その他の資料(3) 関連文献の紹介などのコーナ   


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最終更新:2019−1−1

1.関連文献の紹介
2.脱・電脳生活を読んで 
3.船瀬本「あぶない電磁波」にも誤り
4.R・ベッカー著、舟瀬俊介訳 ”クロス・カレント”を 読んでの疑問点
4A.ベッカー著「クロス・カレント」の誤りを示す論拠 地磁気の日変化のデータ
5.「2020年電力九社崩壊の日」の読後感
6.電気学会の電磁波の解説本
7.全国労働衛生団体連合会のVDT作業の本 
8.携帯電話のアンテナの本の紹介 
9.電磁波と健康の書籍の刊行状況 2000年 
10.電磁波と健康の書籍の刊行状況 2005

11.大朏本「検証・電磁波問題 携帯電話で脳は破壊されるか」の紹介
12.安井至本の紹介−1
13.安井至本の紹介−2
14.山崎智義著「あなたの健康が危ない」にも誤り
15.橋本政和本「もう電磁波は怖くない」の課題
16.含蓄のある吉本著「生体と電磁波」
17.征木本「人体を冒す 電磁波の恐怖」も今ひとつ

18.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−1
19.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−2
20.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−3
21.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−4
21A全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−5(2008年)
21B.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−6(2009年
21C全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−7(2010年)
21D全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−8(2011年)
21E.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−9(2012年)
21F.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−10(2013年)
21G全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−11(2014年)
21H.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−12(2015年)
全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−13(2016年)
21J.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−14(2017年)

22.「建築ジャーナル」2005年6月号に電磁波の健康影響に関する特集記事にも誤り
23.田路嘉秀著「診療こぼれ話」の中にあった「携帯電話と医療機器」の記事
24.船瀬俊介著 三五館発行 「新版・やっぱり危ないIH調理器」の誤り
24A.船瀬俊介著 三五館発行 「もしも、IH調理器を使っていたら」の誤り
24B.船瀬俊介著 三五館発行 「真実は損するオール電化住宅」2009年も面白くない

25.Babycomのムック第1巻「特集:電磁波」いまひとつ

26.植田武智著「しのびよる電磁波汚染」(コモンズ 2007年)を読んで
27.懸樋哲夫著 IH調理器と電磁波被害 三五館 2005年発行を読んで
28.植田武智著「IH調理器を買う前に必ず読む本」2007年を読んで
29.土田直樹著 「オールアース時代がやってくる 」本を読んで
30.大久保貞利著「誰にでもわかる電磁波問題」に大きな誤り
31.エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら訳「電磁場からどう身を守るか」を読んで
32.エレン・シュガーマン著「電磁場からどう身を守るか」(天笠啓祐ら訳2000年緑風出版)に紹介されたRS Linの研究
33.日本住宅新聞の記事にある宮田幹夫論は正しいか?
34.間接的に参考になる本 ショウジョバエやDNAの解説本
35.電磁波関連のWEBのGoogleによる評価
35A.電磁波関連のWEBの検索結果

36.カーロ著「携帯電話 その電磁波は安全か」の紹介
37.懸樋哲夫著「デジタル公害 ケータイ・ネットの環境破壊」にも誤り
38.黒薮哲哉著「あぶない! あなたのそばの携帯基地局」(2010年)を読んで 
39.「電磁波恐怖マニュアル」を読んで
40.大槻彰著の「木炭パワーのすべて」の誤り
41.ポーク著「インチキ ブドー サイエンス」を読んで
42.「マインド・コントロールの拡張」を読んで

43.矢部武著「携帯電磁波の人体影響」集英社新書2010年発行 を読んで
44.金子暖著「電磁波を感じてしまうあなたへ」 を読んで
45.電磁波市民研究会 編「暮らしの中の電磁波測定」2006年 緑風出版発行を読んで
46.古庄弘枝著「見えない汚染 「電磁波」から身を守る」講談社+α新書2010年発行を読んで
47.荻野晃也著 プロブレムQ&A 危ない携帯電話 2002年緑風出版発行を読んで
48.植田氏の論の誤り:「安全性評価、たった一匹だけで判断 総務省にデータ偽造の疑い」は誤り
49.荻野晃也著健康を脅かす電磁波 緑風出版2007年発行を読んで
50.船瀬俊介著「電磁波被爆」双葉社2003年発行を読んで

51.WEBにある情報の誤り:中越産業の電磁波WEB
52.藤井佳朗著「歯科からの電磁波対策 携帯電話は体に悪いのか?」を読んで
53.式部啓ら編「電磁界の健康影響 その安全性を検証する」1999年文光堂発行を読んで
54.ブローダー著「死の電流」を読んで
55.宮越順二著「電磁場生命科学」2005年京都大学出版会発行を読んで
56.上野照剛・重光司ら編「生体と電磁界」を読んで
57.平成10年 電気学会発行 「電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題」を読んで
58.電気学会電磁波本2003年発行案内
59.薦められない「脳の力を高める」本
60.現代書林2003年発行 大形郁夫著 ゲルマニウム‐奇跡の医療ミネラルを読んで
61.安全工学2017年に掲載された後藤隆雄の電力ケーブルに関する論文の疑問点
62.荻野晃也著「身の回りの電磁波被曝」2019年緑風出版発行を読んで
63.マーティン・ブランク (著)「携帯電話と脳腫瘍の関係 ついに科学が明らかにした」を読んで

 

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1.関連文献の紹介

1)久保田博南 著 「電気システムとしての人体」 講談社ブルーバックス 2001年発行
  人の体は電気で動いていることを解説した本。
  電磁波の健康影響を考える時に、外部から人に電磁波が加わると、電磁波によって体内に誘導電流が流れたり、電界が発生したりする。 
  こうした誘導電流による影響を考える時に、人体がもともと電気で動いていることを勘案する必要がある。

2)大森豊明 著 「電磁気と生体」 1987年 日刊工業新聞社
  全般を概説。わかりやすい技術者向けの解説書。
  だだし、内容がやや古くなっているが 電磁波の生体影響の基礎を知るには有用な本。
  偶然に本屋で手にしたこの本は、筆者にとっては電磁波の読書開始のきっかけとなった本。

3)江上信雄 著 「生きものと放射線‐電離放射線について」 1976年 東京大学出版会

  医学部の学生向けの一般教養書。 電離放射線の限度の決め方に詳しい。

4)徳丸仁 著 「電磁波は危なくないか」 ブルーバックス 講談社。 1989年 
  慶応大学の学者らしく公正に書いている。 判りやすい本。

5)吉永良正 著 「電磁波は危ない」 1989年 光文社
  こちらは科学ジャーナリストの本。 4と読み比べると面白い。 判りやすい本。

6)近藤宗平 著 「人は放射線になぜ弱いか?」 1991年 講談社ブルーバックス

  微量名放射線のよい影響である放射線ホルミシスの話を含む。 原爆の追跡調査結果も報告。

7)志賀健等 偏 「磁場の生体への影響」 1991年 てらぺいあ社

  細胞レベルの研究から始まる完全な医学専門書、 内容は高度で極めて難解。

8)草間朋子 著 「放射能 見えない危険」 読売科学選書 1990年 読売新聞社
  放射線の危険に関してわかりやすい。
  例:人体の被爆は外部の宇宙線等の2倍以上の放射線を体内のカリウム等から自己被爆を受けている。 

9)電気学会・高周波電磁界の生体効果に関する計測技術調査専門委員会・偏 「電磁界の生体効果と計測」 1995年 コロナ社
  静電界から低周波電磁界までの生体影響を取りまとめた本。 技術屋向けには最適な本。公正に纏めてある。

10)電気学会 電磁界生体影響問題調査特別委員会 編 「電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題」 平成10年1998年10月発行。

 低周波を中心としたレビュー。 最新の情報を纏めてある。 ちょっと難解な面もあるが、良い参考書。

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2.脱・電脳生活を読んで  

 

マイケル・シャリス著 田中靖夫訳 脱・電脳生活 (原題はThe electric shock book)1992年工作舎発行 
ISBN4ー87502ー194ー1 
を読み終わりましたので、内容等を紹介します。

人間を癒す電気の力、人間を侵す電気の力 という言葉が表紙の帯に書かれています。
脱・電脳ということで主としてVDT関連かと思いましたが、全11章中1章だけがコンピュータ関係で、日本語の書名が正しく翻訳されていないようです。 
どちらかといえば、ブロード著テクノストレスのような本と期待して神田の古本屋で購入しました。 

かなり奇抜な意見を書いています。
私も理解に苦しみました。途中で理解できなくなって、ほうり出そうとしました。  
何とか最後まで読みました。従って皆さんに推奨するとは言えません。 その中でちょっと参考になるところを紹介します。 

電磁波過敏症の症例も紹介されています。アレルギー体質と過敏症の関係も論じています。 

また乾燥した欧州に住む人は体に静電気が溜り易いのですが、この静電気の帯電が異常で電気製品を壊してしまう様なケースや、静電気による電気過敏症も紹介されています。 

高圧送電線と健康影響の問題で、英国で問題となったフィシュポンドのケースにも言及。(このフィッシュポンドの件の詳細は私も知りません) 

"
フィシュポンドの村人達の中には、空気が湿っていて風が強いと症状が酷くなる人がいる。"  
"
地勢や風土、鉄塔の存在によって当地は陽イオンが蓄積され易くなっているが、村人の健康が損なわれているのはそれが一因であろう。" ということが書かれていました。 

これは磁気に着目している従来の視点にはない感覚であると思います。プラスイオンが健康に悪いといっています。 
(ほんとうでしょうか?) 

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3.船瀬本「あぶない電磁波」にも誤り

三一書房から1996年に発行された船瀬俊介著「あぶない電磁波」という本を最近になって読みました。 
良い本ですが、誤りもあります。 

その1例は、P142にあります。 
パソコンのモニターの画面から操作者は、サンフランシスコ市条例の規定では、1m離れなければならない ということを図入りで説明してある個所です。 
この著者はサンフランシスコ市条例の原文に触れてから、この本を記述しているのでしょうか? 

このVDTに関するサンフランシスコ市条例は、American Legal Publishing's Online LibraryのWEBに公開されています。

URLはhttp://www.amlegal.com/sanfrancisco_ca/lpext.dll/Infobase7/b79?f=templates&fn=document-frame.htm&q=article%2023&x=Simple&2.0#LPHit1  です。

これによれば、VDTからは正面ではなく、後ろや側面からの電磁波漏洩が強い可能性がある、 そこで、側面や後面から1mは離れる ことを提案しています。 正面から1m離れることを要求はしていません。 

市条例の規定は、「以上のようなことを含めて作業環境における電磁波の問題、機器の配列を如何にすべきか、等を専門委員会に検討することを諮問せよ」という条文です。 
よって、厳密には側面などからも1m離れることを規定している訳ではありません。 

さらに、このサンフランシスコ市条例は、199012月に発行されましたが、翌年の1991年年には、こうした人間工学的な要求事項は市条例などで規定されるべきではない、カリフォルニア州の労働安全衛生の観点から、州レベルで決めなければならないとなり、サンフランシスコ市のこの条例は死んでしまっています。
このサンフランシスコ市条例は非常に短命で終わってしまった法令です。 

本にけちをつけるつもりはありませんが、誤った記述もあるようなので、こうした本を読む時に、すべてを鵜呑みにはできないようです。 

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4.R・ベッカー著 船瀬俊介訳”クロス・カレント”を読んでの疑問点

  作成:1994831

この本はわかりやすく、面白い電磁波の健康影響に関する啓蒙書であるが、以下のような疑問点も多数有り、ベッカーの論を鵜呑みにはできない。

1)P32 後から4行目 
免疫システムの働きを高めるといわれている電磁波エネルギー医学の組織的な研究を始めなければならない。”
とあるが、

本章では電磁波は全般的に悪玉として書かれている事と、この文とは相容れないのではないか?

2)P38 4行目
松果体は脳の中でも 地磁気に対して最も敏感名部分である”、と。

これはどのような知見によるものか?蜜蜂は地磁気にたいして感受性が高いという学術論文はある。
蜜蜂は脳の中に磁性体があって、それが地磁気のセンサーとなっているのかも知れない。
蜜蜂の松果体が地磁気センサーとして働いているという知見は? ヒトは?

3)P57 3行目
一日周期の、この電磁波強度の上下動こそ、生物学的リズムの源となっている。”と。 

これはどのような学術的な論文を基にかかれている?ヒトの本来の周日リズムは25時間になっている、これが太陽光などによって24時間でリセットされているといわれていることが、一般解。 60Hzの電界がヒトの周日リズムに影響するという論文はある。
地磁気の周日変動が生物の周日リズムの源とは、どのような根拠による?

4)P86 1行目
地磁気の磁場の強度は平均して約2分の1ガウスである。一日の変動量は0.1ガウス以内である。”

この一日の変動量0.1ガウスという数字は?  地磁気の日日の変動は地磁気の僅か0.1%程度です。
地磁気を0.5ガウスとして,日日の変動量は僅か0.0005ガウス程度です。
地磁気の日々の変動が生体のリズムを・・・・というこの著作の基本の一つが完全に崩れてしまいます。

以下はある本に紹介されていた地磁気の日日変動の例です。

 



5)P109 12行目”人類が起こした人工的な磁極の反転は・・・・”は、

地磁気は一定の直流磁場であるが、人工的に作成され問題視されている磁場は変動する交流磁場である。
送電線等から洩れでている交流磁場のその強度は地磁気の強度に比べれば100分の1程度である。
著者はこの磁場の強度、変動する磁場か静的な磁場・・・・混同している?

6)P124 14行目”ワシントン大学における実験は照射された動物の発癌と感染症の発生件数をはっきりと減らす為に、故意に計画されたものだと 結論する以外にはありえない。”と。

この考えは科学者の立場では疑問がある。
まず、もろもろの交絡因子を除外する為に無菌で行うのが正しい。
その後、電磁波とその他の植物・・・薬品等との組合せでの実験に移るのが正統な科学者である。

7)P138 5行目”サイグイン・・・・超高圧送電線が発生している電磁波の百万分の1の強さに過ぎないのだ。”と。

電磁波を考える時、電界強度、磁界強度、電力密度なのかをきちんと判別して考える必要がある。
著者はこれらを混同している。
サイグインの場合と高圧送電線の場合はきちんと分けて、それぞれなにが重要かを判断する必要がある。
サイグインは低周波の電波輻射を目的としており、輻射電力が重要。
一方、超高圧送電線は電圧が高いが、電波の輻射能力はない。こうした点を混同している。


8)P205 4〜8行目
この部分は、電波の伝播(地球上の電離層による電波反射による電波伝播距離の増減による受信不能)と、混信を防ぐ為に送信・受信に利用されている周波数選別の為の共振回路を利用していることと、混同している。

9)P224 12行目以降
1887年Swedenで・・・・”

これは1986年にSTOCKHOLMで開催されたWWDUのことで、発表論文集が1987年に発行されたことをいっていると思う。
この本を入手し読んだ。問題のあるというレポートは著者が例示するポーランドの研究結果だけで、その他の同類の論文はいずれも問題なし、というものであった。
著者はWWDUの本を例に取り上げながら、なぜ問題のないという報告もあるということを紹介していないのでしょうか?

10)P226 11ー12行に対するコメント
VDTと異常妊娠に関する大規模で綿密に計画された疫学調査が1985年から実施されて、1991年のアメリカの医学誌に発表されている。
原著の発行には間に合わなかった。この研究結果では問題はない、と結論されている

11)P143 5行目
身の回りに普通に存在する線量でも人間のガン細胞の成長を加速させる。そして、幼児の発癌を促進する。”と 

断定されているが、その根拠となる研究論文等は? 可能性があることは指摘されていることは事実、 しかし、まだ”断定”迄に至っていないのではないか!

12)P163 12行目
松果体・・・・これは磁気感応器官である。”
とあります。

人間の松果体が磁気感応器官であるとの根拠となっている原論文は?

13)P198 3行目 
より高い周波数を復調することができる我々の体”とある。

これはどのような知見による?

14)P199 8行目
サイクロトロン共鳴理論を支持するものであった”と。

サイクロトロン共鳴を支持しない論文もあります。

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4A.ベッカー著「クロス・カレント」の誤りを示す論拠

記:2013−6−3

地磁気の日変化 柿岡観測所のデータ
気象庁地磁気観測所(柿岡)のWEBにあった地磁気の日変化の最近データを以下に示す。
http://www.kakioka-jma.go.jp/

毎日の観測データが公開されている。
右側に変化の量を示す目盛(矢印)が書かれている。100nTは換算すると1mGである。
地磁気の日変化の傾向は、一定ではない。
夜に高く、昼は低いと言った一定の日変化があれば、ロバート・ベッカーなどが主張するように、人は地磁気の日変化によって、1日の生活リズムを刻んでいると仮定することもできる
が、この柿岡のデータでは明らかにベッカーの論を否定することになる。

 

2013522

 

 2013525

 

 2013529

 

2013530

 

2013531

 

201361

 

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5.2020年電力九社崩壊の日」の読後感

 

現在は一般書店では絶版になってしまいましたが、愛知県瀬戸市?で不動産業を営む藤田幸雄さん著書の「2020年電力九社崩壊の日」イースト・プレス発刊 1993年という本があります。

私もこの本は神田の古書店で見つけて購入、読みました。昔は不毛の土地であったので鉄塔をたてることに合意したが、最近の土地開発によって、鉄塔がある山の土地も経済価値が出てきた。  
しかし鉄塔が有るので経済価値が半減する、土地の開発が有効にできない、 そこで電力会社と鉄塔の土地の事で裁判になる、
この記録的な本と、解釈しました。 

電磁波に関して期待して購入したのですが、 
一般書に書いてあるような事を少し書いてあるだけで、 こと電磁波の問題に関しては何も参考になりませんでした。 
電磁波の健康影響に関する専門家ではない不動産屋さんに、事細かく科学的に電磁波の生体影響を記述しろ と言っても無理かもしれません。

鉄塔の敷設による土地の経済価値に関連するトラブルの記録と、割り切った方がよいかもしれません。 
しかし、本のタイトルと中身はだいぶ乖離していると思いました。 この程度の法廷論争では電力会社の崩壊等はありえないでしょうから。 

ところで、この裁判の結末はどうなったのでしょうか?
どなたか情報を持っている方はおられませんか?
BEMSJ
はこの裁判の結末に関する情報を手に入れるために、この本の発行会社にメールを出し、この本の著者に転送するように依頼しましたが、まったく音信は有りません。(本の発行社からの返信があり、発行から年月が経過し、発行社でも著者と連絡はとれなくなっている、とのことでした。)
中部電力に問い合わせてみました。「民事訴訟に拘わることなので、第3者への情報開示はない」とのことでした。


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6.電気学会の電磁波の解説本

 

先日、新宿の紀伊国屋に寄りました。とある本を探しに行ったのですが、目的の本は見つかりませんでした。
その代わり、電磁波の生体影響に関するパンフレットのような簡易な解説本を見つけました。

書名:電気の暮らしと健康不安電界・磁界の影響はどこまで分かったか  
発行:電気学会 
2001/02
 出版 
厚さ 95p 
 
値段 \900   でした。  興味のある方は本屋で見てください。

私は購入しませんでしたが、電磁波の健康影響に関して、初めて読む本としては薦められる本です。 

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7.全国労働衛生団体連合会のVDT作業の本

 

WEBで見つけた本です。この本は社団法人 全国労働衛生団体連合会から直販されている本で、一般書店では販売されていません。
私は、この本を発注しました。
興味のある方は、パソコンからの電磁波に関する書籍としてだけではなく、産業環境に関する情報源として、参考にされては如何でしょうか?

****************** 
新版VDT健康診断Q&A  
中石 仁・宮尾 克・山口恭平共著 
(社)全国労働衛生団体連合会刊 
定価2,500円  
------------------------------------------------------------
 

【紹介】
VDT作業、すなわちCRTディスプレイ、キーボード等により構成される機器(VDT機器)を使用して、データの入力・検索・照合等、文書の作成・編集・修正、プログラミング等を行う作業は1980年代以降、我が国の事務職場に急速に普及し、

更に液晶やプラズマディスプレイを用いたノート型パソコン、情報端末、携帯電話付き電子手帳等の幅広い機器も広義のVDT機器と見なされ、これらについてそれぞれVDT作業者としての労働衛生管理を行うことが産業医療職にとって焦眉の問題になってきている。 

VDT作業の健康障害・健康影響についての最新の知見(最近何かととりざたされている低周波電磁波の健康障害問題等を含む)を、文献を引いて明らかにし、 

また眼精疲労(目の疲れ)・頚肩腕障害(上肢筋骨格系障害)・ストレス関連症状の発現機序の理解と対処法、適切な作業環境管理、作業管理、健康管理のいわゆる労働衛生3管理の留意点について、具体的に詳述している。 

**************** 


この中に、電磁波の話も出ています。

特記すべきは 
「女性は電磁波予防のエプロンをしてVDT作業をすべきか?」に対して

「健康を守る為と称する電磁波防護用の画面フィルタを装着したり、鉛入りのエプロンをまとったりする必要はありません」とはっきり書いてあります。

 

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8.携帯電話のアンテの本の紹介

 

発行:総合電子出版 1996
藤本京平 監修 「図解 異動通信用 アンテナシステム」 定価 3000円 

携帯電話のハンドセットのアンテナはどうなっているか 
中継基地のアンテナはどうなっているか かなりわかりやすく書かれています。 

判りやすいのですが、工学の素養がないと難しいかもしれません。 人体への影響に関しては殆ど記述はありません。

どのように電波が出ているかをしるには良い本です。私はこれを1日で読み終わりました。 
ダイバシティとか マルチパスとか難解なところは 当然 飛ばし読みです。 

 

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9.電磁波と健康の書籍の刊行状況 2000

 

紀伊国屋WEBDB検索による過去10年間に刊行された電磁波の健康影響関連の発行書籍 
国内刊行物のみ        作成: 2000−10−26  

紀伊国屋WEBDBで「電磁波」というキーワードが入っている書名をリストアップ、
そこからEMCや電磁波工学といった純工学系の書籍を除いたものが以下の書籍数です。

1995年から1997年にかけてはブームの様に年に5冊から7冊の本が刊行されているが、1998年以降は年に1冊程度に落ち着いている。
電磁波健康に関連する出版のブームは終わったと見ることができます。 
各年の本を1冊だけ 紹介してあります。興味のある方は、紀伊国屋のWEBで検索してみて下さい。 

1991年 1件 
電磁波汚染見えない脅威から逃れるすべはあるのか  
大形郁夫 /現代書林 1991/04出版  ¥1,068  

1992年 なし 

1993年 2件 
クロス・カレント電磁波・複合被曝の恐怖  
ロバ−ト・O.ベッカー− /船瀬俊介 /新森書房 1993/12 出版 \1,553   

1994年 なし 

1995年 5件 
あなたを脅かす電磁波 ガンから身を守るために  
荻野晃也 /法政出版 1995/12出版 \1,165   

1996年 7件 
電磁波汚染見えない危険は防げるか
天笠啓祐 /日本実業出版社 1996/12出版  ¥1,359

1997年 7件 
電磁波白書 
大朏博善 /ワック(アスキ−) 1997/05出版  \2,300 

1998年 1件 
あぶない電磁波!(三一新書 ) 続 船瀬俊介 /三一書房 1998/04出版

1999年 なし 

2000年 1件 
ここまできた!環境破壊 
奈須紀幸 /ポプラ社 2000/04出版 \2,800  

色々な本がありますが、有害説(?)を取る船瀬・天笠・荻野の著作と安全説(?)を説く大朏の著作の両方を比べながら読むことを推奨します。 
どうやら真はこの2路線の中間にありそうです。 
そういう私もこれらの本の4分の1位しか読んでいません。 


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10.電磁波と健康の書籍の刊行状況 2005


国会図書館の蔵書検索を利用し、「電磁波」「電磁界」「電磁波」の健康影響に関する単行本の発刊状況を、本のタイトルから判断して、ピックアップした。
作成:  2005−6−9

1995
年―1997年にかけて多数の単行本が発刊され、その後数は減っていたが、小生も本を出したこともあってか、2003年以降 ちょっと増えている。

2005

*船瀬俊介: 
*脳の力を高める・・・・(電磁波汚染) / 家庭栄養研究会.  食べもの通信社, 2005.2

2004
年  4
*電磁界の健康影響 / 三浦正悦. 東京電機大学出版局, 2004.6
*生体と電磁波 / 吉本猛夫.  CQ出版, 2004.5
*電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ[]. 緑風出版, 2004.5
*電磁波・化学物質過敏症対策 / 加藤やすこ[]. 緑風出版, 2004.11.  

2003
年  4
*生体と電磁界 / 上野照剛,重光司,岩坂正和. 学会出版センター, 2003.2
*危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智. コモンズ, 2003.6.
*電磁波を感じてしまうあなたへ / 金子暖. 文芸社, 2003.10
*電磁波被曝 / 船瀬俊介. 双葉社, 2003.11

2002

*携帯電話で脳は破壊されるか / 大朏博善. ワック, 2002.3.
*誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利. 緑風出版, 2002.11

2001

*電力線電磁場被曝 / ポール・ブローダー[]. 緑風出版, 2001.11
*携帯電話 / ジョージ・カーロ,マーティン・シュラム[]. 集英社, 2001.11

2000

*電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン[].  緑風出版, 2000.5
*くらしにあふれる危険な電磁波 / 奈須紀幸[].  ポプラ社, 2000.4.

1999

*電磁界の健康影響 / 武部啓.  文光堂, 1999.10

1998

*あぶない電磁波. / 船瀬俊介.  三一書房, 1998.4.  

1997
年 9
*磁場の健康影響 / 松岡理. 日刊工業新聞社, 1997.3
*科学技術のリスク / H.W.ルイス[]. 昭和堂, 1997.4
*高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク.  増補改訂版. 緑風出版, 1997.7
*電磁波 / 天笠啓祐[]. 現代書館, 1997.2.
*電磁波安全論にだまされるな / 平澤正夫. 洋泉社, 1997.12
*電磁波がわかる本 / 山崎智嘉. 三笠書房, 1997.3.  
*電磁波の恐怖 / 天笠啓祐. 増補版. 晩聲社, 1997.5
*電磁波白書 / 大朏博善. ワック, 1997.5
*電磁波はこわくない / 田中祀捷. 電力新報社, 1997.11

1996
年 8
*あぶない電磁波! / 船瀬俊介. 三一書房, 1996.7.  
*いま、電磁波が危ない / 佐川峻,中原英臣.  サンロード, 1996.7
*図解電磁波恐怖マニュアル / 天笠啓祐とガウス探検隊.  ネスコ, 1996.12
*「超」簡単!谷津教授の電磁波から身体を守る56円療法 / 谷津三雄.  三天書房, 1996.7.
*電磁波汚染 / 天笠啓祐. 日本実業出版社, 1996.12
*電磁波の正体と恐怖 / 小山寿. 河出書房新社, 1996.6.
*電磁波はなぜ恐いか / 天笠啓祐. 増補改訂版. 緑風出版, 1996.5.
*もう電磁波は怖くない / 橋本政和. たま出版, 1996.11

1995
年 6
*電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測技術調査専門委員会. – コロナ社, 1995.2
*あなたを脅かす電磁波 / 荻野晃也. 法政出版, 1995.12.
*ガンと電磁波 / 荻野晃也. 技術と人間, 1995.10
*携帯電話が危ない!! / 征木翔. ベストセラーズ, 1995.8.
*高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク.  緑風出版, 1995.4
*電磁波の恐怖 / 天笠啓祐. 晩声社, 1995.4

1994

* なし

1993

*クロス・カレント / ロバート・O.ベッカー[]. 新森書房, 1993.12
*電磁波はなぜ恐いか / 天笠啓祐. 緑風出版, 1993.10.

1992

* なし

1991

*電磁波汚染 / 大形郁夫. 現代書林, 1991.4

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11.大朏本「検証・電磁波問題 携帯電話で脳は破壊されるか」の紹介

 

私が読み終わった本の紹介です。 作成:2004−1−15
興味のある場合は、は購入して、通勤の途中でも読んで見てください。

大朏博善・著 「検証・電磁波問題 
携帯電話で脳は破壊されるか
2002年3月 ワック株式会社 発行 
ISBN4-89831-508-9 C0234 Y880E  

この本の前書きの部分を紹介します。

******************  ************* 
まえがき

「電磁波って怖いらしいね」 
「ガンになるってホント?

このような会語が日常レベルで交わされるようになって、どのくらい経つだろうか。
まず最初は「高圧送電線の近くに住むとガンになる」、つづいて「携帯電話を使いすぎるとガンになる」、その理由は送電線や携帯電話から出る電磁波だ、という。のである。

送電線は現代社会のエネルギー・インフラとして欠かせない存在であり、携帯電話は今や固定電話の存在を無視するかのような普及率を示している。
ケータイなしの生活なんかもう考えられない、というほど携帯電話機との密着度が高い人もめずらしくない。
もし、これらが原困でガン患者が本当に増えるのだとしたら、社会的な大問題となるに違いない。

それにもかかわらず、電磁波を怖がっている人たちでさえ具体的な情報をもてないでいる。
いや、私にいわせれば、具体的な情報をもとうとしないまま怖がっているといっても過言ではない。
このため「電磁波怖い」話はますます具体性を欠くことになり、本当はどうなのか、という検証に耐えられないまま社会に広まっているという状態だ。

はたして、携帯電話の電波のような微弱な電磁波が、ガンをよぶ“見えない恐怖”となっているのだろうか。
これまで伝えられている電磁波の影響とは、いったい何を示していて、どう対処する必要があるのだろうか。
電磁波問題の歴史と、それにともなって進展してきた電磁波影響の研究を具体的に追うことで、改めて「電磁波間題」の正体を検証してみたい。
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12.安井至本の紹介−1


2002年丸善より出版された安井至・著「環境と健康 誤解・常識・非常識 信じ込んではいませんか?」(定価1700円)を読んでいます。
非常に辛口の環境問題の本です。 皆さんの通勤途中に読む本としてお勧めです。
                   作成: 2004−8−23  

この本では電磁波の健康影響に関する項目もあります。
31:環境医学誤解 電磁波は白血病を増やす
32:環境医学誤解 パソコンも有害電磁波を出す
33:いんちき商品 電磁波防止商品の実態 

この中から32を抜き出しました。以下に示します。 その他の項目に関しては、安井至の本を読んでください。

**************  *****************

C
先生:人体に有害な電磁波、ということで騒がれているものを原因別に述べると、すでに出てきた商用周波数の変動磁場影響、それから、携帯電話。しかし、それ以 外にも、結構パソコンから出てくる電磁波というもの、心配だと思っている人が多いようだ。

A
君:この話の根拠になっているのが、パソコンのモニタ(ブラウン管方式のもの)から出る電磁波というものが問題だからとして、スウェーデンが漏洩電磁波に規制を作ったということから出ていると思います。
B君:確かに。一時期はスウェーデンというか、ヨーロッパの規制値が厳しかったのだが、現在では、日本で売られている商品もヨーロッパ規制値を満足するようなものだけになっているとか。

C
先生:それに、このところ新たにバソコンを買う人は、液晶ディスプレイを買うようだから、問題が無いね。
B
君:電磁波過敏症というものが存在するのだ、という主張が一時期週刊誌に掲載されたことがある。
これは、人問が電磁波を検知することができるか、という問題になるな。

A
君:東京電機大学の斉藤正男教授「人問の細胞が電磁波で多少影響を受けるかもしれない。
しかし・温度や気圧による変化に比べて感度が非常に低い」と、囲み記事が出ていましたね。
しかし、実験で非常に強大な磁界、それも、静磁界だけではなくて、商用周波数の磁場を用いた実験で影響はでない。
上野照剛先生の昔の実験では、電場を感じるとしたら、体毛が動くからといったことのようだったから、まあ、細胞レベルでは電磁波の感受性は無いと仮定して議論すべきでは無いですか。脳血液関門も電磁波の影響は受けないようだし。

B
君:もしも一電磁波過敏症の人が電磁波を感じるとして主張していても、電磁波と同時に出ているものが何か有れば、そちらに反応している可能性も高い。
週刊誌で紹介された例である、コンピュータ・飛行機の液晶テレビ、などに共通の要素は、音か。しかも、耳には聞こえないぐらいの高周波のもの。
飛行機の液晶テレビは駆動電圧も100ボルトではない可能性があり、そんなに電磁波がでるとは思えない。
その液晶テレビがオンになっているかオフかが分かるとしたら、電磁波以外の何かを感じている可能性が高い。
その可能性の1つが、バックライト用の光源である冷陰極管を駆動しているトランスから出る高周波ではないか。

A
君:これも非常に不思議なところなのですが、ハイテク商品というものについては、そのような有害説が大体くっついているのですね。
B
君:バソコンは、一方でマニアが存在し、一方で音痴が存在している。このような適不適がハッキリしている商品には、有害説が出やすいのではないか。

A
君:となると、これは、パソコン嫌いが仕事を押し付けられるのを嫌がってそんな噂を流すということになりませんかね。

C先生:それ以外にも重要な要素があるように思うのだ。電磁波の恐怖を流すことによって・電磁波防止商品なるものが売れる。
これが本当に有効な商品であれば問題はないが・必ずしも有効とは言えないものも多いようだ。
だから、恐怖本→防止商品という、リンクが有って、それが経済的な効果を生むということであれば、これは問題。
次に、電磁波防止商品なるものを切ってみよう


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13.安井至本の紹介−2


読み終わった本の紹介です。
興味のある方は購入して、通勤の途中でも読んで見てください。電磁波に関する章もあります。

安井至・著 「続・環境と健康 誤解・常識・非常識」 
平成15年 丸善(株)発行 ISBN4-621-07141-6 C0040 Y1700E

この本の帯には「がんにならない方法、
やせ薬と電磁波 どっちが危険? CO2・エネルギー 放射線 etc」とある。
かなり辛口の批評が書かれています。
まえがきの部分だけを紹介します。

*************  *************
「環境と健康」の第一巻が発行されたのが、平成14年8月末であった。
身近に起きる環境問題をどのように理解し、どのように行動すべきか。自らの判断で、その行動を決められるには、さまざまな誤解を解いて、問題を読み解くための常識をもって欲しいという思いで、書いたものであった。

確かに、新聞・テレビからの情報だけでは、正しい行動は何かということの判断を下すのが難しい。

特に、テレビというメディアは、威力絶大であるが、すべての状況を説明し、視聴者に判断をゆだねるという番組の作り方がされていないために、どうしても、「テレビに流される」状態になりがちである。

もともと、この本は著者がインタネット上のHPでさまざまな環境情報を提供しており、その濃縮版の紙メディアとして情報発信を試みたものであるが、幸いにして、第一巻がいくつかの週刊誌などに取り上げられ、まずまずの評価をいただけたため、続巻をまとめることになった。

環境の状況は、まさに「生もの」であって、次々と知らない情報が出てくる。
今回も、コラムで取り上げるに留まった、ポテトチップス中に自然にできてしまうアクリルアミドなる有毒物にしても、これまでの人類とポテトチップスの長い付き合いの中で、なぜ分からなかったのだろうか、という現象である。

恐らく、余り悪い作用が無いために、目立たなかったというのが順当な解釈であるが、基準を満たす水1リットル中のアクリルアミドの量が、たった1グラムのボテトチップスで上回るという、まさにとんでもない状況が起きていることが分かったのだ。

ただ、地球全体に影響を与えている人問活動が、今後10年程度でどのような方向性であるか、といった議論は恐らく確定している。
「持続型消費」とは何か、これをキーワードとして、さまざまな対策が取られていくものと思われる。
いよいよ、次世代を考えることが環境問題の真理であるという時代になりそうである。

本書がどのぐらい受け入れられるかどうかとは別に、インタネットによる情報発信はしばらく継続予定なので、何か疑問がありましたらアクセスをしてみてください。

平成14年初冬           安井至


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14.山崎智義著「あなたの健康が危ない」にも誤り

 

1997年に三笠書房から出版された山崎智義著「あなたの健康が危ない 電磁波がわかる本」の古本を入手した。 一読した。
 この本も、奨められない本である。         作成: 2004−3−13 

P
5はじめに の中で 
「こういった話を耳にすれば、誰でも、いったいどれほどの電磁波が身のまわりにあるのか知りたいと思うだろう。
そこで、電磁波の測定器で、身近な電気器具などの磁場を実際に測ってみた。
この測定器は通称ガウスメーター。「ガウス(G)」とは、磁力の大きさを示す単位で、磁力の法則を発見したドイツの数学・物理学者、カール・F・ガウスにちなんでつけられたものである。

まず、はじめに測定したのは、以前から気になっていたわが家の19インチのテレビだ。テレビから1mのところで4ミリガウス、50cmで25ミリガウス、ところが30cmほどまで近づくと100ミリガウス以上にはね上がる。
私のガウスメーターには100ミリガウスまでしか目盛りがないので、これ以上近づけると、針が振り切れてしまう。

加えて、地域単位で大きな問題をひき起こすと考えられる送電線からの電磁波は、30〜50ミリガウス程度でていることも珍しくない。
ここで注意したいのは、世界各国でだされている電磁波の影響についての数々の報告の中でガンや脳腫瘍、白血病などとの関係を問題にされているのが、おもに2ミリガウスとか3ミリガウスという非常に弱い磁場であることだ。

本書では、実際にどのくらいの電磁波が身のまわりにあるのかを知り、そして、どうすれば日常の無用な危険を避けることができるのか考えてみたい。
加えて、現代の杜会全体の今後の課題として、電磁波を減らすことや防ぐこと、さらには不要な電力を使わないということについても見直してみたいと思う。
自分や家族が、とりわけ何の責任も罪もない子どもたちが病気になってからでは、あまりにも遅すぎるのだ。   山崎智嘉」とある。

ここで使用されている電磁界測定器は、トリフィールドメータであり、この本で取り上げられている電磁波は低周波磁界である。
なぜ19インチテレビが近接して測定した場合、100mG以上になるのか、それは、このトリフィールドメータが、正しく磁界を測定していないからである。
こうした誤りが、この著書の発刊の端緒になっているとすれば、トリフィールドメータは罪なことをしていることになる。


この本には、以下の大きな誤りもある。
P
66に
「このカルシウムイオンが、10〜100メガヘルツのあいだの特定の周波数の電磁波で、細胞から異常に流出するというのだ。
この現象は、細胞に窓のような穴が開いて起こることから、「ウインドウ効果」と名づけられている。
「ウインドウ効果」は76年にアメリカのロス・エイディ博士らによって報告され、その報告では「450ヘルツの電波と16ヘルツの電磁波を同調させたときにニワトリやネコの脳細胞からカルシウムイオンが10倍流出した」とされる。」とある。

細胞に窓のような穴が開くのが「ウインドウ効果」ではない。 ここは明らかな誤りである。

450MHzの高周波電波を、16Hzで変調した場合、細胞内から外に向かってカルシウムイオンの流出が起こった。
他の周波数で変調した場合は、そうした変化が無かった。そこで、特定の周波数の範囲でのみ変化が起こるので、「周波数の窓」効果ではないかと、研究者は提唱した、というのが正解である。

P
136で、パソコンからの電磁波に関する記述の中で
「このパソコンディスプレィからの電磁波が大問題なのだ。
このパソコンディスプレィに関しては、世界で基準づくりや規制がはじまりつつある。
たとえば、アメリカ・サンフランシスコ市では、市条例で「ブラウン管式のパソコンディスプレィからは、1m以上離れなさい」と警告しているほどで、パソコンディスプレィの電磁波の危険性について気をつけることは、あたりまえのこととなっている。」と

このサンフランシフコ市条例にある1mの距離は、誤りである。サンフランシスコ市条例では、電磁界の影響を色々と調査して、報告せよという指令を含んでいるが、1mも離れて使用しろとは、書かれていない。
                 

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15.橋本政和本「もう電磁波は怖くない」の課題

作成:  20044−3−15 

たま出版 平成8年(1996年)発行 橋本政和著「もう電磁波は怖くない 有害電磁波防止」を読みました。
この本は、メンタルトレーニングなどを業務としている方が、電磁波の害を防ぐために、防護グッズを考案した。
これが「安心丸」として市販された。
この安心丸を使用すると、色々な電磁波の害が防ぐことができた。だから、安心丸を使用すれば、電磁波は怖くない という論法です。

でも、皆さん ご存知のように、この安心丸は、その電磁波防護効果は不当表示であるとして、公正取引委員会から排除命令を受けて、現在は市場にはありません。
ということから、この本も、現在では薦めることのできない本になっています。


「とにかく電磁波防止と言いながら、データが公表されているものが殆どないのですから、これだけでもとんでもない話しです。
間違いなく電磁波を防止、もしくは中和しているのなら、そのデータがあっても良いはずなのに、全く発表されません。

「判る人に判れば良い」という会社もあります。

そんなばかな話しはありません。提示可能な、納得できるデータがあってこそ、市場に出すことのできる商品のはずです。
いずれにせよ、現状では、電磁波は防げません。よしんば減衰させたとしても、完全なカットは不可能です。
なにしろ磁場に至っては、コンクリートさえも突き抜けてしまうのですから。
カットする為に全てを囲ってしまっても、漏れていたらどうします?
逆に、携帯電話の電磁波を完璧にカットしてしまったとしたら、どうでしょう。そう、電語は通じなくなってしまいます。

電磁波は目に見えません。幽霊のように、あなたにそっと忍び寄るのです。
そしてそれは、電気を使う限り、全ての電気機器から発せられています。
後述のデータを見ていただければお判りいただけると思いますが、私たちは、まるで電子レンジの中で生活しているようなものです。

そのような状況の中で私たちは、「有害」と言われる電磁波を「有益」なエネルギーに転換してしまえば良いと考えました。
どうせ制御できないのなら、浴びても無害なものにできないか。
更に言えば、どうせ浴び続けるのなら、いっそのこと浴びて健康を増進するエネルギーにしてしまえないか。逆転の発想です。」

そして

「早速伊藤氏が作ってくれたのが、ちょっとした金色のチップでした。
これが「安心丸」の原形。

試してみると、確かにトレーニング中のレベルが、安定してきました。
以来このチップは、我々の接する全てのコンピュータを含め、蛍光灯などにも取り付けられました。

いずれにせよ電磁波の影響は蓄積していきます。そして確実に心身を蝕みます。
しかしそれがどのような形態で、いつ現われるかは、神のみぞ知る です。なにしろ電磁波は目に見えないのですから。

我々としても、この電磁波防止の金色のチップは、大いなる福音でした。
伊藤氏の発案・制作は随分前からだったそうですが、これがTERRAと電磁波防止グッズの出会いでした。1993年のことです。

このチップが、ご縁あって大阪のコンサルティング会社である株式会社マインド・フィットネスの小橋氏に渡ったのは、まさしく電磁波間題がクローズアップされ始めた1995年暮れのことです。 」

として、マインド・フィットネスで大々的に、一時期グッズとして売ったのです。
そして、公取から排除命令を受けて、安心丸は消えていったのです。

この本には、以下の誤りもあります。
「どのくらい電磁波が出ているか 
ではこうした電磁波は、それぞれの家庭用電化製晶から、どのくらい出ているのでしょう。
ちなみに日本の基準値は当てになりませんので、この問題については先進国であるスウェーデンの基準を記します。
スウェーデンでは、距離50センチで、磁場の基準値は2.5mG。電場は、25Vm以下が許容隈界とされています。

まず磁場から見ていきましょう。
自分で計った数値もあるのですが、ここでは1996年3月22日号の「SAPIO」の記事から抜粋します。
対象品からの距離は30センチ、*印は5センチで測定しています。

エアコン(窓型)  20 
パソコン   *100以上
コピー 40 
カラーテレビ  20   」 

ここでの誤りは、紹介されている基準はVDTからの電磁界漏洩の基準であり、他の電子機器には適用されていないガイドラインであるにも関わらず、家電製品に適用できるとしている点です。

 以上   

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16.含蓄のある吉本著「生体と電磁波」

 

吉本猛夫・著「生体と電磁波」という本が、CQ出版社から200451日付けで発行された。
大部分が工学的な電磁波の解説で、生体影響に関する記述は少なめです。興味のある方は、最寄りの書店で読んでください。
あとがきの部分は、かなり含蓄を含んでいるので、以下に転記します。
  作成:2004−4−25  

***********  **********
あとがき
電磁波被爆に関するいろいろな問題提起がありますが,因果関係のメカニズムを明確にするというよりも,被爆が疑われる地域とその地域の住民の健康調査に基づいた相関関係や仮説を展開したものが主流のようです.

私は,一味異なったアプローチを試みたつもりです.まえがきにも述べたように,電子工学のエンジニアの切り口で電磁波を総合的に整理し,若いエンジニアや一般の方々に体系化して説明し,電磁波というものを正しく理解していただくよう「教科書になかった電磁気学」を展開しました。
その中で,磁気や静電気の基本的な知識の復習に始まって,徐々に人間や生物とのかかわりに入っていきましたが,アプローチの重点を電磁気学的なメカニズムとその対策において進めてきました.

しかし,電磁気学の枠を出ない限りは「電磁気と生物との関係」の本質を論じることに無理があります。
冒頭に触れたような鳩の磁気感覚などは,電磁気学に精通しているというだけでは説明できませんが,「電磁気と人間との関係」の大部分がこのような説明できないゾーンにあると理解しています.

「電磁気と人間との関係」は「電磁気学と医学(生物学)」の相互乗り入れによって解明されるべき分野なのです.

世の中には,医学にうとい電気エンジニァや,電気のことはわからないというお医者さんが多数派のような気がします.かくいう私も例外ではありません.

その私が「電磁気と人間との関係」を論じることは大変おこがましいことですが,電磁気学を知っていれば多少なりとも「電磁気と人間との関係」に踏み込むことが可能な部分もあります.

本書では「ペースメーカヘの妨害調査」と,SARという携帯電話などからの「頭部への電磁波浸透の試験方法」について,比較的具体的に取り上げました。
実は前者は「電磁気学対電磁気学」の分野,後者は「電磁気学対物理学」の分野という近い関係の学間分野で扱えるテーマでした.

このように本来は「電磁気学と医学(生物学)」が密接に結びついた展開が期待されるテ一マですが,本書ではエレクトロニクスの範疇で話題を展開しており,電磁気と生体との直接の関係については医療の事例や学説の紹介によって,できる限り補ったつもりです.

ところで,本文で紹介した行政による法制化も,実はこの域を出ていないことに注目してください。
例えばSAR,熱効果と非熱効果に分け,とりあえず手をつけることができる熱効果からはじめようというのが,今日の法制化の実態です.

熱効果はすなわち物理学の分野,非熱効果は医学の分野です。
熱効果であるSARをまず法制化したのは,まだまだやらなければならない非熱効果を意識しながらも,手をつけられそうなところから始めようということであって,やっと「緒についた」ということになります.

機器の法規制であるSAR値が基準値をクリアしたからといって,安心してはいけないことはおわかりだと思います.
そもそも世の中の発展は,華やかな部分が独走し,地味な部分が必要に迫られて,しぶしぶ取り上げられるというパターンをたどっているように思います.
自動車の開発競争が火花を散らして進み,ユーザもわれ先に新車を手に入れるのですが,道路の建設は非同期で,交通渋滞は日常茶飯事です.大型家電商品の開発についても然りで,廃棄するときのことは先送りとなり,不法投棄が後を絶ちません。
農産物も生産性重視のツケとして遺伝子問題や農薬対策が後回しになっているように思います.デイーゼル車もかなり普及したあとでの排ガス規制となり,携帯電話も十分普及したあとでのSARの規制です.

すべてがそうであるとはいいませんが,行政が後手、後手になっているところもうかがえます.

さて,本書をお読みになった方から「あんたは一体どう考えているんだ?電磁波は健康にいいのか悪いのか?」と声を荒げた質問が聞こえそうな気がします.
私は,電磁波の功罪の判断を読者白身に委ね,そのための基礎知識を提供したものと考えています。
本文でも述べたように,いまや電磁波は病気の診断に欠かせない存在ですが,それゆえに体と密接な関係があることを証明しているのです.
そしてX線という電磁波を浴びすぎると良くないことも常識になっています.

このような「諸刃の剣」を一刀両断で良いとか悪いとかいえない現実を踏まえ,読者自身が判断するアシストを提供したものとお考えください。
しかし閲違いなく「過度」は禁物です.
「健康のため,携帯電話の使いすぎにご注意ください」というラベルを貼りたい思いです.    
2004
3月   吉本猛夫  

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17.征木本「人体を冒す 電磁波の恐怖」も今ひとつ


作成:2004−6−5

征木翔 著 「人体を冒す 電磁波の恐怖」 1995年 KKベストレラーズ発行 を今頃になって読みました。

この本もそれなりのわかりやすい電磁波の健康影響に関する啓蒙書であるが、以下のような誤りもある。
よってすべての記述をそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。

*P47「地球のN極とS極が逆転した・・・・」の項で、古代に地球上を制覇していた恐竜が滅びたのは地磁気の逆転が原因と、記述している。
コメント:これは、必ずしも正しくない。
研究によれば、地磁気の逆転は40万年に1回の割合で発生している。
したがって、長い恐竜時代に何度も何度も地磁気の逆転が起こっていることになる。

*P138「送電線を水道管や電話線などと一緒に共同溝方式で、組み合わせて地下に埋設するケースが多いが、その場合、水道管などを通して強い磁場が出ることもある」
コメント:共同溝にある送電線から、どうやって水道管に磁界が伝わり、それが外にもれ出るのであろうか?送電線からの磁界を受けて、水道管が鉄であれば、送電線の近傍の水道管には誘導電流が流れる。
それだけである。離れた水道管への誘導電流は少なくなる。 ここは工学的におかしい。

*P148「太陽発電衛星で起こした電力を、宇宙からマイクロ波で送電する方法も研究されている。
だが、マイクロ波は危険きわまりないものだけに、それで超高圧の電力を伝送しようとしていること自体、危険を抱かずにはおられない。」
コメント:宇宙で発電し、そのエネルギーをマイクロ波で送電する場合は、50Hzの送電の場合のような超高圧送電ではない。
送電は必ずしも超高圧で行うとは限らない。ここも正しくない。

*P203「大型テレビほど電磁波の漏出は多い (略) メーカでもその危険度は認めているようで、以前、家電メーカのテレビの説明書には27型の場合は、テレビの設置にはせめて3mの距離を・・・とるように記されていた」
コメント:テレビの場合、画面のちらつきがあるので、画面サイズに応じて離れて見るように、そうしなければ目が疲れる、というのが説明書の真意である。ここも誤りといえる。

*P216「電磁気治療器 体内にはもともと弱い電流が流れているが、肩こりは電流のリズムが狂ったために起こる
コメント:肩こりは血流の流れが悪くなることが原因というのであれば理解できるが、血流ではなく電流のリズムの狂いが原因とは?いかなる医学的な研究によるのであろうか? 疑問である。

*P210「こうした磁気閃光現象は、20Hzあたりの交流磁界のあたりがもっとも活発で、10ミリテスラの微弱な磁界でも発生する。」
コメント:10ミリテスラは100ガウスである。これだけ強い交流磁界は通常の生活空間には存在しない
もしかして、著者は10ミリテスラを10ミリガウスと混同している? ここも誤り。

*P210「米国の電子工業界の専門誌 バイオエレクトロマグネティクス は・・・・」
コメント:バイオエレクトロマグネティクスという雑誌は、電子工業界の雑誌ではなく、電磁波の生体影響に関する世界で唯一の専門学会の雑誌である。
工学と医学の学際的な分野の雑誌である。

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18.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−1

全国の大学・高専・研究機関などの図書館の統合DBを利用して、図書の蔵書検索を行った。
NACSIS Webcat
を利用、電磁波 電磁界 電磁場 で検索し、ヒットした図書のタイトルから健康影響関連と思われる図書を抜き出して、蔵書している図書館の数を調べた。上位25位までを紹介します。 
   作成:2004−6−11 

順位

書籍

蔵書館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著  ワック 1997

425

2

電磁界の健康影響 : その安全性を検証する / 武部啓 [ほか] 編著 文光堂 1999

417

3

科学技術のリスク : 原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著;
宮永一郎訳 昭和堂 1997

234

4

携帯電話で脳は破壊されるか : 検証・電磁波問題 / 大朏博善著 ワック 2002

227

5

電磁界の健康影響 : その安全性を検証する / 武部啓編著 要約版 文光堂 1999

213

6

*電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測技術調査専門委員会編 コロナ社 1995

167

7

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 技術と人間 1995

108

8

携帯電話 : その電磁波は安全か / ジョージ・カーロマーティン・シュラム著 ;
高月園子訳 集英社 2001

104

9

*生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 学会出版センター 2003

86

10

電磁場の健康影響 : 放射線との比較で考える / 松岡理著 日刊工業新聞社 1997

83

11

電磁波 / 天笠啓祐著 勝又進絵 現代書館 1997

82

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 緑風出版 2002

79

13

電磁波はなぜ恐いか : 暮らしの中のハイテク公害 /天笠啓祐著 増補改訂版
緑風出版 1996

78

14

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 晩聲社 1995

76

15

電磁波の正体と恐怖 : 携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著
河出書房新社 1996

68

16

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 増補改訂版 緑風出版 1997

64

17

電磁波汚染 : 見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著 日本実業出版社 1996

62

18

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 三一書房 1996

58

20

電磁波はこわくない : 究極の理解のための12 / 田中祀捷著 電力新報社 1997

58

21

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 .緑風出版 1995

55

22

電磁波はなぜ恐いか : 暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 緑風出版 1993

53

23

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 ; 天笠啓祐 [ほか]
緑風出版 2000

49

24

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 増補版 晩聲社 1997

48

25

電力線電磁場被曝 : 隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著 ;
 
荻野晃也監訳 ; ガウスネット訳 緑風出版 2001

42

*はBEMSJのお薦め、 但し簡単に読める本ではない。


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19.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−2

 

NACSIS全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:  2005−1−10  

順位

書籍

蔵書館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

431

2

電磁界の健康影響 その安全性を検証する /武部啓[ほか] 編著/文光堂 1999

426

3

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著 
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

235

4

携帯電話で脳は破壊されるか 検証・電磁波問題 /大朏博善著 /ワック 2002

234

5

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 /文光堂 1999年 

215

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

170

7

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

108

8

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著 
高月園子訳 / 集英社  2001

105

9

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター  2003

90

10

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

87

11

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 /
東京電機大学 2004

85

12

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

84

13

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 / 日刊工業新聞社 1997

83

14

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著/緑風出版 1996

79

15

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

78

16

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社  1996

69

17

高圧線と電磁波公害 増補改訂版 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版  1997

65

18

電磁波汚染  見えない危険は防げるか /天笠啓祐著/日本実業出版社  1996

62

19

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

58

20

電磁波はこわくない  究極の理解のための12 / 田中祀捷著 / 電力新報社  1997

57

21

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /  緑風出版  1995

56

22

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著/緑風出版 1996

55

23

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり /
吉本猛夫著 / CQ出版  2004

52

24

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社  1997

51

25

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 ; 天笠啓祐 [ほか] /
緑風出版  2000

50

26

電力線電磁場被曝  隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著 ; 荻野晃也監訳 ; ガウスネット訳 / 緑風出版  2001

45

27

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版 2004

38

28

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ  2003

34

29

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著  船瀬俊介訳 / 新森書房  1993

33

30

図解電磁波恐怖マニュアル 電子レンジから携帯電話まで /天笠啓祐, ガウス探検隊 / ネスコ 1996

32

31

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房  1998

28

32

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために / 荻野晃也著 / 法政出版 1995

25

33

電磁波汚染  見えない脅威から逃れるすべはあるのか / 大形郁夫著 / 現代書林  1991

25

34

電磁波被曝  ケータイ・家電が危ない! / 船瀬俊介著 / 双葉社  2003

24

35

ケータイ天国電磁波地獄 / 荻野晃也監修, 「週刊金曜日」編 / 金曜日 1999

22

36

電磁波安全論にだまされるな / 平沢正夫著 / 洋泉社  1997

22

37

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために  改訂版 / 荻野晃也著 /
法政出版  1996

21

38

電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 / 電気学会電磁界生体影響問題調査特別委員会編 / 電気学会  1998

18

39

電磁波が危ない  あなたの脳と体を蝕む「見えない脅威」とは / 吉永良正著 /
光文社  1989

18

40

くらしにあふれる危険な電磁波  / 兜真徳編 / ポプラ社  2000

17

  注: 私の本も入っています。 

 

20.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−3

 

NACSIS全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で横断検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:  2006−1−1  

順位

書籍

蔵書

館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

439

2

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

433

3

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著 
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

241

4

携帯電話で脳は破壊されるか  検証・電磁波問題 /大朏博善著 /ワック 2002

240

5

電磁界の健康影響 その安全性を検証する 要約版/武部啓編著/文光堂 1999年 

219

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

175

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 /
東京電機大学 2004

127

8

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

110

9

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著 
高月園子訳 / 集英社 2001

107

10

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

101

11

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

90

12

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 / 日刊工業新聞社 1997

87

13

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

85

14

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著/緑風出版 1996

82

15

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

79

16

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

72

17

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり /
吉本猛夫著 / CQ出版 2004

69

18

高圧線と電磁波公害 増補改訂版 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1997

66

19

電磁波汚染  見えない危険は防げるか /天笠啓祐著/日本実業出版社 1996

65

20

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学/菊池久一著/せりか書房, 2005

63

21

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

60

22

電磁波はこわくない 究極の理解のための12/田中祀捷著/電力新報社1997

58

23

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版 2004

56

24

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /  緑風出版  1995

55

25

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著/緑風出版 1996

55

26

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社  1997

52

27

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐 [ほか] /
緑風出版 2000

51

28

電力線電磁場被曝  隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著 荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

45

29

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

40

30

図解電磁波恐怖マニュアル 電子レンジから携帯電話まで /天笠啓祐, ガウス探検隊 / ネスコ 1996

36

31

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著 船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

34

32

電磁場生命科学 / 宮越順二編著/京都大学学術出版会 2005

31

33

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

30

34

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために / 荻野晃也著 / 法政出版 1995

27

35

電磁波被曝  ケータイ・家電が危ない! / 船瀬俊介著 / 双葉社 2003

26

36

電磁波汚染  見えない脅威から逃れるすべはあるのか / 大形郁夫著 /
現代書林 1991

25

37

ケータイ天国電磁波地獄 / 荻野晃也監修, 「週刊金曜日」編 / 金曜日 1999

23

38

電磁波安全論にだまされるな / 平沢正夫著 / 洋泉社 1997

23

38

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために  改訂版 / 荻野晃也著 /
法政出版 1996

21

40

電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 / 電気学会電磁界生体影響問題調査特別委員会編 / 電気学会 1998

21

注: 私の本も入っています。

 

21.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−4


NACSIS
全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で横断検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:2007−1−1 

 

順位

書籍

蔵書館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

443

2

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

438

3

携帯電話で脳は破壊されるか  検証・電磁波問題 /大朏博善著 /ワック 2002

246

4

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著 
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

243

5

電磁界の健康影響 その安全性を検証する 要約版/武部啓編著/文光堂 1999

222

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

178

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 /
東京電機大学 2004

143

8

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

111

9

携帯電話  その電磁波は安全か /

ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著  高月園子訳 / 集英社 2001

109

10

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

107

11

電磁場生命科学 / 宮越順二編著 / 京都大学学術出版会 2005

102

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

95

13

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学 / 菊池久一著 /

せりか書房  2005

93

14

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 / 日刊工業新聞社 1997

88

15

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり /

吉本猛夫著 / CQ出版 2004

88

16

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

86

17

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著/緑風出版 1996

85

18

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

81

19

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 /

河出書房新社 1996

72

20

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版 2004

70

21

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全 光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞編集 /南江堂, 1996

69

22

高圧線と電磁波公害 増補改訂版 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1997

67

23

電磁波汚染  見えない危険は防げるか /天笠啓祐著 /日本実業出版社 1996

65

24

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

60

25

電磁波はこわくない 究極の理解のための12/田中祀捷著 /電力新報社1997

58

26

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /  緑風出版  1995

55

27

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著 /緑風出版 1996

55

28

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐 [ほか] /
 
緑風出版 2000

53

29

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社  1997

52

30

電力線電磁場被曝  隠蔽する電力会社と政府 / 

ポール・ブローダー著 荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

47

31

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

47

32

図解電磁波恐怖マニュアル 電子レンジから携帯電話まで /天笠啓祐, ガウス探検隊 / ネスコ 1996

34

33

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著 船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

32

34

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

32

35

あなたを脅かす電磁波 ガンから身を守るために /荻野晃也著/法政出版 1995

28

36

電磁波被曝  ケータイ・家電が危ない! / 船瀬俊介著 / 双葉社 2003

26

37

電磁波汚染  見えない脅威から逃れるすべはあるのか / 大形郁夫著 /
 
現代書林 1991

25

38

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版, 2006.

25

38

やっぱりあぶない、IH調理器 : 電磁波の被害を、第二のアスベストにするな 新版/

船瀬俊介著  三五館 2005

24

40

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

24

41

電磁波安全論にだまされるな / 平沢正夫著 / 洋泉社 1997

23

42

ケータイ天国電磁波地獄 / 荻野晃也監修, 「週刊金曜日」編 / 金曜日 1999

22

43

電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 /

電気学会電磁界生体影響問題調査特別委員会編 / 電気学会 1998

22

44

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために  改訂版 / 荻野晃也著 /
法政出版 1996

21

45

電磁波シンドローム : 生命を脅かす電磁波スモッグ / クヌート・ジーファース著

狩野博美訳 / 人間と歴史社, 2004

21

46

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版  2005

21

参考

やっぱりあぶない、IH調理器 : 見えない強烈電磁波が家族を襲う / 船瀬俊介著 /

三五館 2005

13

注: 私の本も入っています。

 

21A.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−52008年)

NACSIS全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:  2008−1−1 

 

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

448

2

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

444

3

携帯電話で脳は破壊されるか  検証・電磁波問題 /大朏博善著 /ワック 2002

248

4

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著 
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

248

5

電磁界の健康影響  その安全性を検証する 要約版/武部啓編著/文光堂 1999

226

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

180

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

143

8

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

114

8

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

114

8

電磁場生命科学 / 宮越順二編著/京都大学学術出版会 2005

114

11

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著 
高月園子訳 / 集英社 2001

110

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

97

13

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学/菊池久一著/せりか書房  2005

95

14

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり /
吉本猛夫著 / CQ出版 2004

93

15

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 / 日刊工業新聞社 1997

88

16

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害 /天笠啓祐著/緑風出版 1996

87

17

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

86

18

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

81

19

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

76

20

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版 2004

75

21

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全 光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞 編集  南江堂, 1996

69

22

高圧線と電磁波公害 増補改訂版/高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1997

67

23

電磁波汚染  見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著 /日本実業出版社 1996

65

24

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

62

25

電磁波はこわくない 究極の理解のための12 /田中祀捷著/電力新報社 1997

59

26

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著 /緑風出版 1996

57

27

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /  緑風出版  1995

56

28

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐 [ほか] /
緑風出版 2000

55

29

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社  1997

52

29

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

52

31

電力線電磁場被曝  隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著 荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

48

32

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版, 2006.

47

33

図解電磁波恐怖マニュアル  電子レンジから携帯電話まで /
 
天笠啓祐, ガウス探検隊 / ネスコ 1996

35

34

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著/緑風出版 2007

34

35

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著 船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

33

36

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

32

37

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

31

37

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版  2005

31

39

やっぱりあぶない、IH調理器 : 電磁波の被害を、第二のアスベストにするな 新版/ 船瀬俊介著  三五館 2005

30

39

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著/コモンズ 2007.

30

41

あなたを脅かす電磁波 ガンから身を守るために/荻野晃也著 /法政出版 1995

29

42

電磁波被曝  ケータイ・家電が危ない! / 船瀬俊介著 / 双葉社 2003

26

43

電磁波汚染  見えない脅威から逃れるすべはあるのか / 大形郁夫著 /
 
現代書林 1991

25

44

電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 / 電気学会電磁界生体影響問題調査特別委員会編 / 電気学会 1998

24

45

電磁波安全論にだまされるな / 平沢正夫著 / 洋泉社 1997

23

46

電磁波シンドローム : 生命を脅かす電磁波スモッグ / クヌート・ジーファース著
 
狩野博美訳 / 人間と歴史社, 2004

23

注: 私の本も入っています。

 

21B.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−6(2009年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:  2009−1−1 

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

453

2

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

450

3

携帯電話で脳は破壊されるか  検証・電磁波問題 / 大朏博善著 / ワック 2002

252

4

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著 
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

251

5

電磁界の健康影響  その安全性を検証する 要約版/ 武部啓編著 / 文光堂 1999年 

230

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

184

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

154

8

電磁場生命科学 / 宮越順二編著/京都大学学術出版会 2005

118

9

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

116

10

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

116

11

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著  高月園子訳 / 集英社 2001

111

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

99

13

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学/菊池久一著/
せりか書房  2005

98

14

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり / 吉本猛夫著 / CQ出版 2004

96

15

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 /
 
日刊工業新聞社 1997

89

15

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

89

15

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

89

18

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

83

19

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! /
小山寿著 / 河出書房新社 1996

76

19

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版
2004

76

21

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全
光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞編集  南江堂, 1996

74

22

高圧線と電磁波公害 増補改訂版/高圧線問題全国ネットワーク編/緑風出版 1997

69

23

電磁波汚染  見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著 / 日本実業出版社 1996

66

23

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

66

25

電磁波はこわくない  究極の理解のための12 / 田中祀捷著 /
電力新報社1997

60

26

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

59

27

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら 訳 /
緑風出版 2000

57

28

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /  緑風出版 
1995

56

29

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

54

30

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社  1997

53

31

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

51

32

放射線医科学 : 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集/
学会出版センター 2007

51

33

ユビキタス社会と電磁波 : 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 /
加藤やすこ/緑風出版 2008

50

34

電力線電磁場被曝  隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

48

35

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著/緑風出版 2007

45

36

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著/コモンズ 2007.

37

37

告発・電磁波公害 / 松本健造/緑風出版 2007

37

38

図解電磁波恐怖マニュアル  電子レンジから携帯電話まで /
 
天笠啓祐 ガウス探検隊 / ネスコ 1996

35

39

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

35

40

電磁波訴訟の判例と理論 : 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著/
三和書籍 2008

34

41

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

33

41

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

33

41

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版  2005

33

41

やっぱりあぶない、IH調理器 : 電磁波の被害を、第二のアスベストにするな
 新版/ 船瀬俊介著  三五館 2005

33

41

誤解だらけの「危ない話」 : 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美/エネルギーフォーラム 2008

33

46

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために / 荻野晃也著 / 法政出版 1995

31

47

電磁波被曝  ケータイ・家電が危ない! / 船瀬俊介著 / 双葉社 2003

26

47

電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 / 電気学会電磁界生体
影響問題調査特別委員会編 / 電気学会 1998

26

49

電磁波汚染  見えない脅威から逃れるすべはあるのか / 大形郁夫著 /
現代書林 1991

25

50

電磁波安全論にだまされるな / 平沢正夫著 / 洋泉社 1997

24

50

電磁波シンドローム : 生命を脅かす電磁波スモッグ / クヌート・ジーファース著  狩野博美訳 / 人間と歴史社 2004

24

注: 私の本も入っています。

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21C全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−72010年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:  2010−1−1 

 

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

459

2

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

458

3

携帯電話で脳は破壊されるか  検証・電磁波問題 / 大朏博善著 / ワック 2002

254

4

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著  宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

252

5

電磁界の健康影響  その安全性を検証する 要約版/ 武部啓編著 / 文光堂 1999年 

236

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

186

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

154

8

電磁場生命科学 / 宮越順二編著/京都大学学術出版会 2005

120

9

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

118

10

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

118

11

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著  高月園子訳 / 集英社 2001

115

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

101

13

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学/菊池久一著/せりか書房  2005

99

14

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり / 吉本猛夫著 / CQ出版 2004

97

15

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 /
 
日刊工業新聞社 1997

92

15

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

91

15

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

89

18

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

84

19

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

79

20

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全
光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞編集  南江堂, 1996

79

21

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版
2004

77

22

高圧線と電磁波公害 増補改訂版/高圧線問題全国ネットワーク編/緑風出版 1997

71

23

誤解だらけの「危ない話」 : 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美/エネルギーフォーラム 2008

70

24

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

69

25

電磁波汚染  見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著 / 日本実業出版社 1996

67

26

放射線医科学 : 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集/学会出版センター 2007

63

27

電磁波はこわくない  究極の理解のための12 / 田中祀捷著 / 電力新報社1997

61

27

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

61

29

ユビキタス社会と電磁波 : 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 /
加藤やすこ/緑風出版 2008

60

30

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら 訳 /
緑風出版 2000

57

31

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /  緑風出版  1995

56

31

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

56

33

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

55

34

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社  1997

53

35

電力線電磁場被曝  隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

49

35

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著/緑風出版 2007

49

37

告発・電磁波公害 / 松本健造/緑風出版 2007

44

38

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著/コモンズ 2007.

43

39

電磁波訴訟の判例と理論 : 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著/
三和書籍 2008

40

40

図解電磁波恐怖マニュアル  電子レンジから携帯電話まで /
 
天笠啓祐 ガウス探検隊 / ネスコ 1996

36

41

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

36

42

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

35

42

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

35

42

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版  2005

35

42

やっぱりあぶない、IH調理器 : 電磁波の被害を、第二のアスベストにするな
 新版/ 船瀬俊介著  三五館 2005

35

46

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために / 荻野晃也著 / 法政出版 1995

32

47

電磁波汚染  見えない脅威から逃れるすべはあるのか / 大形郁夫著 /
現代書林 1991

27

48

電磁波被曝  ケータイ・家電が危ない! / 船瀬俊介著 / 双葉社 2003

26

49

電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 / 電気学会電磁界生体
影響問題調査特別委員会編 / 電気学会 1998

25

50

電磁波安全論にだまされるな / 平沢正夫著 / 洋泉社 1997

24

50

電磁波シンドローム : 生命を脅かす電磁波スモッグ / クヌート・ジーファース著  狩野博美訳 / 人間と歴史社 2004

24

50

ケータイ天国電磁波地獄/荻野晃也/金曜日 1999

24

 

注: 私の本も入っています。

 

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21D全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−82011年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:  2011−1−1 

 

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

462

2

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

458

3

携帯電話で脳は破壊されるか  検証・電磁波問題 / 大朏博善著 / ワック 2002

257

4

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著  宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

253

5

電磁界の健康影響  その安全性を検証する 要約版/ 武部啓編著 / 文光堂 1999年 

236

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

188

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

157

8

電磁場生命科学 / 宮越順二編著/京都大学学術出版会 2005

123

9

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

122

10

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

119

11

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著  高月園子訳 / 集英社 2001

115

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

103

13

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学/菊池久一著/せりか書房  2005

102

14

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり / 吉本猛夫著 / CQ出版 2004

98

15

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

94

15

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 /
 
日刊工業新聞社 1997

93

16

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

89

17

誤解だらけの「危ない話」 : 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美/エネルギーフォーラム 2008

86

18

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

85

19

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全
光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞編集  南江堂, 1996

82

20

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

81

21

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版
2004

79

22

高圧線と電磁波公害 増補改訂版/高圧線問題全国ネットワーク編/緑風出版 1997

73

23

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

72

24

放射線医科学 : 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集/学会出版センター 2007

70

25

電磁波汚染  見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著 / 日本実業出版社 1996

67

26

ユビキタス社会と電磁波 : 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 /
加藤やすこ/緑風出版 2008

62

26

電磁波はこわくない  究極の理解のための12 / 田中祀捷著 / 電力新報社1997

62

28

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1993

60

29

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

58

29

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら 訳 /
緑風出版 2000

58

31

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

57

32

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /  緑風出版  1995

56

33

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社  1997

56

34

電力線電磁場被曝  隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

53

35

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著/緑風出版 2007

50

36

告発・電磁波公害 / 松本健造/緑風出版 2007

46

37

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著/コモンズ 2007.

43

38

電気の暮らしと健康不安 / 電気学会編 / 電気学会 2000

41

39

電磁波訴訟の判例と理論 : 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著/
三和書籍 2008

40

40

図解電磁波恐怖マニュアル  電子レンジから携帯電話まで /
 
天笠啓祐 ガウス探検隊 / ネスコ 1996

37

40

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

37

42

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

36

42

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版  2005

36

42

やっぱりあぶない、IH調理器 : 電磁波の被害を、第二のアスベストにするな
 新版/ 船瀬俊介著  三五館 2005

36

45

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

35

46

携帯電波の人体影響 / 矢部武著 / 集英社 2010

33

46

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために / 荻野晃也著 / 法政出版 1995

33

48

生活の中の電磁波 / 大槻義彦著 / 丸善 1999

31

49

電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 / 電気学会電磁界生体
影響問題調査特別委員会編 / 電気学会 1998

28

50

電磁波汚染  見えない脅威から逃れるすべはあるのか / 大形郁夫著 /
現代書林 1991

27

注: 私の本も入っています。

 

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21E.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−92012年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
  調査:  2012-1-1

 

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

462

2

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

462

3

携帯電話で脳は破壊されるか  検証・電磁波問題 / 大朏博善著 / ワック
2002

258

4

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著 
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

253

5

電磁界の健康影響  その安全性を検証する 要約版/ 武部啓編著 / 文光堂 1999年 

241

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

193

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

161

8

電磁場生命科学 / 宮越順二編著 / 京都大学学術出版会 2005

124

9

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

122

10

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

121

11

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著 
高月園子訳 / 集英社 2001

115

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

102

12

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学 / 菊池久一著 /
せりか書房 2005

102

14

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり / 吉本猛夫著 / CQ出版 2004

98

15

電磁場の健康影響  放射線との比較で考える / 松岡理著 / 日刊工業新聞社 1997

96

16

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

95

17

誤解だらけの「危ない話」 : 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美/エネルギーフォーラム 2008

94

18

携帯電波の人体影響 / 矢部武著 / 集英社 2010

91

19

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

89

20

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

86

21

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

83

22

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全
光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞編集  南江堂, 1996

82

23

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版
2004

80

24

放射線医科学 : 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集 /
学会出版センター 2007

77

25

高圧線と電磁波公害 増補改訂版/高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1997

74

25

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

74

27

電磁波汚染  見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著 / 日本実業出版社
1996

68

28

電磁波はこわくない  究極の理解のための12 / 田中祀捷著 / 電力新報社1997

65

29

ユビキタス社会と電磁波 : 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 /
加藤やすこ著 / 緑風出版 2008

63

30

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1993

62

31

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら 訳 /
緑風出版 2000

60

32

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

59

33

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

58

33

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1995

58

33

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1997

58

36

電力線電磁場被曝 隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

54

37

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著 / 緑風出版 2007

53

38

電磁波の何が問題か / 大久保貞則著 / 緑風出版 2010

52

39

告発・電磁波公害 / 松本健造 / 緑風出版 2007

47

40

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著 / コモンズ 2007.

45

41

電気の暮らしと健康不安 / 電気学会編 / 電気学会 2000

42

42

電磁波訴訟の判例と理論 : 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著 /
三和書籍 2008

41

43

図解電磁波恐怖マニュアル  電子レンジから携帯電話まで /
 
天笠啓祐 ガウス探検隊 / ネスコ 1996

38

43

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

38

45

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

37

46

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版  2005

36

46

やっぱりあぶない、IH調理器 : 電磁波の被害を、第二のアスベストにするな 新版/ 船瀬俊介著  三五館 2005

36

46

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

36

49

あなたを脅かす電磁波  ガンから身を守るために / 荻野晃也著 / 法政出版 1995

35

50

エレクトロニクス機器設計と電磁波による生体影響 / 藤原修ら監修/三松出版 2011

34

注: 私の本も入っています。

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21F.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−102013年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
調査:  2013-1-1

 

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

465

2

電磁界の健康影響  その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

464

3

携帯電話で脳は破壊されるか 検証・電磁波問題 / 大朏博善著 / ワック 2002

261

4

科学技術のリスク  原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著 
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

255

5

電磁界の健康影響 その安全性を検証する 要約版/ 武部啓編著/文光堂 1999

240

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

193

7

電磁界の健康影響  工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

160

8

電磁場生命科学 / 宮越順二編著 / 京都大学学術出版会 2005

124

9

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

123

9

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

123

11

携帯電話  その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著 
高月園子訳 / 集英社 2001

115

12

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

104

13

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学 / 菊池久一著 /
せりか書房 2005

102

14

誤解だらけの「危ない話」 : 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美/エネルギーフォーラム 2008

100

15

電磁場の健康影響 放射線との比較で考える/松岡理著/日刊工業新聞社 1997

97

16

生体と電磁波  携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり / 吉本猛夫著 / CQ出版 2004

96

16

携帯電波の人体影響 / 矢部武著 / 集英社 2010

96

18

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

89

19

電磁波の正体と恐怖  携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

85

20

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全
光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞編集  南江堂, 1996

83

21

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版 2004

81

22

放射線医科学 : 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集 /
学会出版センター 2007

80

23

高圧線と電磁波公害 増補改訂版/高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1997

76

24

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

75

25

電磁波汚染  見えない危険は防げるか/天笠啓祐著/日本実業出版社 1996

69

26

生体と電磁波 / 坂部貢, 羽根邦夫, 宮田幹夫著 / 丸善出版 2012年 

66

27

電磁波はこわくない 究極の理解のための12/田中祀捷著/電力新報社1997

65

28

ユビキタス社会と電磁波 : 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 /
加藤やすこ著 / 緑風出版 2008

63

29

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら 訳 / 緑風出版 2000

63

30

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

62

30

電磁波はなぜ恐いか  暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1993

62

32

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

59

33

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

59

33

電磁波の恐怖  増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1997

59

33

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

59

36

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著 / 緑風出版 2007

57

37

電磁波の何が問題か / 大久保貞則著 / 緑風出版 2010

56

38

電力線電磁場被曝 隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

55

39

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1995

53

40

告発・電磁波公害 / 松本健造 / 緑風出版 2007

48

41

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著 / コモンズ 2007.

45

42

電気の暮らしと健康不安 / 電気学会編 / 電気学会 2000

42

43

電磁波訴訟の判例と理論 : 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著 / 三和書籍 2008

41

44

図解電磁波恐怖マニュアル  電子レンジから携帯電話まで /

 天笠啓祐 ガウス探検隊 / ネスコ 1996

40

45

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

39

45

エレクトロニクス機器設計と電磁波による生体影響 / 藤原修ら監修/三松出版 2011

39

47

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

38

48

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版  2005

37

48

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

37

50

やっぱりあぶない、IH調理器 : 電磁波の被害を、第二のアスベストにするな 新版/ 船瀬俊介著  三五館 2005

35

50

あなたを脅かす電磁波 ガンから身を守るために/荻野晃也著 / 法政出版 1995

35

注: 私の本も入っています。

このWEBCATのデータベースサービスは案内によれば20143月で終了とのこと。
新しいサービスに移行する模様。長い間継続して調査を行ってきたが、今後はどうなるか?

 

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21G.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−112014年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」で検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
調査:  2014-1-1

 

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

466

2

電磁界の健康影響 その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

463

3

携帯電話で脳は破壊されるか 検証・電磁波問題 / 大朏博善著 / ワック 2002

260

4

科学技術のリスク 原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

255

5

電磁界の健康影響 その安全性を検証する 要約版/ 武部啓編著/文光堂 1999

240

6

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

192

7

電磁界の健康影響 工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

160

8

電磁場生命科学 / 宮越順二編著 / 京都大学学術出版会 2005

128

9

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

124

10

生体と電磁界 / 上野照剛, 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

123

11

携帯電話 その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著
高月園子訳 / 集英社 2001

116

12

生体と電磁波 / 坂部貢, 羽根邦夫, 宮田幹夫著 / 丸善出版 2012年 

109

13

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

104

14

電磁波は「無害」なのか : ケータイ化社会の言語政治学 / 菊池久一著 /
せりか書房 2005

103

15

誤解だらけの「危ない話」 : 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美/エネルギーフォーラム 2008

102

16

携帯電波の人体影響 / 矢部武著 / 集英社 2010

100

17

電磁場の健康影響 放射線との比較で考える/松岡理著/日刊工業新聞社 1997

98

18

生体と電磁波 携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり / 吉本猛夫著 / CQ出版 2004

96

18

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1996

96

20

電磁波 / 天笠啓祐著 / 現代書館 1997

89

21

電磁波の正体と恐怖 携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

85

22

MEをめぐる安全 : 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全
光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) /
菊池眞編集 南江堂, 1996

84

23

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

84

24

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 ; 加藤やすこ訳 / 緑風出版 2004

82

25

放射線医科学 : 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集 /
学会出版センター 2007

81

26

高圧線と電磁波公害 増補改訂版/高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1997

76

27

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

75

28

電磁波汚染 見えない危険は防げるか/天笠啓祐著/日本実業出版社 1996

69

29

電磁波の何が問題か / 大久保貞則著 / 緑風出版 2010

69

30

電磁波はこわくない 究極の理解のための12/田中祀捷著/電力新報社1997

64

31

ユビキタス社会と電磁波 : 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 /
加藤やすこ著 / 緑風出版 2008

63

31

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら 訳 / 緑風出版 2000

63

33

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著 / 緑風出版 1993

62

34

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

60

34

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著 / 緑風出版 2007

60

36

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ2003

59

36

電磁波の恐怖 増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1997

59

38

電力線電磁場被曝 隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

57

39

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1995

52

40

告発・電磁波公害 / 松本健造 / 緑風出版 2007

50

41

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著 / コモンズ 2007.

46

42

電磁波訴訟の判例と理論 : 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著 / 三和書籍 2008

43

43

電気の暮らしと健康不安 / 電気学会編 / 電気学会 2000

42

44

携帯電話隠された真実 : 米国屈指の医学者が警告する、携帯電話の人体影響/

デヴラ・デイヴィス著 ; プレシ南日子訳/東洋経済新報社2011

40

44

図解電磁波恐怖マニュアル 電子レンジから携帯電話まで /

天笠啓祐 ガウス探検隊 / ネスコ 1996

40

46

ケータイで、脳しゅよう急増中… / 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

39

47

エレクトロニクス機器設計と電磁波による生体影響 / 藤原修ら監修/三松出版 2011

39

48

電磁波・化学物質過敏症対策 : 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著 
緑風出版, 2004

38

49

クロス・カレント  電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

37

50

電磁波過敏症 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2005

36

 

注: 私の本も入っています。

このWEBCATのデータベースサービスは案内によれば20143月で終了とのこと。
新しいサービスに移行する模様。長い間継続して調査を行ってきたが、今後はどうなるか?

 

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21H.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−122015年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」に代えて、今年からはCiNIIで検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
調査:  201511

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

465

2

電磁界の健康影響 その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

463

3

携帯電話で脳は破壊されるか 検証・電磁波問題 / 大朏博善著 / ワック 2002

261

4

科学技術のリスク 原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

256

5

電磁界の健康影響 その安全性を検証する 要約版 / 武部啓編著/文光堂 1999

241

6

ジェイクくんのなっとく電磁波 / 電磁界情報センター著・発行 / 2014

209

7

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

180

8

電磁界の健康影響 工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

160

9

電磁場生命科学 / 宮越順二編著 / 京都大学学術出版会 2005

128

10

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

124

11

携帯電話 その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著 
高月園子訳 / 集英社 2001

116

12

生体と電磁界 / 上野照剛 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

113

13

生体と電磁波 / 坂部貢, 羽根邦夫, 宮田幹夫著 / 丸善出版 2012年 

113

14

電磁波は「無害」なのか ケータイ化社会の言語政治学 / 菊池久一著 / 
せりか書房 / 2005

104

15

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

103

16

誤解だらけの「危ない話」 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美著 / エネルギーフォーラム 2008

102

16

携帯電波の人体影響 / 矢部武著 / 集英社 2010

102

18

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害 / 天笠啓祐著/緑風出版 1996

99

19

電磁場の健康影響 放射線との比較で考える/松岡理著/日刊工業新聞社 1997

98

20

生体と電磁波 携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり /

吉本猛夫著 / CQ出版 2004

96

21

電磁波 / 天笠啓祐著/ 現代書館 1997

89

21

電磁波の正体と恐怖 携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

89

23

MEをめぐる安全 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全 光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) / 菊池眞編集 南江堂, 1996

84

24

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

83

24

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 加藤やすこ訳 / 風出版 2004

83

26

放射線医科学 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集 /
学会出版センター 2007

81

27

高圧線と電磁波公害 増補改訂版 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /

緑風出版 1997

77

28

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

76

29

電磁波汚染 見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著 / 日本実業出版社 1996

67

30

電磁波はこわくない 究極の理解のための12 / 田中祀捷著/電力新報社1997

63

30

ユビキタス社会と電磁波 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 加藤やすこ著 /
緑風出版 2008

63

30

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら訳 / 緑風出版2000

63

33

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害 /天笠啓祐著 /緑風出版 1993

62

34

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

60

34

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著 / 緑風出版 2007

60

34

電磁波の恐怖 増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1997

60

37

電磁波の何が問題か / 大久保貞則著 / 緑風出版 2010

59

38

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ 2003

59

38

電力線電磁場被曝 隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著 
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

57

40

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1995

52

40

告発・電磁波公害 / 松本健造 / 緑風出版 2007

52

42

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著 / コモンズ 2007.

47

43

電磁波訴訟の判例と理論 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著 / 三和書籍 2008

43

44

電気の暮らしと健康不安 / 電気学会編 / 電気学会 2000

41

44

携帯電話隠された真実 米国屈指の医学者が警告する、携帯電話の人体影響 /
デヴラ・デイヴィス著; プレシ南日子訳 / 東洋経済新報社 2011

41

46

図解電磁波恐怖マニュアル 電子レンジから携帯電話まで /
天笠啓祐 ガウス探検隊/ ネスコ 1996

39

46

ケータイで、脳しゅよう急増中…/ 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

39

46

エレクトロニクス機器設計と電磁波による生体影響 / 藤原修ら監修 /三松出版 2011

39

49

電磁波・化学物質過敏症対策 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著
緑風出版,  2004年 

38

50

クロス・カレント 電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

37

 

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21I.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−132016年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」に代えて、昨年からはCiNiiで検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
調査:  201611

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁界の健康影響 その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

462

2

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

460

3

携帯電話で脳は破壊されるか 検証・電磁波問題 / 大朏博善著/ ワック 2002

264

4

科学技術のリスク 原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著
宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

254

5

ジェイクくんのなっとく電磁波 / 電磁界情報センター著・発行 / 2014

249

6

電磁界の健康影響 その安全性を検証する 要約版/武部啓編著/文光堂 1999

236

7

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

190

8

電磁界の健康影響 工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

161

9

電磁場生命科学 / 宮越順二編著 / 京都大学学術出版会 2005

130

10

生体と電磁界 / 上野照剛 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

124

11

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

123

12

生体と電磁波 / 坂部貢, 羽根邦夫, 宮田幹夫著 / 丸善出版 2012年 

117

13

携帯電話 その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著 
高月園子訳 / 集英社 2001

115

14

携帯電波の人体影響 / 矢部武著 / 集英社 2010

106

15

電磁波は「無害」なのか ケータイ化社会の言語政治学 / 菊池久一著 / 
せりか書房 / 2005

105

15

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

104

17

誤解だらけの「危ない話」 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで / 小島正美著 / エネルギーフォーラム 2008

103

18

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/ 天笠啓祐著/緑風出版 1996

98

18

電磁場の健康影響 放射線との比較で考える/松岡理著/日刊工業新聞社 1997

98

20

生体と電磁波 携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり /

吉本猛夫著 / CQ出版 2004

96

21

電磁波の正体と恐怖 携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

89

22

電磁波 / 天笠啓祐著/ 現代書館 1997

86

23

MEをめぐる安全 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全 光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) / 菊池眞編集 南江堂, 1996

85

24

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 加藤やすこ訳 / 風出版 2004

84

25

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

83

26

放射線医科学 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集 /
学会出版センター 2007

82

27

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

77

28

高圧線と電磁波公害 増補改訂版 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /

緑風出版 1997

76

29

電磁波汚染 見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著/ 日本実業出版社 1996

69

30

電磁波はこわくない 究極の理解のための12/田中祀捷著/電力新報社1997

63

30

ユビキタス社会と電磁波 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 加藤やすこ著 /
緑風出版 2008

63

30

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら訳 / 緑風出版2000

63

33

電磁波の何が問題か / 大久保貞則著 / 緑風出版 2010

61

34

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

60

34

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著 / 緑風出版 2007

60

36

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著 /緑風出版 1993

59

36

電磁波の恐怖 増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1997

59

38

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ 2003

59

39

電力線電磁場被曝 隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著 
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

57

40

告発・電磁波公害 / 松本健造 / 緑風出版 2007

53

41

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1995

52

42

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著 / コモンズ 2007.

45

43

電磁波訴訟の判例と理論 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著 / 三和書籍 2008

43

44

携帯電話隠された真実 米国屈指の医学者が警告する、携帯電話の人体影響 /
デヴラ・デイヴィス著; プレシ南日子訳 / 東洋経済新報社 2011

43

45

電気の暮らしと健康不安 / 電気学会編 / 電気学会 2000

41

46

図解電磁波恐怖マニュアル 電子レンジから携帯電話まで /
天笠啓祐 ガウス探検隊/ ネスコ 1996

39

46

ケータイで、脳しゅよう急増中…/ 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

39

48

エレクトロニクス機器設計と電磁波による生体影響 / 藤原修ら監修 /三松出版 2011

38

48

電磁波・化学物質過敏症対策 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著
緑風出版,  2004年 

38

50

クロス・カレント 電磁波・複合被曝の恐怖 / ロバート O.ベッカー著
船瀬俊介訳 / 新森書房 1993

37

 

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21J.全国の大学・高専・研究所などの図書館に蔵書されている関連図書−14(2017年)

WEBCAT全国大学・高専・研究機関の図書蔵書の総合DBで「電磁波・電磁界・電磁場」に代えて、昨年からはCiNiiで検索し、書名から明らかに健康影響を取り扱った書籍を選択し、それぞれの書籍の蔵書館数を調査した。
調査:  201711

順位

本のタイトルなど

蔵書館数

1

電磁界の健康影響 その安全性を検証する / 武部啓編著 / 文光堂 1999

466

2

電磁波白書 / 大朏博善著 / ワック 1997

463

3

携帯電話で脳は破壊されるか 検証・電磁波問題 / 大朏博善著/ ワック 2002

265

4

科学技術のリスク 原子力・電磁波・化学物質・高速交通 / HW・ルイス著

宮永一郎訳 / 昭和堂 1997

255

5

ジェイクくんのなっとく電磁波 / 電磁界情報センター著・発行 / 2014

252

6

電磁界の健康影響 その安全性を検証する 要約版/武部啓編著/文光堂 1999

239

7

電磁界の生体効果と計測 / 電気学会高周波電磁界の生体効果に関する計測術調査専門委員会編 / コロナ社 1995

191

8

電磁界の健康影響 工学的・科学的アプローチの必要性 / 三浦正悦著 / 東京電機大学 2004

162

9

電磁場生命科学 / 宮越順二編著 / 京都大学学術出版会 2005

131

10

生体と電磁界 / 上野照剛 重光司, 岩坂正和編 / 学会出版センター 2003

124

11

ガンと電磁波 / 荻野晃也著 / 技術と人間 1995

123

12

生体と電磁波 / 坂部貢, 羽根邦夫, 宮田幹夫著 / 丸善出版 2012年 

120

13

携帯電話 その電磁波は安全か / ジョージ・カーロ, マーティン・シュラム著
 高月園子訳 / 集英社 2001

115

14

携帯電波の人体影響 / 矢部武著 / 集英社 2010

106

15

誰でもわかる電磁波問題 / 大久保貞利著 / 緑風出版 2002

105

16

誤解だらけの「危ない話」 食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで /
小島正美著 / エネルギーフォーラム 2008

104

17

電磁波は「無害」なのか ケータイ化社会の言語政治学 / 菊池久一著 / 

せりか書房 / 2005

103

18

電磁場の健康影響 放射線との比較で考える/松岡理著/日刊工業新聞社 1997

99

19

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/ 天笠啓祐著/緑風出版 1996

98

20

生体と電磁波 携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり /

吉本猛夫著 / CQ出版 2004

96

21

電磁波の正体と恐怖 携帯電話やパソコン、電子レンジは安全か?! / 小山寿著 / 河出書房新社 1996

90

22

電磁波 / 天笠啓祐著/ 現代書館 1997

87

23

電磁波汚染と健康 / ザミール・P.シャリタ著 加藤やすこ訳 / 風出版 2004

85

24

電磁波の恐怖 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1995

84

25

MEをめぐる安全 電気的安全 電磁波・磁気の安全 機械的安全 熱的安全 光の安全 放射線の安全 化学・生物学的安全 人的災害(ヒューマンエラー) / 菊池眞編集 南江堂, 1996

83

26

放射線医科学 生体と放射線・電磁波・超音波 / 近藤隆ら編集 /

学会出版センター 2007

82

27

高圧線と電磁波公害 増補改訂版 / 高圧線問題全国ネットワーク編 /

緑風出版 1997

78

28

ガン、白血病などを防ぐためには / 船瀬俊介著 / 三一書房 1996

77

29

電磁波汚染 見えない危険は防げるか / 天笠啓祐著/ 日本実業出版社 1996

69

30

電磁場からどう身を守るか / エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら訳 /

緑風出版2000

64

31

電磁波はこわくない 究極の理解のための12/田中祀捷著/電力新報社1997

63

32

ユビキタス社会と電磁波 「地デジ・ケータイ・無線LANのリスク」 加藤やすこ著 /

緑風出版 2008

62

33

電磁波の何が問題か / 大久保貞則著 / 緑風出版 2010

61

34

暮らしの中の電磁波測定 / 電磁波市民研究会編著 緑風出版 2006.

61

35

健康を脅かす電磁波 / 荻野晃也著 / 緑風出版 2007

60

35

電磁波の恐怖 増補版 / 天笠啓祐著 / 晩聲社 1997

60

35

危ない電磁波から身を守る本 / 植田武智著 / コモンズ 2003

60

38

電磁波はなぜ恐いか 暮らしの中のハイテク公害/天笠啓祐著 /緑風出版 1993

59

39

電力線電磁場被曝 隠蔽する電力会社と政府 / ポール・ブローダー著 
荻野晃也監訳 ガウスネット訳 / 緑風出版 2001

57

40

告発・電磁波公害 / 松本健造 / 緑風出版 2007

53

40

高圧線と電磁波公害 / 高圧線問題全国ネットワーク編 / 緑風出版 1995

53

42

しのびよる電磁波汚染 / 植田武智著 / コモンズ 2007.

46

43

携帯電話隠された真実 米国屈指の医学者が警告する、携帯電話の人体影響 /

デヴラ・デイヴィス著; プレシ南日子訳 / 東洋経済新報社 2011

45

43

電磁波訴訟の判例と理論 米国の現状と日本の展望 / 永野秀雄著 /

三和書籍 2008

43

45

電気の暮らしと健康不安 / 電気学会編 / 電気学会 2000

41

46

ケータイで、脳しゅよう急増中…/ 船瀬俊介著 / 三一書房 1998

40

47

図解電磁波恐怖マニュアル 電子レンジから携帯電話まで /

天笠啓祐 ガウス探検隊/ ネスコ 1996

39

47

エレクトロニクス機器設計と電磁波による生体影響 / 藤原修ら監修 /

三松出版 2011

39

49

エレクトロニクス機器設計と電磁波による生体影響 /藤原修, 宅間董監修/三松出版事業部 2011

39

50

電磁波・化学物質過敏症対策 克服するためのアドバイス / 加藤やすこ著

緑風出版,  2004年 

38

 

 

*2019−1−1

2004年から毎年に行ってきたこの調査は、動きが少ないので、今回はやめました。

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22.「建築ジャーナル」20056月号に電磁波の健康影響に関する特集記事にも誤り

 

この雑誌を入手し、読んだが、以下の点に疑問がある。
           作成:2005−11−12 

P33トップの頁「午後8時、高圧送電線が立ち並ぶ鉄塔の下に立ち、40ワットの蛍光灯を夜空にかざすと、ぽーっと白い光が灯った。
・・・・蛍光灯が点くのであれば、人体の影響は・・・・」とある。

蛍光灯が点灯するのは蛍光灯の物理的な性格による。白熱電球を送電線下にもって行っても点灯しない
蛍光灯の物理的な特性と人体とは異なる。「蛍光灯が点灯するから人体に開く影響する」と「白熱電球は点灯しないから人体には影響なし」という論争になるが、共に意味を成さない。この蛍光灯による例示は正しくなく、訂正記事が必要と思われる。

  


P33-34PHSの電磁波がわが家に命中、安住の場を求めて流浪」の記事の中に、
「アンテナと私の家の間には約100m離れ、その間に4軒の家がありますが、ちょうど家と家の間に隙間があって、悪いことに電磁波発射方向が、まるで弓矢のように家の東側に命中しているのです。
その位置には食堂があり・・・・・ 食堂のある位置に行くと耳がキーンとして、頭の中を何かが貫くような不快な感じになる・・・・」とある。

家の建材などによる電波の減衰は、多少はあるかも知れないが、上記のようにPHS(基本的にはPHSの中継塔からの電波の発信強度は2Wとなっている)中継塔からの電波が弓矢のような指向性を持ってはいない。
これは実際には電波の強さの測定を行って見ないと厳格なことはいえないが、工学的に考えても疑問がある。

P36-37「オール電化する前に知っておきたい電磁波問題」の記事の中で、
「電磁波の危険性を判りやすく説明するために、一つの例を示したいと思います。
2
つのコップに氷と水を同じ重さだけ入れて電子レンジで1分間チンしてみてください。
水のほうは60度近くまで温度が上昇しますが、氷はまったく変化しません。
同じH2Oでありながら電子レンジのマイクロ波(高周波)は水にだけ吸収されるのです。
つまりマイクロ波には熱発生効果があり・・・・・」とある。

マイクロ波を当てれば氷でも水でも同じく加熱される。
氷は水に溶けるためには融解熱としての熱エネルギーが必要であり、電子レンジの加熱1分間では氷が解けて温度上昇するだけの熱エネルギーが与えられなかっただけの話である。
この例も従って正しい例示ではない。恥ずかしい誤りであり、訂正記事が必要である。

P38-39「電力会社の主張 オール電化は経済的で清潔で、しかも安全です」の記事の中で、
各社からの回答で「国内外、国際的なガイドラインを下回っている・・・」とある。
過去のデータでは国際的なガイドラインを超えている例もあり、こうした例は最近のIH調理器に限定しての話かも知れない。
より厳格な検証が必要である。

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23.田路嘉秀著「診療こぼれ話」の中にあった「携帯電話と医療機器」の記事


  作成:2006−5−5
この4月に戴いた本です、リトル・ガリヴァー社 2000年発行 の本です。
もう亡くなられたようですが、医師として診察に当りながら、アマチュア無線家としても活躍されたようで、そういう観点からでしょうか、携帯電話による医療機器への影響に関しても関心があり、この本の中にかなり詳しく書かれています。
見出しだけを紹介します。

・携帯電話と医療機器 
・生活の多様化と電波障害
・医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話などの使用に関する調査報告書。
・医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話などの使用に関する暫定指針

 関心のある方は、この本を読んでみてください。
 電磁波以外に、面白い診療こぼれ話が掲載されています。

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24. 船瀬俊介著 三五館発行 新版・やっぱり危ないIH調理器」の誤り

作成:2006−11−28

出版社の広告を見ると20万部を越えて、売れている本のようです。
この本には大きな誤りが見られます。

P24ー25に「
周波数に関係なく、電磁波は有害である」と書かれています。 本当でしょうか?

P21に紹介されている「
電磁波の種類」の図には、なんと、電磁波の種類と用途として「極低周波、低周波、高周波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマー線」となっています。

そうなると、「
可視光線も電磁波であり、有害である」ということになります。

可視光線はたしかに強ければ目がつぶれたりして障害を発生させます。 
でも、ほとんどの方は、「可視光線は有害である」とは思っていないはずです。

「周波数に関係なく、電磁波は有害である」ではなく、「周波数やその強度によって、電磁波の影響は異なる」というのが正しいはずです。

このように考えると、船瀬本では20kHzといった周波数の磁界による健康影響に関する学術的な研究結果の紹介は皆無で、わずか市民グループなどが測定した値を紹介しておるだけで、
「60Hzなどの電力周波数の電磁界の影響がある」、「携帯電話の900MHzの電波も健康影響がある」
だから「20KHzといったIH調理器から発生している磁界は危険である」といっている論法が怪しくなってきます。

 さて、みなさんはどのように考えますか?


追記:2015−11−29

船瀬俊介著「やっぱりあぶないIH調理器」は20万部も印刷したと出版社の広告にあります。
どこに売れているか?

以下の掲示板にあった書き込みはその一端を示すものです。
ガス会社が大量に買い込んで、オール電化対策、ガスの販促に利用しています。
2006−6−16のログです。 一部を引用

*************************
Yahoo!
 掲示板
トップ>ビジネスと経済>金融と投資>株式>製造業>電気機器> 6752 (松下電器産業)

IHコンロ電磁波による健康障害?
2006/ 6/15 20:38
投稿者:■■■

先日、住宅メーカの展示会でガス会社の人が、IHコンロの電磁波による健康障害に関する本を配っていました。
買えば1000円の本でしたが、それを読むとオールメタル対応は、周波数が高く更に危険と。
第2のアスベストか?
熱効率の高さも、高価なメーカ専用鍋を使っての話だそうです。
てなことで、IHにするか、ガスにするか迷っています。
*******************************

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24A.船瀬俊介著 三五館発行 「もしも、IH調理器を使っていたら」の誤り

記;2011−5−5

話題の本として購入しましたが、だめでした。
もっと正確に記述すべきです。

間違っている例:P31に「EU環境保護局は安全基準として電力設備は2ミリガウス以下を提唱」とあります。
保護局にメールを入れてみましたが、保護局には電磁波の専門家はいません。
保護局の権限にはこの電磁波は含まれていません。
ということで、明らかな誤りを犯しています。

そのほかにも明らかな誤りはありそうです。

 

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24B.船瀬俊介著 三五館発行 「真実は損するオール電化住宅」2009年も面白くない

記;2013−1−14

表記の本も読んでみました。
経済性とか、火災の危険性、CO2の問題などは、BEMSJの専門外なので、コメントはしません。
この本の中に書かれている電磁波の健康影響に関する部分だけを拾い読みしています。

電磁波に関しては、もう少し、周波数別にきちんと分けて記述すべきと感じました。
IH
調理器の場合は、20KHzなどの電磁界の影響を、その他の家電製品の場合は、60Hzなどの低周波電磁界の影響として、それぞれの家電製品からどのような周波数の電磁界がどの程度の量の漏洩あるかを明記し、それらに応じたこれまでの研究成果と照らし合わせて、解説を行うべきです。
周波数と電磁界強度がごった煮になっており、読んでも、電磁波の問題が判然としません。

P32-33
には「市民団体によってIH調理器の電磁界の強度測定が行われた、これは2002年の調査である。メーカに問い合わせてみると、電磁波の測定などはしていません との回答。・・・・・・」とある。
この本は2009年に刊行されているが、2009年以前に、以下の調査が2回も(2003年、2007年)行われていることを、筆者は知らなかったのであろうか?
取材力不足と言える。
BEMSJ
のサイトには紹介済みである。

http://homepage3.nifty.com/~bemsj/HomeElec.htm 
15
2003年 家電製品からの電磁界報告書
15A
.家電製品からの電磁波測定結果 2007年度報告

 

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25.Babycomのムック第1巻「特集:電磁波」いまひとつ

  WEB掲載:2007−3−29

Babycomが20066月に発行したムック本第1巻を2007年になってから入手し、読んでみました。
そして、残念ながら、BEMSJの判定は「参考にできない文献」になりました。 
きついことですが、以下にこの本の問題点を指摘します。

このMook本を読んだ読者は果たして、この本を読んだ後、どうすればよいか判るのか? もしかして判らないのではないかと思う。

最初(冒頭)の部分では、例;P17−23で家庭内の機器からの磁界の測定結果などが知らされ、電磁波に注意すべき・・・と書かれている。 
ここではほとんどの家庭電器に注意すべき、となる。
テレビから0.7mG・・・避けるべきかこの程度は良いのかは これらの頁には記載はなく、どちらかといえば、0.7mGも電磁波が出ていることに気をつけろ・・・と いう注意を喚起することになっている。
0.7mGが問題視する必要が無いのであれば、そうした旨の記述があってしかるべきである。
ないということは、この本を読んだ読者は、テレビからの0.7mGにも気をつけなければならない と感じるはずである。

この本のP25では「人間の身体の中ではとても弱い電気が働いています。
電気の信号が神経を働かせ、細胞の間のいろいろなやりとりもイオンの電気的な働きでコントロールされている。」
したがって、外部からの電磁波で体内に電磁波が侵入して、「体内の電気作用が擾乱されている可能性があるのでないか」と、言うのがムック本の論法です。


さて、この自然体の中に存在する体内電流を推定し、その値に影響をしない体内電流を誘導する外部の電磁界の強さを計算して、電磁波の曝露基準として提案されているのが、現在のICNIRPなどが規定している値(例:50Hzの磁界であれば100マイクロテスラ) という値です。

ムック本の筆者は、現在の電磁界暴露規定がどのような論拠で策定されているかは、知っているはずです。
とすれば、50Hzの磁界に対しては100マイクロT(1000mG)を許容することになり、前記の記述と方向は一致しなくなります。

P52の斉藤先生の談では、「電磁波を過度に怖がるのではなく・・・・それほど恐怖心をもつ必要はない・・・・」ともあります。
具体的に、読者がどこまでどうすればよいのか、これではわからなくなるのではないかと、思います。

「注意しろ」でも「過度に怖がる必要はない」 では、読者は具体的に、どうすればよいのか?

P56では「携帯タワーや高圧線、放送電波などは個人では対処しきれません」とある。 
高圧線や携帯電話のタワーはよく話題に上ります。
放送電波に関しては、何も触れられていません。
中波ラジオ放送は1925年から、テレビ放送は1950年頃から放送が行われ、全世界の人々が長い間 被爆してきています。
これらは問題がなかったのでしょうか?冷静に比較をしてみればどうすべきか、提案ができるはずです。
もっとも例外はあり、バチカンの放送局のような問題はあります。

携帯電話のタワーからの電波の強さと、これまで長い間浴びてきた、今までは気にして来なかったテレビ放送電波の強さを比較したら、どうなるのでしょうか?

最後に、IH調理器に関しては、50・60Hzの磁界の話と20KHzといった動作周波数の磁界では、大きく影響度が異なる。
このムック本では、これらの周波数の明記がない状態で、色々と、ごちゃ混ぜにして記述されているのは読者にとっては混乱の基である。

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26.植田武智著「しのびよる電磁波汚染」(コモンズ 2007年)を読んで


作成:2007−12−24
この本を読み終わりました。

わかりやすく書いてある本ですが、以下の点が気になりました。

*P41「電磁波は小児白血病の発症率の上昇が疫学調査で確認されています。
この調査結果は何らかの対策を必要とする根拠としては十分です。」とある。

「電磁波は小児白血病の発症率の上昇が疫学調査で確認されています。」はそうした論文が多数あることは事実である。
しかし、「この調査結果は何らかの対策を必要とする根拠としては十分です。」とはいえない、植田氏の誤りといえる。

*P58「東京タワー周辺の電磁波測定結果:神谷町歩道橋で9.72マイクロワット/cm2」
使用した測定器はNARDAのSRM-3000で信頼のある測定器です。測定の結果の数字がちょっと大きすぎるように思う。
測定データからの計算に何かミスが無ければよいのであるが・・・・・

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27.懸樋哲夫著 IH調理器と電磁波被害 三五館 2005年発行を読んで

 

作成:2007−1−2
IH
調理器の電磁波に関して、なんと3冊も本が発行されていることは驚きではないだろうか?

この本を読んでみて、以下の点に疑問を感じた。

P3
に「高圧線の下の環境で健康リスクがあるとすれば、それよりも何倍あるいは何十倍も強力な電磁場を発生させ、日常生活と切り離せないIH調理器は当然。大問題ということになります。」とこの本の冒頭で述べている。
高圧線の下の環境で健康リスクがなければ、IH調理器は問題ない、といってくれるのであろうか?
高圧線の下の環境での健康リスクの有無を公正に論じることはなく、高圧線の下の環境で健康リスクはあると断定し、そうであるからIH調理器は大問題とこの著者は断定して、次のページから論を展開しているように見える。

P7
に「電磁波の種類と用途」の表があり、光も電磁波の中に包含されている。
P9
に「一般的に高い周波数の電磁波のほうが、エネルギーが強く、人体への影響も強いと推測される。」

P7P9から、「周波数が高ければ人体影響が強いのであれば、高圧線下の環境よりIH調理器が影響は強く、携帯電話の電波がさらに影響が強く、さらに目に見える光はもっともっと周波数が高いので健康影響が強い」といっていることになる。
周波数の高さと健康影響はある周波数範囲では適用できるとしても、一般論としては誤りである。

P11
に測定場面の写真が掲載されている。測定に使用したセンサーは単軸のループアンテナである。
磁界をきちんと測定するためには、こうした単軸のループアンテナの場合は、XYZの各軸で測定を繰り返す必要がある。
この本には3軸で測定を繰り返したのか否かに関しての記述はない。
したがって、測定データが正しいか否かの検証ができない。

P15
に「ICNIRP・・・・・・。 ・・・・・鍋を持つ手などは完全にオーバーして被爆しているのです。」とある。
ICNIRP
に言及しているのであるから、ICNIRPのガイドラインに関しては、著者は理解されているはずである。
ICNIRP
のガイドラインでは、参照レベルに規定した磁界強度が規定値を超えた場合は、基本制限に立ち返って再度評価を行うことになっている。
この基本制限では、50Hz20kHzの周波数の場合は、頭部と体幹(胴体部分)に誘導する電流で規定し、肉と骨と皮からなる手や腕は曝露の対象から外され、磁界に曝露しても良いことになっている。
したがって、「手などは完全にオーバー」という著者の記述は誤りである。

 

P19に「高調波と呼ばれ、・・・・・最悪の場合は火災を発生させたり・・・」とある。
著者がいう高調波はIH動作周波数が20kHzに対して測定結果40kHz60kHzの高調波も観測したことを捉えての説明である。
火災を発生させたりするのは、50Hzなどの電力周波数の高調波で100Hz150Hz200Hzなどの電力線に流れている電流の高調波のことであり、IHの動作周波数の高調波の話ではない。ここも明確な誤りである。

P29
に脳腫瘍の話は出ている。「ガンジー博士の研究から」と題して大人に比べて子供の脳の場合に電磁波の吸収が大きいという図を示している。
詳しいこの図の説明は無い。しかし、よく見るとこれは携帯電話の脳の影響を研究した結果である。I
H
調理器からの電磁波の影響とは無関係なデータである。

P30-31
に「16ミリガウス以上の磁界曝露で流産の危険性3倍」という研究が紹介されている。著者はこの原文を読んだのであろうか?
一般の50Hzなどの磁界と小児白血病に関する疫学研究では、平均した磁界の強度(時間平均値)で評価し、リスクを見出している。
この研究では50Hzなどの磁界に曝露した場合の流産のリスクを調査したもので、平均値ではリスクの増加はなかった。
そこで、平均値ではない、測定のデータの中から最大の値を抜き出して再度計算を行ったら、最大値が16ミリガウス以上の曝露でリスクの増加を見出した、というものである。

最大値は、機器の近くにどの位長い時間たちどまっているかによって、測定器にどのように記録されるかが大きく異なってくる。
10
秒に1回だけ測定の記録を残す(平均を見ることを主眼として設定された調査では良くあること)ように設定して24時間や48時間の連続測定を行うことにしてあったとすれば、極めて短時間に強い磁気を発する機器の側を通りすぎる場合に、測定記録が残ったり、残らなかったりする。
したがって、最大値との関連を調査するのであれば、最初から測定・記録の条件設定を行わないと、結果は信頼性がない。
よって、この研究でもって16ミリガウス云々を論ずることは適切ではない。


P33WHOのクライテリア691987年に出された報告書で、「このレポートは専門家の見解であって、WHOの確定的な政策を示すものではない。」と書かれている。
WHO
のクライテリア(EHC6950Hzの磁界に関して50ガウスを超えると影響があると書かれていることから、電力会社が50ガウスを目安として基準値のように示すのは正しくない、と著者らは言っている。

それでは、この本の著者らは20076月にWHOから刊行された新しいEHCに対しては如何に対処するのであろうか?
2007
6月のEHCでは50Hzなどの磁界4ミリガウス以上で小児白血病のリスク2倍を是認とある。
この新EHCも同じくWHOの確定的な政策を示すものではなく、専門家の見解である。
電力会社などが今度は「新EHCWHOの確定的な政策ではないので、4ミリガウス云々は基準として、規制値としては考えない」と談じた場合、この本の著者らは、どのような顔をするのであろうか?


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28.植田武智著「IH調理器を買う前に必ず読む本」2007年近代映画社発行を読んで

作成:2008−1−3
これで3冊目のIH調理器と電磁波の本です。 一読して以下の点に疑問を感じました。

P19
に「確かにガイドライン値の16倍もの値が測定されたのは鍋の横です。」と
IH
調理器の上に置いた鍋の真横に測定器を持っていけば、局所的な大きな磁界は検知できるでしょう。
国際的なガイドラインの値の16倍云々とガイドラインを引用するのであれば、そのガイドラインをきちんと理解して記述すべきでしょう。
国際的なガイドライン(ICNIRPのことを指す)が参照レベルとして規定している磁界の強度は全身が均一な磁界に曝露している場合の強度で規定しています。
不均一な強度の場の場合は、体の体積などを勘案して空間的な平均を取ることを規定しています。

したがって不均一な磁界分布の場所で、局所的な測定値でガイドライン値と比較することは、誤りなのです。
また、この国際的なガイドラインでは、参照レベルで規定値に適合しない場合は。基本制限に立ち返って再度評価を行うこととし、参照レベルで適合しないことが即ちガイドラインに不適合とは言えない、となっています。
こうしたことからも、この本の著者の記述は不適切でしょう。

P
36に「その後、流産と電磁波の関係を調べました。しかし一日に浴びた電磁波の最大値で比べると流産のリスクが増大したのです。」と
この文章の流れがおかしい。「その後、流産と電磁波の関係を調べました。そして、一日に浴びた電磁波の最大値で比べると流産のリスクが増大した・・・・」であれば素直に文章を読むことができます。

これは私の想像ですが、「その後、流産と電磁波の関係を調べました。そして浴びている磁界の平均値では流産のリスクは増加していませんでした。しかし、一日に浴びた電磁波の最大値で比べると流産のリスクが増大したのです。」という文章が元ネタにあり、中間を削除したのではないかと思います。
曝露する磁界の平均値で問題がない ということは、他の多くの磁界と健康リスクの疫学調査の結果を否定することになります。
この本の流れと一致しなくなるので、都合の悪い箇所は削除したのかも知れません。

P83
に、今後ホームページで提供していきたいと考えています。開設予定のホームページは http://www.uedatakenori.com とあります。
この本が発行されたのは200715日です。
そして1年後の本日 当該のサイトを覗いて見ましたが、「開設準備中」とあるだけでした。

この植田著は他の本に比べると私が明らかにおかしいといえる箇所は比較的少ない、といえます。

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29. 土田直樹著 「オールアース時代がやってくる 」本を読んで


記:2008−08−08
2005年 ホノカ社発行の本を読んで気のついたことです。

*最初に大きな誤りがあります。
P22:テレビ受信機からの磁界を測定し。スウェーデンのMPRガイドラインの規制値と比較している。
スウェーデンのMPRガイドラインはパソコン用モニターに対する規定であり、パソコン用モニターとして可能な低い値として定めたものである。
このMPRガイドラインはテレビ受信器を対象としていない。
スウェーデンではパソコンモニタは規制しているが、テレビ受信機は全く規制していない。よって、このP22の記述は誤りであり、要修正となる。

*この本では主に低周波の電磁波を対象としています。 電界は、生活環境にある程度の強度では、健康影響は考えられない というのが一般的な知見です。
この本では、アース工事をすることによって、この低周波電界を抑制しようと試みています。 ちょっと不要ではないかと思います。

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30.大久保貞利著「誰にでもわかる電磁波問題」に大きな誤り

記:2008−8−9

大久保貞利著 誰にでもわかる電磁波問題 2002年 緑風出版発行を読んで、大きな誤りを見つけました。

******************** 引用  *******
もう少しましな数値を示そう。
福井市北四ッ居で携帯会社が出してきた数値は「送信機出力96W、高さ20mアンテナで、最大0.188μW/cm2(アンテナから180m付近)だ。
高知市横浜西町で携帯会社が出してきたのは「最大出力の場合0.293μW/cm2」だ。

この数値を参考に見ていこう。世界で初めて携帯電話電磁波の生物への影響を証明したのはロス・エイディ博士だ。
元カリフォルニア大学脳科学研究所長だった人で、現在はカリフォルニア州ロマリンダの「退役軍人管理局医療センター」に勤務している。
ロス・エイディ(BEMSJ注:アディ)博士の研究によると資料4-9BEMSJ注:下記に示す。P71に表がある)のようになる。
0.05μW/cm 2」で男性の精子数が減少する。
これからすると携帯中継局が安全なわけはない。

*********************
と書かれているが、以下のBEMSJの検証結果では、単位を1000倍も間違えており、上述の論は大きな間違い、となる。


71に以下の表がある。
この表は、日本語でかかれた電磁波に関する本やサイトに、しばしば「出典:大久保貞利氏著 誰でもわかる電磁波問題」と明示されて引用されることが多い。

以下のような記述を行い、非熱効果の存在を鼓舞している。

携帯電話電磁波の生物への影響
0.01
μW/cm2 脳の浸透性に影響  

0.02μW/cm2 脳のアミン・レベルが変化 

0.05μW/cm2 男性の精子数が減少 

4.0μW/cm2 神経内分泌に変化  

10.0μW/cm2 遺伝子効果が現われる

28.0μW/cm2 他の影響下で腫瘍促進効果

この大久保本には、どの論文が論拠かなどの引用元の情報に関しては全く明記されていない。

American Planning Association19911月に発行した「Zoning News」に携帯電話基地局の記事が掲載されており、携帯電話の電磁波に関する情報として、この類似の情報が掲載されていた。
Summary of effects of exposure to radio frequency radiation」という表題で、携帯電話に特化せず、広く無線周波数電磁界曝露に関する説明である。
引用元は 
W. R. Adey: Tissue Interaction with Nonionizing Electromagnetic Fields 1982 と明記されている。
<BEMSJ注:この1982年のAdeyの資料は、探したが見つけることができなかった。>

そして、この「Zoning News」には、大久保本の情報の元になる表が掲載されていた。 以下に示す。

注目すべきは、単位がmW/cm2であることである。

 

Summary of Effects of Exposure to Radio Frequency radiation

0.01mW/cm2 altered brain permiability

0.03mW/cm2 Increased brain amine level

0.05mW/cm2 Decreased sperm counts

4.0mW/cm2 Threshold for neuroendcrine effects

10.0mW/cm2 Molecular, genetic effects (thermal)

28.0mW/cm2 Teratogenic (tumor Causing) effects

100mW/cm2 Threshold of cataracts formation 

 

表にある「100mW/cm2 Threshold of cataracts formation」は白内障の発症の閾値として知られている数値であり、単位も正しい。
したがって、1982年の論文・資料は探すことはできなかったが、表全体としては信頼性があると、いえる。

したがって、大久保本は、「Zoning NEWS」の記載の情報を転記するときに、単位を間違え、1000倍も小さい電磁波で問題が起こる、非熱効果があると、誤らせている。 恐ろしい誤りである。

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31.エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら訳「電磁場からどう身を守るか」を読んで

記 2009−5−1
エレン・シュガーマン著 天笠啓祐ら訳「電磁場からどう身を守るか」(原著:1992年発行 訳本発行:2000年緑風出版)を読んで、気のついた点を紹介。

1)P23 小児癌に事例紹介
「アマドール一家は北カリフォルニア風ランチハウスに引っ越してきた。3人の子供がいて、5歳の双子と8歳のアーサーである。
アーサーが発症したのは新宅に引っ越してきた2,3ヶ月後のことである。
診断の結果、非ホジキン系性リンパ腫であった。医学の進歩のおかげで、治療は終わり、2年以上再発しないでいる。夫妻は自宅と学校のそばの送電線から発生する電磁波のせいで、癌になったと考えている。結果、一家は引越しをした。」  とある。

BEMSJ
の疑問:
この本には、一家の自宅での送電線由来の磁界強度が記述されていないので、どの程度の曝露か断然としない。
また、23ヶ月でリンパ腫が発病するのか?機会があれば、小児白血病の発病までの期間に関して調べてみたいと思った。


小児白血病に関する情報はサイトに多数あるが、発病までの期間に関する情報は以外に少ない。
数時間の検索で発見した情報は、以下の情報が唯一であった。

文部科学省 原子力安全課のサイトにある情報 http://www.remnet.jp/lecture/forum/02_04.html <リンク切れ>



「放射線による悪性腫瘍の誘発

原爆被爆者集団の疫学調査から、放射線被ばくによって発がんリスクが高くなることが示されました。
しかし、必ずしもすべての臓器でリスクが高くなったわけではありません。
リスクが高くなった主な臓器は、甲状腺、乳房、胃、肺、骨髄等です。白血病でも慢性リンパ性白血病は増加していません。

潜伏期は、白血病とその他のがんでまったく異なります。
白血病では、被ばく後23年から増加を始め、67年でピークとなり、その後次第に減少します。
その他のがんでは、被ばく者ががん好発年齢になると発がんしますので、被ばく時年齢が若い程潜伏期は長くなります。
このことは白血病とその他のがんで発がん機構が異なり、被ばく以外の要因が関与していることを示唆しています。」

 

この情報からしても、被曝後に2年から3年後に白血病が発症している。
上記のアマドール一家の発症は、送電線からの磁界に曝露する新居に引っ越してきてから23ヶ月での発病となっている。
このように短期間で発病に至るものであろうか?



2)P135 「最新の疫学調査の最も控えめな評価に基づいても、毎年13,000人以上の子供たちが送電線の磁界曝露が原因で、癌で死んでいる」  とある。

BEMSJ
のコメント:
上記の数字を2007年のWHOの低周波電磁界EHCおよびFact Sheetに記載された対象者数と比較してみる。
「小児白血病はかなり稀な疾病で、2000年には、新たに発生する症例数は全世界で年間49,000人と推定されています。
住宅内での平均磁界曝露が0.3 µTを超えることは稀で、そのような環境に住む子供は僅か1%〜4%と推定されています。
磁界と小児白血病との間に因果関係があると仮定した場合、磁界曝露のせいで発生するかもしれない症例数は、2000年の数値に基づいて、全世界で年間1002400人の範囲と推定さています。」とある。

シュガーマンの数値はかなり大きい数字となっている。

3)P151 カリフォルニアでは送電線の近くに建った高級住宅が、警告に係わらず売れている、という事例が紹介されている。

以下にその部分を引用する。
*****************
高圧線にきわめて接近したところに住宅を建設するという問題は、アメリカにとって非常に現実的な問題である。
というのは、多くの地域社会が過去10年に急速に開発が進んでいるので、空地は異常な高値だからである。
磁場の危険性に関する送電線規則はないので、今日、非常に多くの住宅が高圧線から300フィート(約90メートル)以内のところに建設されている。

カリフォルニア州のデリー・シティでは、計画委員会がデベロッパーに、2組の高圧線の真下に数十棟の高級住宅を建設する認可を下ろした。
これら35万ドルの高級住宅の通りを隔てたところには大きな変圧所の敷地もあり、ここは高レベルの除草剤PCPがあるために、有害廃棄物処分場として確認されていた。

この住宅を購入する者は、以下のような記述のある開示文書に署名をすることを求められた。

「この不動産物件は、パシフイック・ガス・アンド・エレクトリック社とサンフランシスコ市の高圧送電線の近くにある。
購入者は、高圧線による電場または磁場もしくはその両方の曝露による健康被害の可能性について調査中であることを承知すること。
電場または磁場もしくはその両方が実際に健康に害を与えるかどうかについての問題に答えを出すには、もっと多くの調査が必要であるけれども、そのようなリスクが存在する可能性がある。
ペースメーカーをつけている住民には悪影響が起こりうる・・・・現時点では危険性評価(リスク・アセスメント)は行なっていない」


この文書はさらに、住宅が「湾岸地域の強い地震のすべてと、弱い地震のほとんどの震源地」であるサンフランシスコ地域の三大活断層の上にあり、さらに大規模有害廃棄物処分場の上にあると警告している。
それにもかかわらず、これらの住宅は飛ぶように売れている。
****************

4)P154 送電線に近い住宅での磁界曝露だけではなく、アメリカでも通勤電車での磁界曝露が大きく、疫学で自宅での曝露だけでの評価では不十分であることが示されている。

以下に関連部分を引用して紹介する。
************
このような電気交通機関で通勤している人々 は、毎日極めて高い磁場に曝露しながら往復していることになる。
環境保護庁の電磁場グループのリン・ジレットとドリーン・ヒルは、同僚に測定装置を与えて、記録をつけさせて、彼らの環境磁場曝露を非公式に調査した。

曝露期間は、家庭、仕事、通勤、野外(就労時以外の)、屋内(就労時以外の)に分けた。2人はこの調査結果を、1991年夏の生物電磁気学の会議に提出した。

驚いたことに、この人々(全員が主要都市で働く成人)が曝露量のほとんどを、家庭や職場以外の通勤時に曝露しており、しかも最大量を浴びていた。
ジレット本人もアムトラック(全米鉄道旅客輸送公社)を「週に5日間、片道1時間」利用している。彼女は電車で500ミリガウスを測定した。

ジレットは、多くの調査におけるスポット(局所)測定が危険の増加と相関していないのは、「測定値が現実の人間が受ける曝露量と相関していないからである。家庭におけるある時点のスポット測定値のみでは意味がない」と考えている。
************

5)P229 アメリカで高周波電磁波曝露による労災が認められて例が紹介されている。

以下にその部分を抜粋して紹介する。
*****************
おそらく、職場の電磁放射線を被曝して病気になった労働者のなかで最も有名な人物の症例は、サム・ヤノンというニューヨーク・テレフォン社の無線技師であろう。
サムは働けなくなるまでの14年間、エンパイア・ステートビルの大型のRF送信機器のメンテナンスをしていた。
彼が死んでから1年後の1975年に、妻のイェッティは先例となるような労災補償請求を提出した。
サム自身の労働生活を取り囲んでいたマイクロ波によって倒れる前後を撮影したテレビの映像を見た人もいるだろう。
放射線の病気は、50代後半の頑健な男を、およそ2、3年のうちにガイコツのように痩せ細らせた。

主治医のアルフレッド・サンティロは、サムがマイクロ波の放射線障害で死亡したと証言した。
電話会社は、彼の死は仕事と無関係だと主張した。

この裁判は控訴に反訴という長い経過をたどったが、いくつかの重要な判例を残した。
1981
年には、労災補償局は、サムの死亡が職場におけるマイクロ波の被曝が直接の原因であると判断した。
翌年、ニューヨーク州最高裁判所は同じ判決を出した。

ヤノン事件は現在控訴中であるが、マイクロ波の放射線障害が、無線周波環境で働いている男女労働者の労災にもなりうる、という事実はすでに十分に立証されている。
****************

BEMSJ
のコメント:
この記述では、「現在控訴中である。」で終わっている。
この本が発行されたのは1992年であり、2009年の現在では、当然最終的な結論は出ているはずである。
ヤノンという人のスペルが判明しないと、どうにも調べようがない。YanonJanonでネットを検索したがそれらしい情報にはたどり着けなかった。

継続して調査し、BEMSJの手元に残っている19814月発行「Micro Wave News」にはこの件の情報が掲載されていることを見つけた。
ヤノンのスペルはSamuel Yannon と判明。彼はニューヨークのエンパイア・ステートビル屋上にある無線設備の操作者として勤務していた。
彼がどの程度の高周波電磁界を浴びていたのかは、データがない。
「後日に測定しようとしたが、そのときには既にヤノンが勤務していた時の無線装置はほとんどが置き換えられていた。」とある。

さらに継続、Microwave News May/June 2003にあった「Pomeraiの研究」に関するニュースの中に結末が記述されていました。

*****************   ***********
S. Yannonは、ニューヨーク電話会社の技能者で、15年間、ニューヨークのエンパイア・ステートビルの上でマイクロ波送信機の傍で働き、1974年に重度の神経疾患で死んだ。

彼の未亡人によって起こされた補償の裁判で、Sol Michaelson博士は「彼の症状はアルツハイマーであった」と被告側で証言した。

Nettie Yannonの法廷闘争は10年以上続き、ついに補償要求に勝ち、Yannonが使用していた機器を製造したRCAから25万ドルで和解した
**************   *************

関心のある方は、当該の本を読んでください。


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32.エレン・シュガーマン著「電磁場からどう身を守るか」(天笠啓祐ら訳2000年緑風出版)に紹介されたRS Linの研究

記:2009−5−3
以下の記述がある。

『リンは、中華民国(台湾)の台北における小児がんによる死亡率を調査し、2ミリガウス以上の磁場に曝露した子どもは、ワルトハイマーの調査と同じ種類の腫瘍を引き起こす危険性が高いことを発見した。生まれてから死ぬまで同じ家に住んでいた子どもは、最も危険性が高かった。
この調査では、図7のような倍増率が発表された。
RS ・リン「居住区域に関連する小児白血病」エネルギー省、50および60へルツの電磁波の生体効果の年次報告へ提出した書類、1991113日)

 

この図7は他の電磁波の健康影響を指摘する本に転載されていたグラフである。
0.6
ミリガウス以下に対して、0.60.69ミリガウスで小児白血病のリスクが2倍を越える、非常に細かく曝露磁界強度を区分しており、一見するとすばらしい、大規模な疫学研究を行った結果と思わせる。
但し、夫々のリスクに信頼性区間の範囲が示されていないので、このグラフだけではなんとも判断できない。

このグラフの元ネタを探してみることにした。

引用文献名から、英語に置き換えて、ネットで検索した。

a) Project Resumes. DOE Annual Review of Research on Biological Effects of 50 and 60 Hz Electric and Magnetic Fields.November 1991. に含まれる1991年のDOE報告書か、

とある研究文献に参考として引用されていた以下の1989年のDOE報告書が元ネタと思われる。
b) Lin, R.S. and P.Y. Lu. 1989. An epidemiologic study of childhood cancer in relation to residential exposure to electromagnetic fields.

Abstract A-40. The Annual Review of Research on Biological Effects of 50 and 60 Hz Electric and Magnetic Fields. U.S. Department of Energy. Washington, D.C.

しかし、このDOE報告書は古くて、数時間かけてNETで、さまざまな文献サービスや関連しそうな組織で検索を行ったが、見つけることはできなかった。

そこで、PubMedを利用して、RS Linの研究論文を探してみた。
以下に示す多数の論文を執筆している。

RS Lin
の疫学研究1
掲載誌:J Occup Med. 1985 Jun;27(6):413-9.
タイトル:Occupational exposure to electromagnetic fields and the occurrence of brain tumors. An analysis of possible associations.
研究者:Lin RS, Dischinger PC, Conde J, Farrell KP.

アメリカのメリーランド州で、死亡診断書から、職業などから電磁波高暴露群を設定した。
大人の脳腫瘍リスクの増大が見られた。この研究は台湾での研究ではない。

Pubmedでは、RS Linの電磁波に関連する疫学研究としては、1)の1985年から、2)の1994年までの間の研究はヒットしない。
DOE
に報告したような内容は、論文にまとめていない???、論文にまとめるレベルまでに至らなかった???のかもしれない。


RS Lin
の疫学研究2)
この研究は2007年のWHO 低周波電磁界のEHCの評価対象になっている。
掲載誌:Rev Environ Health. 1994 Apr-Jun;10(2):97-103.
タイトル:Risk of childhood leukemia in areas passed by high power lines.
研究者:Lin RS, Lee WC.

台北地区の癌登録から19791988年の14歳以下の小児白血病症例67例を抽出。
高圧送電線の磁界曝露による標準化罹患率は1.4995%信頼区間は1.161.91)とリスクの増加を見た。

RS Lin
の疫学研究3
掲載誌:Occup Environ Med. 1996 Aug;53(8):505-10.
タイトル:Epidemiological appraisal of studies of residential exposure to power frequency magnetic fields and adult cancers.
研究者:Li CY, Thériault G, Lin RS.

これは文献レビューの論文である。

RS Lin
の疫学研究4
掲載誌:Epidemiology. 1997 Jan;8(1):25-30.
タイトル:Residential exposure to 60-Hertz magnetic fields and adult cancers in Taiwan.
研究者:Li CY, Thériault G, Lin RS.

台湾で大人の癌の症例対照研究で、白血病にのみリスクの増加を見た。

RS Lin
の疫学研究5
掲載誌:J Expo Anal Environ Epidemiol. 1997 Oct-Dec;7(4):493-504.
タイトル;A validity analysis of residential magnetic fields estimated from high-voltage transmission lines.
研究者:Li CY, Thériault G, Lin RS.

送電線との距離が曝露指標として適切か・・・・の研究。 誤分類の可能性有り。
送電線から100m以内であれば適切な指標とみなせる。

RS Lin
の疫学研究6
掲載誌:J Occup Environ Med. 1998 Feb;40(2):144-7.
タイトル:Risk of leukemia in children living near high-voltage transmission lines.
研究者:Li CY, Lee WC, Lin RS.

台湾北部における1987年から1992年にかけて発生した28例の小児白血病症例を対象。
台北送電線から100m以内か以遠かで評価し、以内では小児白血病のリスク増加を見ている。

RS Lin
の疫学研究7
掲載誌:Sleep. 2002 Jun 15;25(4):428-32.
タイトル;Residential exposure to power frequency magnetic field and sleep disorders among women in an urban community of northern Taiwan.
研究者:Li CY, Chen PC, Sung FC, Lin RS.

大人の睡眠への影響ありとした研究。

RS Lin
の疫学研究8

掲載誌:Bioelectromagnetics. 2003 Apr;24(3):218-21.
タイトル:Elevated residential exposure to power frequency magnetic field associated with greater average age at diagnosis for patients with brain tumors.
研究者:Li CY, Lin RS, Sung FC.

送電線に近いか2ミリガウス以上の曝露を受けている場合は、脳腫瘍の発症が遅れる。
白血病と女性乳がんでは差異はない。

2009−5−3の段階では、本に紹介されているすばらしいグラフは、その後の本人の研究論文にはほとんど引用されておらず、その後の研究にはほとんど結びついてもいない。
グラフが本当に正しくシュガーマンの本に引用されているのかも含めて、疑問が残る、といえる。

 

 

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33.日本住宅新聞の記事にある宮田幹夫論は正しいか?

記;2009−9−21

日本住宅新聞2007925日の記事に「電磁波過敏症は存在する 北里大 宮田幹夫先生に聞く」という記事があります。
その中で、以下の記述があります。

「体にやさしい電磁波があるとすれば、自然界にあるシューマンウエーブでしょう。
これは非常に微弱で30Hz前後。脳波の動きにも同調しています。
それ以外の電磁波などはめったに自然界にはありえません。
だから人間はとんでもない世界をつくってしまったのです。
常識的に考えて進化の過程にあったものは体によい。
なぜなら人間は、それに合わせて体を進化させてきたからです。
だから、進化の過程で現れないものは基本的には受け付けないはず」と宮田先生。」


さて、「自然界に存在する電磁波は、それにあわせて人間が進化してきたので、人にはやさしい・健康影響はない」というのが宮田論であるとすれば、記事の言うようなシューマン共振による低周波電磁界のほかに、宇宙に存在する(宇宙背景放射)電磁波として、4.080MHzの電磁波が存在する。
こうしたマイクロ波帯域も宮田幹夫氏は「自然界に存在する電磁波の周波数であるので、健康影響はない」と言ってくれているのであろうか?

また、太陽から放射さえる電磁波の中で、12GHzの電波を、衛星放送受信用アンテナ設備を利用して、天体観測を楽しんでいるアマチュア天文家のサイトを見たことがある。
こうした12GHzなどの電波も宮田氏は「健康影響はない」周波数の電磁波であると、保証してくれるのであろうか??

BEMSJ
の目には、宮田氏は自然界にどのような電磁波が存在するか、きちんとした知識を持たずに、人工的に作り上げた電波・電磁波利用機器から発せられる電磁波・電波は危険と、言いたいだけなのではないだろうか。

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34.間接的に参考になる本 ショウジョバエやDNAの解説本

作成:2000−4−27 WEB公開:2009−11−7

北九州市での産業衛生学会に参加するために往復とも東京から小倉まで新幹線を利用しました。
片道4時間半 ということで、 この時間で2冊の本を読み終わりました。

1) ポピュラーサイエンスシリーズ 「ショウジョバエ物語」 渡辺隆夫著 裳華房発行 1400
電磁波の健康影響に関して、影響を検出するための動物実験のひとつとして、JR総研の研究でも使用していたショウジョバエとはいかなるものであるかを 教えてくれる書物です。総研で使用していた指標の特定の異常発現までは言及されていません。
ポピュラーサイエンスという建前ですが、以外に読むのが難解です。

2) 講談社 ブルーバックス 生田 哲 著 「がんとDNA」 760円
発癌とDNAに関して これも「やさしく」解説してくれている本ですが、それでも難解です。
P103から「電磁波によるDNAダメージ:X線、紫外線」という章があり、電磁波の中でもX線。紫外線はDNAに変異を起こす。
これに対して 可視光線・赤外線・マイクロウエーブ、ラジオ波のもつエネルギーは極端に低く、このために細胞にダメージを与えないので生物にとって無害である。」と記載されています。

  以上 出張などに際に 移動の期間に読むことを推薦します。


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35.電磁波関連のWEBのGoogleによる評価

記:2011−7−15

電磁波という用語でネット検索を行えば、様々なサイトがヒットします。
Googleでは、いかなる基準に基づくかは一切公開していませんが、各サイトを独自に評価して、Googleページランクというランキングを付けています。
このランクが上位ほど、良いサイトとGoogleで評価されたとなります。

BEMSJは以前からこのGoogleページランクを見てきました。
この電磁波健康影響講座は これまではランクは4/10でした。 10段階の中で4というランクでした。
ところが、最近(2011年7月)に気が付くとランクがアップし、5/10となっていました。 
嬉しいことです。

どのようなサイトはどのようなランクになっているか、本日のチェック結果を以下に示します。

ランク 7/10   東京電力の電磁波と健康の頁
ランク 5/10   電磁界情報センターの頁、 電気安全環境研究所の電磁界と健康の頁  そしてこの「電磁波健康影響講座」です。
ランク 4/10   電磁波問題市民研究会の頁、 ガウスネットの頁、 電磁波NAVIの頁等


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35A.電磁波関連のWEBの検索結果


*電磁波関連WEBの調査結果     2021−1−1

 

2021年11日に、昨年と同じことをやってみました。

Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん)、電磁界情報センター(JEIC) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

 

結果は

Yahooでは 21,100,000件中

1位:Wikipedia  85位 JEIC 

  BEMSJ・しみん・ガウスは100位以外

 

その他の検索エンジンでのチェックは割愛。
ガウスのサイトは閉鎖されました、主催者が亡くなったとのことで、後継者がいなかったのでしょう。
昨今のYahooなどのサイト検索の条件が大幅に変更になったのでしょう、BEMSJのサイトも、電磁波問題市民研のサイトも100以内にヒットしなくなりました。

そこで、2003年以来継続してきたこの調査を、今回で終了とすることにします。


*電磁波関連WEBの調査結果     2020−1−1

 

202011日に、昨年と同じことをやってみました。

Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん)、電磁界情報センター(JEIC) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

 

結果は

Yahooでは 16,700,000件中

1位:Wikipedia    BEMSJ・しみん・ガウスは100位以外

その他の検索エンジンでのチェックは割愛。

 

*電磁波関連WEBの調査結果     2019−1−1

 

2019年11日に、昨年と同じことをやってみました。

Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん)、電磁界情報センター(JEIC) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

 

結果は

Yahooでは 33,770,000件中

1位:Wikipedia  2位:JEIC 51位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

Gooでは 件中表示なし

1位:Wikipedia  2位:JEIC 51位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

フレッシュアイでは 1,580,000件中

1位:Wikipedia  2位:JEIC 64位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

エキサイトでは 1,580,000件中

1位:Wikipedia  2位:JEIC 32位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

Biglobeでは,1,770,000件中

1位:Wikipedia  2位:JEIC 41位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

Infoseekでは 1,770,000件中

1位:Wikipedia  2位:JEIC 41位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

Googleでは 33,700,000件中

1位:Wikipedia  2位:JEIC 38位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

という結果でした。   私のサイトが抜けているのが、残念でした。

 

 

*電磁波関連WEBの調査結果     2018−1−1

 

201811日に、昨年と同じことをやってみました。

Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

 

結果は

Yahooでは 11,800,000件中

1位:Wikipedia  25位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

Gooでは 件中表示なし

1位:Wikipedia  15位:しみん    BEMSJ・ガウス 100位以外

 

フレッシュアイでは 15,100,000件中

1位:電磁界情報センター    23位: しみん  BEMSJ・ガウス  100位外 

 

エキサイトでは 1,510,000件中

1位:Wikipedia  しみん・BEMSJ・ガウス 100位外

 

Biglobeでは,1,510,000件中

1位: Wikipedia  23位:しみん  BEMSJ・ガウス:100位外

 

Infoseekでは 641,000件中

1位: Wikipedia  23位:しみん  BEMSJ・ガウス:100位外

 

Googleでは 11,800,000件中

1位:Wikipedia    27位:しみん   BEMSJ・ガウス:100位外

 

という結果でした。

 


*電磁波関連WEBの調査結果     2017−1−1

 

201711日の夜に、昨年と同じことをやってみました。

Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJ「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

 

結果は

Yahooでは 15,000,000件中

1位:Wikipedia  18位:しみん  26位 BEMSJ     ガウス 100位以外

 

Gooでは 件中表示なし

1位:Wikipedia  20位:しみん  37位 BEMSJ  ガウス 100位以外

 

フレッシュアイでは 783,000件中

1位:まとめの頁    28位: しみん 57位: BEMSJ  100位外 ガウス

 

エキサイトでは 783,000件中

1位:Wikipedia  19位:しみん  100位外 BEMSJ  ガウス

 

Biglobeでは,778,000件中

1位: Wikipedia  13位:しみん  37位 BEMSJ   ガウス:100位外

 

Infoseekでは 775,000件中

1位: Wikipedia  20位:しみん  37位:BEMSJ  ガウス:100位外

 

Googleでは 15,100,000件中

1位:Wikipedia    20位:しみん  38位: BEMSJ   ガウス:100位外

 

という結果でした。

 

この1年間で、BEMSJのサイトの人気がすこし回復しました。


電磁波関連WEBの調査結果     2016−1−1

 

201611日の正午に、昨年と同じことをやってみました。

Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」WEBを主な対象としています。

 

結果は

Yahooでは 2,080,000件中

1位:Wikipedia  17位:しみん  91位: ガウス   100位以外BEMSJ

 

Gooでは 件中表示なし

1位:Wikipedia  13位:しみん  62位 ガウス  100位以外:BEMSJ

 

フレッシュアイでは 1,050,000件中

1位:まとめの頁    15位:  しみん 54位: BEMSJ  100位外 ガウス

 

エキサイトでは 1,050,000件中

1位:Wikipedia  13位:しみん  100位外 BEMSJ  ガウス

 

Biglobeでは 1,050,000件中

1位: Wikipedia  13 位:しみん  62位:ガウス  100位外 BEMSJ

 

Infoseekでは 1,050,000件中

1位: Wikipedia  13位:しみん     100位外BEMSJ  ガウス

 

Googleでは 2,060,000件中

1位:Wikipedia    17位:しみん  100位外 BEMSJ   ガウス

 

という結果でした。

この1年間で、BEMSJのサイトの人気がおちました。 残念。

 


電磁波関連WEBの調査結果     2015−1−1

201511日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo
等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。
ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

結果は
Yahoo
では 1,860,000件中
1
位:Wikipedia  13位:しみん  17位:BEMSJ  ガウス:60

Goo
では 件中表示なし
1
位:Wikipedia  11位:しみん  16位:BEMSJ   ガウス:59位 

フレッシュアイでは 928,000件中
1
位:Wikipedia    19位:  しみん  27位:BEMSJ   92位:ガウス

エキサイトでは 926,000件中
1
位:Wikipedia  11位:しみん  16位:BEMSJ  ガウス:59

Biglobe
では 926,000件中
1
位: Wikipedia  11位:しみん  16位:BEMSJ   ガウス:51

Infoseek
では 926,000件中
1
位: Wikipedia  11位:しみん  16位:BEMSJ  ガウス:59

Google
では 1,860,000件中
1
位:Wikipedia    11位:しみん  32位:BEMSJ   ガウス:52

という結果でした。

電磁波関連WEBの調査結果     2014−1−1

2014
11日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo
等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」WEBを主な対象としています。

結果は
Yahoo
では 2,570,000件中
1
位:Wikipedia 18位:BEMSJ 23位:しみん  ガウス:100以内にない

Goo
では 922,000件中
1
位:Wikipedia 17位:BEMSJ  22位:しみん ガウス:100位内にない 

フレッシュアイでは 1,085,560件中
1
位:TANUYOの電磁波  26位:ガウス 54位:BMSJのグッズの頁 74位: しみんの会報の頁 

エキサイトでは 922,000件中
1
位:Wikipedia  18位:BEMSJ 24位:しみん  ガウス:100以内にない

Biglobe
では 922,000件中
1
位: Wikipedia 18位:BEMSJ  24位:しみん   ガウス:100以内にない

Infoseek
では 922,000件中
1
位: Wikipedia 18位:BEMSJ 24位:しみん  ガウス:100以内にない

Google
では 2,250,000件中
1
位:Wikipedia  18位:BEMSJ 24位:しみん  ガウス:100位内にない

という結果でした。
1
年前に比べて、私のWEBの順位が上がっていました。

 

電磁波関連WEBの調査結果     2013−1−1

2013
11日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo
等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」WEBを主な対象としています。

結果は
Yahoo
では 9,450,000件中
1
位 電磁波コム 15位:しみん 56位 BEMSJ  ガウス:100以内にない

Goo
では 998,000件中
1
位 電磁波 −Wikipedia 12位:しみん 68位 ガウス 90位 BEMSJ

フレッシュアイでは 1,251,519件中
1
位 電磁波−Wikipedia  5位 しみん 7位:ガウス 46位 BEMSJ  

エキサイトでは 998,000件中
1
位 電磁波コム 13位:しみん  56位 BEMSJ  ガウス:100以内にない

Biglobe
では 994,000 件中
1
位 電磁波コム 12位:しみん 56位 BEMSJ  ガウス:100以内にない

Infoseak
では 998,000件中
1
位 電磁波コム 13位:しみん 55位 BEMSJ  ガウス:100以内にない

Google
では 9,340,000件中
1
位 Wikipedia  12位:しみん  56位ガウス  90位 BEMSJ 

という結果でした。
1
年前に比べて、私のWEBの順位が下がっていました。

*************************************

電磁波関連WEBの調査結果     2012−1−1

201211日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo
等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」WEBを主な対象としています。

結果は
Yahoo
では 10,300,000件中
1
位 電磁波Wikipedia  19位 BEMSJ  25位:しみん   ガウス:100以内にない

Goo
では 10,300,000件中
1
位 環境Goo電磁波  32位 BEMSJ  40位:しみん   ガウス:100以内にない

フレッシュアイでは 2,427,307件中
1
位 Wikipedia  8位 BEMSJ  10位:ガウス   しみん:100位以内にない


エキサイトでは 10,050,000件中
1
位 Wikipedia  20位 BEMSJ  35位:しみん   ガウス:100以内にない

Biglobe
では 1.030,000 件中
1
位 Wikipedia  22位 BEMSJ  30位:しみん   ガウス:100以内にない

Infoseak
では 1,050,000件中
1
位 Wikipedia 19位 BEMSJ  25位:しみん   ガウス:100以内にない

Google
では 2,380,000件中
1
位 Wikipedia  20位 BEMSJ  36位:しみん   ガウス:100以内にない

という結果でした。 私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

*************************    *******************

電磁波関連WEBの調査結果     2011−1−1

201111日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo
等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウス) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

結果は
Yahoo
では 7,630,000件中
1
位 電磁波Wikipedia  28位 BEMSJ  35位:しみん   ガウス:100以内にない

Goo
では 589,000件中
1
位 環境Goo電磁波  28位 BEMSJ  35位:しみん   ガウス:100以内にない

フレッシュアイでは 2,261,093件中
1
位 BEMSJ   5位:ガウス   31位 しみん

エキサイトでは 589,000件中
1
位 Wikipedia  28位 BEMSJ  35位:しみん   ガウス:100以内にない

Biglobe
では 154,000 件中
1
位 Wikipedia  28位 BEMSJ  35位:しみん   ガウス:100以内にない

Infoseak
では 3,520,000件中
1
位 Wikipedia 28位 BEMSJ  35位:しみん   ガウス:100以内にない

Google
では 7,640,000件中
1
位 Wikipedia  29位 BEMSJ  35位:しみん   ガウス:100以内にない

という結果でした。 私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

******************************  *************

電磁波関連WEBの調査結果     2010−1−1
2010年1月1日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そしてBEMSJの「電磁波健康影響講座」のWEBを主な対象としています。

結果は
Yahooでは 17 400 000件中
1位 電磁波Wikipedia 2位 電磁波なび  9位 ガウスネット 33位 BEMSJ    57位:しみん

Gooでは 701 000件中
1位 Wikipedia 17位 しみん 20位 BEMSJ  32位:ガウス

フレッシュアイでは 759 819件中
1位 電磁波なび 9位 ガウスネット 32位 BEMSJ 57位 しみん

エキサイトでは 17 500 000件中
1位 Wikipedia 9位 ガウスネット 43位 BEMSJ  57位 しみん

Biglobeでは 589 000 件中
1位 Wikipedia 17位 しみん 20位 BEMSJ 32位 ガウスネット

Infoseakでは 764 090件中
1位 Wikipedia 9位 ガウスネット 33位 BEMSJ  58位 しみん

Googleでは 2 439 000件中
1位 Wikipedia  20位 しみん  24位 BEMSJ  35位 ガウスネット

という結果でした。 私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いまし
た。

******************************
電磁波関連WEBの調査結果     2009−1−1 

2009年1月1日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そして私の「電磁波健康影響講座」のWEB(BEMSJ)を主な対象としています。

結果は

Yahooでは 14 100 000件中
1位 電磁波なび 7位 ガウスネット 77位 BEMSJ  しみん: 80位内になし

Gooでは 532 000件中
1位 Wikipedia 15位 BEMSJ 31位 ガウスネット  しみん: 50以内になし

フレッシュアイでは 433 349件中
1位 電磁波なび 6位 ガウスネット 65位 BEMSJ   しみん: 80位以内になし

エキサイトでは ー 件中
1位 電磁波なび 6位 ガウスネット 66位 BEMSJ   しみん:80位内になし

Biglobeでは 532 000 件中
1位 Wikipedia 15位 BEMSJ  31位 ガウスネット   しみん:80位内になし

Infoseakでは ー 件中
1位 電磁波なび 6位 ガウスネット 65位 BEMSJ   しみん:80位内になし

Googleでは 2 890 000件中
1位 Wikipedia  16位 BEMSJ  21位 しみん 32位 ガウスネット

という結果でした。
私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

******************    **********
電磁波関連WEBの調査結果     2008−1−1  

2008年1月1日の午後に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そして私の「電磁波健康影響講座」のWEB(BEMSJ)を主な対象としています。

結果果は

Yahooでは 4 650 000件中
1位 電磁波なび 2位 電磁波Wikipedia 10位 しみん 14位 ガウスネット 21位 BEMSJ

Gooでは 541 000件中
1位 Wikipedia 10位 BEMSJ 31位 しみん 36位 ガウスネット

フレッシュアイでは 254966件中
1位 Wikipedia 2位 電磁波なび 8位 しみん  BEMSJとガウスネットは100位以外

エキサイトでは 4 560 000件中
1位 Wikipedia 2位 電磁波なび 8位 しみん  BEMSJとガウスネットは100位外

Biglobeでは 541 000 件中
1位 Wikipedia  16位 BEMSJ 31位 しみん 36位 ガウスネット

Infoseakでは 762 000件中
1位 Wikipedia  16位 BEMSJ 31位 しみん 36位 ガウスネット

Googleでは 2 710 000件中
1位 Wikipedia  17位 BEMSJ 30位 しみん 36位 ガウスネット

という結果でした。
私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

********************************

電磁波関連WEBの調査結果     2007−1−1

2007年1月1日の夕方に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そして私の「電磁波健康影響講座」のWEB(BEMSJ)を主な対象としています。

結果果は

Yahooでは 2 720 000件中
1位 携帯電磁波レポート 7位 ガウスネット 35位 しみん  BEMSJは100位以外

Gooでは 131 000件中
1位 Wikpedia  5位 BEMSJ 11位 しみん 15位 ガウスネット

フレッシュアイでは 265 257件中
1位 Wikpedia 34位 ガウスネット 49位 しみん  BEMSJは100位以外

エキサイトでは 700 000件中
1位 Wikpedia 35位 ガウスネット 49位 しみん BEMSJは100位外

Biglobeでは 13 000件中
1位 Wikpedia 5位 BEMSJ  11位 しみん 15位 ガウスネット

Infoseakでは 279 000件中

1位 Wikpedia 5位 BEMSJ  10位 しみん 14位 ガウスネット

Googleでは 4 100 000件中
1位 Wikpedia 4位 BEMSJ 10位 しみん 15位 ガウスネット

という結果でした。
私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

***************   ***********
電磁波関連WEBの調査結果     2006−1−1 

2006年1月1日の夕方に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そして私の「電磁波健康影響講座」のWEB(BEMSJ)を主な対象としています。

結果果は


Yahooでは 4 450 000件中
1位 携帯電磁波レポート 3位 BEMSJ 5位 しみん 18位 12位 ガウスネット 

Gooでは 138 000件中
1位 携帯電磁波レポート 3位 BEMSJ 5位 しみん 10位 ガウスネット

フレッシュアイでは 293 500件中
1位 しみん 3位 携帯電磁波レポート 18位 ガウスネット 32位 BEMSJ 

エキサイトでは 264 000件中
1位 携帯電磁波レポート 3位 BEMSJ  5位 しみん 10位 ガウスネット

Biglobeでは 139 000件中
1位 携帯電磁波レポート 3位 BEMSJ  5位 しみん 10位 ガウスネット

Infoseakでは 264 000件中
1位 携帯電磁波レポート 3位 BEMSJ  5位 しみん 10位 ガウスネット

という結果でした。
私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。
昨年に比べて、上位にヒットするようになっています。

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電磁波関連WEBの調査結果     2005−1−1 

2005年1月1日の昼に、昨年と同じことをやってみました。
Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット) 電磁波問題市民研究会のWEB(しみん) そして私の「電磁波健康影響講座」のWEB(BEMSJ)を主な対象としています。

結果果は

Yahooでは 4 042 453件中
1位 阿修羅 5位 しみん 18位 ガウスネット 26位 BEMSJ  

Gooでは 74 800件中
1位 ケータイ電磁波レポート 3位 しみん 4位 BEMSJ 13位 ガウスネット

フレッシュアイでは 171 548件中
1位 阿修羅  9位 しみん 20位 ガウスネット 44位 BEMSJ 

エキサイトでは 149 000件中
1位 ケータイ電磁波レポート 3位 しみん 4位 BEMSJ 13位 ガウスネット

Biglobeでは 74 800件中
1位 ケータイ電磁波レポート 2位 しみん 3位 BEMSJ 13位 ガウスネット

Infoseakでは 74 800件中
1位 ケータイ電磁波レポート 2位 しみん 3位 BEMSJ 13位 ガウスネット

という結果でした。
私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

**********************
2004年1月1日の昼に、昨年と同じことをやってみました。

Yahoo等の検索エンジンで「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット)
電磁波問題市民研究会のWEB(市民) そして私の電磁波健康影響講座のWEB(BEMSJ)を主な対象としています。

結果は

Yahooでは 77 800件中
1位 しみん  6位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

Gooでは 61 200件中
1位 しみん  5位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

フレッシュアイでは 154 600件中
1位 ニシブエ(電磁波過敏症) 17位  しみん BEMSJとガウスネットは20位以内にない。

エキサイトでは 97 300件中
1位 しみん  5位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

Biglobeでは 約61 200件中
1位 しみん  5位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

ライコスは infoseakと合併

Infoseakでは 61 500件中
1位 しみん  5位 BEMSJ   ガウスネットは20位以内にない。

という結果でした。
私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

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2003年1月1日の夜に、Yahooの検索エンジンで 「電磁波」というキーワードで検索し、どの順位でヒットするかをチェックして見ました。

ガウスネットのWEB(ガウスネット) 電磁波問題市民研究会のWEB(市民) そして私の電磁波健康影響講座のWEB(BEMSJ)を主な対象としています。

結果は

Yahooでは 93 400件中
1位 しみん  2位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

Gooでは 64 010件中
1位 しみん  3位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

フレッシュアイでは 95 134件中
1位 マイショップ  2位 しみん 7位 BEMSJ    ガウスネットは20位以内にない。

エキサイトでは 165 000件中
1位 しみん  2位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

Biglobeでは 約93 400件中
1位 しみん  2位 BEMSJ  ガウスネットは20位以内にない。

ライコスでは 79 346件中
1位 阿修羅  5位 しみん 11位 ガウスネット 15位 BEMSJ  

Infoseakでは 280 514件中
1位 しみん  2位 しみん  BEMSJとガウスネットは20位以内にない。

という結果でした。
私のWEBがそれなりに高い順位でヒットしているのは嬉しく思いました。

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36.カーロ著「携帯電話 その電磁波は安全か」の紹介

 

ジョージ・カーロ&マーティン・シュラム著 高月園子訳 2001年 集英社発行
 この中に、携帯電話の電磁波の健康影響に関する初期の研究が例示されているので、紹介する。

著者の一人カーロは公衆衛生・疫学の専門家で、アメリカの携帯電話の業会団体CTIAの依頼を受けて、携帯電話の電磁波の健康影響を研究するプロジェクトの総括者として働いた。
詳しくはこの本を読んでもらう必要があるが、CTIAは広報・ロビー活動の一環として、ある程度の資金を出して、研究を行なわせて、携帯電話の電磁波の安全性を検証しようとした。研究をある程度コントロールしようとした。

しかし、カーロらはやるならば一般携帯ユーザにも信頼してもらえるデータを出そうとして、科学者としては中立になろうとして、研究を行なった。
研究資金はCTIAが予定していた金額を大幅に超え、研究はCTIAのコントロールがきかず、そしてぽつぽつと携帯電話の電磁波による影響があるかも知れない・・・・という報告があがるようになってきて、カーロとCTIAは衝突し、決裂した。

そこで、カーロはいきさつを本にまとめた。 
という状況下で纏められた本なので、注意して読まなければならない本である。

しかし、研究の状況などに関して、かなりわかりやすく書かれた箇所も多いので、そうした箇所を、3点ほどを、抜粋した。
関心のある方は、原本を入手して読んでください。

*************  ***********   ***********
その1: 〈WTR小核研究報告〉

[
目的]
携帯電磁波に曝露したヒトの血球に(1)DNA損傷が起きるかどうか、(2)また起きるとしたら、それはどのように起きるのか、の二点を調べる目的で、二つの研究が同時進行で行われた。
まず研究者は、94年にレイとシンが報告した彗星分析法実験で、DNAの損傷が実際に起きるのかどうかを確かめる実験を行った。
次に、曝露後のヒトの血球細胞内に小核が発生するかどうかを調べる、はるかに徴密な実験が行われた。
本来なら正常な核が一つだけ存在すべきところにいくつもの小さな核が存在していれば、それは遺伝子損傷が起きていることの証拠である。
遺伝子損傷は、たとえそれがDNAの損傷ほどひどいものでなくても、重大な健康リスクにつながる可能性がある。

「実験手順]
ティスとフックは過去の他の研究者による実験の不備な点を正すため、次の六つの新しい手順を取り入れた。
1.
初めて試験管の底の部分のみを使うことにより、試験管中の実験材料に平均的に電磁波が広がっていることが確実になった。
これは、コンピユターモデルによるガイの発見の適用である。

2.
初めて、問違った結果が出る原因となる試験管中の不要な熱の発生が抑えられた。
室内送風機と循環水の利用により、6本の試験管の入った曝露室の温度は摂氏37度に維持された。
さらに各試験管の中に光ファイバー温度計をとりつけ、ヒトの血球の入った底の部分の側面と中央で、必要な温度に保たれているかどうかが監視された。

3.
初めて、連邦通信委員会(FCC)のいわゆる安全ガイドラインの1.6W/sよりも低いレベルで実験することができた。
使用された局所吸収比(SAR値)レベルは1.02.55.010.0W/sの4種類。

4.
初めて実際に携帯が発する電磁波が使われた。
過去に行われた実験ではいずれも、携帯電磁波に近い電磁波を発する市販の電磁波発生器が使われていた。

5.
初めて携帯を通して本物の人間の声をCDに録音したものが使われた。
これにより現実に近い曝露が実現した。なぜなら、科学者たちは長い問、声の調子の変化がシグナルの特徴を変え、それが電磁波の発生に影響を与えるのではないかと考えていたからだ。
過去の実験では、単に血球に発生器からの電磁波が絶え問なく照射されるだけだったが、カー口の発案により、実験中に実際の声で血球に話しかけるという画期的な方法がとられた。

6.
初めて一つの実験に同時にあらゆる種類の携帯(アナログ式、デジタル式、パーソナル・コミュニケーション・システム〔PCS)が使用され、結果の比較が可能になった。

「実験結果」
彗星分析法では白血球にDNAの損傷は確認されなかった。
だが、小核実験では、実際に染色体内に損傷が確認された。
DNA
の損傷は3時間または24時間の曝露の後も見られなかった。
染色体は3時間の曝露では損傷が起きなかったが、24時間では損傷が認められた。
損傷は血球内に複数の小核が形成されていることにより確認された。損傷がない場合、核は一つである。

損傷は、SAR値が5.0W/sと10/0W/sの曝露で、すべての種類の携帯に起きた。
曝露していない血球に比較し、小核の発生は4倍だった。これは有意の差であり、曝露の影響が重大であることを表わしている。

加えて、デジタル式とPCSでは、SAR値がわずか1.0W/sでも染色体に損傷が起きた。
これは政府の安全ガイドラインの1.6W/sより低い値である。このSAR値で小核が確認された率は、曝露していない血球に比べ2倍だった。ただし、この増加は、統計的に有意の差だとはいえない。

「結論」
初めて携帯が実際に遺伝子損傷を起こすという決定的な証拠が挙がった。
まったく予想外だったので、最初に聞いた時は何かの間違いかとさえ思った。だから、私たちは一から実験をやり直してみた。だが、同じ縞果が出た。念のため、もう一度やってみた。また同じ結果が出た。

携帯ユーザにとって、この実験結果が意昧することは明白だ。
彼らの使用している電話が健康上危険かもしれないということだ。
一方、携帯産業にとって、この結果が意昧することは、もはや今までのように「携帯の危険惟を示す証拠はない」とは言えないことだった。
その言葉は業界にとって常に「携帯は安全である」という保証だったのだ。
だが、それらすべてより、さらに私を驚愕させたもう一つの発見があった。

おそらく私だけでなく、基準を設定する行政機関の役人たちも同様だったに違いない。それはガイドラインの間題だった。
私たちは初めてFCCのガイドラインである1.6W/sより低い1.0W/sというSAR値で遺伝子損傷を確認した。
FCC
のそのガイドラインは、業界や政府からは「安全ガイドライン」と呼ばれている。

今回の発見の意昧を十分理解するためには、このFCCのガイドラインが一体何なのか、また、それが、どのようにして決定されたのかを知る必要がある。
FCC
のガイドラインはSAR傾が40W/s以下では人体への悪影響はまったくないという仮定の上に決定されている。
公衆の安全のためには十分余裕を見て、人体に影響があるとされる隈界レベルの25分の1が安全だとされるので、FCCの専門家は単純に4025で割った。
そうして、1.6という、いわゆる安全ガイドラインが生まれたのだ。

だが、今、WTR5W/kg10W/sでもかなりの確率で遺伝子損傷が起きることを発見した。
1.0
という低いレベルでも、ある程度の損傷が確認されている。
単純にWTRの実験結果を当てはめた場合、もし、まだFCCが人々を守るためには25倍の余裕をもたせる必要があると考えるなら、ガイドラインは計算し直されなければならない。FCC独白の算出方法では、新しいガイドラインは5または1025で割った0.10.4W/sの間になるはずである。
これは政府に承認された現行の1.6よりはるかに低い数字だ。
このことが携帯ユーザに意昧することは、彼らが今頭に押し当てている携帯が、危険なレベルで作動しているかもしれないということだ。

BEMSJ注:小核
上記の解説では必ずしも適切に小核に関して説明されていない。
以下は電中研の報告書にあった小核の説明である。放射線の影響を見る報告書なので、放射線を前提に説明されている。

 

  


***************   *********
その2:

初めて携帯電磁波による生物的影響を証明したのは、カリフォルニア州ロマリンダにある退役軍人管理局医療センターのロス・アディ博土だった。
そのブログラムもモトローラ杜の資金によるものだった。
アディは強硬なまでに独立した立場を貫く、高い評価を受けている科学者で、電磁波の研究では過去30年にわたり、リーダー的存在だった。
その彼の行った一連の実験のうち、1996年に行われたものが、学界と業界の両方を驚かす結果となった。

デジタル式携帯のアンテナから発する電磁波をネズミの頭の方から曝露する実験で、生物学的変化が確認されたのだ。これより以前には、携帯電磁波が何らかの生物学的変化を起こすという生体実験の証拠はなかった。

そのアディの実験だが、まずネズミをまだ母親の胎内にいるうちに遺伝子変化を起こす物質にさらし、さらに生後35日目から23カ月問、電磁波に曝露した。
アディのグループが使用した曝露システムは、世界で初めて人々が携帯を使用する際の状況を再現した、頭に集中的に電磁波が当たるように考案されたシステムだった。
電磁波量の計測と、生物学的変化の評価の両方に極めて高度な技術が使われたこの実験は、携帯の人体への影響を知る研究上の大きな一歩だった。

皮肉なことに、アディ博士の研究結果にはもう一つの驚きが待っていた。
彼の実験で確認された生物学的影響は、むしろ、よい影響だったのだ。
電磁波を浴びたネズミにできた腫瘍の数は、浴びなかったネズミのそれより本当に少なかったのだ。
だが、アディは携帯電磁波が人を癌から守るとは言ってはいない。
彼はただ、その実験で、デジタル式携帯電磁波が生物学的変化を引き起こしたことだけは確信していた。

だが、彼のグループが翌1997年に終了したアナログ式を使用した実験では、生物学的変化は確認されなかった。
その実験は、デジタル式と同じ実験方法で行われた。
540匹のネズミが使用され、オスの頭部は平均2.3W/s、メスは平均1.8W/sに柑肖する電磁波に曝露された。
結果的に、電磁波が原囚であると認められる脳腫瘍の発生はなかった。
だが、その実験では、最も高いレベルの曝露は実際には意図していた頭部ではなく、はるか下の背中の部分で起きていた。
しかも、その事実は、実験が終了した後までわからなかった。

したがって、ネズミの頭部が受けた電磁波量はデジタル式の場合と違っていた可能性がある。
そして、それがデジタル式とアナログ式で異なる結果が出た原因かもしれない。
明らかに、もっと実験が必要だった。

アディ博士の研究締果が、電磁波がむしろ脳腫瘍を仰制するという驚くべきものだったため、それを公表したり、公衆衛生上の措置をとったりする必要はないという判断を私たちは下した。
だが、初めて携帯電磁波で生物学的変化が起きたという事実は、慎重に受け止めた。
同時に、莱界に対し報告する義務があると感じた。
電磁波が生物学的には不活性であるとする、それまでの公式見解を修正しなくてはならないと。

***********   ********
その3:WTRの携帯ユーザ調査

1998
年のクリーマスシーズンに、WTRとの契約のもとに進められていたい-つかの研究結果が上がってきた。
その内の一つに、携帯ユーザの側頭部―ちょうど通話中にアンテナが当たる位置に、ある珍しい種類の腫瘍ができやすいという結果が出てきた。

その研究は米国健康基金(AHF)おいて行われたものだった。
AHF
WTRとの契約のもと、携帯ユーザを対象に二つの調査を行った。
一つは、93年以来、誰もの念頭にあった脳腫瘍リスクに関する調査。
もう一つは、神経腫と呼ばれる良性腫瘍のリスク調査だった。聴神経腫は脳と耳を結び聴覚をつかさどる神経にできる腫瘍だ。
WTR
癌専門家で作った勉強会により、物理的に携帯アンテナから発生する電磁波の流れの中にできる、この聴神経腫の重要性が指摘されていた。

アースト・ワインダーとゲイリー・ウィリアムズはAHF所属の大変尊敬されている外科医だ。
カー口は以前、その二人と一緒に仕事をしたことがあり、その関係と、二人の申請した調査内容の質の高さから、AHFにその二つの調査を任せることにしたのだった。
その調査はすでに米公衆衛生事業団からの少ない補助金で始められていたが、WTRの援助で終えることが可能になった。
残念なことに、調査の終了を待たずに、ワインダーは亡くなり、ウィリアムズはAHFを辞めてしまった。
したがって、調査の完了は、同じくAHFの研究者で博士号をめざして勉強中のジョシュア・マスカツトに引き継がれた。

〈脳腫瘍患者の調査〉
「調査目的」
携帯電磁波と脳腫瘍発生との関連性を調べる。

[
調査方法]
終了したのは症例対照研究であった。
脳腫瘍患者と非脳腫瘍患者が、(1)携帯ユーザかどうか、(2)携帯の使用頻度はどうか、の質問に答え、その回答が比較された。
患者は年齢、性別、人種により分類され、他の要因が結果に影響を与えない配慮がなされた。
466人の、原発性の脳腫瘍が最近判明した患者のデータが集められた。
対照群の非脳腫瘍患者については、米国北部の次の五つの病院から、422人のデータが集められた。

―協力した病院―

スローンーケタリング記念病院、ニューヨーク大学医療センター、コロンビア大学長老派病院(以上いずれもニューヨーク)、ロードアイランド病院(プロビデンス)、マサチューセツツ総合病院(ボストン)

調査が三分の二終了したところで、調査方法に決定的な欠陥が見つかった。
調査対象となったほとんどの腫瘍が、明らかに携帯電磁波が到達する範囲の外にあったのだ。
すでにその時、WTRの研究や他の研究により、携帯が耳に押し付けられている時に電磁波が頭蓋骨内で届く範囲は、数インチ先までということが判明していた。
したがって、この調査の大きな部分が、理論的には携帯使用と関連づけられなくなってしまった。
腫瘍の位置をもっと絞りこんだ正確な調査が必要だった。
マスカットの計画していた腫瘍の位置を考慮に入れない総合的な分析は、携帯と脳腫瘍発生との関連性を調べるという私たちの目的にはほとんど無意昧だったのだ。
だが、マスカットと話し合った結果、もし、腫瘍が側頭部(電磁波の屈く範囲内)にあるケースを選り分けることができれば、調査緒果は役に立つということになった。彼はこれを行った。

一つひとつの腫瘍の病理学的分析を行い、頭蓋骨の側面にできることが多い神経上皮腫という種類の腫瘍を選び出すという方法で。こうして得た小グループのデータが対照群のデータと比較された。

「調査結果]
予想どおり、腫瘍の位置を考慮に入れない大きなグループ全体では、携帯ユーザの問に脳腫瘍罹患リスクの増加は認められなかった。
だが、対照群のデータの分析により、調査が実際に有効であることが証明された。
対照群の18パーセントが携帯を使っていると答えていたが、それは当時の調査による、米国では大人の推定20パーセントが携帯を使っているという数字と非常に近かったからである。

しかし、神経上皮腫患者だけの小グループの分析結果は驚きをもたらした。
マスカットがWTRに提出した最終的な報告によると、神経上皮腫患者35人のうち、14人が携帯を使用していたのである。
その数字を対照群の携帯使用率と比較すると、携帯ユーザは2.4倍の確率で神経上皮種を発症するということになる。それは統計的に有意な値だった。

「重要性」

この調査は、携帯ユーザを対象とした初めての癌についての調査だった。
その縞果、二つの重要な事実が判明した。

1.携帯電磁波の赦射線の流れが到達する範囲では、腫瘍の発生率にはっきりと噌加が見られる。
2.
携帯電磁波が届かないとされている範囲では、携帯使用は腫瘍発生率に影響を及ぼさない。

結局のところ、この結果はわずか35人のケースをもとにしたものなので、側頭部にできたすべての腫瘍を対象とした大規模な調査が緊急に必要になった。
というのは、もしマスカットの調査が実際に有効な道標であるとすれば、同タイプの大規模な調査こそ、携帯が脳腫瘍を引き起こすという一番の確証となるからだ。
大規模な国際的調査(世界保健機構WHOが実施中)2000〇年に始まったが、その完了は2005年まで待たなくてはならない。
携帯ユーザが自身の健康に決定的に重要な情報を待つには、致命的に長い年月である。

<聴神経腫患者の調査>
「調査目的]
携帯使用と聴神経腫発生の関連性を調べる。聴神経腫は聴覚を司る神経にまれにできる良性の腫瘍である。

「調査方法」
これも症例対照研究。90人の聴神経腫患者に、最近の数年間にどのくらいの頻度で携帯を使用したかが質問された。
回答は、同様の年齢、性別、人種の非聴神経腫患者八六人のそれと比較された。
データの収集には、下記の三つの、いずれもニューヨークにある病院が協力した。

―協力した病院―

スローン.ケタリング記念病院、ニューヨーク大学医療センター、コロンビア大学長老派病院

「調査結果」
90
人の聴神経腫患者のうち、11人が携帯を3年以上使用したと答えた。
対照群の86人では、3年以上使用したのはわずか6人だった。
従って、3年以上携帯を使用した人々の問では、聴神経腫になる確率が60パーセント高いということになる。
長期問使用すればするほど、この良性腫瘍の罹患率は高まる。
マスカットは、使用期問が6年を越えると、罹患リスクの増加が統計的に有意な値になると結論している。

[
重要性]
この調査は少数のデータをもとにしたものだが、それでも統計的にはっきりと被曝量・影響反応関係が表れていた。すなわち、使用年数に比例したリスクの増加である。
調沓結果は携帯の健康リスクについて重要な質間を投げかけると同時に、今後研究が必要な分野を明らかにした。

まず、聴神経は携帯電磁波が頭蓋骨内を貫通する領域(2〜3インチ)内にある。
従って、携帯を使用している時、聴神経細胞は確実に被曝しているのである。
この調査締果から、腫瘍形成要因について少なくとも二つの解釈が導かれる。
6年以上使用した人に聴神経腫の罹患率が高まるということは、電磁波に累積効果があるということだ。
逆に言えば、携帯の便用が大きな間題となるには、長い年月にわたる使用が必要だということになる。
または、6年以上たった後に聴神経腫が発生するということは、それがその腫瘍の潜伏期間である可能性もある。
その場合、曝露の影響は6年が過ぎた後にしか現れない。
どちらが正しいかは半々の確率だ。だが、どちらも、この調査緒結果がベースになっている。

加えて、1993年から94年にかけて行われたこの調査に協力した患者で、携帯を6年以上使用していると答えた人たちは、80年代の終わりに市場に出回っていた携帯を使用していたことになる。
当時、携帯電磁波に関してのガイドラインはまったく存在しなかった。
携帯はFCCの規制対象から除外されていたからだ。
これらの古いタイプの携帯は、しばしば、現在出回っているものよりはるかに強い電磁波を出していた。
規制もなければ、携帯メーカや通信サービス会杜にとっては、電磁波のレベルを低くする商業的理由もなかったからだ。
また、80年代の終わりから90年代の初めには、現在より基地局の数も少なかった。
したがって、頭に押し付けられている携帯と基地局の間の通信に、当時の携帯は今のものよりもっと強いパワーで働かなければならなかったより強い電磁波を出して。この時代の携帯を使用した経歴のある人々は、高曝露警戒グループに分類される。将来の研究にとって非常に重要なグループである。

********************   *************

その4:この本の中に、携帯電話と心臓ペースメーカーの干渉に関する初期の研究や動きが例示されているので、紹介する。

1990年代の初め、世界中でポツポツとその報告はあった。
そして、その一つひとつをFDA(米国食品医薬品局)はファイルに収めていった。
心臓のペースメーカーの調子が、時々狂うという。それも、携帯を使用した後に。心臓細動除去器が誤作動するという。
携帯や二方向無線機を身体の近くで使用した後に。さらにコロラドの丘陵では、電動式車椅子が勝手に動き出し、乗っていた人が放り出され、腰の骨を折る重傷を負うという事件もあった。これも明らかに無線が原因だった。

これらは癌とは何の関係もない。問題は電磁波の干渉だ。
広く使われているペースメーカーなど医療機器への干渉問題は、まもなくFDAの関心の焦点となった。
同時にそれは、カーロの研究プログラムの中心的課題にもなった。
資金を出している業界の役員の中には、これを驚きの目で見る者もいた。
だが、カーロの主導による電磁干渉の研究は、いくつかの長期的な成果を生み出すことになる。
FDA
との緊密な協力体制のもと、カーロは研究を組織化し、公衆衛生上の大きな問題を解決する。

だが、その研究を進めるにあたり、CTIA(携帯電話産業連盟)の指示を仰がず、独立した立場をとったことが、ウィーラーを激怒させる結果となった。
そして、その後、ウィーラーのカーロに対する不信感は決して修復されることはなかった。
二人の関係に生じた亀裂は、将来、カーロに深い苦悩をもたらすことになる。

1994年、コペンハーゲンで開かれた生体電磁気学会の年例会議に出席したカーロは、携帯が埋め込み式ペースメーカーに干渉するという三つの研究報告を聞いた。
ペースメーカーは制御された電子パルスを心臓の洞房結節に送ることで、心臓の鼓動を規則正しく整える。
この機器により、多くのタイプの不整脈が正される。
最近のペースメーカーは、ふつう、肩の鎖骨付近に埋め込まれ、そこから二本のワイヤが心臓に電子シグナルを送る。

まず、イタリアからの報告は、ヨーロッパ製デジタル式携帯の実験室と臨床の実験結果だった。
実験室では、30台のペースメーカーを携帯の近くに置き、パルスに乱れや停止が起きないかが調査された。
結果として、端未がごく近く(10センチ以内)にある時、半数のケースで何らかの干渉が認められた。
臨床では、11社の製造による43機種のペースメーカーを埋め込んだ患者101人の胸の上(ペースメーカーの近く)に、11種類の携帯のアンテナを置く実験が行われた。
結果として、26人に何らかの干渉が確認された。
実験中、ペースメーカーは最高感度に設定されていた。

スイスでは、39人の患者を対象に、デジタル式の端末をペースメーカーの真上に置く実験が行われた。
結果として、数人のペースメーカーに加速と停止の両方が起きた。
研究者たちは、この種の問題がどの程度一般的なのかを調べる詳しい調査が必要だと訴えた。
この実験では心臓病患者の協力が必要だったため、実施前にいくつかの倫理上の問題をクリアする必要があった。

最後に、のちにモトローラ社に雇われるオーストラリアのケン・ジョイナー博士が、ペースメーカーを埋め込んだ患者10人を対象とした実験の結果を報告した。
アンテナをペースメーカーの真上20センチに保ったところ、やはり干渉が確認されたとのことだった。

以上の結果はいずれも決定的なものではなかったが、ペースメーカー装着者が無線電話を使う際の安全性に大きな疑問を投げかけた。

3ヶ月後の949月、マイアミのマウントサイナイ病院の心臓外科医ロジャー・カリロ博士が、ペースメーカーを埋め込んだ患者59人を対象とした実験の中間報告を、カーロにファックスしてきた。
力ーロのプログラムのことを耳にしたカリロは、研究を続けるための資金援助を求めて、連絡してきたのだった。
カリロは、当時米国で試験使用中だったデジタル式携帯のペースメーカーへの憐を判定するシステムを開発していた。
実験に使用した携帯はモトローラ社から提供されていた。
それらはモトローラ社の科学者により、受信できない送信専用のテスト状態に設定されていた。

カリロはペースメーカーを高感度にセットし、59人の患者を対象に数種類の携帯で実験を行った。
携帯をペースメーカーのすぐ上にもっていくと、21人の患者に干渉が確認された。
170回のテストで、何らかの干渉が認められたのが39回。そのうち12回では、停止という最も強度の干渉が起きた。
19機種のペースメーカーに干渉が起きたが、携帯を耳に当てるという通常の通話姿勢では起きなかった。
なお、このテストに参加した患者たちは全員、自主的に協力した人たちで、テスト中は常時医師が付き添っていた。
テスト中に痛みを感じた患者は1人もいなかった。

*カーロはただちにFDAに連絡した。
一週間後、カーロと彼の同僚たちは、FDAにカリロの実験結果とその解釈についての報告をすることになった。
ミーティングはワシントン郊外ロックビルにあるFDA本部で行われた。
モトローラ社の弁護士イーガーも携帯業界の代表として出席した。
この会議で「結論として大規模な臨床研究の実施が決定」した。

*メイヨクリニックの研究
この研究の目的は、電磁波干渉が実際にどの程度起きているかを調べ、ペースメーカーを埋め込んだ患者が携帯電磁波にさらされることで、どんな重大な健康リスクがあるかを判定することにあった。
臨床調査が、メイヨクリニック、ニューイングランド医療センター、オクラホマ大学健康科学センターの三カ所で同時に行われた。
ペースメーカーを埋め込んだ患者980人に対し、5機種の携帯(米国で使用中のアナログ式1機種とデジ夕ル式4機種)を使って実験が行われた。

携帯は最悪の事態をシミュレートするために、最大の出力で電波を出すようプログラムされ、加えて、デジタル式の1機種では実際の通信中にテストが行われた。
テスト中、ペースメーカーの真上に置かれた携帯にさまざまな操作が加えられている間、患者たちは心電図で監視された。
干渉の程度は患者に危険が及ぶかどうかを基準に測定され、判定が下された。合計で5553回のテストが行われた。

明白な結果が出た。何らかの干渉が全体の20パーセントのケースで認められた。
干渉が起きる率は携帯のタイプにより異なる。
アナログ式ではわずか3パーセントだが、デジタル式では25パーセント近くにのぼった。
実際の通話中の方が、テストモードの時より干渉が起きる率が高かった。

また、通常の通話姿勢に比較し、携帯がペースメーカーの上に直接置かれた時の方が、干渉ははるかに頻繁に起きた。
そして、最も有意義な発見は、ペースメーカーから出ている2本のワイヤに普通のものより余分にノイズフィルターが付いている機種で、干渉の起きる率が最も低かったことだ。

この結果の意味するところは明らかだった。
デジタル式携帯が埋め込み式ペースメーカーの真上に置かれた時に、その機能を妨害するだけのパワーをもっていることに疑いの余地はなかった。
逆に、通常の通話姿勢ではほとんど問題ないこともわかった。
また、ノイズフィルターは干渉を防いでいた。

以上の発見により、ペースメーカーと携帯の両業界と当局は、短期長期両方の対策を導入することを決定した。
まず、短期的な対策として、ペースメーカーと携帯の両方のメーカが、ペースメーカーの装着者に、携帯をペースメーカーから六インチ以上離すよう警告することになった。
たとえば、携帯を胸ポケットに電源を入れた状態で入れてはならない。また、携帯はできるだけペースメーカーから離す。

長期的な対策としては、将来すべてのペースメーカーのワイヤにノイズフィルターを付けることか義務づけられることになった。
振り返ってみると、この干渉問題の解決は、国と産業界の機構がともに抜群によく機能した、まれにみる例だといえよう。
初めて問題が明らかになってから、わずか24ヶ月後に、問題は解決された。

********************   ***********
注:このカーロの本は350頁と厚い本で、読み応えのある本です。
携帯電話の電磁波の健康影響に関する初期の研究状況には詳しいのですが、その後の研究で再現しなかったものもあり、記述のすべてを鵜呑みにはできません。

 

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37.懸樋哲夫著「デジタル公害 ケータイ・ネットの環境破壊」にも誤り

記;2010−2−1
懸樋哲夫著「デジタル公害 ケータイ・ネットの環境破壊」(2008年緑風出版発行)を読んで、誤りを見つけました。

P28
に以下の記述があります。
***********    ***************
「携帯電話により頭痛が増加している」という報告が986月にありました。
スウエーデン(11921人)とノルウェー(5000人)での大人を対象とした合同調査結果です。
2
分以内と使用時間の短い人での頭痛・発生率を1とした場合の増加率です。
表をご覧いただければ通話時間が増えるほど頭痛を訴える人が多くなっていることがわかります。

またもっとも注目すべきことはデジタル携帯電話の危険性についてです。
アナログよりもデジタル型の方が電磁波被曝の数値としては少ないのに頭痛の増加率はほぼ同じになっています。
ということはデジタルの方が頭痛を多く起こしており、危険性もデジタルのほうが高いことを示しています。


頭痛に関する有訴率 (オッズ比)

 

使用時間

2分以下

12-5

115-60分 

160分以上

スウェーデン

アナログ

1.81

3.24

3.40

ノルウェー

アナログ

1

1.81

3.31

6.36

スウェーデン

デジタル

1

1.49

2.50

2.83

ノルウェー

デジタル

1

1.94

2.69

6.31

*************    *************

「アナログよりもデジタル型の方が電磁波被曝の数値としては少ない」という表記がおかしいのです。

1998年の報告」は、研究所の技術報告書として刊行されたものでしょう。
私はこの報告書ではなく、以下の学術論論文誌に掲載された報告を読んでいます。

*掲載誌:Occip. Med. Vol. 51. No. 1. P25-35 2001
*タイトル:Mobile phone use and subjective symptoms. Comparison of symptoms experienced by user of analogue and digital mobile phones
*研究者:M. Sandstrom et al;

この論文誌には、対象とした携帯電話からの電波の強さが明記されています。
アナログ電話は、NMT方式と呼ばれる携帯電話で、無線出力は電波伝搬状況に応じて変化し、1Wもしくは0.1Wである。
デジタル電話は、GSM方式と呼ばれる携帯電話で、無線出力は同じく電波伝搬状況に応じて変化し、最大2Wから0.02Wまでの間で、20ステップで変化をさせている、と。


従って、基地局アンテナから遠方で使用すれば、アナログ電話は1Wで送信し、デジタル電話は2Wで送信することになり、デジタル電話の方がより多く頭部に曝露している。
もし基地局アンテナの極近傍で使用すれば、アナログ電話では0.1Wで送信し、デジタル電話の場合は、最小0.02Wになる。
こうした電力の制御の状況をみれば、アナログもデジタルもほぼ同一レベルの電波を電話の使用者は浴びているといえる。
即ち、「アナログよりもデジタル型の方が電磁波被曝の数値としては少ないのに頭痛の増加率はほぼ同じになっています。

ということはデジタルの方が頭痛を多く起こしており、危険性もデジタルのほうが高いことを示しています。」ということは誤りで、本の主題からは反することになります。

懸樋氏は、原著を読んだ上で、上記の著を表したのであろうか? 
「デジタルは駄目」という論を書きたいのでしょうが、引用した研究はそのようなことをいっていないことが判ります。

上記の論文の著者は「アナログ電話よりデジタル電話の方が様々な症状を訴える率が高い という仮説を立証しようとして研究を行ったが、仮説は破棄することになった。アナログでもデジタルでも共通して、使用時間が長くなれば、有訴率は高くなることが判った。」と結論付けている

 

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38.黒薮哲哉著「あぶない! あなたのそばの携帯基地局」(2010年花伝社刊)を読んで  

記: 2011−1−30

わかりやすく、読みやすく記述している本ですが、取材不足というか理解不足の点があります。

1)周波音で体調を崩した例の取材不足と誤り
以下の鎌倉における携帯基地局アンテナ設備から漏洩する電波・電磁波ではなく低周波音によって、健康被害を受けたという事例が紹介されている。
P92−94 にかけて
*********************   **************
2010
3にはじめて植松さん夫妻を取材したとき、正直なところわたしは2人が訴える症状には、多少の誇張があるのではないかと思った。
確かにKDDI鎌倉荘の庭に設置された基地局本体に近づくと、低くうなるような不快な音がしたが、それが植松さんの自宅まで届くとは思えなかった。
ところが後で調べたところ、低周波音を耳にしたときの感覚は、想像以上に個人差が著しいことが分かった。
それが低周波音の被害者救済の道を閉ざすひとつの要因になっている。妄想と勘違いされやすい問題なのだ。

特に低周波音に終始さらされていると、低周波音に対する感じ方が過敏になるようだ。
それに加えて植松さん夫妻の場合、音楽を職業にしてきた事情がある。
音に対する感性を武器として生きてきた人であるから、音の感じ取り方が普通の人のレベルとは異なるのだ。比較にならないほど敏感だ。

言葉を換えれば、並はずれて音を聞き分ける能力があるから、プロとして通用しているのだ。
したがってミュージシャンでもない裁判官が音の感じ方に対してミュージシャンに裁定を下すこと自体、滑稽な笑い話かブラック・ユーモアにはかならない。
人間の感性に基準は存在しない。


申し立ては201082日に棄却された。
低周波音や振動などの測定で得た数字を根拠に、裁定委員会はKDDI基地局と健康被害の因果関係を否認したのである。
しかし、法的に因果関係が認められなくても、植松さんが自らの音感を通じて受け止める基地局の「音」に不快感をもち、健康を害していることは紛れもない事実である。

要するに裁定委員会は植松さんに「我慢しなさい」と命じた上で、KDDIの企業活動を認めたのである。
****************    *****************

この鎌倉のミュージッシャンの低周波被害の話を聞いたとき、黒薮著にもあるように、ミュージッシャンなのできわめて音感がよく、低周波の音も聞くことができたのかもしれないと、思った。

しかし、裁定委員会の報告書はWEBに公開された。
この報告書はダウンロードして読んでみた。
テキストの部分だけで、付録の図などはカットされているので、完璧に報告書の内容を把握できたわけではないが、報告書を読むと、次のことが明らかである。

このケースではなんと、携帯電話基地局からの電波の発信を止めるということまでして調査・実験を行っている。
電波の発信を行っている場合と、停止した場合に、ミュージッシャンらの感じる音や体調を調べた。
報告書には盲検法・・・・とは記載されてはいないが、たぶん、電波の発信・停止のことはミュージッシャンらにはわからない状況下で、体調の変化を調べたのだと思われる。

結果は、ミュージッシャンらの体感・体調などは、電波の発信・停止との関係はなかったことが分かった。
すなわち、ミュージッシャンらの訴えは、基地局の稼働と因果関係がないことが実験で証明された。
そして、裁定委員会で、健康被害との因果関係を否定したのである


よくも基地局の電波を停止してまでこの実験を行ったものと、感心する。
どうやら電波を止めたりしても携帯電話の使用状況にもっとも影響の少ない時間帯、夜中の12時過ぎから翌朝にかけて、この実験・調査を行ったもよう。
黒薮氏は8月の裁定委員会での決定を知っており、当然に、報告書の内容も取材していると思われる。
そうなると、上記の著書の後段の記述は、誤った記述であるといえる。

2)ザルツブルグの無線規制値0.0001マイクロワット/cm2を紹介している。P98
そして、
「日本の電波防護規制は「ザル法」に等しい」 と記述している。

ザルツブルグの規制は提案したけれども何も実効的に動いていないのであるからして、ザツルブルグの規制の方が、ザル法であるといえる。
ザルツブルグの規制に関しては、BEMSJのこの「電磁波健康影響講座」のサイトに詳細を掲載してある。

この部分は明らかに取材不足である。

3)九州の延岡の携帯基地局裁判で、P190
北里大学宮田医師が原告らを電磁波症候群と診断したという情報が紹介されている。

宮田医師は果たしていかなる診断を持って電磁波症候群という診断を下したのか?いかなる医学的な論拠があるのか、興味がある。
裁判の進行中であるが、どのような診断によったのか、ぜひ黒薮氏には突っ込んだ取材をしてほしい。

以上のことから黒薮本もすべてを鵜呑みにはできない といえる、

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39.「電磁波恐怖マニュアル」を読んで

記:2011−5−17

天笠啓祐とガウス探検隊著、ネスコ発行、1996年12月発行の「電磁波恐怖マニュアル」を見てみました。
家庭からオフィスから乗り物の中まで、磁界を測定しています。
その結果を羅列しただけのものでした。

特に問題なのは、50−60Hzの磁界に限定して測定していますが、使用した測定器が「トレーサーシリーズの磁界測定器とトリフィールドメータである」ことに尽きる。
トレーサーシリーズ磁界測定器(紹介されていた写真から Tracer Micro ELF というものと判明する)は、1軸の磁界測定器であり、最大の軸を探さない限り意味のある磁界値は得られない。
また、トリフィールドメータは、3軸 でありが、周波数に独自の重みづけをしており、50Hz・60Hzの歪の無い磁界しか正確に測定できない。


ということで、多数の測定結果をまとめてくれているが、まったく役に立たないデータとなっている。

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40.大槻彰著の「木炭パワーのすべて」の誤り

記:2011−5−18

大槻彰ら著 「なるほどなっとく 木炭パワーのすべて」 1999年 青龍社発行を読みました。
以下の写真が掲載されています。
「テレビの上や後ろに木炭を置くことによって、ある程度の電磁波を遮蔽することができる」と書かれています。
まったく遮蔽効果はありません。
恐ろしいほどの誤りです。
多くの木炭グッズの販売で、「テレビやパソコンの傍に木炭を置けば、電磁波を遮蔽できる・・・・」としているのは、もしかして、この本がネタになっているのかもいしれません。

   

 

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41.ポーク著「インチキ ブドー サイエンス」を読んで

記:2011−5−18

ロバート・ポーク著 栗本さつき訳 2001年主婦の友社発行「わたしたちはなぜ科学にだまされるのか」を読みました。
この本は、原題で判るように、インチキサイエンスに対して如何に騙されないようにするか ということを書いた本です。
この本の中に、電磁波に関して言及する章がありましたので、その部分を抜粋して紹介します。

**********************  ******
貧乏は避けるがよろしい

1996年、全米科学アカデミは、「住宅周辺の電磁場が健康におよばす影響」について3年にわたって徹底的に調査した結果を、記者会見で報告した。
だが、そのとき、ポール・ブローダーは会見場に姿を見せなかった。
そのうえポール・ブローダーは、その頃にはもう「ニューユーヨーカー」に記事を書いていなかった。
1992年の夏、「ニューユーヨーカー」は誌面の大刷新を敢行し、ブローダーは新しい誌面のスタイルにふさわしいライターではない、と判断されたのである。
そもそも、送電線とガンの関係について国民のあいだに不安が広がったのは、この記者会見の7年前、1989年にブローダーが「ニューヨーカー」に連載した衝撃的な記事が原因だった。

すべての事の発端は、ブローダーであった。
ポール・ブローダーがいなければ、科学アカデミが3年もの歳月をかけて綿密な調査を実施することもなかったろう。
環境衛生大論争の第一線から退いたブローダーであったが、科学アカデミが報告書を発表したとあれば、電磁場論争の前線に復帰しょうと、論陣を張るのは必至と思われた。

その日、ワシントンDCにあるリンカーン記念館近くのコンスティテューソン通りに面した典雅な科学アカデミビルの大会議室は、記者やテレビカメラ、そして数名の科学者でごった返していた。
会見で報告されるのは、送電線とガンの関係に関する科学的証拠の集大成であり、もっとも詳細で、もっとも新しい、もっとも格式ある調査結果であった。

冒頭、ソーク研究所の著名な神経生物学者で、調査委員会の委員長を務めるチャールズ・スティーヴンズが、あいさつを述べた。
「環境に有害な微弱要因をあきらかにするのは、非常に困難な作業です。科学者は17年にわたり、送電線の電磁場の危険性に評価を下そうと、苦労してきました。疫学調査、実験室での研究、コンピュータ分析など、あらゆる手法を駆使し、研究を重ねてきたのです。

当委員会は、その500以上の調査結果を吟味し、評価を下しました。
そして……、スティーヴンズは、ひと呼吸おいた。

「送電線の電磁場が健康に害を与えるという証拠はない、という結論にいたりました。」

じつは、この調査委員会の人選については、科学界から懸念の声があがっていた。
「電磁場論争の決着はまだついていない、と考えたがる科学者のみで構成されている」と、科学界は批判していたのである。
副委員長を務めるノースカロライナ大学の疫学者デーヴィツド・サヴィツは、電磁場問題におのれの名声を賭けており、そのサヴィツが調査委員会で幅をきかせていたことが、不安の種となっていた。

おまけに16名の委員の半分が、電磁場が健康に与える影響を個人的にも研究していた。
かれらが電磁場の容疑をはらす報告をしようものなら、研究への資金援助が打ち切られてしまう。
「電磁場には用心すべき」という立場をとり、「さらなる研究が必要である」と主張しなければ、自分たちの研究を続行できなくなるのである。
そんな背景はあったものの、調査委員会は、「現在のところ、送電線の電磁場が人体に悪影響をおよぼすことをしめす証拠はない」という、満場一致の結論をだした。

****************************     ************

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42.「マインド・コントロールの拡張」を読んで

記:2012−5−1

浜田至宇著「マインド・コントロールの拡張1995年第三書館発行を読んでみました。
巷には「電磁波でマインド・コントロールされている」、「電磁波で何者から脳に直接指令を受けている」という論があります。
この著は、そうした技術が可能か調査した結果の纏めです。

結論からいえば、BEMSJには理解はできませんでした。

ただ、そうした論調もある としか言えません。

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43.矢部武著「携帯電磁波の人体影響」集英社新書2010年発行 を読んで

記:2012−5−4

この本は、比較的よくまとめられている本です。

以下は気の付いた点
P60〜 アメリカで電磁波の影響で脳腫瘍となったとして労災認定されたプライスの件が紹介されている。
19968月、携帯電話販売店で働き始めた。携帯電話の購入者への設定サービスで、多い時にはほぼ1日携帯電話を使用していた。
当時は出力の大きいアナログ式携帯電話が多く、職場には試験用の携帯電磁波発信装置が設置され、常に大量の電磁波が放出されていた。
・入社半年後に異常を感じた。頭痛、吐き気、目の痛み等。診断した眼科医は精密検査を勧めたが、受けなかった。
2年後、19992月、職場で発作を起こし、病院に運ばれ、脳腫瘍(髄膜腫)と診断。手術で脳腫瘍を摘出。
199912月、解雇された。
・脳腫瘍の診断を受けた時に「職場での電磁波が原因」として労災申請したが、労災専門の保険会社から拒絶された。
19996月、労災の保険会社を相手に提訴。
20055月、南カリフォルニア大学病院ブラウトバー博士(毒性学)の報告書「携帯電磁波の曝露が脳腫瘍の原因と考えるのが合理的である」で、労災として認定された。

BEMSJ注:携帯電話の電波曝露で、曝露開始後6か月で脳腫瘍が発生するものであろうか?曝露から発病までが短すぎないか?
携帯電話の使用と脳腫瘍に関するインターフォン研究などでは、曝露から発病までは10年以上・・・・とされている。>


P68
労災訴訟とは別に、携帯電磁波訴訟が私の知る限りでも十数件起こされている。
こちらの方はまだ原告側の訴えを認める判決は1件も出ていない(20107月現在)。

P68
・アメリカ携帯電話大手モトローラの元社員マイケル・マーリー氏は1993年に携帯電話を使い始め、99年には脳腫瘍の手術をうけた。仕事でもプライベートでも携帯電話のヘビーユーザーであった。
200111月、会社を相手に「脳腫瘍になったのは携帯電話の電磁波」として提訴。
2003年に死亡、妻が訴訟を引き継いだ。
・消費者保護法などの州法を適用するか、連邦通信法などの連邦法を適用するかが論点となった。
BEMSJ注;連邦通信法では携帯電話の規制を行っており、安全が担保されているので連邦法での裁判はマーリー氏にとっては不利、州法の消費者保護法で審理することはマーリー氏にとっては有利になる。>
20078月、ワシントンDCの高等裁判所は「連邦法を優先させる」と判決。マーリー氏は控訴。200911月の取材の時点では、まだ係争中。

P96
 脳腫瘍の潜伏期間
・「脳腫瘍は発病するまでの潜伏期間は一般に10年から20年くらいと長いため、・・・・10年以上の長期使用者をできるだけ多く含めた調査を行うことが必要である。
BEMSJ注:この潜伏期間を10年以上とすれば、上記のプライス氏に脳腫瘍は早すぎるといえる。>

P122
〜 ガンジーの研究の確認
・「子供の脳は電磁波に対して脆弱だ」という1996年のガンジーの研究で、子供の脳のSARは大人と比較して大きいという発表がある。
・これに対して、子供と大人の吸収量は殆ど違いがない、という研究も発表された。
・フランスのヴィアール博士の研究(2008年の研究論文)や、ブラジルのデサレス博士の研究(2010年のマイクロウェーブニュースの記事)は、ガンジーの研究の確認を行っている。
BEMSJ注:この二つの研究の詳細は調べる価値はある。>

P144
〜 活動家オコナー
アイリーン・オコナーさんは英国バーミンガムに近いウィショウの村に住んでいた。200111月乳がんと診断された。
1994年から、自宅から100mの距離に建っている携帯電話基地局からの電磁波が乳がんの原因と考えた。
・基地局から500m以内に住む住民に癌や睡眠障害などの健康障害が多いことに気が付き、基地局の撤去運動を始めた。

・結果は200311月に撤去された。
2003年、一般の人に電磁波の健康影響に関する認識を高めてもらうために、NPO「電磁波研究トラスト」を設立した。 

関心のある方は、この本を購入して読んでください。

 

 

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44.金子暖著「電磁波を感じてしまうあなたへ」 を読んで

記;2012−5−18

文芸社 2003年発行の「
電磁波を感じてしまうあなたへ」を読んでみました。

この本は、「BOOK」データベースよりの引用として、「電磁波を感じて会社で働けなくなった著者は、自分を見つめ直そうとしていろいろなことに挑戦。ついには海外ボランティア活動に参加し、新たな人生観へとたどり着く。今なお加療療養中の女性が書いた生命賛歌ノンフィクション・エッセイ」とあります。

また、著者略歴 (
金子暖:「BOOK著者紹介情報」より)によれば、「労働省認定産業カウンセラー。ヘルス・サポーター。大学を卒業後、情報技術部門で13年間勤務。システムエンジニアを経て、システムコンサルタントとして情報技術の導入、社員教育、システム開発などを担当。8年前から電磁波過敏症ではないかと思われる症状を自覚する。現在、在籍している会社の社則に添って、休職期間を利用して、代替医療による治療を試みている」とあります。

電磁波を感じているというのは、著者の感覚のようで、格別に電磁波の測定器で周囲環境の電磁波強度の測定結果などは、この本の中では、まったく触れられていません。
この傾向は、電磁波過敏症の症例などに関する著作や報告でも同じ傾向にあります。
この意味では、この本は科学的な論点に立つ本ではなく、あくまでもノンフィクション・エッセイという範囲にとどまるでしょう。

このように感じた人もいる、ということが判るだけの本でしょう。

この本が発行されてから9年経過します。 「2003年現在では加療療養中」とありますが、療養が完了しているのであれば、この本の改訂版か、続編が欲しいものです。


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45.電磁波市民研究会 編「暮らしの中の電磁波測定」2006年 緑風出版発行を読んで

記:2012−5−19  追記:2012−6−15

この本で測定を行ったとされる測定器は以下の2種である。
低周波磁界測定器: EFA-200 32KHzまでの低周波磁界を測定。周波数分析機能もある。
高周波電磁界測定器: EMR-300 この測定器の場合は、数種類のセンサーを選択できる。
どのセンサーを選択したかは、この本には記述はない。
たぶん100KHzから3GHzまでの広帯域ダイオード検波のセンサーを使用したと、想像できる。

1)P22「電信柱によりグレーのバケツのような変圧器も取り付けられている。これが強い極低周波を発生する。」 とある。

この本は、様々な場所で実際の電磁波を測定して、その結果を記述している本であるが、電信柱に取り付けられた変圧器からの低周波磁界の大きさに関しては、まったく数字を使用しての紹介が無い。
「これが強い低周波磁界を発生させる」と断定的な記述を行っているにも関わらず、定量的な数字の開示がない。
BEMSJ
もこの変圧器からの磁界の漏洩強度の実態を知りたい。

2)P46 「子供の携帯電話使用に関する規制では、バングラディシュ政府は2002年に16歳未満の携帯電話使用を禁止しています。」とある。

たぶん、上記の元になったネタは以下であろう。
*******************
●バングラディシュで16歳未満の青少年は携帯電話使用禁止●
2002
65 ホットワイアード・ジャパン
バングラディシュ人民共和国の政府は、携帯電話は人体に有害だという結論をすでに下したようだ。
脳に損傷を与えるかもしれない電磁波から若者を守るため、バングラディシュ政府は16歳未満の青少年に対して携帯電話の使用を禁じる計画だという。
バングラディシュの環境森林大臣は、同国の首都ダッカで先ごろ開催された医師と科学者の会議に出席し、この政府計画の概要を述べた。
******************** 

バングラディシュでの規制が最終的にどうなったかは定かではない。
P46の記述は、規制が発効したということの確証を得たうえでの記述なのであろうか?

バングラディッシュ大使館にメールを出した。 まだ返信はない。

3)P65「以下測定値がどれくらいの値かを見極める時、オーストラリアのウロンゴン市で採用された0.001μW/cm2という値から考えてください。」とある。
ウロンゴン市の電磁波規制に関しては、詳細に関してBEMSJが調査済みである。
0.001μW/cm2」という数値は提案されたかもしれないが、この値は採用されていない。あきらかに誤りである。

こうした誤った情報を基準に、生活環境中の電磁界を測定してその結果に関して「強い・弱いといった判定を」記述しているこの本は、全体として、誤っている と言わざるを得ない。

4)P113に「温水洗浄便座からの電磁波の発生です。すぐに使うことができる待機状態で低周波が0.31-0.32ミリガウス、高周波は27.7V/mでした。これは外から受ける携帯電話やPHSのアンテナからの高周波をはるかに超える高い値です。」とある。

低周波磁界は納得できるが、高周波電磁波が27.7V/mという値は看過できない。
もし漏洩している高周波電磁波の周波数が10MHzを超えるのであれば、27.5V/mという電波防護指針値も超える。
温水洗浄便座が10MHzを超える高周波を使用しているとは思えない。
たぶん、インバータ電源を用いて、50KHz程度の周波数で動作していると思われる。
そして、この100kHz以下の周波数の電磁波が、100KHz以上を測定する測定器を誤動作させて、結果として大きな値として表れているのではないかと、想像できる。

 

5)P155に「スウェーデン、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドでは、学校や幼稚園などには携帯電話の基地局は設置できません。」とある。
この情報は本当であろうか?
要確認である。

4
か国の在日大使館に質問のメールを出すことにした。
オーストラリアはWEBに直 メッセージをのこした。
他の3か国はメールを発信した。

在日ニュージーランド大使館からの回答:
「お調べしました結果、引用されていた記述は必ずしも正しくないようですNZでは携帯の基地局の建設は地元の議会(council)の承認をとる過程を経なければなりません。学校や幼稚園に建てるのは承認をとるのが難しいかもしれませんが、ありえなくはないとのことです。」

在日スウェーデン大使館からの回答:
「私は科学技術を担当していないのですが、色々調べた結果、スウェーデンでは学校や幼稚園などに携帯電話の基地局設置を禁じる法律は無いとのことです。」

在日オーストラリア大使館からの回答:
「オーストラリア大使館広報文化部にお問い合わせをお寄せ頂き、ありがとうございます。
ご質問の件につきましては、下記リンクのファクトシートの「What are the current arrangements in relation to siting of mobile phone base stations?」の欄をご覧いただけますと幸いです。英語の資料で恐縮ですが、何卒ご容赦くださいませ。
http://www.arpansa.gov.au/pubs/eme/fact6.pdf
 」

このARPENSAのファイルを見ると
Regulations to protect the public from RF EME exposure from telecommunications facilities established by the Australian Communications and Media Authority (ACMA) do not set any distance-requirements between the facility and other land uses such as residences, schools or hospitals.
オーストラリア通信メディア機関によって設定された通信設備からの高周波電磁界曝露に関する公衆の防護に関する規定では、住居や学校、病院などの施設やその他の土地利用に何らの距離的な要求を設定していない。

Similarly, the ACIF Code (see below) does not specify arbitrary distances at which infrastructure must be sited from community sensitive locations, because arbitrary distances do not necessarily reflect a precautionary approach. In fact, infrastructure sited further from a community sensitive area may need to operate at a higher power and may result in higher EME exposures in that sensitive area.
同時に、ACIFコードは地域の感受性の高い地域から通信設備が特定の恣意的な距離を取ることを定めていない。
なぜならば、恣意的な距離は予防原則に照らしても必要がないからである。
実際、地域社会の感受性の高い区域から通信設備をより遠くに設置した場合は、より大きい電力で通信を行わなければならなくなるだろうし、その結果として、感受性の強い区域ではより強い電磁波曝露になるかもしれない。

在日イタリア大使館:
まだ返信がない。

ということで、この本は、あまり薦められる本とは言えないようです。誤りが多いからです。

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46.古庄弘枝著「見えない汚染 「電磁波」から身を守る」講談社+α新書2010年発行を読んで

記;2012−5−10

上記の本を読んでみました。
全てを鵜呑みにしなければ、一読する価値はありそうです。

P29にスウェーデンの状況に関する記述があり、「2005年5月にストックホルムで会議が開催された。・・・・・その後、政府が「
国内の全基地局の位置を国家郵便通信省のホームページで公開することを決めた」と報告した。」とある。

2時間ほどさまざまなキーワードで検索したが、何も見つからなかった。国家郵便通信省というスウェーデンの政府機関のサイトも見つからなかった。
このホームページでの公開・・・・という情報は正しいのであろうか??


追記:2012年5月にスウェーデンの関係者(電磁波測定器の製造・販売に関する会社)に電子メールで聞いてみた。
回答は、「本に書いてあることは正しい。たしかに
情報はWEBサイトに公開された。但し、2010年1月4日でその公開サービスは閉鎖された。閉鎖の理由は、基地局の多くの増加で、全てをきちんと情報としてまとめることができなくなったことによる。」と。

P47「電力密度0.001μW/cm2でも病気に ドイツ 2005年」と題して「2005年7月22日 ある報告書が当時のシュレーダードイツ連邦首相に送られた。送ったのはバルトマン・セルザム医師を代表とするドイツの医師グループ。・・・・」とある。

シュレーダーというドイツ連邦首相はいない。シュレーダーというのはドイツのババリア州の首相である。
このネタはしばしば、同じ間違いを持って、ネットやこの種の著作に登場する。
この本の著者もどこの首相なのか程度は調べるべきであろうが、たぶん、ネタをそのまま引用しているからであろう。

P62以降に兵庫県神戸市山田萌子(仮名)さんの例 という題で電磁波過敏症の事例が紹介されている。
・2003年8月不眠に悩まされ始めた。
・夫も眠れなくなり、血圧も高くなった。
・小学生5年の子供も頭痛とまぶしさを訴えるようになった。
・原因は、不眠が始まる3か月前、2003年5月に工事が始まり、8月に建ったKDDIの基地局アンテナだった。高台にある山田さんの家に隣接して建設されたマンションの屋上にあった。
・2006年4月、家から500m離れた借家に転居した。
・転居してからは、不眠など元の家で起きた体調不調のほとんどは改善された。
・2008年12月、筆者は簡易電磁波測定器(R−10;0.1-3GHzの周波数に対応)を持って山田さん宅を訪ねた。
アンテナから5m以内にある裏庭で電力密度は1.2μW/cm2であった。 
<BEMSJ注:電界強度に換算すれば2.1V/mでアンテナの近傍としてはそれなりの強度>  とある。

さて、この情報を見て、気が付いたことがある。
携帯電話基地局からの電波はアンテナから半径1kmとか2kmというサービスエリア内では、多少の変動はあるとしても、ほぼ同準の強さの電波強度である。
500m離れただけで、愁訴が改善されたということと、電波曝露との関連に大きな疑問がある。

著者が測定器を持参して測定したのであれば、アンテナの近傍5mでの電波強度だけではなく、500m離れた転居先での電波強度を測定して、比較してみれば、容易に電波強度の違いが判るはずである。

P85に「野村総合研究所が行った「
平成20年度電力設備電磁界情報調査提供事業」の調査報告書(スウェーデンにおける電磁波過敏症に関する状況)」があると。

この調査報告書は知らなかった。今、あわてて、経産省のWEBで検索して、報告書をダウンロードした。貴重な情報が含まれている。
著者の古庄はこの報告書を薦めてはいないが、BEMSJは関心のある方には読むことを勧めます。

P93以降 スウェーデンの電磁波過敏症の実例から
・スウェーデンには電磁波過敏症の人が共同生活をしている家(古い家を利用)がある。そこの住民の一人がエセル・ヨハンソンという女性の議員。
・2002年1月、夫が買ってきたパソコンに電源を入れた途端に暑さを感じ、それ以来、電磁波過敏症になった。家族と離れて電磁波のない場所を探した。
・電磁波が原因で家族と共に暮らせなくなったので、「家族と共に暮らす権利」を主張して、居住地の地方行政府を訴えて、勝訴した。地方行政府は彼女に8000ユーロを支払うと共に、彼女が住む家の家賃を、彼女が生きている限り、75%負担する約束をした。

という裁判の勝訴の例がありました。
この事例の詳細を知りたいものです。
本日、数時間費やして、日本語・英語で関連しそうなキーワードで更なる情報を探したが、見つからなかった。


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47.荻野晃也著 プロブレムQA 危ない携帯電話 2002年緑風出版発行を読んで

記:2012−6−22   追記:2012−6−30

 

以下に示すように誤りが多い本である。とても薦められる本ではない。

1)P36:ポリスレーダと裁判
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ポリスレーダ

また、ポリスレーダを使用している警察官がおこした訴訟もたくさんあります。それを前頁に示しました。
自分の所属する部局の、例えば警視庁や自治体といったところを相手にした訴訟がこれだけあることは、日本では考えられないのではないでしょうか。
電磁波は睾丸に大きな影響を与える可能性があり、睾丸のガンになりやすいという研究データが出てきたことが訴訟の増加を促したのです。
ポリスレーダというのはスピードメータのことです。
*************************    **************

この裁判の例として1991年頃から1996年頃までの裁判の事例が紹介されている。
しかし、荻野著ではこれらの裁判の結果に関しては1行の説明もない。

Microwave News199310/11月号にポリスレーダに関連する裁判の状況をまとめた表が掲載されている。
この1993年に情報によれば、ほとんどが原告らの裁判取下げで終わっている。

すなわち、2002年に発行されたこの本は、1993年時点で裁判の判決が判っていたことを読者に知らせようとはしていない。

2)P41 リリエンフェルドの研究を見直したリアコリス論文(1997)の紹介がある。

Goldsmith
以外にもリリエンフェルドのモスクワシグナルの研究を見直している研究者がいることが判った。
このリアコリスの1997年の論文は「Radio Frequency sickness in the Lilienfeld study: an Effect of Modulated Microwave」である。

この論文の原著フルテキストを読むと
「リアコリスはLilienfeldの研究では白血病などの癌に注目しているが、低レベルのマイクロ波による頭痛などの疾病の可能性についても、研究を行うべき」と提言しているに過ぎない。

リアコリスの1997年の研究に関する記述は、この荻野著の論を進める上で、まったく役に立っていない。
著者の荻野晃也はフルテキストを読んでいるのであろうか?

3)P59イギリスでの携帯基地局裁判の情報

1997年のDaily Telegraph新聞の記事"Court supports Fayed phone mast challenge"の紹介がある。

この本で紹介されている裁判は地裁の判決のことである。
最終的に最高裁まで提訴したが、原告の敗訴に終わっている。 最高裁は199912月の判決。
携帯基地局タワーに建設許可を与えた地方行政(カウンシル)を相手に、許可の取り消しを求めた裁判であるが、訴えは認められずに終っている。

この本の発行時点(200210月)では調べれば、結果は判っていたはずなのに、そうした調査も行わずに、本をまとめてしまっている。

4)P64 フライのアナログとパルスの差異の研究

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デジタルの方が危険?
1975
年に、フライ博士(米国)らのラットに照射した研究が発表されました。
12
億サイクルという携帯電話領域のマイクロ波をラットに照射した所、アナログの連続波では、2マイクロワット/cm2でも逃げる行動を示さなかったのに、0.2マイクロワット/cm2のパルス(デジタル)波では避けるような行動を示したという内容でした。
この結果から考えると10倍以上の危険性があることになります。
*******************     ************

この1975年のフライの研究は、以下の研究である。
掲載誌:J Comp Physiol Psychol. 1975 Apr;89(2):183-8.
タイトル:Avoidance by rats of illumination with low power nonionizing electromagnetic energy
研究者:Frey AH, Feld SR.

この論文では
実験1はDuty10003のパルス電磁界 平均 0.4mW/cm2 ピーク 133mW/cm2を照射
ラットはシャムでは57%が電波曝露状態ですごし、ラットはパルス電磁界では29%が曝露状態で過ごす、すなわち、ラットは電磁波曝露から忌避している。

実験2は荻野が紹介する連続波とパルス変調波での実験である。
Duty
1003のパルス電磁界を照射
平均 0.2mW/cm2 ピーク 2.1mW/cm2 のパルス電磁界曝露と 連続波曝露 2.4mW/cm2 シャム の3条件で実験した。
結果は4回の実験の中の最初の2回ではシャム:連続波:パルス電磁界=58%:64%:60%と差はないが
4
回の実験の中の最後の2回では シャム:連続波:パルス電磁界=52%:64%:30%と、パルス電磁界をラットは忌避することが判った。  という結果。

平均で2mW /cm2の曝露となれば、1.2GHzでのICNIRP 1998年 一般公衆の曝露基準は0.6mw/cm2なので、4倍以上の曝露強度
パルス電磁界曝露と言うことで、何かあるのかもしれない。

5)P65 アナログ波形とデジタル波形
***************  ***********
アナログ波形とデジタル波形の相違を一番良く示しているのが、波形の変化率です。
波形の大きさは電流や電圧の大きさに対応しているのですが、その波形を数学で使う微分という方法で調べてみると変化率が良くわかります。
デジタル波形では、波の「立ち上がり」と「立下り」の所で急激な変化を示していることになります。
その変化が問題ではないか……とも考えられているのです。
***************    **************

アナログ電話とデジタル電話の影響度では、荻野はデジタル電話の方が影響があると主張しているが、デジタル変調方式とパルス変調方式の違いをきちんと理解せず、この両者を混同しているのは、明らかな誤りである

パルス変調の場合は、平均電力に対してピーク電力が大きい。
また、パルスの波形によっては立ち上がり、立下りの時間変化率が大きいので、パルス・パルス変調では慎重に考えなければならないことは確かである。

6)P78 携帯電話から低周波の電磁界が漏洩 
*****************    **************
2001年秋にフィンランドのヘルシンキで開催された国際会議で発表されたデータです。
ノキアなどの携帯電話から放射される高周波と低周波との強度が示されています。
低周波(600サイクル以下)の磁場の高いのに驚かされます
*****************   ***********

研究者はHilja Taalである、

当該の文献は以下の2001BEMSEBMA総会での発表である。
Taal, H.
Is the use of mobile phones and computers safe?
EBEA 2001 "“5th International Congress of the BioElectromagnetics Association”
  6-8 September 2001, Helsinki, Finland. Proceedings pp. 323-325

残念ながら学術学会の総会でのレジメ集なので、コピーが入手できない。
コピーが入手できれば、もう少し、詳細な情報が判明する。
もしかして、Taalは携帯電話に低周波磁界測定器を近接させ、携帯電話に電波で低周波磁界測定器が誤動作していることに気が付かず、携帯電話から低周波磁界が漏洩していると誤っているのであるかもしれない。

7)P94 疫学でまだ電磁波の害は確定していない、と荻野晃也は認めている。

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実際に生活している人間にどのような影響を与えるのかを調べる疫学研究にも、いくつもの判断段階があります。
何人もの研究者が同じ結果を示すかという「一致性」。被曝量が多くなってガンが増加するか……という「比例性」などが問題になるわけです。
そのような判断基準を下に示しました(ヒルの判定基準が添付されている)。
これらがすべて認められて始めて、「ガンの原因」として確定されるのですが、電磁波は、そのような完全な段階にはまだなっていません。
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8) P91ブホバック1992年研究 7.7GHz
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携帯電話のようなマイクロ波(連続波)電磁波を細胞(人間のリンパ球)に照射した実験結果の一例を次頁下図に示しました。
染色体異常(全体)の変化を黒棒で示しています。
照射とともに染色体異常や小核化現象が増えていることがわかります。
マイクロ波の周波数は77億サイクルですから、携帯電話やPHSなどよりも周波数は高いのですが、日本の法律では、周波数の高い方が安全だと考えられていて、この周波数領域での規制値は1.0mW/cm2なのです。
この実験は30分照射した場合ですから、短時間なのです。それでも0.5mW/cm2の照射で約2倍にも増加しているのです。
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この研究は以下の研究である。
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標題:マイクロ波照射in vitroヒトリンパ球の小核と特異的染色体異常の頻度間相関
英文原題:The correlation between the frequency of micronuclei and specific chromosome aberrations in human lymphocytes exposed to microwave radiation in vitro.
著者名:GARAJ-VRHOVAC V, FUCIC A, HORVAT D (Univ. Zagreb, Zagreb, YUG)

掲載誌:Mutat Res 巻号ページ(発行年月日):Vol.281, No.3, Page181-186 (1992.03 )
概要
抄録:ヒト全血試料に7.7GHz,電力密度0.5,10,30mW/cm2の連続マイクロ波を10,30,60分照射した。
照射後特異的染色体異常と小核発生の間に相関を観察した。
マイクロ波はヒト体細胞ゲノムに変化をひき起こし,マイクロ波の遺伝毒性の検出に等しく感受性であることがわかった。
**************************

この研究の原著フルテキストを読めば、電力密度10mW/cm230mW/cm2での曝露実験は、統計的にも有意な影響を見出している。
0.5mW/cm2という電力密度での曝露実験では、対照群に比べて増加は見出しているが、研究者は「統計的に有意ではない」としている。
すなわち、増加はあっても、実験的な誤差の範囲を超えておらず、影響があるということはできないレベルである。
よって、荻野の記述は誤りとなる。

9) P160 ハーデルの1999年の研究
**************   **************
1999年のハーデルの研究ですが、携帯電話を使用する側の頭に脳腫瘍が約二・五倍も増加しているというものでした。
携帯電話を使用していない方の頭にはほとんど発生していないことから、ハーデル博士は、この脳腫瘍の原因は携帯電話の電磁波ではないかと予測したのです。
この研究はイギリスのBBC放送でも大きく取り上げられ、大問題になりました。
ハーデル論文の増加率は、いずれも統計的に有意な数値ではなかったのですが、多くの人々にショックを与えたのです。
**************************   ************

記述にもあるように、このハーデル論文の増加率は統計的に有意な数字ではない。
したがって、この数字は「有意ではないので、棄却される」データである。
この数字は信用されない数字であることを、何故、荻野晃也は読者に対して説明を行わないのであろうか?

10)P187 ゴルドンの1992年研究
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動物実験で良く使用されるのは、マウスやラットです。
ヒヒを使った実験もありますが、数が少なくはっきりしたことは言えません。
多数の動物を使用する研究では、マウスを使用することが多いのは、小型だからなのです。

マウスは平均すると数十グラム程度ですから、小さなゲージで多数を飼うことができます。
マウスに24.5億サイクルの電子レンジと同じマイクロ波を照射して、催奇性などを調べた研究は、5件ほどありますが、影響なしは、2件のみで他は、体重減、奇形増などを示しています。
照射量は、440Wkgと、大きな値ではありますが、人間とで比べると、熱上昇で考えると、0.08Wkg前後の照射量に相当するのです。

照射によって体温が1℃上昇する照射量は、動物の体重と深く関係しています。次頁下に、その場合の図(ゴルドンの1992年研究結果)を示しましたが、ラットに60Wkgのマイクロ波を照射するのと人間に(60kgの体重として)0.1Wkgの照射するのとが、同じ温度上昇(1℃)になるのです。
*********************   ***************

このゴルドンに研究はフルテキストを読んでみたかった。
ほぼ1日費やして さまざまなキーワードで検索を行ったが、ゴルドンのスペルが判らず、見つけることができなかった。
Pubmed
で「Goldon」 「Gordon」、「GHz 1992」、「EMF 1992」、「Microwave 1992」でも当該の論文は見つからない。
このことから、ゴルドンの論文はPUBMEDに採録されない論文かもしれない。

*追記 2013424
ふとしたことから、ネットの再検索でゴルドンの研究を見つけた。
Gordon
で、Pubmedでの検索ではものすごい分量の論文を執筆している。電磁波に関連するものはその中の数点である。
荻野の言う1992年の論文は、やはり、Pubmedでは見つからなかったが、1987年の類似の研究は、見つかった。原著全文も入手した。

Gordon C. J, 1987, "Normalizing the thermal effects of radiofrequency radiation: Body mass versus total body surface area, " Bioelectromagnetics, 8, 111-118.

この研究は、異なる動物間の評価にあたって、体重あたりの指標ではなく、熱の影響であるから対表面からの熱の放散が決め手になるはずなので、体表面積あたりの指標にすべきであるとした主張である。

このゴルドンの考え方は、1989年頃の日本の電波防護指針の作成作業の中で、そうした研究・主張があることも承知のうえで、ゴルドンの説は採用できないと、明確に断っている。
以下にその論拠を示す。
そして、1998年に刊行されたICNIRPのガイドラインでは、参考文献にも採録されず、ゴルドンの説は無視されている。

************  電波防護指針 資料から *************
付録1 − 電波防護指針の根拠  −
生体が電磁界にさらされた場合に、短期的に現れる生物学的影響の指標 としては、全身加熱による体温(組織温)上昇による作用がある。
この作用は 動物実験により得られる行動パターンの変化に最も敏感に現れると言われている、がよく用いられる。
この行動パターンの変化は、実験動物の種類及び照射 電磁界の条件によらず、ほぼ一定の全身平均SARを超えると生ずることが多 くの研究者により解明されている。
このことから、全身平均SARがこの作用 に関する指標として用いられている。

行動パターンの変化等に現れる全身に対する熱作用の閾値は、全身平均 SARを指標として、ラットなどの動物実験の結果からANSI(米国規格協会) (Am82)では4~8W/kgEPA(米国環境保護庁)の研究報告(El84)では1~ 2W/kgとされている。
全身平均SAR1~2W/kgとなる電磁界エネルギー の吸収は、人の基礎代謝量をもとに考察すると約1の深部体温上昇に相当する。

以上から、閾値が1~4W/kg程度とする考え方は確立されているとみ なすことができる。
これに基づき、全身平均SARの指針値を0.4W/kgとする。
この指針値には上記の閾値に対し、2.5~10の安全率が含まれる。
これは、閾値推定の根拠が動物実験の結果であり、そのまま人体に外挿するには 不確定な要素があることを考慮したものである。

動物実験の結果では、閾値は マウス、サル等の動物の種によらないと考えられているが、一方では、熱調節 機構が同等ならば大きな動物ほど影響を受けやすく、「ラットの4W/kgは、人間の0.57W/kgに相当する。」という考え方も提案されている(Go86)
この考え方には批判も多く、発汗機構の発達した人体にそのまま適用すること は妥当でない。
しかし、仮にこうした考え方がある程度正しくても、問題を生じないためには、上記の安全率の導入が有効である。
この指針値により、人体 の全身電磁界にさらされることによる熱作用の影響から十分に防護できると考 えられている。

Go86
 Gordon C. J, Long M. D and Fehlner K.S.; 1986; "Temperature regulation in the unrestrained rabbit during exposure to 600MHz radiofrequency radiation," Int. J. Radiat. Biol. 49, 987-997.
Go87
 Gordon C. J, 1987; "Normalizing the thermal effects of radiofrequency radiation: Body mass versus total body surface area," Bioelectromagnetics, 8, 111-118.

*****************************


11) P196 都市に建つテレビ塔

****************   ************

電磁波の危険性をできるだけ日本国民に知らせたくないと思っているのはなぜか、と考える時があります。
その時に、私が推察する理由の一つが、対策費用の膨大さです。
例えばロシアの基準を日本に適用するとして、東京タワー周辺の高層マンションを考えると、東京タワーの周辺一キロ以内ぐらいには人は住めなくなると思います。
私の測定した結果からの推定ですが。名古屋はテレビ塔の周辺五〇〇メートル以内は住めないことになるように思います。
札幌も同様です。みな名所になっていますから、安全な場所だと思っているかもしれませんが、実はそれらの周辺に住む人は強い電磁波を受けているのです。

アメリカではテレビとかラジオのタワーはみな山の上に建っています
日本でも関西では郊外の生駒山に建っていますが、欧米ではこういったタワーの周りは森で人里から離れているので、人が電磁波を浴びる量は少なくなります。
*******************   *********

さて、上記の記述には誤りがある。

札幌のテレビ塔は大通りにあり、市内の真ん中に位置している。
しかし、この札幌テレビ塔からはテレビ放送電波の発信は行っていない。札幌郊外の手稲山にあるテレビ塔から、テレビ電波は発信されている。
札幌テレビ塔は観光用、展望台としての役割である。

「また、アメリカではテレビ塔はみな山の上に建っています」とあるが、ニューヨークではエンパイア・ステートビルと言った高い建造物の上に送信タワーを設けている。
東京タワーのような専用の高層建築物を建てなくても、十分に高い建物があるからである。
シカゴの場合も、シアーズタワーやジョン・ハンコック・センターと言った超高層ビルの頭部に送信アンテナが設置されている

カナダのトロント市の場合は、市内にCNタワーというテレビ塔がある。
フランスのパリにあるエッフェル塔はパリの市内にある。

ちなみに、エンパイア・ステートビルの電波塔に関しては:

ビルの頂上はニューヨークエリアにおけるテレビ・ラジオの電波塔としての役割も持っており、以前よりWCBS-TVがこのビルをサブの電波塔として利用していた(メインはワールドトレードセンターであった)。
2001
911日の同時多発テロにより、ワールドトレードセンターを電波塔にしていた各局が放送不能となる中(放送不能となったのは電波による放送のみであり、ケーブルテレビでの放送は続けられた)、WCBS-TVはこの電波塔を活用し放送を続けた。
その後、WCBS-TVは被害を受けた各局に電波送信スペースの貸し出しを行った後、2005年より地上波テレビ各局の電波塔がこのビルに集約されている。

Wikipediaにあった画像:頭部のアンテナ部を示す2枚の写真です。

 


11)P202 ドイツでの低電磁波携帯

********************   **************
求められる電磁波の少ない携帯電話の開発
ドイツのベンチャー企業であるハゲネック社は、「携帯電話の電磁波は低い方が良い」と宣伝し、今までよりも局所SAR値が10分の1以下の携帯電話を販売し始めました。
「携帯電話のアンテナ ノー・サンキュー」というシールすらドイツでは広がっています。
「原発 ノー・サンキュー」という有名なシールをまねたのでしょうか。
ハゲネック社の登場で欧州では、電磁波被曝低減競争となり、エリクソンやモトローラなどの大企業も低減化を始めました。
それと共に、携帯電話に「局所SAR値」がどのくらいあるかを明記することになったのです。
*************************   *************

ここも詳細を調べてみたいが、ハゲネックのスペルが不詳で、ネットで検索したが、見つかりませんでした。

ドイツに住んでいて電磁波の健康影響も研究テーマになっている日本人にメールで聞いてみた。
結果は以下のような返信が来た。
************************
Hagenuk社が、電磁波の弱いワイヤレス・テレフォンなどを作っているのは有名です。

http://www.hagenuk-germany.de/de/produkte/telefone/mobiltelefone-und-seniorenhandys-gsm.html

「携帯電話のアンテナ ノー・サンキュー」というシールは、個人的には見たことはありません。
SAR
値を調べるサイトはありますが、携帯電話機に書かれているのは、今まで見たことはありません。
*********************

この返信メールは、荻野著の記述が誤りであることを言っている。

ハゲネネック社のサイトで、携帯電話のパンフレットを見たが、各段 低電磁界云々とは書いていない。
そのパンフレットを以下に示す。
荻野著の「ハゲネック社は、「携帯電話の電磁波は低い方が良い」と宣伝し」という記述も、誤りと言える。



12) P204 日本での携帯電話利用率
*************************   ************
W
カップと携帯電話
2002
6月に、開催されたサッカーのワールド・カップに、欧米からも沢山の人々がやって来ました。
そんなある日、ある雑誌の記者から問い合わせの電話がありました。
欧米の記者と話をしていたら、「日本で取材していて、携帯電話を使っている子供の多いのに一番驚いた」と言われることが多いとのことでした。
「欧米では、子供の携帯電話使用は、できるだけ止めようというのが常識になりつつあるのですよ」と諸外国の状況を説明しましたら、その記者も納得したようでした。
日本の方が異常なのです。
*********************    *************

日本と欧米で子供の携帯電話の利用率のデータを以下に示す。

日本 2005年の調査
出典 「第1回子ども生活実態基本調査報告書」Benesse 教育研究開発センター(2005

調査対象  小学4年生〜高校2年生

 

 

イギリスの例
http://stakeholders.ofcom.org.uk/binaries/research/media-literacy/oct2011/Children_and_parents.pdf
 にあった内容

2010年秋にOfcomが、年齢が5〜15歳である1,717名を対象に行った調査によれば、イギリス全体では約半数(52%)が携帯電話を利用していることが判明した。
また、初めて携帯電話を所有した年齢を尋ねたところ、65%10歳までに携帯を所有していたことが分かった。
特に女子の保護者は子どもに携帯電話を与える時期が男子の保護者よりも若干早く、29%が、子どもが8歳になるまでに携帯電話を持たせている。
これに対して、男子の保護者が、子どもが8歳になるまでに携帯電話を持たせる割合は22%であった。

 

 

よって、荻野の記述とは異なり、イギリスと日本の例を取っても大差はない。


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48.植田氏の論の誤り:「安全性評価、たった一匹だけで判断 総務省にデータ偽造の疑い」は誤り

このページに公開;2012−11−21

2008
年にとある掲示板に投稿した文ですが、参考までにこのページにも公開します。

>ケータイ安全性評価、たった一匹だけで判断 総務省にデータ偽造の疑い
http://news.livedoor.com/article/detail/2389745/?rd<リンク切れ>

このLivedoorのニュースは植田氏が書いた記事の一部を紹介しているだけで、全文はマイニュースジャパンのサイトへリンクが張られています。

マイニュースジャパンの当該のニュースも、一部が公開されているだけで、全文を読もうとすれば、マイニュースジャパンの購読会員になる必要があります。
月額1000円か2000円足らずですが、有料です。

このネタの探求は、私は20074月に行っています。
マイニュースジャパンの当該のニュースを読むために、たしか1ヶ月だけ会員になったはずです。
その資料がパソコンに入っていましたので、かいつまんで紹介します。

http://www.mynewsjapan.com/reports/430
にある記事が元ネタです。
>ケータイ安全性評価、たった一匹だけで判断 総務省にデータ偽造の疑い
>植田武智
16:08 08/30 2006

>今回の情報公開請求で、たった1匹のマウスで安全性を評価し、
>報告書ではデータを偽造した疑いが強いことが分かった。

植田氏は情報公開請求で入手した「平成11629日生体電磁環境研究推進委員会(7)議事録(案)」より以下の箇所が問題だと考えた。

Q ポジティブコント口ールを25W/kgにした理由は。
A アンプの最大出力であり、このボジティブコントロールとして 最大のことを実施した。
Q データはー匹についてのものか。
A 何匹かについて実施したが、動物が暴れて管が抜けるなどが起きて、評価に耐えうるものが一匹であったということ。
>実はこの議事録は、非公開文書だったものを著者が情報公開請求を行なって入手したものだ。
>この議事録だけで判断すると、たった1匹だけのデータで結論をだし、
>都合の良い部分だけでまとめて都合の悪い部分は公表しないという、いい加減な報告書だという疑いが出てくる。

そこで植田氏は総務省に電話をして質問をしたりしているが、要領をえない。
そして、実験を行った研究者にインタビューを行っている。

>験者の名川教授にインタビュー
>実際に研究を行なった名川弘一教授に聞いてみることにした。
>―議事録に掲載されている「データは一匹のものか?」とありますが。

>「それはポジティブコントロールのことを言っているんですよ。
>ポジティブコントロールというのは、明らかに血液脳関門に影響を出すために行なうもので、脳関門での影響を評価するための
>アルブミン法という方法の有効性を確認するために行なったものです。
>そこでポジティブコントロールを何匹やったのかという質問が委員会で出たんですよ。
>他の曝露群、偽曝露群、対照群では、しっかりデータが取れています。
>ラットは温度の上昇もなく、麻酔も何もしていないのにずっと静かに寝ているんです。
>でも、ポジティブコントロールの方は、前頭部の体温が42℃になっていました。ラットがフラフラになって暴れるんですよ。
>それで、最初にやった1匹だけでアルブミンの流出が確認されたので、動物愛護の観点からも、それでおしまいにしたんです。
>そのことを言っているんですね」

>その後、名川先生は、突然の電話取材に対して丁寧に1時間ほどかけて説明をいただいた。

さて、ここからは、私の解説になります。
上記の植田氏の記事の中で、もっとも大事なキーワードはポジティブコントロールという用語です。
ポジティブコンとロールとは、実験を行った時に、何かの影響を検出しようとしたときに、実験装置などに問題はなく、きちんとそうした影響が検出できることを確認するための手段です。

例えば、壊れた電磁波測定器を使用して、測定をおこなったために、電磁波は検出されなかったという報告書を書いてもしょうがないわけです。
本人が測定器が壊れていることを知らずに実験を行い、まじめに報告書・論文を書いても困るわけです。
そのために、実験に使用するシステムが正常であり、影響が出れば、そうした影響を検出できる実験システムになっていることを確認する必要があります。

電磁波を曝露してラットが発ガンするかの実験を行う場合も、明らかに発ガンするものをラットに与えて、同時に実験を行います。
例えば、機知の発がん物質をラットに投与するとか。強いX線を当てたりします。

このような目的の為に、ポジティブコントロールは多数のラットで行うことが望ましいことは確かです。
でも、目的が目的なので、一匹でも、研究手法としては誤りではありません。

名川教授の実験では、体温の上昇があれば、脳関門の機能は破綻することが機知の事実なので、体温が十分に上がるだけの強い電磁波を照射したのです。
もし脳関門機能が破綻したのであれば、そのことを実験で検出できることを確認したのです。
体温が上がったので、脳関門の機能も破綻したのでしょうが、同時に脳の機能全体が破綻を起こし、ラットが暴れまくったのでしょう。
脳関門の破綻を確認することが困難になり、1匹だけで確認実験を終えた というのだと思います。

名川教授の研究は、したがって、まとを得たものです。
ポジティブコントロールではない、本来の目的の実験の結果をきちんと読めばよいのです。
体温の上昇がない範囲では電磁波の影響で脳関門の破綻はない というのが彼の研究結果です。

植田氏は、名川教授にインタビューもして、1時間の説明を受けています。
しかし、植田氏はポジティブコントロールの意味を真に理解しえなかったのではないでしょうか、
もしくは、最初に「おかしい・・・・」と感じたジャーナリスト精神がそのまま突っ走り、説明を受けても、記事に正確に反映させることができなかったのではないかと、思います。

オーマイニュースの当該の記事の読者の声の欄に、20074月に、私は「ポジティブコントロールの話でしょう・・・・」というコメントを残してあります。
これに関して、筆者の植田氏からの返信はありません。
植田氏が名川教授の説明を受けて、理解できていれば、このような記事にはならなかったはずです。
この記事は、植田氏にとっては、恥となる記事です。


もっと厳しく言えば、訂正の記事を書かなければならない、世の中をミスリードするおそれのある記事です。

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49.荻野晃也著健康を脅かす電磁波 緑風出版2007年発行を読んで 

記:2013−2−21   一部追記:2014−11−23

「荻野晃也著 プロブレムQA 危ない携帯電話 2002年緑風出版発行」と共通する誤りがみられる。
5
年後に執筆したこの本にも、その後の調査結果などが盛り込まれていない、ということになる。

1
.フロリダでの電磁波裁判
P16

「欧米では送電線や携帯電話によって白血病や脳腫瘍になったという訴訟が相次いでいますが、1979年に最初の論文が発表されて以来、関連性を示す論文が多くなってきたからです。
米国・フロリダ州で、小学校近くの送電線を撤去するよう訴訟が起こされたのは1985年でしたが、この訴訟は住民の勝利に終わりました。
このような訴訟が米国では100件を上回ったそうですが、日本ではほとんどありませんでした。送電線などの危険性が報道されることがなかったからです。」
とある。

日本では1985年に高圧送電線に関する裁判が行われている。
1995
年緑風出版発行、高圧線問題全国ネットワーク・編「高圧線と電磁波公害」という本の中に、以下に引用するわずか3行の関連情報があった。
********************
しかし、地元の人たちの反応は冷たいものだった。
もっとも当時は電磁波問題が争点ではなかったが、東中(南下條町:現在は市町村合併で山梨県韮崎市?)では、10年前にも穴山線(6.6万ボルト)が通る時に、かなり強い反対運動があり、裁判まで行ったが、負けてしまった、といういきさつがあったからである。
***********************
上記の3行だけの情報です。
本の発行が1995年、10年前という記述から1985年頃の裁判と思われます。

1990
年代には日本でも電磁波に関連して、送電線などに関する裁判は起こされている。
低周波電磁界コーナ(7)低周波電磁界の健康影響に関して裁判に提訴した結果で、判決が下ったことまで判明したケースを紹介。」を見て欲しい。

また、アメリカの裁判に関しては、法政大学人間環境学会 発行「人間環境論文集」第1巻第1号に掲載された論文に詳しい情報がある。
************************
タイトル:電磁波環境訴訟の理論と争点(1) 
研究者:永野秀雄


電磁波環境訴訟が多発するきっかけとなったのは、第1類型の人身損害賠償請求訴訟が初めて陪審評決に至った1993年のZuidema v. Sandiego Gas&E1ec.Co.判決である。
この訴訟においては、被告会社勝訴の評決が出されたものの、この裁判を引き金として、送電線の近くに住む人々により電磁波による健康被害を訴える人身損害賠償訴訟が多発することになった。
しかしながら、これらの訴訟において被告電力会社が、勝訴し続けたため、この類型の訴訟は減少する傾向にある。
**********************

フロリダの1985年裁判とは、Florida Power & Light Co. v. Jennings裁判のことであろうか?以下は電力中研の「電中研レビューNo.472002年発行に以下の記述がある。
********************************
1987年のJennings 事件(Florida Power & Light Cov. Jenning, 518 So. 2d 895Fl. 1987))で裁判所は、土地の購入を考える者が、送電線が近隣に建設されることに対して恐れを抱いており、そのことで土地の取引価格が下落するということが実際にあるならば、被告電力会社が送電線建設のために原告の土地を収用する際、それに隣接する原告所有の土地の価値が送電線に対して人々が持つ恐れのために下落した分についても、補償の対象として検討されるべきであるとの判断を示した。
***************************************

荻野の記述ではフロリダの「学校」に関連した裁判とあるので、Jennings裁判とは別の裁判となる。

永野秀雄著「電磁波訴訟の判例と理論」には、様々なアメリカの電磁波裁判に関して解説があるが、フロリダの学校の1985年の裁判に関する記述はない。

ネットで、最初は日本語で、そして英語で関連しそうなキーワードで検索を行うが、まったく関連する情報が見つからない。
荻野が記述する裁判が本当にあったのであろうか????


2.アメリカのRAPID計画
P32

「当初の計画から大幅に遅れましたが、1999年には、人間への影響を分担した米国立環境健康科学研究所(NIEHS)が「悪影響の可能性あり」との報告を発表し、更に20002月には、同主旨の最終報告書が米議会及びホワイトハウスに提出されました。
NIEHS
の結論は、「発ガンの可能性あり」だったことは、欧米では大きく報道されたのですが、日本では「僅かな影響しかない」かのように否定的に報道されました。」
とある。

1999
6月のニュースクリップから
*******************************
06/17 00:55
: ◇電磁波とがんの「関係は薄い」 米が報告書◇
朝日新聞ニュース速報

米国立環境健康科学研究所は15日、電磁波による健康被害について、電磁波ががんなどの病気の原因である可能性は低いとする調査報告書を発表した。
送電線の電磁波によって子供の白血病が増えるなどの報告がある一方で、根拠はないとの報告もあり、米議会が同研究所に対し、見解を求めていた。

研究は、送電線とともに、家庭内の配線などから生じる電磁波を対象に行われた。
報告書によると、統計的な疫学調査では、送電線の電磁波を多く浴びると子供の白血病がわずかに増えるなどの結果が出ているものの、実験室での動物や人間での実験結果や、電磁波

が与える影響を細胞レベルで調べる研究ではいずれも、因果関係は認められていない。

このため、「完全に安全とはいえないが、電磁波ががんなどの病気の原因となる確率はきわめて低い」と結論づけた。
オルデン同研究所長は談話を発表、「健康被害の可能性がゼロでない以上、電磁波は日常生活でだれもがさらされるものであり、減らす努力が必要だ」とした。
 この調査結果は、6年間にわたってこれまでの様々な研究を調査、さらに2年間、外部の専門家も含めて評価してまとめられた。
総額6000万ドルの研究費がかかった。
[1999-06-17-00:55]
****************************

この朝日新聞の報道はNIEH1999年最終報告を正しく報道していると言える。

以下に示す1999年報告書原文の一部と趣旨が一致していると言えるからである。
**************************
The NIEHS concludes that ELF-EMF exposure cannot be recognized as entirely safe because of weak scientific evidence that exposure may pose a leukemia hazard.
In our opinion, this finding is insufficient to warrant aggressive regulatory concern.
However, because virtually everyone in the United States uses electricity and therefore is routinely exposed to ELF-EMF, passive regulatory action is warranted such as a continued emphasis on educating both the public and the regulated community on means aimed at reducing exposures.
The NIEHS does not believe that other cancers or non-cancer health outcomes provide sufficient evidence of a risk to currently warrant concern.
***********************
訳:曝露が白血病の障害となるとみられるかもしれないという弱い根拠があるので、低周波電磁界曝露が完全に安全と認定することができないと、NIEHSは結論を出した。
我々の意見としては、この知見は積極的な法規制を是認するには不十分である。
しかしながら、全てのアメリカ人は電気を使用し、低周波電磁界に日常的に曝露しており、受動的な規制活動(注:数値による規制などの積極的な規制活動ではなく)が是認される。
例えば、一般公衆と規制当局への教育活動は、曝露低減につながることを意味する。
NIEHS
は白血病以外のその他の癌およびその他の癌ではない健康障害に関しては、現在の不安を是認するリスクに十分な確証を与えているとは、信じていない。

ということから、荻野の論調は正しくない。


3.リネットの研究
P33

「その一つである送電線などと小児白血病との関係を調べる研究結果はリネット論文として、1997年に発表されました。資料152頁参照)に示してありますように、危険性を示す結果だったのです。」
とある。

リネットの1997年研究は、「低周波電磁界に関するコーナ(1)」に紹介済である。 
******************************
論文名:Residential Exposure to Magnetic Fields and Acute Lymphoblastic Leukemia in Children 子供の急性白血病と住環境における磁界暴露 
研究者:Martha S. Linet, M.D., Elizabeth E. Hatch, Ph.D., Ruth A. Kleinerman, M.P.H., et al:
掲載雑誌:The New England Journal of Medicine Volume 337:1-8. Number 1. July 3, 1997

結論: この研究から、住環境における時間で重み付けをした平均値を用いた磁界暴露とワイヤコードでの判定では、子供の急性白血病のリスクの増加は見られなかった。 

データの一部を引用:  実測した磁界強度と白血病のリスク

磁界強度 μT

症例数

対照数

オッズ比

0.065以下

267

285

1.00

0.065-0.099

123

117

1.10(0.81-1.50)

0.10-0.199

151

143

1.10(0.83-1.48)

0.20以上合算

83

70

1.24(0.86-1.79)

内訳0.20-0.299

38

42

0.92(0.57-1.48)

0.30-0.399

22

17

1.39(0.72-2.72)

0.40-0.499

14

5

3.28(1.15-9.39)

0.50以上

9

6

1.41(0.49-4.09)

この表からわかるように、2mG以上でまとめるとリスクの増加はない。
しかし、4mG以上という細かい数字を見れば、リスクの増加があると見ることができるデータが包含されている。

*****************************
荻野は「リネットの研究の結論としては、リスクの増加はないとしている。しかし、研究論文の中に、リスクの増加があると見ることができるデータが包含されている。このデータに注目が集まっている。」と厳密に表記すべきであろう。


4
.ポリスレーダについて
P70

「小型のレーダでの問題もあります。
米国やカナダでは、速度違反の取締りに「レーダ・メータ」が使用されています。
パトカの窓からでも車のスピードをチェックできるからです。
野球のテレビ放送で使われている「投手の投げた球のスピード」も同じ様な装置です。
この様な「スピードメータ」を多用している警察官に、皐丸ガンなどが多発しているとして、警察官の訴訟が多発しています。」
とある。

荻野晃也著 プロブレムQA 危ない携帯電話 2002年緑風出版発行にも類似の記述がある。
この裁判は1991年頃から1996年頃までに行われたものである。
Micro Wave News
199310/11月号にポリスレーダに関連する裁判の状況をまとめた表が掲載されている。ほとんどが原告らの裁判取下げで終わっている。

2007
年の荻野著では、10年も前の話で、裁判の結果が出ていると想定できるにも拘わらず、これらの裁判の結果に関しては1行の説明もない。


5
.ラジカセの誤動作
P101

1999年の55日の子どもの日の昼に放映された番組のことを思い出します。
兵庫県川西市のある場所で、自動車のラジカセが突然聞こえなくなる場所があると言うので、私に測定依頼がありました。

交通信号や送電線、さらに携帯電話タワーが近くにあるのですが、数メートル範囲のみで音楽がストップするというのです。
低周波と高周波の測定器を持って測定したのですが、100メートルぐらい離れた携帯電話のタワーが原因でした。
道路が急坂になっているのですが、タワーが下の方にあるために電磁波がもろにやってくることに加えて、横にあるビルの壁から反射した電磁波がやってきているためでした。
周辺の家ではテレビやクーラーのスイッチが勝手に入ったり切れたりするので不思議がられていたそうです。

音楽のなっているラジカセをそこへ持って行きますと、音楽がプツツと消えてしまいます。
タワーからの電磁波でラジカセ内の回路が機能しなくなって死んだようになってしまうわけです。
強度は10μWcm2前後でしたから、現行の日本の規制値の100分の1程度の強さです。
**************************

10
μWcm2の電波と言えば、電界強度に換算して6V/mになる。
これだけ強い電波であれば、電子機器は誤動作するかもしれない。
この問題は電子機器の電波による誤動作で、EMCの問題で、人の健康問題とは別である。


6
PHSの安全性に関する誤り
P124

PHSの使用周波数は15億〜20億サイクルと携帯電話の9億サイクルよりも高周波ですが、その領域の電磁波の危険性は全くと言って良いほど研究がなされていません。
そして、「熱効果」が少ないとの仮定で、よりゆるい規制値になっているのですが、熱効果以外の可能性を考えると、エネルギーは周波数に比例して強くなるのですから、危険性はより大きいように私は予測しています。」
とある。

荻野は、PHS1.52GHzで、携帯電話の800MHzに比べて電波防護指針における許容値が甘くなっていることを指摘しているのであろう。

「その領域の電磁波の危険性は全くと言って良いほど研究がなされていません。」とは言えない。様々な研究が行われているからである。

「また、30MHzから300MHzの帯域は大地に立った人の身長が受信アンテナとなって共振する形で、効率よく電波を受信するので、厳しく曝露基準を設定している。
2000MHz
以上では共振しないので緩やかな値に、300MHzから2000MHzは直線補間で、周波数が高いと許容値は大きくなっている。」という事実を荻野は知らないのであろうか?
900MHzの携帯電話の周波数帯より、200GHz帯のPHS周波数帯の方が、周波数が高いだけ危険である」という荻野の論は正しいとは言えない。


7
.札幌テレビ塔等
P133
頁に
「しかも多くの放送タワーが大都会の中心部にあります。
平野部の広い大都会ほど強力な出力のタワーを大都会の中心部に持つことになります。
東京タワー、名古屋タワーなどがその典型です。
札幌タワーも中心部にあるのですが、何故大倉山に設置しないのだろうかと不思議に思ったほどです。
観光名所としても利用したかったからなのでしょうが、電磁波問題のことなどまったく考慮しなかった証拠でもあります。
大阪は生駒山の上ですし、京都も京都タワーから比叡山や西山に変更していますから被曝値は低くなっていると思いますが、東京タワー周辺は相当に高いのです。」
とある。

・荻野晃也著「プロブレムQA 危ない携帯電話」2002年緑風出版発行でも同じような誤りがある。

・札幌テレビ塔からはテレビ電波は出していない、手稲山にテレビ塔があり、手稲山から発信している。
エフエム・ノースウェーブが出力10Wで大通りの札幌テレビ塔から電波を出している。
AIR-G'
FM HOKKAIDO:北海道で最初の民放FM STATION)も札幌テレビ塔から出力10Wで電波を出している。
その他の小規模な電波は出しているかもしれない。
さっぽろテレビ塔は“元”テレビ塔。現在は札幌市都心部の難聴取対策としてのFMラジオ放送中継所と、放送局⇔手稲山を結ぶ中継回線基地として使われている。

追記:2014−12−28
札幌テレビ塔から現在発信している電波に関して、札幌テレビ塔からの情報。
「まずFM電波については2社送信しているようで、中心部をカバーしているそうです。
AM
電波についても送信しているようですが、何社なのかはわからないそうです。(多分NHKのみかと推測されますが・・)
あとは手稲山までの中継アンテナや、携帯電話の送受信用アンテナがあるそうです。」

京都タワーはもともとテレビ電波を発信することを意図して建造されていない。現在もテレビ電波は出していない。
荻野は京都府の人であり、こうした地元のことは知っているはずである。
・比叡山の山頂にはテレビ塔やNTTの無線塔などがある。
・西山にはFM放送の送信所がある。
NHKラジオ放送は京都市内の放送会館にある送信所から発信している。

荻野はこうした事実を知らずに、上記のような記述を行っていると言える。

追記:2014−11−23
荻野晃也が住んでいる京都府八幡市の近隣に、大きなラジオ放送局があり、その強い電波によって、以下に示すようなノイズ問題が発生している。
そうしたラジオ放送電波の環境下に彼は住んでいる。

********************
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10127131205
 にあった内容の一部引用
ヤフー知恵袋 2014−4−8のログ

Q:NHKのAM放送は出力が500KWとの事ですが 送信所周辺の住民がテレビや電話を使う際に電磁波で悪影響が出ますか?

 電話線がアンテナの役割になるとノイズを拾いそうですが。

A:
国道1号線の木津川付近にKBS京都の送信所(久御山町田井塔ノ本1-1) の大きなアンテナが有ります。
2Km
はなれた八幡市でもラジオに常にKBS京都の音声が小さく混入します。
ACコードを掴めば人体がアンテナとなり音声が大きくなります。
当然アンプとかマイクでも音声が混入します。(増幅回路の非直線性の部分で検波されて聴こえます←ゲルマニウムラジオと同じ原理)
電波障害が有るものの周辺住民に電波による健康被害の報告はありません。
*******************************


8
.電界の研究
P182

「現在のところでは、「電場よりも磁場の方が、危険性が高い」といわれているのですが、その理由には「電場の研究が少ない」ことをもあげることができます。
「電場被曝と小児白血病」を調べたコーギル論文がある程度ですから、これからは電場も大問題になる可能性が高いのです。」
とある。

低周波の電磁界の研究に関していえば、当初低周波の電磁界の研究は電界に注目して研究が行われていた。
そして、何も問題がなく、研究は終焉しようとしていた時、1979年のWertheimerらの研究で、低周波磁界と小児白血病の疫学研究がでて、電界だけではなく、低周波の場合は、磁界も研究する必要があるとして、磁界を中心にその後、研究が行われるようになった、という経過がある。
荻野はそうした経過を知らないのであろう。


9
.配電線からの磁界の計算式
P196

「例えば66軒の家があると仮定しますと、一軒当たり、大体平均して1キロワット/時の電力(100ボルトで考えると10アンペア)を使用していると考えてよいですから、100ボルトで66軒×10アンペア=660アンペアの電流が使われているはずです。
配電線の電圧を6600ボルトと考えますと、約10アンペア相当の電流が配電線に流れていることになります。
配電線からの距離を五メートルと考えますと2IRの式を使用すると、2×1054ミリガウスということになります。
家の窓から配電線までが2.5メートルしか離れてなければ、80ミリガウスにもなります。最大推定値ですが、実際には、これの10分の1程度と考えてよいでしょう。
そんなところには子どもさんを寝かせないようにしたいものです。」
とある。

2I
Rの式は1本の独立した無限に長い電線の周囲に発生する磁界の大きさを計算する式で、式としては正しい。
但し、100Vの交流配電線を例にすれば、2本の線で、片方はトランスから家庭に流れ、片方の線には逆方向に、家庭からトランスに戻っていく電流が流れている。
この2つの線から発生する磁界は、お互いに向きが逆なので、打ち消しあうことになる。
打消しあいが不十分な場合は、磁界が残る。

と言うことは、荻野は基本的な原理すら間違えて、記述していることになる。


10
.オーストラリアの規制値
P252

「オーストラリアでは二つの州が独自規制を1976年に開始していて、その値は連続被曝では210kVmで、いまなお継続規制しています。
その州はニュー・サウス・ウエールス州とヴィクトリア州ですが、50万ボルト送電線建設に関連して作られた規制のようです。
その根拠にはソ連の報告書をも考慮したとのことです。

高周波の規制値は900メガヘルツで200μWcm2ですが、高すぎるとして、フォローニゲン議会は、なんと0.001μWcm2の提案をしていますし、ウロンゴン市はその値に決めているとのことです。
自然の強度の100倍以内に押さえるべきとの考えのようです。」
とある。

前半のヴィクトリア州が1976年に決めた高圧送電線からの電界曝露の規定値が210kV/mと記述されているが、何か、タイプミスではないだろうか?
校正漏れだろうか?恐ろしく大きな電界値であり、健康影響が危惧される。

オーストラリアのヴィクトリア州規制に関して、ネットで検索しても何もヒットせず。
ヴィクトリア政府のサイトに質問を入れたら、「Victorian Legislation and Parliament Documents」のサイトの「Victorian law Today」を見るように返信があった。
このサイトで適当な用語で検索を行ってみたが、なにもヒットしなかった。
「オーストラリアでは二つの州が独自規制を1976年に開始していて、その値は連続被曝では210kVmで、いまなお継続規制しています。」とある記述で、210kV/mの規制は全く意味のない値と言える、この様に強ければ、ICNIRPの曝露規定を20倍以上も大きく超えており、健康影響があってもおかしくない値でもある。
荻野晃也のこの記述は誤りと言えるかもしれない。

後半の「フォローニゲン議会」も「ウロンゴン市」も共に「各種資料のコーナ;規定や規格」の頁に記載してあるが、「Wollongong City Council」のことである。
そして、正しい情報は「Adopted by Council: 25 May 1998 Minute No. 123 議事録第123号:無線塔・アンテナ・衛星放送用パラボラアンテナに関しては以下の予防原則に適合すること。最も近い住居における年間平均電波曝露量が0.2μW/cm2以下でない限り、住居の300m以内に設置してはならない。」である。


11
.スウェーデンのVDT規制
P264

「以上のように各国の規制状況はのきなみ高い値です。
その根拠を調べてみましたが、いずれの国も「熱効果」「電気ショック」のみを根拠に挙げており、本書で紹介しているような「非熱効果」などや長期影響を重視した規制を行っている国はスウェーデンのVDT規制やスイスなどでした。」
とある。

スウェーデンのVDT規制は非熱効果を考慮した規制でもなく、長期影響を重視した規制でもなく、アララと呼ばれる「合理的に可能な範囲で低く」できるように規制を行ったものである。
荻野の記述は誤りである。


12
.アメリカの地方自治体での規制
P264

「「非熱効果」や長期影響を少しでも考慮しょうという動きはスウェーデン以外では、米国のいくつかの州などの自治体のみです。
米国では送電線の認可は州政府が決定しますので、送電線に対する住民の不安や訴訟に対応して州などの自治体が独自の規制を始めているところが出てきています。
その中でもっとも有名なのがロスアンゼルス郊外のアーバイン市の「4ミリガウス規制」ですが、同じ4ミリガウス規制を行っている市にはテネシー州のブレンドウッド市もあります。」
とある。

アーバイン市の4ミリガウス規制に関しては、「各種資料のコーナ;規定や規格」の頁に詳細を報告してある。
「この規制は、新規に住宅地開発を行った第38区画に開発にのみ適用され、他の区画には適用されない。
アーバイン市で4mGの規制を市内全域に適用したとか、生活環境で4mGを超えてはならない という規制を行った などと言うことはない。」が正しい情報である。

ブレンウッド市に関しては、BEMSJの調査で、1996年の段階で「Brentwood Tennessee: 1991年、120kV以上の高圧送電線下の磁界は4mG以下。既存の送電線は5年以内に対応。」となっている。

ざっと見ただけで、これだけの誤りがある。
この本は、したがって、鵜呑みにはできない本と言える。

 

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50.船瀬俊介著「電磁波被爆」双葉社2003年発行を読んで

記;2013−2−23

以下の点などに疑問がある。

1
.携帯電話と血圧に関する研究
P29
に以下の記述がある。

******************************
とくに高血圧のひとはケータイに要注意
血管が電磁波でキユツと縮むから

高血圧気味のひとは、ご用心!ケータイで血圧が上昇するのです。
1998
6月、権威ある英国の医学雑誌『ランセット』にのった論文です。
ドイツ、フライブルグ大学のブラウネ博士らは、10人の若者にケータイを右耳に当ててもらいました。
次に本人たちに気付かれないように、別室から遠隔操作でケータイのスィッチを入れたり、切ったりしてみたのです。
こうして血圧や脈拍などの変化を測定。その結果、脈拍、血圧とも有意の変化がみられた。
とくに血圧上昇におどろいた。平常値(下が75mmHg、上が135mmHg)が密かにケータイにスイッチを入れたときには、平均510mmHgもの上昇を確認した。

ケータイを耳に当てているだけで、どうして血圧が上昇するのだろう?論文は「携帯電話の電磁波が、動脈を収縮させるため」と結論づけている。
ケータイ電波は血管まで収縮させるというからオソロシィ。
*****************************

この研究は以下のLancet誌に掲載された論文である。
掲載誌:Lancet, Volume 351, Issue 9119, Pages 1857 - 1858, 20 June 1998
タイトル:Resting blood pressure increase during exposure to a radio-frequency electromagnetic field
研究者:S Braune, C Wrocklage, J Raczek, T Gailus, CH Lücking

この研究は、10人の少数での実験で、実験は2重盲検ではなく、1重盲検で行われた研究である。
この予備実験の後に、この研究者は規模を広げて、きちんとした研究を行っているか?

Pubmed
にはその後の同じ研究者の論文がある。
*****************************
掲載誌:Radiat Res. 2002 Sep;158(3):352-6.
タイトル:Influence of a radiofrequency electromagnetic field on cardiovascular and hormonal parameters of the autonomic nervous system in healthy individuals.
研究者:Braune S, Riedel A, Schulte-Mönting J, Raczek J.

この研究の概要を読むと、
研究は40名の被験者を対象として、規模を大きくして行った。
Similar to the previous study, systolic and diastolic blood pressure each showed slow, continuous, statistically significant increases of about 5 mmHg during the course of the protocol.
予備実験と同じで、収縮期と拡張期の血圧は、ゆっくりと、連続して、統計的に有意に、実験期間に約5mmHg上昇した。

All other parameters either decreased in parallel or remained constant.
他の全ての測定因子は並行して減少するか、一定であった。

However, analysis of variance showed that the changes in blood pressure and in all other parameters were independent of the EMF exposure.
しかしながら、分散検定は、血圧の変化と他の因子は電磁波曝露と独立していることを示した。
(注:電磁波曝露とは無関係に血圧が変化したことが判った、という意味)

These findings do not support the assumption of a nonthermal influence of EMFs emitted by mobile phones on the cardiovascular autonomic nervous system in healthy humans.
これらの調査結果は、健康な人の心臓血管の自律神経システムに、携帯電話ハンドセットから輻射される電磁波の非熱効果を与えるという仮説を、支持していない。
**************************

このことから、船瀬俊介は予備実験の結果だけで、結論が出たかのように著書に記述しているが、その後の、船瀬著の発行の1年前に刊行された論文にある、同じ研究者による大規模実験では、否定されていることに気が付いていない。


2.アメリカの携帯使用に関する裁判
P31
に以下の記述がある。

200083日、アメリカ、メリーランド州に住む神経内科医が、モトローラ社などを相手どって裁判を起こしました。
ケータイの健康被害にたいする裁判は、世界各地に数多くあります。この裁判が注目されたのは、その損害賠償の請求額の高さ。
この医師はクリストファー・二ユーマン氏(41歳)。請求額は8億ドル(約872億円……!)。」

この裁判に関しては、この船瀬著が200311月に発行される1年も前に、以下の報道が日本でもなされている。
Yahoo
ニュース コンピュータニュース 2002年101()1740分にあった内容を以下に転記する。

************  *******
携帯電話の電磁波が人体に有害かどうかを問う論争において、携帯電話業界は1つの勝利をおさめた。

メリーランド州の医師が、自分が脳腫瘍を患ったのは携帯電話の電磁波が原因だとして米モトローラ社などを訴えていたが、連邦地方裁判所は930(米国時間)、証拠不十分として訴えを却下したのだ。
********  ****************

きちんと裁判の結末まで取材して、著書に纏めるべきであろう。


3.携帯電話ハンドセットで脳にホットポットは発生するか?
P44
に以下の記述がある。

19を見てください。
これは半径10cmの球体モデルに水を満たし、側面に携帯電話をくっつけて内部の電磁波吸収率を測定したものです。
人間の頭は、ほぼ直径20cm。そこで、人間の頭に模したモデルで実験したわけです。
ケータイから発信され球体モデルに当たった電磁波は、その電磁エネルギーの7割が吸収されました。
そして、吸収されたエネルギーは、驚いたことに見事に中心部に集中していたので、研究者たちは驚愕しました。
なぜなら、脳中枢には、「松果体」と呼ばれる重要な内分泌器官があるからです。」

この図19にある研究は、周波数こそ3000MHzと携帯電話の電波の周波数に近いが、「頭部に模した球体の側面に携帯電話を密着させて」行った実験結果ではない。
この実験は遠方界と呼ばれる、電波の発信源と照射物体の距離を十分に離して、頭部全体が均一な電磁波曝露になるようにした実験である。
正確に記述すると、「これは半径10cmの球体モデルに水を満たし、側面に携帯電話をくっつけて内部の電磁波吸収率を測定したものです。」は、
「これは半径10cmの球体モデルに水を満たし、球体から十分に離れた場所から、球体全体が均一に電磁波曝露するようにして、内部の電磁波吸収率を測定したものです。」となる。

携帯電話のハンドセットを頭部に密着した場合の頭部における電波の吸収は密着した頭部の側面で起こり、図19のようなホットスポットは発生していない。
この点は、船瀬は完全に誤っている。


4.英国における携帯電話制限
P53
に以下の記述がある。

*******************************
「子どもを守る」英国政府の英断です

   ●「孫には、使わせたくない……」


2歳と4歳のわたしの孫には使わせたくない……」1人の初老の男がテレビインタビューに答えました。
英国政府は「携帯電話の安全性」について専門家グループに委託。
その「専門委員会」の委員長、スチユワート博士のつぶやきです。現職はタイサイド大学病院院長。

イギリスは、以前から携帯電話の安全性論議が盛んでした。
大手新開やBBCテレビなどが「携帯電話は有害ではないのか?」と厳しい批判を展開してきました。
このあたりが、いつもビクビクの日本のマスコミと決定的にちがうところです。

この批判の大合唱を受け、イギリス政府は「独立専門家グループ」と命名した研究チームに研究を委託しました。
わざわざ「独立」と冠したのは、これまで企業側の専門家″によって研究が圧力や干渉を受けてきた苦い経験にもとづく。

●「予防原則」の政策をすすめるべき
さて、その「独立」チームの結論は。

2000
5月日日に発表された「報告書」です。
@子ども(16歳以下)は緊急以外、つかうべきでない。
A車の運転中も禁止とすべきである。
B健康リスクは断言できないが、有害研究が出始めている。
C国家基準より低い高周波でも健康上無害と断言できない。
D詳細な結論が出るまで「予防原則」政策が取られるべき。
E中継タワー被曝は携帯電話本体の数分の1程度である。
F家、学校近くの中継タワーは健康、環境面から再考すべき。
G仝中継タワーなどの建設許可を取り消す。
*Dでいう「予防原則」とは将来起こる恐れのある危険を予防するために「政策」一決定することです。

16歳以下の禁止を全国に通達
7
月、英国政府は「専門家グループ」報告書を受け、全国の学校に「携帯電話の使用禁止」通達を出した。
「▼16歳以下の携帯電話禁止。▼子どもは成長途上であり、電磁波攻撃″から保護されるべき。
▼子どもの頭は骨が薄く、細胞の伝導性も高く、電磁波エネルギーを吸収しやすい。▼(17歳以上でも)使用時間はできるだけ短めに。
▼中継タワーも、最大強度が学校を通ってはならない」。
さらに、以上の「指導マニュアル」を全国の学校に配布し、健康省も、子どもや家族に「健康への危険性」の警告パンフを配布した(『ザ・タイム』ニュースより2002727)。
***********************

以下が20005月の報告書の原文である
以下のような纏めが報告書に記載されている。
The use of mobile phones and related technologies will continue to increase for the foreseeable future.
携帯電話と関連する技術の使用は、今後も(近未来とされる今後数年間は)増加し続けるであろう。

The balance of evidence to date does not suggest that emissions from mobile phones and base stations put the health of the UK population at risk.
今日までの確証の評価は、携帯電話と基地局からの電磁波発信が、英国民の健康リスクをもたらすとは、提案できない。

There is now some preliminary scientific evidence that exposures to radiofrequency (RF) radiation may cause subtle effects on biological functions, including those of the brain.
This does not necessarily mean that health is affected but it is not possible to say that exposure to RF radiation, even at levels below national guidelines, is totally without potential adverse health effects.
現在、無線周波数電磁界への曝露が、脳への影響を含んで、生体機能に微妙な影響を与えるという幾つかの予備的な科学的確証がある。
これは、健康に影響するとは必ずしも言えないが、国家規格のレベルより低い高周波電磁界への曝露がまったく健康影響の可能性がないともいえない。

The Expert Group has recommended that a precautionary approach to the use of mobile phone technologies be adopted until more detailed and scientifically robust information becomes available.
専門家グループとしては、より詳細で、科学的に確定した情報が得られるまでの間は、携帯電話技術の使用に関しては予防原則を推奨する。

For base station emissions, exposures of the general population will be to the whole body but normally at levels of intensity many times less than those from handsets.
基地局からの電磁波に関する一般公衆の曝露は、全身曝露であり、携帯電話ハンドセットからの電磁波に比べると、強度は非常の低いレベルが一般的である。

Some people’s well-being may be adversely affected by the environmental impact of mobile phone base stations sited next to houses, schools or other buildings, as well as by fear of perceived direct effects.
認知した直接影響に関する不安と同様に、携帯電話基地局が家・学校・その他の建築物の隣に立つことによる環境因子により、幾人かの安寧は、悪影響を受けるかもしれない。

For all base stations, including those with masts under 15m, permitted development rights should be revoked and the siting of all new base stations should be subject to the normal planning process.
15m以下の塔を含めて、全ての基地局に関して、許可済みの開発権は取り消すべきで、全ての新規の基地局は定常の計画プロセスによって執り行われるべきである。

The use of mobile phones whilst driving can have a detrimental effect on the quality of driving. Drivers should be discouraged from using mobile phones whilst on the move.
車の運転中の携帯電話使用は、運転に有害な影響を与える。運転手は、移動中は携帯電話の使用を思い留めるべきである。

The widespread use of mobile phones by children for non-essential calls should be discouraged.
不必要な子供の携帯電話使用の普及した使用は、思いとどまるべきである。

となっており、基地局の建設に関する船瀬の記述は、正確ではない。

2000
5月の専門家グループの報告書を受けて発行された英国政府の見解は、BEMSJはまだ原文を読んでいない。
この20005月の報告書を受けて、英国保健省は以下のパンフレットを発行している。このパンフレットは読んだ。


5.妊婦のために
P79
に以下の記述がある。

***************************
「お腹の赤ちゃんのため、ケータイはダメかしら?
 ひかえるべきです
  ●大切な妊娠初期で6倍の悲劇

「電磁波を浴びると流産が6倍も増える」ショッキングな現実は、デクン・リー博士の疫学調査で明らかになった(米カリフォルニア州のカイザー研究所)。
博士によれば「16G以上の電磁波を浴びつづけると流産リスク6倍に高まる」という。

対象は妊娠10週未満の妊婦969人。彼女たちには精密な電磁波測定機を、からだに装着してもらった。
これで1日の電磁波被曝レベルを詳しく記録した。彼女たちが、家庭内で掃除機やドライヤーなどなど、様々な電気器具から受けた電磁波は、すべて記録された。
その結果16mG以上の被曝をした妊婦は、そうでない妊婦にくらべて流産の数が18倍。妊娠初期では、6倍も流産していたのです。
妊娠初期は、胎児がいちじるしく成長する時期であり、環境の影響をもっとも受けやすいのです。
マイクロウェーブニュース200156 参照」」とある。
********************************

携帯電話の妊娠への影響の頁に、タイトルは携帯に関連した「お腹の赤ちゃんのため、ケータイはダメかしら?」となっているが、解説に書かれている流産6倍の研究は、低周波電磁界を指標にした研究である。

船瀬はこうした電磁波の周波数の違いによる影響の違いを理解していないと、見える。


6
.エイディの研究
P96
に以下の記述がある。

「表22 電磁波強度と人体への影響 0.01μWcm2で脳の浸透性に影響・・・・エイディ博士」と表が掲載されている。

このアディAdeyエィディと船瀬氏は誤記)の表は、オリジナルをたどれば、単位が誤って船瀬著に転記されている。
正しくは「0.01mWcm2で脳の浸透性に影響」である。
微弱でも健康影響があるとして引用しているが、1000倍も異なっている。


7
.ザルツブルグの基準
P97
に以下の記述がある。

「●すでにサルツブルグ市は基準値をクリア

 さて、会議には日本を代表して電磁波問題NGO、ガウス‥ネットワーク℃末ア局の懸樋哲夫さんが参加しました。
「会議では12カ国から22人もが講演。携帯電話や放送タワーの健康被害についても各国から報告がありました」(懸樋さん)。

世界各国から電磁波問題にとりくむ数多くの市民グループ、研究者たちも一同に会しました。
「モーツアルトの音楽コンサートを拝聴。
このようないい雰囲気のなかで国際交流も広がるものと感じました」と懸樋さんの印象記。
ザルツブルグ市の凄いところは、すでに市当局は、携帯業者の承認を得て、じつさいの規制値として実施していることです。」

「ザルツブルグ市の凄いところは、すでに市当局は、携帯業者の承認を得て、じつさいの規制値として実施していることです。」とあるが、別ページに記載した「高周波電磁界に関するコーナ(5)」にあるように、ザルツブルグの規定はザル法になっている。殆ど実行されていない。


8
.ザルツブルグの基準
P
99に同じく以下の記述がある。

**************************
「この「ザルツブルグ基準」の決定には、極めて科学的な根拠がある。
「リンカーン大学(ニュージーランド)のチェリー博士の提唱です。
博士は『公衆の被曝量として推奨できる削減目標は01μWcm2である』と断言しています」 (荻野博士)。」
**************************

このザルツブルグの基準の根拠は、最初の提案書にもきちんと明記されている。
船瀬書にある「荻野博士」(荻野晃也)の論は誤りである。

高周波電磁界に関するコーナ(5)」に紹介しているが、以下が論拠(基準の提案書からの抜粋)である。

******************
PRELIMINARY STANDARD FOR PULSED EMF IN SALZBURG
G. Oberfeld, Ch. König
 

1998
年携帯電話の中継塔からの電磁波曝露に関する規定を提案した。
この規定は1996年のMannによる研究、0.05mW/cm2900MHz電波が心電図に影響を与えるという研究を根拠とした。

この研究に対して、WHO等が発ガン物質の規定を決める時に用いるような、500倍の安全率を導入した。
長期にわたる影響などまだわかっていないことがあるので、この様な安全率を導入した。

0.05mW/cm2
500分の1の電力密度、すなわち0.1μW/cm2を携帯電話中継塔から発信される電磁波(電波)の曝露限度とする。

************  ***************


9
.メラトニンの期日リズム
P110
に以下の記述がある。

**************************
「  ●太陽の磁気で減り、夜は増える
「松果体」は、もう一つ第三の日″という別称も。

これは磁気器官とも言われ、地磁気などの変動を感知してメラトニンを分泌します。
地球は自転しているため昼間は太陽からの磁気(電磁波)を強く感じメラトニン分泌は減少。
夜は、磁気レベルは低くなりメラトニンは増加する。
この昼夜の地磁気変化リズムにしたがって「松果体」はメラトニンを昼は少なく、夜は多く・・・・分泌しつつげる。
その増減が生体リズムを刻むのです。」

松果体が地磁気の変動を感知してメラトニンの増減を行うとは、大きな誤りであろう。
地磁気の日変動は非常に小さく、地磁気の0.1%程度とされる。
この程度の変化は、生活空間に鉄などがあれば、地磁気の大きさは局所的に変化する。
局所的な地磁気の変化で、脳が夜だ、昼だと判断するとなれば、大変なことになる。
この論は、たぶん、R・ベッカーの論に端を発する誤りと思える。


と言うことで、この船瀬俊介の著書も誤りが多い、鵜呑みにはできない。

 

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51.WEBにある情報の誤り:中越産業の電磁波WEB

記:2012−12−3

http://www.d2.dion.ne.jp/~chusan/cus/mic.htm<リンク切れ>   中越産業 のWEB にあった内容を一部紹介します。
2006−6−20のログです。
中越産業はLPガス等の販売会社です。
****************************************

 

 

**********************************
赤い四角で囲んである個所は誤りです。
テレビやVDTで眼精疲労を起こすのは、目の使い過ぎからくる目の疲れで、目の疲れが酷くなって治療を受けなければならない状態になったのが「眼精疲労」です。
電磁波の健康影響ではありません。
もっとも可視光線も電磁波なので、可視光線のおかげで眼精疲労になったのだから、「眼精疲労も電磁波が原因」という屁理屈も成り立ちます。

さて、2012122日に、6年ぶりに中越産業の電磁波頁を覗いてみたら、上述の「テレビ・眼精疲労」の4文字だけではなく、表全体が削除されていました。

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52.藤井佳朗著「歯科からの電磁波対策 携帯電話は体に悪いのか?」を読んで

現代書林 2010年発行
記:2013−3−16

P27

『そのような患者さんを診ていると、感性で「携帯は危険だ」と感じるのです。
「危険なようだけど、科学的に十分に証明されたわけではないから使ってみよう」ということは、ふつうはしないはずです。「灰色」が「黒」だとわかったときには、すでに手遅れだということを知っているからです。
感性で「やばい」と感じるならば、予防的見地からも避ける。
これが正しい判断だと思います。』とある。

さて、この論で行けば、世の中に「科学的に完璧に安全が証明された」ものは存在するのであろうか? 答は「No」でしょう。

P42

『口の中の金属はすべて取ってしまったほうがいいの?
ガンコなアトピー性皮膚炎、原因不明の慣性疲労症候群、化学物質過敏症、あるいはさまざまなワケのわからない症状が長期にわたって続いて、どのような治療をしても治らないというとき、歯科金属を取りはずすことによって劇的に改善することがあります。電磁波過敏症も同様です。
しかし、では口の中に入っている金属をすべて取りはずして、レジンやセラミックなどの非金属の詰め物に換えれば問題は確実に解決するかというと、そうともかぎりません。
ただやみくもに、口の中をメタルフリーにすればよいというわけではないのです。

私はすべての患者さんに対して0−リングテストを行い歯科材料その他の物質との相性を調べます。
ある電磁波過敏症の患者さんは、歯に詰められたレジン(合成樹脂製)との相性が良くありませんでした。
そこでレジンを取りはずして金属製のインレ一に換えると、電磁波の害はほとんどなくなったのです。

また、ある頚部痛の患者さんは、セラミック・インレーをはずして0−リングテストで適切と判断された金合金に置き換えることで、その痛みが改善しました。
理由はよくわかりません。
大切なのは患者さんごとに問題の原因が異なっていて、それをひとつずつ突き止めていく、ということです。 』とある。

これは、納得のいく考え方である。
巷に「歯の金属材料は良くないが、金は良い」として金を薦める場面がある。この場合は、電波の吸収に関しては金もその他の金属も同類なので、金だけを良しとするのは、高価な金を薦めて、稼ぐことを目論んでいるかもしれないという疑いから、BEMSJはそうした推奨を行う歯科医を疑ってかかることにしているからである。

P92
にブホバックの7.7GHzでの研究論文が紹介されている。
『たとえば、7.7GHzのマイクロ波を30 分間人間のリンパ球に照射した結果、染色体異常や小核化現象が明らかに増えました(1992年、ブホバックら)。
それも電力密度のレベルが強ければ強いほど、増加したのです。
実験結果を見ると、0.5mW/cm2の強さのときに、細胞が異常を起こす割合は約2倍に増加していることがわかります。
そしてさらに、マイクロ波のレベルを強くすればするほど異常を起こす割合も高まっています。
ちなみに、この周波数域における日本の規制値(これ以下なら安全とする電磁波の強さ)は、1.0mW/cm2に設定されています。

 』とある。


藤井は、日本の規制値である1.0mW/cm2以下の0.5mW/cm2の照射でも遺伝子が傷つくことがこの研究で示されていると、主張している。

この研究は以下の論文を示している
>掲載誌:Mutat Res. 1992;281(3):181-6.
>タイトル:The correlation between the frequency of micronuclei and specific chromosome aberrations in human lymphocytes exposed to microwave radiation in vitro.
>研究者:Garaj-Vrhovac V, Fucić A, Horvat D.
SourceInstitute for Medical Research and Occupational Health, University of Zagreb, Yugoslavia.

この研究にある実験結果は、原著論文から転記した上記の表に示すものである。

研究者は、10もしくは30mW/cm2と言った防護指針の10倍、30倍では遺伝子に影響が出ていることを、統計的に有意な結果として、見出している。
ところで、0.5mW/cm2の場合は、数値としては増加しているが、統計的に有意でないと、している。すなわち、0.5mW/cm2では、影響は認められていないと。

藤井は、この研究の原著論文を読んだ上で、P92の記述を行っているのであろうか?

P103
には

『日本の半径3キロごとに強い電磁波が
携帯電話が全国どこでもつながるのは、そこに電磁波が届いているからです。
その電磁波を中継して送っているのが、日本の各地に立てられている携帯基地局のタワーです。
基地局周辺の電磁波は0.530W/cm2にもなります。
携帯電話の電磁波は通信していない待機の状態では2μW/cm2ほどですが、それでも電磁波過敏症の人は近づけるだけでふらつき、動悸がするのです
基地局周辺の電磁波は0.530W/cm2にもなります。携帯電話の電磁波は通信していない待機の状態では2μW/cm2ほどです。』 とある。

W/cm2という電磁波の電力密度の値は、基地局アンテナからの距離によって大幅に変化する。
藤井は基地局アンテナからどの程度の距離での電力密度を言おうとしているのか不明である。

多数の携帯使用者がある特定の基地局周辺にいるので、出力が10Wであるとして、基地局アンテナの指向性方向(水平に同じ地上高さ)で30mの所にある高層マンションのベランダでの電力密度を推定してみる。アンテナの指向方向の利得を50倍とみて、
電力密度=(10W×50)(4×3.14×30m×30m)0.044W/m2=44mW/m24.4μW/cm2 となる。 
水平に3mの至近距離では440μW/cm20.44mW/cm2となり、電波防護規制値に近づく。

藤井が言うような30W/cm2という電波の強さの場所があれば、これは、P92で藤井が記述しているように、電波規制値1mW/cm2をとんでもないほどに超えていることになる。
ということで、この藤井の記述は、明らかな誤りと、断定することができる。

「携帯電話の電磁波は通信していない待機の状態では2μW/cm2ほどですが、それでも電磁波過敏症の人は近づけるだけでふらつき、動悸がするのです。」とあるが、
これもまったくと言えるほどにおかしい。
待機状態と言うからには、携帯電話器からは無線電波は発信されていない、内部の電子回路が動作しているので、非意図的な電波(電磁波)の漏洩はあるかもしれないが、それらの非意図的な電磁波の漏洩のレベルは2μW/cm2などという量にはなりえない。
もしかして、藤井は測定に当って、何か測定上の誤りがあって、別の携帯電話器からの電磁波ではないものを測定したり、測定器が誤動作したりしているのではないかと思われる。
当然、待機状態での携帯電話を人に近づけて、人がふらつくということも考えにくい。


P111
には
『携帯電話からは低周波電磁波も流れている
携帯電話の電波はマイクロ波と呼ばれるレベルの高周波電磁波ですが、では低周波の電磁波がまったく出ていないかというと、そんなことはありません。
高周波の電磁波に混合させて、低周波の電磁波を送っているのです。
また、携帯電話には複雑な電子回路が組み込まれていて、そこに電流が流れています。
そこからも常に低周波電磁波がもれてきます。』とある。

「携帯電話には複雑な電子回路が組み込まれていて、そこに電流が流れています。そこからも常に低周波電磁波がもれてきます。」は事実であり、携帯電話に限らず、全ての電気器具、歯医者で使用する電気で動く治療用の機械などの全ての電気・電子回路からは、非意図的な電磁波の放射がある。

「携帯電話の電波はマイクロ波と呼ばれるレベルの高周波電磁波ですが、では低周波の電磁波がまったく出ていないかというと、そんなことはありません。高周波の電磁波に混合させて、低周波の電磁波を送っているのです。」は明らかな誤りである。
携帯電話から高周波の電磁波と混合されて低周波の電磁波は放射されていはいない。

そもそも電磁波の発信・放射ということを技術的に考える時に、「高周波の電磁波に混合させて低周波の電磁波」という言い方はしない。
混合という用語は使用しないので、藤井が何を言いたいのか、技術的には不詳である。


P146

『インプラント治療は一般的に、外科手術が可能な人であればだれでも受けられるといわれています。
義歯(入れ歯)に比べて快適な面がある一方で、あごの骨に埋め込んだインプラントが電磁波を集め、患者さんに電磁波過敏症を引き起こしてしまうという可能性もあります。
インプラントが誘発する電磁波障害については、私もいくつかの学会で発表ずみです。国際学会でも発表しました。』とある。

藤井の著した学会発表文を入手して、読んでみたい。

"インプラントが誘発する電磁波障害"  藤井佳朗」 をキーワードにGoogleで検索しても何もヒットしません。


"インプラン“ ”電磁波障害"  藤井佳朗」で同じくGoogleで検索して、以下の学会発表を見つけた。

*******************
2011
919 ()
21回日本全身咬合学会・日本一般臨床矯正研究会創設30周年記念合同学術大会
上記学会が東京プリンスホテルにて開催された。
私は19日のみ参加した。



電磁波障害を考慮した歯科治療  藤井佳朗
**************************
この学術学会での藤井の発表は「招待講演」となっている。

学会のHPや国会図書館の蔵書を調べたが、この学術学会の予稿集などがあるか否かも確認できなかった。

 

藤井は2010年発行の著に、「私もいくつかの学会で発表ずみ」と記述されているが、それらを、探し出すことができるか?


P176
『この学会はその後、私の演題を「医学的根拠がない」という理由で却下し続けました。
しかしそれらの演題は、ニューヨークのコロンビア大学で行われた国際学会では受理され、世界の研究者の前で発表することができました(2008114日)。
その時の英文抄録は英文国際学会誌に掲載されています。』とある。

藤井の行っているやり方はお0−リングと言って、現在の医学の主流からは外れ、代替医療の中に含まれているので、日本の医学会で「医学的根拠がない」とされる面はあるのでしょう。
「ニューヨークのコロンビア大学で行われた国際学会では受理」は、どのような国際学会かと思い、調べてみると「24th Annual International Symposium on Acupuncture, Electro-therapeutis & Related Field」というO−リング関係の医者・研究者が集う国際シンポジウムでした。
この国際シンポジウムであればこそ、藤井の発表が認められたのでしょう。

この論文のコピーは入手できるでしょうか??
上記の会議のプログラム集に以下のように演題だけは、掲示されていました。

この予稿集は入手できるでしょうか?

Pubmedで「Fujii Y Digital」で検索しましたが、この論文はヒットしませんでした。

と言うことで、この藤井本も、鵜呑みにはできない本と言うことになりました。

追記:藤井佳朗の論文を、以下に示すように2件、読んでみた。
記:2013−6−1

************************
掲載誌:日本歯科東洋医学会誌 Vol.21 No.1・2 2002
タイトル:携帯電話の電磁波によると思われる平衡感覚障害について
研究者:藤井 佳朗

緒  言
昨今,本邦においても携帯電話が急速に普及し,国民の2人に1人が所持しているといわれている.
しかしながら,携帯電話から放射される電磁波の身体への影響は,懸念されながらも,欧米諸国に比べその究明と対策が遅れているといわれている.
たとえば,英国では16歳未満の携帯電話の使用は,成長期の脳に悪影響を及ぼす危険性があるとの理由で,法律で禁止されている.
<BEMSJ注:この英国では・・・・は誤り。法律では禁止されていない。>

方  法
スイッチを入れただけの携帯電話(NTT DoCoMoP501i)を50名の被験者(男性20名,女性30名)の側頭部に約5cmまで近接し,体幹が10°以上傾斜した場合は平衡感覚障害強.ふらつきや10°未満の体幹傾斜があった場合は平衡感覚障害弱とした(図1).
また,この反応における男女間の有意差の有無をt検定にて調査した.

結  果

平衡感覚障害強は13名,全体の260%で,内訳は男性5名(男性全体の250%),女性8名(女性全体の267%),平衡感覚障害弱は6名,全体の120%で,内訳は男性2名(男性全体の100%),女性4名(女性全体の133%)であった.
平衡感覚障害強弱ともに有意水準5%で、男女間で有意差はなかった.


 

考察
携帯電話の電源を切ると多くの場合,この現象は減弱したが,なお電磁波と思われる影響が残存していることも追試で判明した
これは,携帯電話内の電池などの影響と思われた。
**************************************

関心のある方は、原著論文を読んでください。

BEMSJのコメント:
2
重盲検法で試験を行っていないので、被験者が「携帯の電磁波は・・・・」という感覚を持っている場合、携帯電話が体に近接しただけで、人間の体は反応すると思われる。
従って、携帯電話の電磁波の影響であるのか、否かは、この実験からは断定することができない。

*******************
掲載誌:日本歯科東洋医学会誌 Vol.23 No.1 2004
タイトル:アトピー性皮膚炎と電磁波過敏症との関連について
研究者:藤井 佳朗

方  法
医科においてアトピー性皮膚炎と診断された患者30名(男性5名,女性25名,以下患者群)の側頭部に,スイッチを入れただけの携帯電話(NTT DoCoMo P501i)を約5cmまで近接し,体幹が10°以上傾斜した場合に,平衡感覚障害ありと判断し,健常人(以下健常群)と比較した.

結  果
患者群30名(男性5名,女性25名)中,平衡感覚障害ありは15名,全体の500%で内訳は男性2名(男性全体の400%),女性13名(女性全体の520%)であった.
健常群のデータでは,平衡感覚障害ありは50名中13名(260%)であり,両者の間には統計学的に有意水準5%で有意差があった。

*******************

関心のある方は、原著論文を読んでください。

この論文も、2002年の論文と同じですね。
こうした論文を基に、藤井佳朗は本をまとめたのでしょう。

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53.式部啓ら編「電磁界の健康影響 その安全性を検証する」1999年文光堂発行を読んで

記:2013−4−3

以下の点は興味深い点であり、引用して紹介する。
その他に、ラットを使った動物実験、ショウジョバエによる遺伝への影響、細胞実験などを50−60Hz磁界下で厳密な実験条件下で、長期にわたる実験結果が紹介されている。
一読に値する研究と言える。
関心のある方は、全文を読んでください。
ただし、本が1万円と高いのが課題かもしれません。

************** 引用 ************
3
.日本における社会的関心
3
1.外国の研究の不適切な紹介
わが国では,アメリカにおける社会的な関心が雑誌や単行書で紹介され、高圧送電線の建設計画への反対が1990年代の初めからしだいに高まってきた。

その中でも1993年に放送されたテレビ番組「ザ・スクープ,高圧送電線の電磁波」は大きな反響を呼び起こした。
番組では上述のSavitzAhlbom両博士へのインタビューや、アメリカのテレビ番組でクリントン大統領が電磁界の健康影響についての研究を約束する場面などが紹介されて、一貫して極めて危険であることが強調された。
しかしながら、SavitzAhlbom両博士の発言は実際に聞こえる英語と日本語字幕が違っていて、正しく伝えられていないなど、公正さを欠いた番組であった。

Savitz
博士は「小児白血病の1015%は送電線からの電磁波によると考えられます」と字幕に出ているが、英語では“might be caused−−−”かもしれない)といっている。
しかしSavitz自身の研究結果とは異なるので、後に著者が直接本人に確かめたところ、そんなことはいった覚えがないという。
いやはっきり英語で聞こえたというと、それは自分の意見ではなく、ある人はそういっていると引用したのだが、その部分をカットしたのだろう、どうせテレビのインタビューなんてそんなものだ、と一笑に付した。

Ahlbom
博士は、私たちの研究結果(小児白血病が送電線近くで増加している)は到底証明されているとはいえません(far from being definitely proven)と明言しているが、字幕では「まだまだわからないことがあります」と見当違いの訳文でごまかしているとしかいいようがない。

また元の論文には、誤差の範囲が示されていて、有意差がない数値となっているのに、誤差を示さずに増大していると記すなど、おそらく意図的に正しくない引用をしている出版物もある。

3
2.疫学をどう理解するか
2の問題点としては、疫学研究の意義を正しく理解せずに、有害である証拠として紹介されたことが指摘できよう。
疫学のassociation(関連、あるいは相関関係)とは、一つの事象が別の事象と平行して増えたり減ったりすることを意味し、それは必ずしも原因と結果の関係を示しているとはいえない。
この定義は、国際疫学会が編集した疫学辞典にもあり、疫学論文にassociationがあったと書かれている場合には、当然有害である証拠とはいえないのである。
このことは先に引用したAhlbom博士の発言でも明らかである。
残念ながらわが国で出版されたいわゆる告発の本のほとんどすべてが、疫学研究を明確な証拠と評価して、不必要な恐怖感を読者に与えたのは遺憾であった。

5
.人体に対するその他の影響
発がん以外の健康影響については、疫学的にも信頼性の高い研究はほとんどなく、実験研究も本格的な報告はない。
1998
9月にオーストリアで、電磁界の非特異的健康影響に関するシンポジウムが開かれ、著者は参加したが、明確な健康影響の報告はなかった。
論議を呼んだ報告は、不眠、頭痛などの影響を訴える人の大半は、そんなことは起こり得ないと説明すると症状が消えるが、知的に優れている人ほど症状が続くと訴える、とのスウェーデンの研究や、腕を環状の電磁界発生装置に入れて磁束密度を上げていくとある密度で磁界の存在を感じる人が5%ほどあるとのオーストリアの研究等であった。
いずれも健康影響を示すとはいえないと発表者は述べていた。

静磁界の作用
そのほか、体内のマグネタイトは渡り鳥の方向感覚、鮭などの回遊方向の感覚、伝書鳩や蜜蜂などの帰巣方向感覚、に関係するといわれている。
しかし、マグネタイトが体内にあっても、まだ感知器官であるとの証拠がなく、感知メカニズムを説明するための決定的な論拠もない。
これらは地磁気という非常に弱い磁界による方向感知そのものの証明とマグネタイト含有の器官という物証と両方にまだ問題がある。
さらに脳内での複雑な方向感覚とその記憶の説明となると全く証明困難である。
伝書鳩の帰巣に関するKeetonの実験例(1971)が地磁気の感知としてしばしば引用されていたが、その続報や追試が不成功に終わり、もはや引用されなくなった。

ヒトでも脳内にマグネタイト結晶を見つけたとの報文がある(Kirschvinck et al1992)が、まだ正確な追試ができていない。

静磁界の作用
異常赤血球:先天性ヘモグロビン異常のある鎌状赤血球性貧血の患者血では、脱酸素化により赤血球形態が鎌状または棒状に変化する。
このような棒状赤血球を均一な静磁界の中でゆっくり流動させると、棒の長軸が磁界の向きに垂直になるように配向する。
棒状赤血球の長軸方向と短軸方向とでは磁界との間の相互作用の強度が異なる(磁気異方性が大きい)ためである。

棒状化した赤血球の配向は静磁界強度0.35T程度で起こる。
この現象は1965年に報告され(Murayama1965)、20年後に追試確認された(Brody et al1985)。
また、この知見は1970年代に、強磁界装置(とくに線形加速器)従事者の曝磁基準や一般人の立入禁止区域を設定するのに役立った。
例えば線形加速器周辺において、鎌状赤血球性貧血患者に対する立入禁止の静磁界レベルは一般人のレベルより10倍厳しく設定されていた。

発がん性判定
基礎となる「ヒトまたは動物実験についての4段階」は次の通りである:
1
Sufficient evidence(=十分な証拠がある):発がんの原因物質であることが確定できる。
2
Limited evidence(=限定的な証拠がある):発がんと関連があり,原因だと説明可能。
3
Inadequate evidence(=不適切な証拠がある):研究結果不十分,原因だとはいえない。
4
Lack of carcinogenesis(=発がん性はない):発がん物質ではない(どんな曝露条件でも)。

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54.ブローダー著「死の電流」を読んで

記:2013−5−2

原本の発行は1989
荻野晃也監修・半谷尚子訳「死の電流」緑風出版から1999年に発行
以下は和訳を読んだ結果 

1
P44に詳細は不明であるが、ソ連の規格が紹介されている。

「彼は送電線から生じるELF電磁場は安全であると主張し、影響があるという結果を出しているソ連の研究は、”注意深く検討”されるべきであると警告した(ソ連の科学者は、高圧変電所で働く労働者が、脈拍、血圧の異常、疲労、眠気、頭痛を訴えていると発表した。その結果、ソビエト政府は75万ボルト送電線を住宅から少なくとも100メートル離さなくてはならないと定めた)。」

2
P95に以下の高圧送電線下の牧場での影響に関する裁判の話が紹介されている。

「ローマの「センティネル』誌に、アクセルロッドについての記事が載っている。それによれば、マーシーとマセナ間の765,000ボルト送電線近くに住む多くの住民から、送電線電磁場に毎日曝されて、自分達と家畜の健康が損なわれているという訴えがあった。

ところが保健局長のアクセルロッドはこれを調査する必要はない、と訴えを無視していた。その一例だが、保健局長はニューヨーク州、グレィグのリチャード・ホスキンス夫妻の訴えを却下した。ホスキンス家は1820年から酪農業を営んでいるが、その放牧場を横切って765,000ボルト送電線が走っており、そのせいで、彼らの乳牛の流産、死産、奇形ウシの出産、不妊が増加したと彼らは訴えていた。さらに1978年に送電線の操業が開始されてから、家畜の病気がひどく増加したと苦情を申し立てた。そして、移転用の家を購入するように、ニューヨーク州電力公社に要求したのだった。

たまたまその6ヶ月前、ロバート・ベッカーは、ホスキンス一家の窮状を保健局に知らせ、彼らの状況を調査するように促していた。
保健局の担当者らは、マセナーマーシー線が健康被害を引き起こすかどうかという疑いには、送電線プロジェクトが行なっている研究プログラムが1986年に完了するまでは答えられないと返答した。

とうとう夫妻はニューヨーク電力公社を訴え、その結果2万ドルの補償金を受け取って和解したのである。」

5
P242でロバート・ベッカーの論を紹介している。

「ベッカー博士は・・・・・博士は続ける。「他の生体器官と同じように、脳そのものも体の外側から検知できるような磁場を実際に発生しているということもわかっています。過去10年で次のようなこともわかるようになりました。すなわち生体は、進化のごく初期に発生させた特殊な器官を持っていてその役割は、地球の磁場の変化を感知し、生体作用を適正に対応させることなのです。」

BEMSJ
注:
「生体は、進化のごく初期に発生させた特殊な器官を持っていてその役割は、地球の磁場の変化を感知し、生体作用を適正に対応させることなのです。」というロバート・ベッカーの論は誤りである。
ベッカーは地磁気の強度の日変化で、脳の24時間時計機能が同期している、という論を唱えています。
地磁気の日変化は微小で、その程度の微小な変化はたとえば鉄でできた構造物のある建物などでは、鉄製構造物のために、地磁気の強度が変化します。
もしベッカーの論が正しければ、我々の24時間リズムは、しばしば乱れなければなりません。
そうしたベッカーの誤った論を、ブローダーはそのまま鵜呑みしているのです。

6
P252に直流の高圧送電線の建設にも反対運動が起こっている事例が紹介。

1983年春、ハイドロ・ケベック(ケベック州所有の公益電力公社)が同州のイースタン・タウンシップスを横切ってバーモント州の境界まで45万ボルトの直流送電線を建設する計画を公表した際には、イースタン・タウンシップス地域で反対運動が起こった。モントリオールの北650マイル (約1000キロメートル)にあるジェイムズ湾に完成予定の150億ドルをかけた大規模水力発電プロジェクトで発電される電気が、この送電線によってニューイングランドまで 輸送されるはずだった。その発電所は完成に近づいていた。」

7
P366に以下の記述がある。

急速に普及しているコンピュータ表示装置(VDT)に関しても、送電線とほぼ同じ状況が存在している。1976年には米国でVDTの数は100万台以下であった。今日では3000万台以上であるコンピュータ・ビジネス設備製造業者協会によれば、現在頭脳労働者の15人に1人は何らかのタイプのコンピュータを使っていて、今世紀末までには、すべての頭脳労働者が使用するようになるだろうということだ。従って、もしVDTが発する磁場がガンを発生させたり、そうでなくても健康に有害であったりすることが確かめられたなら、膨大な数の国民にリスクを負わせることになる。

BEMSJ
注:
この本の原著は1989年に発行された。そして2013年の今日まで24年の年数がながれた。
著者のブローダーが言うように、2000年頃にはほとんどすべての人がパソコン(VDT)を使用するようになった。
それでは、VDTが発する磁場が癌を発生させたりしたであろうか?
結果はブローダーの杞憂に終わっているということができるのではないだろうか。


以上 ジャーナリストの本らしく、長々と、いきさつなどを記述しているので、参考にはなる情報であるが、必ずしも鵜呑み出来ないので、引用されている元の論文などを読みながら、この本を読んでみる必要がある。


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55.宮越順二著「電磁場生命科学」2005年京都大学出版会発行を読んで

記:2013−5−6

この本は、かなり難解ですが、正確に記述されており、推奨できる本です。

以下は、参考になる情報として、一部を引用して、紹介します。

1
P108に、メラトニンへの影響に関して、判り易い解説があった。
以下に引用する。

*****************
ELF
電磁場単独での影響はほとんど観察されていないが、その他の要因と組み合わせることで細胞増殖速度に変化があるという報告がある。
ヒトの脳内に位置している松果体が分泌するホルモンの一種である、メラトニンを体内での普通に観察されている濃度(10-9M)で乳ガン由来細胞株のMCF-7細胞に与えた場合、細胞増殖が抑えられる現象が確認されている。
しかし、同時に1.2μTELF電磁場(普通の家の中や家電製品から漏洩してくるくらいの強さ)に曝露するとその増殖抑制効果が弱まると報告されている(Liburdy et al.1993)。
同様の研究で、乳ガン治療に使用されるタモキシフェンの増殖抑制効果も、ELF磁場曝露によって抑制されることが報告されている(Harland Liburdy 1996)。
これらの効果は、ガン細胞が体内で発生した後、成長してゆく過程にELF電磁場が関与している可能性を示唆するものとして注目を集め、他の研究者による再現実験でも確認されている(Blackman et al1996;Ishido et al.2001)。

このELF電磁場によるメラトニンの効果の抑制は、メラトニンが持つと考えられているラジカル(非常に反応性の高い分子で、これがDNAなどと反応することでDNAの損傷となる)の捕捉作用が減少しているからであるという仮説が提唱されている(Jajte et al.2001)。
しかし、MCF-7細胞株を用いた再現実験では、この効果は再現できなかったという報告もある(Tachiiri et al.1999)。

この違いは、同じMCF-7細胞株と呼称しても、細胞株間に機能的な差異(エストロゲンというホルモンの分泌能力の差)が生じているためではないかと考えられている。
このように、特定のMCF-7細胞株でのみ確認されている現象であることと、実験動物や人間のボランティアによる生物個体での研究では明確なメラトニンの増殖抑制効果への影響が観察されていない。
そのため、非常に興味深い磁場効果の一つであるとはいえるが、普遍的な効果としての結論は出ていないのが現状である。

*************************

2.P140 に以下に示す変調による影響に関する研究概況が記述されている。
巷に、変調した場合は、電磁波の影響が大きくなるとか、変調による格別の影響が出る・・・・という風説がある。
以下の記述は、それらの風説を否定する情報となる。

************************
3DNA鎖切断
高周波によるDNA損傷への影響評価として、多くの報告でコメット・アッセイ(Comet assey)法が用いられている。
ロッテイ・ロッテイ(Roti-Roti)らのグループは、以下の報告をしている。
U87MG
細胞とC3HlOTl/2細胞の対数増殖期とC3HlO-Tl/2のコンフルエント(高密度による細胞増殖停止状態)時におけるFM連続波(frequencymodulated continuous wave835.62MHz)とCDMAcodedivision multipleaccess847.74MHz)の、経時的(2424時間、24時間曝露後培養)影響をアルカリコメットアツセイで評価した。
この条件で曝露による温度上昇はなかった(37±0.3℃)。
陽性対照はガンマー線照射で、いずれの条件でもシャム曝露と比べて変化が見られていない(Malyapa et al.1997a)。

同様に、2.45GHzのマイクロ波について、SAR0.7、および1.9W/kgで、対数増殖期における経時的影響をアルカリコメットアツセイで評価した。
結果は、いずれの条件でもシャムと比べて影響は観察されていない(Malyapa et al.1997b)。

パルス変調で1.9GHzの高周波(010W/kg2時間)によるヒトリンパ球のDNA損傷をコメット・アッセイ、小核形成試験で評価した。
この条件で高周波の影響は見られなかった(McNamee et al.2002b)。

宮越らのグループは、ヒト脳腫瘍由来のMO54細胞を用いて、高周波の影響をコメット・アッセイで評価した。
高周波(2.45GHz)曝露中の温度上昇は最大出力時(SAR100W/kg)でも38.9℃までに制御され、この条件下では平均SAR13100W/kg2時間電磁波曝露でも有意な影響はみられなかった。(Miyakoshi et al.2001)図7-3(注:このWEBでは図は割愛)に平均テールモーメント(Tail moment)で表した結果を示す。
4
種の高周波、つまり837MHz音声変調のアナログ高周波、TDMAtime division multiple access)、CDMAcode division multiple access837MHz、非音声変調)、および音声変調のGSM-PCSglobal system of mobile communicationtype personal communication systems1909.8MHz)について、SAR110W/kg、曝露時間が324時間でリンパ球に曝露した。
コメット・アッセイの結果、それぞれの高周波曝露による影響は見られなかった(Tice et al.2002)。
ただ、この実験ではSAR 10W/kg24時間曝露で小核形成頻度が上昇していた。
**********************

3
P329に「量―反応関係」に関する判り易い解説がある。
以下に引用する。

********************
3)量一反応関係
曝露の量が大きくなるにつれて、それによって生じる反応(または影響)も単調に大きくなるという性質は、防護指針によって曝露を制限するための基本的な前提である。
もしこれが成り立たなければ、「曝露がより少ない方が、より安全である」といえないので、曝露を制限する根拠を求めることが困難になる。


この「量一反応(影響)関係」の代表的な型は、決定論的影響と確率的影響である。決定論的影響は、ある閥倍以上の曝露で影響が決定論的に生じるものである。
これと対照的なのが確率的影響である。確率的影響では、影響の重篤皮は曝露の大きさによらず、影響が生じる確率が曝露の大きさに依存する。
*************************

4.P339 ICNIRPIEEEの規格の考え方の違いが、判り易く、解説されている。
以下に引用する。

***********************
IEEE
規格では参考レベルに相当する数値を最大許容曝露(MPE)と呼ぶ。
136(注:このWEBでは表は割愛)に50Hzの磁場に対するIEEE規格のMPEICNIRP指針の参考レベルの比較を示す。
両者の値ではIEEE規格の許容値が非常に大きい。
ただし、ICNIRPの参考レベルが人体の占める空間の平均値に対する値であるのに対して、IEEE規格のMPEは人体に入射する磁場の空間的な最大値である。
*********************
13-6の引用は割愛するが、以上の解説にあるように、規格に記載された数字だけを単純に比較しても意味がないことが判る。


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56.上野照剛・重光司ら編「生体と電磁界」を読んで

 作成:2003−6−16  WEBへの公開:2015−1−31

この本は、専門書である。難解である。 なんとか読み終わった。
気のついた点を列記する。

P38  1.2μTの低周波磁界でメラトニンの機能に影響をもたらすという研究は、再現実験に成功している、ということは着目すべき。(再現実験は環境研究所で行った。) 

P45 低周波磁界の曝露実験では、磁界の強さではなく、磁界による誘導電流が決め手になっている。
同心円状に細胞を配列すると、外側の細胞が大きく影響を受ける。
(この本では振れていないが、JR総研の研究でも、磁界強度より磁界による誘導電流が決め手になっているという報告がある。)

P93 再現実験の難しさ デルガドの報告を再現するための国際研究hen house projectでは、6箇所で試験を行った。
結果の一致は見ていない、なぜ異なるかもわからなかった。

P104 日本では送電線からの電磁界防護として1970年に研究を行い、世界に先駆けて電界最大3kV/mの規定を作った。
この当時は、磁界の影響が知られていなかった。

P111から3ページほど 電磁波過敏症の解説がある。

P180 DC磁界でも5T程度の強さになれば、ショウジョバエの遺伝子に影響を及ぼす。

P226 疫学の評価 95%信頼性区間の上限と下限値の比を取る。
比が0.5以上であれば精度が高く、比が0.25以下は精度が低いと評価している例がある。

P281 中川正祥(元JR総研)の担当の章では「低周波電磁界の「安全」限界値は50Hzなどでは1mTであり、「衛生」面からのそれは0.2μTということであろう」という記述がある。

P292 リスクの考え方 特定の環境要因によるリスクを可能な限り最低にすることは、全体としてのリスク低減にはならない。
個人の立場で、軽微なリスクを過度に怖がるとストレスによる健康障害を招く恐れがあり、リスク増大を招く。       

P300 アメリカのRAPID計画の最終所長報告の概要の紹介がある。
 「低周波磁界曝露が、完全に安全であるという認めることはできない。同様に、積極的な規制の考慮を正当化するには不十分である」 

P308 IARCの低周波磁界の発がん性のモノグラフの概要の紹介がある。

P318 IARCの低周波磁界の発がん性2B判定を受けて、リスクが2倍として、日本でのリスクを推定した。
年間の推定余剰リスクは12(16)18(24)人と試算された。

P329 高周波電磁界でのSAR評価に関して、人の身長と動物実験のマウスでは条件が異なる。
マウスでは2.45GHzが共振周波数となり、同じ電力密度の曝露でもマウスは人の50倍のSARとなる。  

*第11章 「疫学概要・高周波電磁界の疫学」担当:山口直人 20頁 はわかりやすい。

*第12章 「低周波の疫学」担当:重光司 40頁 は判りやすい。 

関心のある方は、原著を読んでください。

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57.平成10年 電気学会発行 「電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題」を読んで

作成:2000-1-29  

気の付いた点をまとめた。    
この本は、基本的には低周波電磁界を中心にして纏めてある。

P8
.この報告書の校正中にアメリカからRAPIDのワーキンググループの報告書が発行された。

P8
.この報告書としては、「通常の居住環境における電磁界が人の健康に影響を与えるとは言えない」と結論できる。

P14
.低周波の電磁界
解析の一例によると、100kmの三相1回線の送電線の場合、線路と直角の方向に放射される電力は負荷に輸送される電力の僅か2/1011 (1011乗分の2)程度に過ぎない。
輸送電力を100KWとすれば、放射電力は0.02Wになる。

P15
.自然界に存在する電磁界 落雷時の観測によれば、雷電流の時間変化率の最大は300kA/マイクロ秒である。
従って、落雷地点の近傍では過渡的に大きな磁界が生じていると考えられる。

P58
.日米の送電線による磁界の比較
日本における地表面での磁界は前述のとおり最大でも20マイクロテスラとなる。
一方、アメリカでは、電線地上高は低く設定されている。この為想定される磁界最大値の目安としては50マイクロテスラ(500ミリガウス)が採用されることが多い。

P61
.電気鉄道 測定例
文献(電力中研 1992年)では、通勤中の車内での測定例が示されている。

P70
.職業環境 実態調査手法の概要
職場環境における曝露実態が生活全体のどの割合になるかは、重要な問題である。
英国放射線防護評議会(NRPB)では、電力会社の従業員の仕事内容と磁界曝露量との関係について細分化した資料を示している。
1992年の資料) 職種により多少のばらつきが見られるが、総曝露量の70%程度が職場、20%程度が家庭、残り10%程度が通勤・その他である。

P78
.各国の防護指針および規制  欧州諸国
ドイツ: 1997年から連邦排出物規正法の中に電磁界の放射を取り入れ、法的に強制力のある規制を開始した。
この規制に用いられる指針は、DIN/VDE規格やCENELECによる欧州暫定規格のような電気技術基準ではなく、保健衛生の立場からICNIRPおよび前身のIRPAによる指針を採用している。

P80
.各国の防護指針および規制 各防護指針の比較
VDT
からの漏れ電磁界に適用されるスウェーデンのVDT機器からの漏洩電磁界に関する測定法のガイドラインがある。
健康影響についての根拠があるわけではない。
単に技術的に可能である範囲で不必要な電磁界を低減することを勧告しているに過ぎない。
我が国でも類似のガイドラインが検討された。これも健康影響を根拠にしたものではない。

P96
.電磁界問題の経緯
ニューヨーク州送電線プロジェクトの結果は、殆ど研究で影響は見られないとの結論であったが、Savitz等が小児白血病とワイヤコードとの間の関連性を示唆するWertheimer等の結果を再現したことから、「磁界と癌の関係については、更に研究が必要である」とする最終報告書がニューヨーク州保健局から公表された。

P107
.疫学研究の方法
精度の信頼性について単純な指標としては信頼性区間の下限値の上限値に対する比が用いられている。
精度が高いほどこの比は1に近づくが、05以上を精度が高い、0.5025の間を中間、0.25以下を精度が低いと区分している例がある。

P116
.職業曝露と悪性疾病
職業曝露に加え、住居内曝露を考慮した疫学調査が行われた(1997Feichting.)。
この研究では住居内および職業曝露が共に高い場合に、白血病のリスクが有意に大きい。

P120
.磁界曝露とメラトニン・免疫機能
その後の報告では、低メラトニン分泌グループのみを20マイクロテスラの磁界に曝露したが磁界の影響は見られなかった。
このように同じ研究室で行われた実験においても異なる結果が得られている。

P141
.交流磁界
生体を数百kHzの高周波磁界内におくと体内に誘導される渦電流によって発熱を伴うことがある。
直腸温度が1C上昇すると実験動物の作業能率などに変化が生じる。

P144
.喫煙の健康リスク
タバコ煙中の発ガン物質の殆どは、イニシエーション、プロモーション作用を持っていることが、実験的に明らかになり、ラット、マウス、ハムスターやイヌなどを用いた動物実験からも、たばこ煙の発ガン性が明らかになっている。

以下は研究の概要
P180
Mevissen 1996年の研究:50Hz 10マイクロテスラの磁界をラットに。 メラトニンは磁界によって抑制された。 しかし、腫瘍に対しては磁界の影響はなかった。

P190
Rogers 1995年の研究:50Hz 50マイクロテスラの磁界と6kV/mの電界をヒヒに曝露。 電源の突入を急速に(83ミリ秒過渡変化)行った時、夜間メラトニンは抑制。 電源の突入をゆっくり行った時、夜間メラトニンは変化なし。

P201
Alfredsson 1996年の研究: 電車運転手にリンパ性白血病のリスクが2.3

P222
Saffer 研究中:がん化は始まったがまだ完全にがん化していないJB6細胞に60Hz 0-1ミリテスラの磁界を曝露、影響は見られなかった。


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58.電気学会電磁波本2003年発行案内

 

磁界生体影響問題調査特別委員会報告書
電磁界の生体影響に関する現状評価と今後の課題 II期報告書   20033月発行

電気学会 電磁界生体影響問題調査特別委員会編  電磁界が人の健康に影響するのではないかということは,新聞などで時折報道され,不安を感じている方がおられます。

電気学会では,そのような不安,心配を軽減することを目的として,1995年に会長直属の「電磁界生体影響問題調査特別委員会」(委員長 関根泰次 東京理科大学教授)を発足させ,この問題の実態を正しく認識,理解し,それを一般に広める活動を行ってきました。

専門性の高い,かつ偏らない判断を期するために,「特別委員会」には電気工学だけでなく,医学・生物学の専門家にも参加いただきました。

この報告書は第U期(1998年〜2003年)の調査結果をまとめたもので,特に健康との関連については,世界で発表された255件の論文を精査した結果,「通常の居住環境における電磁界が人の健康に影響を与えるとはいえない」と結論づけています。

特別委員会では本報告書の他に,「第T期報告書(199810月)」および,フルカラーで平易に解説した「電気の暮らしと健康不安−電界・磁界の影響はどこまで分かったか」を発行していますので,是非ご一読下さい。

【目次】
第T部 要約
1
課題の背景と委員会の役割,
2
電磁界の基礎および実態と評価,
3
電磁界生体影響に関する評価,
4
研究・評価活動の状況,
5
委員会としての結論と今後の課題,
付録 委員会名簿)

第U部 電磁界の基礎および実態と評価
1
はじめに,
2
電磁界の測定,
3
発生電磁界,
4
電磁界の曝露実態,
5
生体への誘導電流の測定と計算,
6
電磁界と生体のかかわりの評価,
7
国内外の規制動向,
8
まとめと今後の課題,
付録 IEEE規格「0Hz3kHzへの電磁界への人体曝露に関する安全レベル」の概要)

第V部 電磁界の生体影響に関する研究現状と評価
1
はじめに,
2
電磁界問題の経緯,
3
低周波磁界と生物,
4
現境レベル磁界とヒト,
5
磁界と生体−国内の研究例−,
6
電磁界と生体とのかかわり,
7
国内外の研究動向,
8
まとめと今後の課題,
参考文献,
付録 各種研究結果の要約

A4
判 並製 210頁 本体価格3,000円 4-88686-059-1

問い合わせ先:電気学会 出版販売課

 

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59.薦められない「脳の力を高める」本

2015-2-7

家庭栄養研究会編、食べもの通信社2005年発行の「脳の力を高める 脳を育てる睡眠 脳を脅かす電磁波汚染」を読んだ。

「第1章 脳の力を高める」と「第2章 脳を育てる睡眠」に関しては、専門外のことなので、格別なコメントはない。

「第3章 脳を脅かす電磁波汚染」は、複数の著者によるもので、荻野晃也大久保貞則天笠啓祐らによる、分担執筆である。
この3章は、一般的な「電磁波と健康影響」を主体として記述され、脳に関係する記述が殆ど見当たらなかったのは、期待外れであった。
「脳と・・・・」という本のタイトルであるから、脳と電磁波に関するそれなりに詳しい解説があってしかるべきである。

よって、この本は、推奨できない本になる。

最も、酷い記述を以下に転記する。
P21
に「子供の脳が危ない・・・・」として、「視力不良の子を増加させる原因として、「テレビ」や「テレビゲーム」から出る「電磁波」が有力です。これは「超低周波の電磁波」の「熱効果」によって、「眼球」や「レンズ」の中の「蛋白質」が凝固して「白内障」のような状態になって、「視力」が低下するのだと考えられています。」とある。

超低周波の帯域で、熱効果を発生させるために目に照射しなければならない電磁波の強度を、この記述を担当した日本体育大学名誉教授正木健雄は、ご存知なのであろうか?
テレビやテレビゲームからの低周波電磁波で「熱効果」が発生するようなことはありえない。
少なくも、この箇所だけは、修正すべきであると、考える。

 

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60.現代書林2003年発行 大形郁夫著 ゲルマニウム奇跡の医療ミネラルを読んで

記:2015−6−31

この本の副題に「活性酸素、電磁波の害を消去する最強の選択」とある。

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ゲルマニウムは過剰な電磁界の害を回避する
最後に、電磁波の健康被害を回避するゲルマニウムの作用を、改めてまとめることにする。

マイクロ波のような「波長成分」の害が疑われてはいるが、まず電磁波の実質的な害は、電磁界、つまりその極低周波の磁界成分によるものだった
BEMSJ注:低周波の磁界のみが害を与えると決めつけているのは疑問である。>

まった-ゲルマニウムの知識のない人に、ゲルマニウムが電磁波の害を回避させるというと'電磁波から体をシールドするというエプロンなどの防護グッズの類いを想像するかもしれない。だが、ここでいうゲルマニウムの電磁波回避とはそういうものではなかった。
エプロンのようなものなら、パソコンなどから腹部を守るためにはいいとしても、身近に電気製品や電線があるかぎり、電磁波は、そもそも空間に満ち満ちているのである(遠くなるほど影響は少なくなる)
それをすべて回避するためには一生シールドされた部屋にでも閉じこもっていなければならず、これは現実的な対抗手段とはいいがたい。
身体にはどうしても侵入してくるということを前提として、やはり、船底の水漏れと排水ポンプ、あるいはガンと免疫との関係のように、第二次防御として考えたほうが現実的な対抗手段になるだろう。つまり、ウイルスに侵入されても、発症しなければいいというのと同じなわけだ。

電磁波は身体に侵入して生体電気のバランスを歪める。
具体的にいえば、細胞膜(生体膜)の膜電位に作用する。
人間の体は全体的には電気を通す導体だが、細胞膜はナトリウムやカリウムなどのイオンを出し入れするシステムによって、一種の半導体となっている(細胞膜自体は強力な絶縁体。イオンが出入りする膜の通路をイオンチャンネルと呼ぶ)

ゲルマニウムは電子を与えたり受け取ったりして、その生体電子回路の調節を果たすのである。
これを十分に解説するのは難しい。
BEMSJ注:最も肝心な点の解説がきちんとなされていない。もしかして、著者は知らないので書けないのかもしれない。>

適確なたとえではないが、湿気があるときには水分を吸収し、乾燥したら水分を放出する木炭の調湿作用のような働きがあるとでもいおうか。
そんなふうに思ってくれればいい。水分のかわりに電子でそれをやる。
何よりも、生命を動かす基本のメカニズムは電子の作用にある。

この根本の生体原理にゲルマニウムが作用するのだ。それが電磁波健康被害を回避するゲルマニウムのメカニズムだった。
BEMSJ注;最後の結論に同意することは困難である。>

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結論をいえば、ゲルマニウムに「医療ミネラル」の効能はあるか否かは、別として、すくなくとも電磁波の害を消去できるということは、極めて疑問である。
とてもとても、電磁波の健康影響に関連する本としては、薦められない本である。


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61.安全工学2017年に掲載された後藤隆雄の電力ケーブルに関する論文の疑問点

記:2019−5−2

以下の論文(安全工学誌の区別では資料)がある。

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掲載誌:安全工学 56(2017) 2p. 27-133
タイトル:資料「変電所間の都市部埋設大電力ケーブルの安全性を問う」
著者:後藤 隆雄

抄録
2016
1012日埼玉県新座市の東京電力施設内地下ケーブルで火災が発生し、その影響で都内58万世帯の停電が発生した。
東電の説明では27.5VFOケーブルが絶縁破壊でケーブル内中心注入の絶縁油に引火したとされている。
今も火力発電所からの電力が市道埋設電力ケーブルを通って変電所に向かう路線上の住民はケーブルからの電磁波や絶縁誘電体と交流高電圧の相互作用で発生する連続スペクトルのX線にも被ばくしている事を実証した。

さらに増設発電所と変電所間の市街地を大電力ケーブルが通過すると現行の23倍電磁波や電離放射線を被ばくする懸念がある。
つまり,新規増設ケーブルは本格的な安全対策なしに、現状下での電力ケーブルを増設することは、安全性の観点から問題であるといわざるを得ない。
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この論文を読んで、幾多の疑問がある。

1)P129 左上から7行目以降に以下の記述がある。
「かつ以下に示す様に、多くの地点ではEU諸国の基準4mGを超えている事態も明らかになっている(引用文献9」を超えている実態が明らかになっている。」とある。

引用文献9の朝日新聞の20161013日記事「首都停電」を朝日新聞の縮刷版で読んでみたが、電磁波に関する記述は皆無である。ここでは引用文献を適切に引用しているとは思えない。
筆者がどのような論拠で、「4mGを超えている」と論じているのか不詳である。
色々な研究で、高圧送電線の近傍で磁界が4mGを超えているという報告はある。

2)P12913行目以降に以下の記述がある。
「さらに柏崎刈羽原発事故時、超高電圧ケーブル工事に立ち会った労働者の証言によると、そのケーブル工事に関与した労働者全員は放射線被ばく測定のための放射線線量計を携帯していた(引用文献10)」とある。

引用文献はYahooニュースのWEBサイトの情報で、現在はリンクが切れており、確認はできない。
こうした記述があったのかもしれない。ただし、放射線線量計を携帯して超高電圧ケーブルの工事を行った場所が、原発の放射線管理区域内であれば、当然のことであり、筆者が本論文で述べているような「超高電圧ケーブルからX線などの放射線が輻射している」からであるとは言い難い。

3
P129 右 下から6行目以降に以下の記述がある。
誘電体に交流高電圧が印可されることで発生する特性ではないX線(制動輻射線)で、絶縁誘電層の変化(引用文献10)として測定されるものである。」とある。

引用文献10YahooニュースのWEBサイトの情報で、現在はリンクが切れており、確認はできない。
こうした記述があったのかもしれない。

筆者は超高電圧ケーブルからX線が輻射していると述べているが、まったく論拠は不明である。
私は決してその部門の専門家ではないが、直流超高電圧下ではX線の輻射はある、医療用レントゲン装置が応用例である。
しかし、交流超高電圧下にある電力ケーブルからのX線輻射はあり得ないと思われる。

4
P130 左上から4行目以降に以下の記述がある。
「同様に、X線も絶縁紙のずれがないと出ないとしている。」とある。

この記述の論拠も不明である。
私はその部門の専門家ではないが、もしかして、電力ケーブルの製造時や保守点検時に、交流高電圧に代えて直流高電圧を印可して試験を行っているのかもしれない。絶縁紙のずれなどがあれば、絶縁不良となり、漏洩電流が流れて、X線が発生するのかもしれない。

5
P130 右上から4行目以降に以下の記述がある。
それでも誘電体と交流磁場と印可電圧の関係から資料14のようにX線が発生することが示されている。」とある。

資料14は引用文献14のことと解釈される、引用文献14を読んでみたが、「交流磁場と印可電圧の関係からX線が発生する」という記述は見つからない。
ここでも「交流高電圧によるX線発生がある」と誤っている様に見える。
ここでも引用文献を適切に引用していない。

6
P132 3X線線量の測定結果が示されている、地下に送電線が埋設されている個所の地表上での測定結果として、0.13μSv/hなどが記録されている。

一般的に、日本の地表における放射線強度、いわゆる自然界における放射線量は土地の地下にある岩石の種類などによって異なるが、1.26mSv/年程度とされる。
この値を時間あたりに換算すれば約0.14μSv/hとなる。
筆者は地下の埋設交流高圧送電ケーブルからのX線(放射線)と決めつけているが、もしかして、自然界に存在する放射線(X線)を測定したに過ぎないのかもしれない。

このように筆者の論文を拝見すると、あたかも交流超高電圧電力地下埋設ケーブルから、危険なX線(放射線)が輻射しているかのように、論をまとめているが、大きな誤りを犯している可能性がある。
どこかの電力会社と電磁波や放射線の健康影響で、送電線に関する紛争・論争が起こった時、この論文が一つの証拠として論議されることになった時、識者によってこの論文は誤りに満ちたものと判定されることになるであろう。

関心のある方は、原著全文を読んでいただくことにして、BEMSJからは、とんでもない論文が学術誌に掲載されていた事例として、このWEBに紹介しておく。

 

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62.荻野晃也著「身の回りの電磁波被曝」2019年緑風出版発行を読んで

記:2020−2−25

1)以下の波動に関する記述がある。
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波動医療など
ここ20年程前から「波動医療」の本が増え、それとともに、色々な波動関連機器が宣伝されてきています。
人の体には特有な波動があり、色々な症状にあった体特有な周波数の弱い電流を流すことで病気を治すという方法です。
「医療機器ではない」といっているようですから、厚生労働省の認可はないようですが、色々な研究会を開催して宣伝しています。
多くはロシアやドイツ系統の機器が多いようですが、日本独自のものもあります。

浜松市で評判になった「医学研究所」の「AWG機器」もその一つですが、この機器は極低周波の電磁波を症状に合わせて周波数を変化させて治療する方法でした。
「薬事法違反」で起訴され19998月に浜松地裁で違反を認知されて罰金刑となり、最高裁でも違反が確定しました。
その後はどうなっているのでしょうか。
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2)AWG機器がどうなっているか、20202月にネット検索してみました。

ジーウェーブという会社名で、AWG機器の設計・製造などを継続していました。
この会社のWEBの一部を以下に示します。

 

 

 

また、ネットを検索してみると、このAWG機器を使用して治療・医療行為を行っている整骨院もありました。

 

 

 

3)1)で紹介したサイトには、以下のような情報も公開されていました。

興味深い箇所のみ抜粋して紹介
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掲載誌:ザ・フナイ 2016 9月号
タイトル:AWG「波動療法」の驚異
筆者:船瀬俊介

疾病を69種の周波数「波動」で治癒させる
この「AWG」の概要は、発明の中心人物、松浦氏の『米国特許申請書類』で知ることができる。
1)電極を張り付けることなく、低周波(11万ヘルツ)を一定時間ごとに順次高くして治療する。
(2)特定周波数(たとえば11万ヘルツ間では69種類の周波数)が、とくに治療効果を有することを見出だした。
(3)本発明は、それにもとづき、あらかじめ選択された低周波電流により治療する。
(4)疾病の種類ごとに関与する細胞、筋肉系統、血管およびリンパ系統が異なる。それで、これら細胞に対応して特定周波数を疾病種類ごとに選択し、組み合わせると、きわめて良好な治療結果が得られる。
それは、約430種類の疾病名に応じた特定「コード番号」にダイヤルを合わせ治療する。それだけで、乳ガン、肝臓ガン、肺ガン、胃ガン、大腸ガン、骨ガン、重症筋無力症、脳梗塞、心臓病、関節リウマチ、くる病、腰痛、神経痛、水虫、白血病……などの病苦から解放きれる、という。

まさに「痛みなし」「手術なし」「注射なし」「投薬なし」……。
極めて高い奇跡の治療効果が次々に出現し、治った患者たちのクチコミで、「AWG」の存在を知る人も増えている。

20
人の警察官による不当逮捕劇
発明者、松浦氏は1936年生まれ。孤高の獣医学者である。
AWG」の完成までに15年以上の月日が費やされた、という。
その評判を聞き付け、ガン患者や難病患者が殺到してきた。やむをえず松浦博士は、「AWG」治療を施し、ほとんどの患者を治癒に尊いた。

すると、ある日、20人の警察官が、松浦の会社に殺到。逮捕礼状を掲げた。そこには「薬事法違反」の逮捕容疑が記載されていた。さらに「証拠物を強制押収する」と叫んだ。まさに・・・・不当逮捕。日本どころか世界の警察は「病人を治した人間は逮捕」「殺した人間は見逃す」のである。

この後、「AWG」は国家権力、さらにマスコミによりインチキ治療の濡れ衣、汚名を着せられた。

そうして、実質、闇に葬られて今日に至る。

生き延びた「AWG」を保健適用に!
1999
年、浜松地裁で一審判決が言い渡された。
「・・・・罪名、薬事法84条、同24条・・・・ほかの違反。懲役1年6か月および罰金200万円。4年間の執行猶予とする」
そして・・・・
「『AWG』は、従来の医学の治療方法を、格段に進歩させた医療原理である」との松浦の主張は退けられた。判決文では「たんに、さまざまな周波数の低周波を身体に流す機能を持つにすぎない」と決め付けている。

松浦は控訴し、最高裁まで争った。しかし、いずれも棄却・・・罪状が確定した。

日本という国家そのものが巨大医療マフィアに乗っ取られているのである。裁判で勝てるはずもなかった。

しかし、「AWG」波動療法は、弾圧に屈したわけではない。
松浦の逮捕は医師免許を持たない獣医であったゆえに、狙い撃ちされた側面がある。
医師は、自らの裁量で補助療法を行うことができる。

ただし、ネックは「AWG」治療の原理を医学界(医師会、薬学会)が、まったく認めていないことにある。
だから、健康保険診療の対象外とされている。つまり、保健が利かない。
受けるなら自由診療しかない。

さらに、「AWG」治療は、患者一人あたり治療時間が長い。
たとえば、4コードの照射治療を受けると一人当たり平均23時間かかる。
よって、一回の治療費は最低で2万円で経常が、なんとか成り立つという。

ただし「AWGは低周波治療器として、『効能』は『疼痛緩和』『マッサージ』しか認められていません。
それ以外の効能は言えない」という。
***************************

BEMSJ
注:波動は2000年頃に電磁波防護グッズの効果検証に用いられ、その欺瞞性から電磁波防護グッズは市場から消え、波動測定も消えたと思っていた。
しかし、医療の世界では波動は生き残っていたようです。


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63.マーティン・ブランク ()「携帯電話と脳腫瘍の関係 ついに科学が明らかにした」を読んで

記:2020−2−25

 

携帯電話と脳腫瘍の関係 ついに科学が明らかにした

マーティン・ブランク (), . (その他), 近藤隆文 (翻訳)

 

 

「ついに科学が明らかにした」」ということに大きな関心を持ち、この書を読んだ。

 

しかし、本書は、「科学が明らかにした」という科学的な論証は行っていないことが判った。

 

P82

結論―健康への影響は科学的に証明されている

曝露のリスクと健康への幅広い影響は人間に関して科学的に証明されており、それについて知るにつれ、問題の深刻さと大きさがつかめるようになる。米国環境保護庁の分析支援部長、マーティン・ハルパーが言うように「EMFに関してわれわれが目の当たりにしている証拠の重みに、わずかでも近づいた一連の疫学的研究など見たことがない。ここには明らかに重大なものがある」。

低周波の非電離電磁放射への曝露が健康に影響をおよばすという科学的証拠は増えつつあり、そこから同じく明白になるのが、曝露の量やの周波数に対する反応には個人差があるということだ。

だとえば、低レベルのEMF曝露によってメラトニンが抑制される人もいれば、されない人もいる。

人によっては、同じレベルのEMF曝露が白血病の発症につながることもあるだろう。

現時点では、私たちは結果を予測できるだけの知識や理解を持ち合わせてしない。

私たちにできるのはただ、健康へのネガティブな影響が、広く安全と思われている各種の曝露と(疫学的リサーチでの相関関係によって、あるいは研究室の実験での因果性によって)強く結びついていると示すことだ 。

人工EMFによる健康リスクが現実のものであり、人間に幅広い影響をおよぼすことははっきりしている。

このことに同意する、信頼できる科学者やプロフェッショナルな医療従事者はどんどん増えている。

いうまでもなく、人間にこれだけ害をおよぼす力のある環境汚染因子は、ほかの動物や植物にとっても有害にちがいない。

コメント:章のタイトルと本文が一致していない。「科学的証拠は増えてきている」が、まだ科学的な結論が出ていない、というのが事実であろう。

 

P105

EMF科学は決定的ではないとする声が多いのはなぜか

ここまでの何章かで、EMF曝露の健康への影響を調査した科学的文献を見てきた。

今日、EMF曝露による生体や健康への影響を説明してくれる科学の体系は、この問題が初めて公になった四半世紀前に比べてずっと大きく、しかも厳密だ。

全貌はまだまだつかみきれず、解決すべき疑問点も増えているものの、この科学は非電離EMF放射が人間とほかの生物にとって有害であり、病気などの健康障害を引き起こすことをはっきり示している。

だとしたら、なぜこの科学的知見は決定的ではないという声をたびたび耳にするのか?

その答えは、悪影響を明らかにする研究が多い反面、まったく影響はないと示す研究も多いからだ。

危険が現実のものだとしたら、健康への影響はないとする研究がこんなに多いのはなぜだろうか?

この疑問に答えるために、20世紀におけるEMF科学と生物学の歴史を掘り下げてみたい。

 

P183

科学的研究の限界

すでに述べたように、EMFの生物学的影響に関するディスカッションに情報を提供する科学的研究には主に2種類ある。疫学と実験科学だ。疫学的調査には、「証拠」を決定できないという限界がある(思い出してほしい、疫学で立証できるのは因果関係ではなく相関関係だ)。

たとえば〈インターフォン〉研究のように、疫学を根拠として、1640分を超える携帯電話の累積使用と、特定の種類の脳腫瘍を発症するリスクが40%増大することに相関関係があるということはできる。

だが、こうした結果を根拠に、携帯電話を1640分使用することがそうした腫瘍の発症リスクが40%増大する直接の原因になると主張することはできない。

 

BEMSJコメント:

以上に紹介したように「本書は、科学があきらかな結論を出してはいない。著作時点までに科学で判ったこと」を紹介しているに過ぎない。

なぜ本書のタイトルと内容が異なるのか・・・・

実は、この書の原題は「Overpowered: What Science Tells US about the Dangers of Cell Phones and Other Wifi-Age Devices」であった。「過剰な曝露:携帯電話やその他のWi-Fi時代のデバイスの危険性について科学が教えてくれること」であった。

翻訳者もしくは本書の発行(飛鳥新社)の誤訳、ミスリードであろう。

 


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