヶ月で累計のアクセスカウントは20,014件と20万件を超えました。 感謝。

2008−2−20 開設後5年と11ヶ月で累計のアクセスカウントは21,0077件と21万件を超えました。 感謝
2008−3−20 開設後6年を経過 累計のアクセスカウントは21,1964件となりました。 感謝。
2008−8−6 開設後84ヶ月半で、累計のアクセスカウントは22,0018件となり、22万件を超えました。 感謝。
 Biglobeの登録サイト 健康と医療> その他  に登録  http://search.biglobe.ne.jp/dir/cat/health/ 
2009−2−11 開設後610ヶ月半経過 累計のアクセスカウントは230,02323万件を超えました。 感謝
2009−3−20 開設後7年経過 累計のアクセスカウントは23,2683件となりました。 感謝。

2009−10−21 開設後7年と7ヶ月で累計のアクセスカウントは250,055件となり、25万件を超えました。 感謝。
 
250,000件のキリ番は富山県のU氏がゲットしました。記念にBEMSJの著書を贈りました。 
 
25000件のアクセスの画像です。

  250,000件目のアクセス

2010−3−20 開設後8年経過 累計のアクセスカウントは257,311件となりました、 感謝。
2010−5−23 開設後8年と約2ヶ月で累計のアクセスカウントは260,040と、26万件を超えました。 感謝。
2011−1−29 開設後8年と10か月で、累計アクセス数は270,063件と、27万件を超えました。  感謝
2011−3−21 開設後9年経過 累計のアクセスカウントは272,304件となりました。 感謝。
 秋田魁新聞社のサイト さきがけon the WEB のカテゴリー登録  健康・医療>環境・衛生>公害・健康被害>電磁波 に登録されていました。 
 http://www.sakigake.jp/dir/1/6/76/555/16435/1 
2011−7−16 気がつくと、GoogleのPageランク評価はこれまでは4/10であったものが、5/10にランクアップしていました。
2011−8−11 確認したら、GoogleのPageランク評価は4/10に戻っていました。
2011−11−8 開設後9年と8が月余で累計のアクセスカウントは280,04328万件を超えました。 感謝。
2012−3−21 開設後10年経過 累計のアクセスカウントは284,055件となっています。 感謝。
2012−10−25 開設後10年と7か月で、累計のアクセスカウントは290,046件と29万件を超えました。 感謝

2012−11−17 ふとみると、GoogleのPageランク評価はこれまでは4/10であったものが、5/10にランクアップしていました。
2013−3−21 開設後11年経過 累計のアクセスカウントは294,618件となっています。 感謝。
2013−10−2 開設後11年と6ヶ月で累計のアクセスカウントは300,004件となり、30万件を超えました。 感謝。
 
300,000件のキリ番は愛知県のK氏がゲットしました。記念にBEMSJの著書を贈りました。 
 
30万件目のアクセスの画像です。

  300,000件目のアクセス


2016−6−24 ニフティのサービス変更に伴い、URLを変更
2016−11−10 ニフティのサービス変更に伴い、アクセスカウンタの停止



以下は開設から201611月までのアクセスカウンタの累計のデータです。

 





最初の作成と公開 : 2002−3−20
1回目更新(修正):2002− 3−27
 30回目の更新: 2002− 6−28 (更新事項の案内は割愛)
 50回目の更新: 2002− 8−24 (更新事項の案内は割愛)
 70回目の更新: 2002−12− 2 (更新事項の案内は割愛)
 75回目の更新: 2002−12−30 (更新事項の案内は割愛)
100回目の更新: 2003−10− 5 (更新事項の案内は割愛)
125回目の更新: 2004− 6− 7 (更新事項の案内は割愛) サイトの容量は15MBを超えました。
150回目の更新: 2004− 9−26 (更新事項の案内は割愛)
175回目の更新: 2005− 1−25 (更新事項の案内は割愛)
200回目の更新: 2005− 5−28 (更新事項の案内は割愛)
225回目の更新: 2005− 8−15 (更新事項の案内は割愛)
250目目の更新: 2006− 3−16 (更新事項の案内は割愛) 開設後4年間で合計250回の更新です。
275回目の更新: 2006− 5−29 (更新事項の案内は割愛)
300回目の更新: 2006−11−28 (更新事項の案内は割愛)
325回目の更新: 2007− 2− 3 (更新事項の案内は割愛)
350回目の更新: 2007− 6−10 (更新事項の案内は割愛)
375回目の更新: 2007− 9− 1 (更新事項の案内は割愛)
400回目の更新: 2007−12−30 (更新事項の案内は割愛)
425回目の更新: 2008− 4−29 (更新事項の案内は割愛) 開設後約6年で合計425回の更新です。
450回目の更新: 2008−10− 1 (更新事項の案内は割愛)
475回目の更新: 2009− 2− 4 (更新事項の案内は割愛)
500回目の更新: 2009− 4−12 (更新事項の案内は割愛) 開設後約7年で合計500回の更新です。
525回目の更新: 2009− 5−23 (更新事項の案内は割愛)
550回目の更新: 2009−07−02 (更新事項の案内は割愛) 20094月以降、更新の頻度を上げています。
575回目の更新: 2009−08−15 (更新事項の案内は割愛)
600回目の更新: 2009−10−22 (更新事項の案内は割愛)
625回目の更新: 2009−11−24 (更新事項の案内は割愛)
650回目の更新: 2010− 1−16 (更新事項の案内は割愛)
675回目の更新: 2010− 3−23 (更新事項の案内は割愛) 開設後約8年で、合計675回の更新です。 この1年間で約175回の更新
700回目の更新: 2010− 5−27 (更新事項の案内は割愛)
725回目の更新: 2010− 8−17 (更新事項の案内は割愛)
750回目の更新: 2010−12−30 (更新事項の案内は割愛)
775回目の更新: 2011− 1−23 (更新事項の案内は割愛)
800回目の更新: 2011― 3−22 (更新事項の案内は割愛) 開設後約9年で、合計800回の更新です。 この1年間で125回の更新
825回目の更新: 2011― 5−12 (更新事項の案内は割愛)
850回目の更新: 2011− 9− 7 (更新事項の案内は割愛)
875回目の更新: 2011−10− 7 (更新事項の案内は割愛)
900回目の更新: 2011−12− 9 (更新事項の案内は割愛)
925回目の更新: 2012− 3−24 (更新事項の案内は割愛) 開設後約10年で、合計925回の更新です。 この1年間で125回の更新
950回目の更新: 2012− 5−17 (更新事項の案内は割愛)
975回目の更新: 2012− 6−15 (更新事項の案内は割愛)
1000回目の更新:2012− 8−31 (更新事項の案内は割愛) 更新回数は1000回を超えました。
1025回目の更新:2012−11−21 (更新事項の案内は割愛)
1050回目の更新:2012−12−21 (更新事項の案内は割愛)
1075回目の更新:2013− 1−28 (更新事項の案内は割愛)
1100回目の更新:2013− 2−17 (更新事項の案内は割愛)
1125回目の更新:2013− 3− 5 (更新事項の案内は割愛) 更新の頻度を上げています。
1150回目の更新:2013− 3−26 (更新事項の案内は割愛) 開設後約11年で、合計1150回の更新です。この1年間で225回の更新
1175回目の更新:2013− 4−26 (更新事項の案内は割愛)
1200回目の更新:2013− 6−16 (更新事項の案内は割愛)
1225回目の更新:2013− 7−28 (更新事項の案内は割愛)
1250回目の更新:2013− 9−16 (更新事項の案内は割愛)
1275回目の更新:2014− 1− 8 (更新事項の案内は割愛)
1300回目の更新:2014− 2−23 (更新事項の案内は割愛)開設後約12年弱で、合計1300回の更新です。この1年間で150回の更新
1325回目の更新:2014− 4−23 (更新事項の案内は割愛)
1350回目の更新:2014−12−01 (更新事項の案内は割愛)

1375回目の更新:2014−12−28 (更新事項の案内は割愛)
1400回目の更新:2015− 1−27 (更新事項の案内は割愛)
1425回目の更新:2015− 2−21 (更新事項の案内は割愛)開設後約13年弱で、合計1425回の更新です。この1年間では125回の更新
1450回目の更新:2015− 4−27 (更新事項の案内は割愛)
1475回目の更新:2015− 7−17 (更新事項の案内は割愛)
1500回目の更新:2015−10−23 (更新事項の案内は割愛)
1525回目の更新:2015−12− 6 (更新事項の案内は割愛)
1550回目の更新:2016− 1−27 (更新事項の案内は割愛)
1575回目の更新:2016− 3−11 (更新事項の案内は割愛)開設後約14年弱で、合計1575回の更新です。この1年間では150回の更新
1600回目の更新:2016− 4− 1 (更新事項の案内は割愛)
1625回目の更新:2016− 6−14 (更新事項の案内は割愛)
1626回目の更新:2016− 6−24 Niftyのシステムの変更に伴って、URLを変更
1650回目の更新:2017− 1− 2 (更新事項の案内は割愛)
1675回目の更新:2017− 2−17 (更新事項の案内は割愛)
1700回目の更新:2017− 3−11 (更新事項の案内は割愛)開設後15年弱で、合計1700回の更新です。この1年間では125回の更新
1725回目の更新:2017−05− 3 (更新事項の案内は割愛)
1750回目の更新:2017−07−19 (更新事項の案内は割愛)
1775回目の更新:2017−09−27 (更新事項の案内は割愛)
1796回目の更新:2017−10−18 (更新事項の案内は割愛)

 

 

        玄関に戻る

このサイトの更新事項の案内は割愛しています。
もし、頻繁にこのサイトを見ていただいている方で、更新情報(どこを更新したか)が欲しい方がおられれば、電子メールでの案内は可能です。
希望があれば、BEMSJ (vyj01354@nifty.ne.jp 「全て全角」を半角に戻してください。 メールアドレスの01354は数字です)まで 電子メールを入れてください。