*新無線通信・携帯電話など5Gに関連する情報


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最初の公開:2020−1−10  最終更新:2020−2−24

このページでは、2019年頃にネット上で「5Gの実用化に健康影響の不安」という動きが盛んになってきた。
まだ確定した情報があるわけではないが、不安の声、大丈夫とする声の両方を取り上げていく。

目次

A;一般的な情報

A1.「単純に周波数がより高くなるから危険度が増す」という論法は誤り
A2.5Gでミリ波(28GHz)を使用した時の、電波の伝搬損失の増加

B:電波防護指針、曝露強度などに関する情報、指針策定のための研究
B1.日本経済新聞電子版2018年にあった曝露規定の策定開始の記事
B2.総務省での電波防護指針対応2018
B3.防護指針改定における電磁波市民研会報2018年9月の情報
B4.「5Gは危険」とするNasimの2017年研究は正しいか?
B5.市民科学研究室・環境電磁界研究会」のサイトにあった5Gの電波強度の推定例
B6.総務省における研究状況 2017年12月の会議資料から
B7.電波防護指針の改定


C:メディアやインターネットWEBサイトにあった反対運動(不安)・大丈夫の論議
C1.国際アピール「地上と宇宙での5G廃止に向けて」2018年9

C2.電磁波市民研会報2018年11月にあった情報
C3.TOCANAのサイトにあった驚くべき説 2018年12月の記事
C4.TOCANAにあった情報 2019年2
C5.5Gサクラメントの消防士の話は偽り
C6.東京新聞2019年4月11日の記事から
C7.Swiss Infoのサイト2019年5月の情報
C8.電磁波市民研会報2019年5月にあった情報
C9.5Gュネーブで健康被害を訴える人2019年7月の記事
C10.Net IB newsのサイト浜田和幸の論 2019
C11.週刊誌「女性自身」2019年8月の記事
C12.「女性自身」2019年8月ムクドリ等の記事
C13.Yahooニュース ネトラボの2019年8月の記事
C14.AFPBBニュースにあったスイスでの反対運動2019
C15.Data-maxのサイトにあった記事2019年10
C16.英国のCoventryで5Gによる鳥の死亡?2019年10

C17.GIGAZINEのサイト 2019年11月の記事
C18.週刊ダイヤモンド2019年11月9日の5G特集に、電磁波関連なし
C19.ガウスネットの講演会2019
C
20. TOCANAのサイト 2019年11月の記事
C21.オランダの鳥被害の記事は誤りだったと訂正記事を載せたがうす通信2019年12

C22.Wiredニュース2020年1月の記事
C23.英国Gatesheadでの5G
C24.英国5G広告禁止令2020年1
C25.「みんなの株式」サイトにあった情報2020年1月 
C26.英国で5Gと精子への影響という情報
C27.中日新聞2020年1月の記事にあった市民運動の動き


D:各国の政府などの見解
D1.ドイツの見解2019
D2.オーストリアの見解2019年3

D3.オーストラリアの見解20196
D4.フランスの見解2019
D5.アイルランドの対応2019
D6.ニュージーランドの見解2019
D7.英国イングランド公衆衛生局の見解2020
D8.アメリカFDAの見解2020


E:学術的な研究論文等
E1.10GHzを超える高周波電磁界の健康影響に関する研究論文の状況 
E2.要研究のテーマ 皮膚での吸収
E3.総務省5G健康影響の研究開始 2017年度報告書から
E4.IEEE Gandhiの1986年ミリ波の研究
E5.40・60GHzミリ波の細胞実験、24時間1mW/cm2の曝露では影響はない。佐々木洋らの2015年報告
E6.Romanenkoらの2014年ミリ波60GHz細胞実験
E7.Sasakiらのミリ波曝露装置の研究2014
E8.ミリ波の目への影響Kojimaら2015年の研究

F.その他 
F1.中国における5Gの普及2019
F2.北京週報にあった2019年06月の5Gの健康被害に関する情報


 

 





A1. 「単純に周波数がより高くなるから危険度が増す」という論法は誤り

 

1)BEMSJのコメント

Gは従来の4Gなどに比べて、28GHzと言ったより高い周波数の電波を利用する。
したがって、「Gは周波数が高いので、より危険である」と言う論法がネットで見られる。

この「周波数が高いから、高い割合に応じて危険性が高まる」という論法には疑問がある。
もしそうならば、低い周波数の電磁波は高い周波数の電磁波に比べて、危険度は少ない・より安全であると言えるのか?
言えないであろう。

マイクロ波に比べて、1億分の1も周波数が低い50Hz・60Hzの低周波の電磁波は、マイクロ波に比べて、1億分の1の危険度であると言えるのか?
いえないであろう。

また、28GHzに比べて、更に周波数が低い可視光線は28GHzに比べて、XXXXX倍も危険である、と言えるのか?
いえないであろう。

このように考えると、「単純に周波数に比例して、危険度が高まる」という論法はこのようにおかしくなり、誤りとさえ言える。
基本的に、周波数によって人体への影響は異なるので個別に検証を行わなければならない。

28GHzでの健康影響に関して、十分な研究実績があるのか、は別問題でしょう。

2)MEDIA KOKUSHOのサイト、修正されたブログ

http://www.kokusyo.jp/date/2019/04/
にあった情報

元の記事:
***************************
2019
0420 (土曜日)
携帯電話の基地局問題
楽天モバイルが移動通信ビジネスに参入、懸念される5Gによる深刻な人体影響、グローバル資本主義のもと国際的な連帯で5Gの規制が必要

Gでは、3.7GHz4.5GHz28GHzが使われる。
このうちよりリスクが高いのは、28GHzである。
これは従来、携帯電話で使われてきたマイクロ波ではない。
それよりもはるかにエネルギが高いミリ波である。
**************************

修正された記事
*******************
携帯電話の基地局問題
楽天モバイルが移動通信ビジネスに参入、懸念される5Gによる深刻な人体影響、グローバル資本主義のもと国際的な連帯で5Gの規制が必要

Gでは、3.7GHz4.5GHz28GHzが使われる。
このうちよりリスクが高いのは、28GHzである。
周波数が高いほど危険とは限らないが、そういう傾向があることは間違いない。
少なくとも安全性は確認されていない。
***************************

このMEDIA KOKUSHOのサイトでは、微妙な表現であるが、危険度は周波数に単純に比例はしないと、修正されている。

3)荻野晃也も認めた「周波数のみで危険性を分類すべきではない」


2019年緑風出版発行、荻野晃也著「身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策」の中で、以下の記述がある。
****************
「電離」と「非電離」の境界は、紫外線の範囲でエネルギの高い領域のあたりにあります。
勿論、紫外線も赤外線も電磁波の仲間であり、粒子と波との両方の性質があります。
電磁波の影響には、これら全ての電磁波を対象にするべきで、全ての電磁波が「遺伝的毒性」を示すと考える必要があって、それぞれで影響効果は違うのですが、「エネルギのみで危険性を分類するべきではない」と思います。

勿論「電離放射線」はエネルギが高く、細胞などに対して、電離などの「直接的な効果」を示しますが、それ以外にも「間接的な効果」も重要であり、それが「非電離放射線」である「電磁波の影響」と類似の悪影響を与えると考えることも出来ます。
*************************

ここで言う「エネルギが高い」という意味は、「周波数が高くなれば、周波数に比例して光子エネルギが高くなる」ということである。
すなわち、「エネルギのみで危険性を分類するべきではない」は言い換えると、「電磁波の周波数が高いから危険性が増すと考えてはならない」、「電磁波の周波数に依らずに、危険性はある」ということであろう。

BEMSJの記憶では、昔は、荻野晃也は、周波数が高くなれば危険度が増す・・・・と言っていたように思いうが、確証が見つからない。



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2.5Gでミリ波(28GHz)を使用した時の、電波の伝搬損失の増加

記:2010−2−1

28GHz
の電波は伝搬損失が大きく、通信可能距離が短い、とされる。
どの位、従来の携帯電話の周波数帯などに比べて、伝搬損失が大きくなるのか?

1)「アンリツ統合レポート2019」に掲載された記事から抜粋
****************
タイトル:進化する5Gを支えるアンリツ、BeyondGへ始動
筆者:野田 華子 CTO 技術本部長

超高速大容量通信を支えるのは、広帯域通信の実現とミリ波帯の利用です。
28GHz
帯等ミリ波を利用するメリットは、従来利用されてきた3GHz以下の周波数帯ほど周波数割り当てが稠密ではないため、広い帯域が一括で確保できる、すなわち大容量通信が容易に実現できることです。
一方で、空間での伝搬損失(自由空間伝搬損失)増大が課題となります。

損失は周波数の2乗に比例しますので、たとえば3GHzと比較すると30GHzでは100倍も損失量が増えることとなります。

この空間での伝搬損失増大をカバーするための技術として、ミリ波帯では基地局のアンテナにMassive MIMOアンテナが導入されました。
***********************

30GHz
では100倍も損失が増えるという定性的な説明はあるが、定量的ではない。

2)東京工業大学のサイトにあったニュースから
*****************
東工大ニュース
5G
向けミリ波フェーズドアレイ無線機を開発
2019.06.03

5G
に向けた課題
5Gなどで用いられるミリ波の通信は波長が短いことで、アンテナ素子を小さくすることができる利点がある一方で、伝搬損失が従来の10倍以上大きいことが問題となる。
***********************

この解説では、従来の10倍以上の伝搬損失があるという定性的な説明で、定量的な説明はない。

 

 

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B1.日本経済新聞電子版2018年にあった曝露規定の策定開始の記事


https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27147380Q8A220C1EE8000/
にあった情報の一部引用
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5G
技術普及へ安全基準 総務省、電波の影響確認
2018/2/20

総務省は2020年に控える次世代高速通信「5G」の商用化に備え、5G技術を使う際の安全基準をつくる。
機器類が発する電波が人体に影響が出ない水準であると証明し、メーカの技術や新製品の開発を促す。
今夏までに必要な作業を終え、国際機関に対して国際標準として採用することも働きかける。

総務省は電波が人体に影響しないことを証明するため「電波防護指針」を示している。

指針は、携帯電話など無線を使うあらゆる機器を開発・製造する際の基準で、周波数帯ごとに電波の強さの基準値を定める。
5Gを想定した基準値を盛り込み指針で示す。
5G
は従来の携帯電話より高い周波数帯を使う予定だ。

まだ基準値がない帯域のため、総務省は関連機器がどのくらいの電波を出すか測定し、安全性を評価する。
強い電波を発すると体に刺激や熱を与える。
いまの指針では基準値を人体に影響のあるレベルの50分の1の強さに抑えており、5Gでも同程度の安全性を確保する。
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B2.総務省での電波防護指針対応2018


総務省の情報通信審議会 情報通信技術分科会(第135回)配付資料・議事概要・議事録

日時:平成30731日(火)1300分〜  

にあった情報の一部です。

この情報によれば、平成302018)年7月の段階で、5Gに関する防護指針は、6GHz以下は現行の指針を準用するとしても、6GHz以上の周波数に関しては、「検討中」というレベルであることが判る。

 

 

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B3.防護指針改定における電磁波市民研会報20189月の情報


電磁波研会報・第114(2018.9.30発行) にあった情報

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電波防護指針改定に係る報告書 パブリックコメントを提出

第5世代移動通信システム(5G)の2020年サービス開始へ向け、総務省の「情報通信審議会電波利用環境委員会」(以下「本委員会」と言います)は、電磁波(電波)による健康影響についての国の基準である「電波防護指針」の改定を提案する報告書案[1](以下「本報告案」と言います)をまとめ、7月25日から8月24日までパブリックコメント(意見:パブコメ)を募集しました(会報前号既報)。

「NPO法人市民科学研究室(市民研)」の「環境電磁界研究会」は、本報告案に対するパブコメ[2](以下「本パブコメ」と言います)を8月23日に提出しました。
本パブコメの作成に関わった市民研・環境電磁界研究会のメンバーは、市民研代表理事の上田昌文さんのほか、当会(電磁波問題市民研究会)スタッフの鮎川哲也さんと網代です。

本パブコメを提出した結果、本報告案は一部の文言が修正されましたが、指針の数値じたいは変更されないまま、情報通信審議会が9月12日に電波防護指針改定案を総務省に答申しました[3]

総務省は答申を受けて、関係省令などを「改正」する予定です。
なお、本パブコメをまとめるにあたって、吉富邦明・九州大学教授に多大なるご指導ならびにご協力をいただきました。

電波防護指針の改定内容

会報前号の繰り返しになりますが、今回の改定内容についてあらためて簡単にご紹介します。
電波防護指針は、携帯電話基地局のように遠くに発生源がある電波と、携帯電話端末のように体のすぐ近くに発生源がある電波について、測定方法の関係から、別々の基準を設けています。

5Gでは、3.GHz帯、4.GHz帯、および28GHz帯の電波を利用する予定です。
しかし、体の近くから発生する電波についての電波防護指針は6GHzまでしか定められていません。
このため、6GHzを超える周波数帯において、人体から10cm以内で使用する携帯電話端末などから発する電波についての防護指針のあり方について、総務省は情報通信審議会に諮問、本委員会が置いた「電波防護指針の在り方に関する検討作業班作業班」(以下「作業班」と言います)で検討されました。

 改定案の概要は、表の通りです。


安全の根拠を示さない欠陥報告書
本報告案は「6GHz以上の周波数においては、周波数によらず20mW/cm2とすれば皮膚表面の温度上昇を5℃以下に抑え、安全性を担保できるとしている」(15頁)として、この20mW/cm2という数値に10分の1の安全率をかけて前頁の表の通り、2mW/cm22000μW/cm2)という指針値案にしました(一般環境)。
この20mW/cm2は、皮膚の構造のモデルを利用するなどして計算で導いた値です。

しかし、そもそもなぜ「5℃」以下なら安全なのかという根拠を本報告案は一切示していません。この点について、作業班主任の平田晃正・名古屋工業大学大学院工学研究科教授に問い合わせたところ、「ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)が本年7月に公表した高周波電磁波ガイドライン改訂版の草案(Draft)に5℃の許容値が明示されている」旨のご回答をご本人よりいただきました。

なお「5℃以下なら安全」の根拠を本報告書に示さなかった理由は「草案なので変更の可能性があり7月上旬まで引用できなかった」旨のご説明でした。
それであれば引用できるようになってから本報告案をまとめるべきだったのではないでしょうか。

ともあれ、同草案を参照したところ概要として以下の通り示されていました(Draft 4.3.3.1.2. LOCAL TEMPERATURE 325-336行)。

人体には、一般的に常温がより低い「タイプ1組織」(上腕、前腕、手、太もも、脚、足、耳介および眼の角膜、前房および虹彩、表皮、真皮、脂肪、筋肉および骨組織のすべての組織)と、一般的に常温がより高い「タイプ2組織」(タイプ1の組織として定義されているものを除く、頭部、目、腹部、背部、胸部および骨盤のすべての組織)がある。
タイプ1の組織の常温は、一般的に33−36℃未満であり、タイプ2の組織の常温は38−38.5℃未満である。
人体組織は41℃になると有害かもしれないので、41℃とそれぞれの常温の差(タイプ1は5℃、タイプ2は2℃)を、電磁波の局所的曝露による健康悪影響閾値と見なす。

ところで、本報告案の14頁の表1では5℃の温度上昇を得るために必要な入射電力密度は30GHzと300GHzにおいて皮膚よりも腹部や頭部のほうが小さいことが示されていました。


本報告書案の14頁の表1


皮膚はタイプ1組織で5℃の温度上昇を許容しますが、腹部と頭部はタイプ2組織で許容上昇温度は2℃です。

指針値は提案の半分とすべき
そこで、表1の中でもっとも小さい値(腹部・300GHz)について2℃上がるために必要な入射電力密度を概算すると
 25.0mW/cm2×(2℃÷5)10mW/cm2
となります。

ICNIRP草案の記載に基づけば、「安全性の担保」のために下回るべき上昇温度幅は本報告案が基づく「皮膚」についての「5℃」ではなく、「すべての組織」について「2℃」にすべきです。本報告案が提案している指針値は、人体に近接した放射源からの電波についてですが、これは具体的には携帯電話端末等であり、タイプ2組織である頭や目の近くで主に使用されるからです。

よって、本報告案の「6GHz以上の周波数においては、周波数によらず20mW/cm2とすれば皮膚表面の温度上昇を5℃以下に抑え、安全性を担保できるとしている」については、「6GHz以上の周波数においては、周波数によらず10mW/cm2とすれば皮膚表面の温度上昇を5℃以下、腹部および頭部の温度上昇を2℃以下に抑え、安全性を担保できるとしている」と改めるべきであり、10mW/cm2に安全率10分の1をかけて1mW/cm2(本報告書案が提案する2mW/cm2の半分)にすべきである、と本パブコメは指摘しました。

実は、本報告案を検討した作業班の議論の中でも、一度は「2℃」という数字をもとに指針値が検討されました[4]。しかし本報告案を読むと、まるでその議論はなかったかのようです。
本パブコメに対して、電波利用環境委員会が示した見解の概要は以下の通りです[5]

ご指摘のありましたP.14の表1は、頭部、腹部等の付近の皮膚に関して示したものであり、ICNIRPが公表しているガイドラインの草案では、皮膚等の許容上昇温度は5℃となっています。そのことを踏まえ、より表現に正確を期すため、次のとおり修正します。[筆者注・この下に掲載している修正後の表1が、この部分に掲載されています]
なお、本報告書案で示している6GHz以上の局所吸収指針では、皮膚表面の温度上昇は一般環境で5℃の1/10以下となり、深部においてはさらに温度上昇は小さくなることから、十分な安全率が設定されていると考えています。

修正後の表1



すなわち、本報告案の表1に示されている「頭部」とは「頭部の皮膚」のことであり、「腹部」も「腹部の皮膚」のことで、すべて皮膚だからタイプ1なので5℃で良い、と電波利用環境委員会は説明しているわけです。
たしかに6GHz超の高い周波数では、電波は体の深部へはあまり浸透せず、ほとんどは体の表面で吸収されるといいます。

しかし、頭部の場合は、皮膚のすぐ下が頭蓋骨で、そのすぐ下が脳です。
そのような場合でも皮膚だけの検討で良いと言うためには、それなりの根拠を検討班は示す必要があったのではないでしょうか。
本報告書の記載は、かなりおおざっぱであるような印象です。

もちろん、提案の半分でも不十分
本パブコメは、本報告案が提案した指針値について、本報告案が述べる根拠に基づいて妥当かどうかを検討したものです。
もちろん、この指針値は電波の熱効果による健康影響だけを対象にしています。

ですので、仮に私たちの主張通り、提案された半分の数値になったとしても、熱効果による悪影響がすぐには現れない程度の強さの電波に繰り返し被曝した場合の健康影響(電磁波過敏症を含む)を防げるわけではありません(そもそも、熱効果を本当に防げるのかも不明です)。

しょせん熱効果の話なのだから電波防護指針改定についていちいち取り合わなくても良い、とは、しかしながら、私たちは考えません。

電波を利用する電気通信事業者は少しでも緩い指針値にしてほしいと考えているはずです。「電波の利用の促進」を所掌事務とする総務省なので、健康を守ることより事業者の意向に沿うことを優先するでしょう。
その結果指針値が緩くなれば体調影響を受ける方々がますます増える恐れがあります。

[1]「情報通信審議会 情報通信技術分科会電波利用環境委員会 報告()―『電波防護指針の在り方』のうち、『高周波領域における電波防護指針の在り方』について―」
[2]
市民研によるパブコメ(意見)
[3]
情報通信審議会からの答申内容「高周波領域における電波防護指針の在り方」
[4]
情報通信審議会情報通信技術分科会電波利用環境委員会電波防護指針の在り方に関する検討作業班(10)配付資料「6GHz以上で人体から10cm以内に近接した場合の電波防護指針の見直しについて()11
[5]
「電波利用環境委員会報告()に対する意見募集の結果−高周波領域における電波防護指針の在り方−」別紙3

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B4.「5Gは危険」とするNasim2017年研究は正しいか?


1)以下は「電磁波研会報・第113号(2018.7.29発行)」にあった情報である。

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5G基地局電波「危険である可能性」 米研究者が試算

5Gの基地局が展開されると、現在のLTEと比べて、携帯電話ユーザが基地局から曝露する電波が著しく強くなるという試算結果を示す論文Human Exposure to RF Fields in 5G Downlinkを、米国ジョージアサザン大学電気工学部のImtiaz Nasim(ナシム)らが2017年11月に IEEE International Conference on Communications (ICC)に提出しました(IEEEは、米国電気通信学会の略称)。

論文は、3GPP(通信方式の仕様を標準化する国際プロジェクト)が公表した仕様に基づいて試算。
既に利用されている「リリース9」(2010年に公表されたLTE(4G)のバージョン」)と5Gについて、周波数はそれぞれ1.GHzと28GHz、基地局間の距離は1000mと200m、帯域幅は20MHzと850MHzなどと設定。
基地局ごとのアンテナ数はLTEの16個(4×4)に対して、5Gは64個(8×8)と256個(16×16)の2パターンを計算しました。

その結果の一つがこのグラフです。

携帯端末の位置における基地局電波の電力密度の比較(LTEと5G)


LTEは基地局間の距離が1000mあり、基地局のすぐ近くでは電力密度が高いですが、基地局と基地局の間の場所では比較的低くなっているので、グラフは全体的に「U」の字のようになっています。

これに対して5Gは、基地局間の距離が200mと短く、グラフは「V」の字のようになっており、しかも、電力密度が一番低い場所でも、LTEに比べてはるかに高い値になっています。
グラフからは、ほとんどの場所において、電波防護指針の1000μW/cm210W/m2)上回っているように読み取ることができ、にわかに信じがたいほどの強さになっています。

論文の筆者は(1)従来より小さなセル(基地局のカバー範囲)の展開による、より多数の基地局、および(2)より大きなフェーズドアレイの仕様によるビームごとのより集中したRF(高周波電磁波)エネルギの増加−に起因して、基地局からの電波が「危険である可能性」があると指摘、「(基地局からの電波が)電力密度とSARの危険なレベルをもたらすアングルでユーザへ向けられた場合に、基地局の電波発生を強制的に回避するよう」に設計することを促しています。

フェーズドアレイアンテナとは、任意の方向へ電波をビーム状に飛ばせるアンテナで、レーダでも利用されている仕組みです
5Gシステムはまだ設計途上にあるため、2020年(予定)に開始される実際のサービスがこの論文で試算した通りになるのか不明ですが、私たちは厳重な警戒が必要だと言えそうです。
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以上のデータは、現状のLTEに比べて、5Gになると、ほとんどの地域で曝露基準の10W/m2を超えるということを示している。


2)原論文の確認と、電波強度の検算
前述の記述が正しいのか・・・・? 疑問を感じたので、BEMSJは原著論文の確認と、検算を行ってみた。

原論文は、IEEE International Conference on Communications 21-25 May 2017, Paris, Franceに出した論文である。
即ち、2017年5月に開催された学術研究会で発表された論文で、https://arxiv.org/pdf/1711.03683.pdf に公開されている。

この論文は、学術誌に投稿し、それなりのチェックを受けた(専門家による査読を受け、論文として学術誌に掲載されるべきレベルであると判定された)論文でない。
この論文は、研究会に口頭で発表したり、研究会でポスター展示をしたりしたものであり、専門家による査読は受けていないので内容が必ずしも適正であるとは言えない場合がある。

原論文のタイトル:Human Exposure to RF Fields in 5G Downlink
原論文の筆者:Imtiaz Nasim Seungmo Kim

3)原論文を読んでの疑問点

私はこの種の電波曝露の専門家ではないので、5Gに関する知識も少ないので、5Gの曝露量の計算結果に関しては、何も言えない。
しかし、LTEに関しては、電波曝露量の計算はできるので、図に示すLTEの計算結果(Bのグラフ)に着目してみた。

LTEの場合、図から読み取ると、40m地点での曝露量が10W/m2となっている。
即ち、現状のLTEの場合も、基地局アンテナから40m以内であれば、電波曝露基準値を超える、という結果になっている。
これは、5Gの問題以前に、LTEでも大問題となることである。


そこで、原論文を入手して、検証を行ってみた。
原論文には、計算の論拠としたLTE4Release9)の諸元が書かれている。
周波数:1.9GHz
サイト間距離:1000m
最大アンテナ利得:17dBi(=50.1倍)(日本の現状でも同様な数字なので、妥当と判断できる。)
送信電力:43dBm(=20W:これは個々のアンテナの1個当たりの送信電力と解釈)
アンテナ地上高:32
AP No. of ANT
4×4(ある方向には合計16個のアンテナから電波が発信される、すなわち合計送信電力は20×16320Wと解釈、この数字は日本での携帯電話基地局の状況にも類似しているので、妥当な数字と解釈)

これから、単純計算して、
40
mにおける曝露電力密度は
P=320×50.1/4×3.14×40×40)=0.798/m2 であり、  10W/m2にはならない。
原著の値の10分の1以下である。

さて、原著の値が正しいのか、上記の計算が正しいのか?


従って、LTEの計算が正しいか否かに疑問がつくので、5Gの場合の計算値にも疑問が付くことになる。
どなたか、専門的な知識を持っており、私以上に厳密な検算ができる方がおられれば、ぜひ検算して欲しい。

 

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B. 市民科学研究室・環境電磁界研究会」のサイトにあった5Gの電波強度の推定例


https://www.goojii.info/wp/wp-content/uploads/2019/04/5Gpowerdata.pdfにあった内容

関心のある方は、元ネタの「NPO法人市民科学研究室・環境電磁界研究会」のサイトをみて下さい。

 

以下はその一部を転記します。

****************************
計算結果:
これらの値(上記の表では0.2から2.4μW/cm2という計算結果になっています)は、現在用いられている携帯基地局の電波の強さと比べた場合、どれくらい大きいと言えるのでしょうか?

総務省が公表しているパンフレット「電波と安心な暮らし 携帯基地局編 携帯電話基地局とわたしたちの暮らし」の6ページには現行の基地局電波の電力密度の一例が掲げられていますが、「200mの位置が指向方向となる場合での一般的な計算例」として最も強くなる場所での電力密度として0.8μW/cm2が掲げられています。


Gでの上記4種類の基地局アンテナから放射される電波が、かなり多くの周辺の地点で、この0.8μW/cm2に匹敵するような値になり、場所によってはそれより数倍程度は大きくなることも想定できる、と言えそうです。

 

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B.総務省における研究状況 201712月の会議資料から


以下の総務省の研究会では、5Gに関連する様々な研究・検討が行われている。
>先進的な無線システムに関するWG(第8回)

>議事概要(案)

>1.日時:平成29年12月6日(水)15:00〜17:00

以下はその極一例を転記する。「今後の「研究課題」の検討用資料である。


 

 

B7. 電波防護指針の改定


基地局から発信される電波への曝露は、従来の電波防護指針で300GHzまで、決まっている。
Gの実用化に伴う変更の動きはない。

携帯電話などの端末で、人体に近接して使用する機器を使用する場合のヒトの曝露限度に関しては、6GHzまでは決まっている、SARで規定されていた。 この分野に関しても5Gの実用化に伴う変更の動きはない。


Gの実用化に伴い、28GHzと言った高周波の電波が発信する端末を人体に近接して使用する場合の規定はなかった。
そこで、規定が作られた。

以下は平成3064日開催、情報通信審議会情報通信技術分科会電波利用環境委員会電波防護指針の在り方に関する検討作業班(10)配付資料「6GHz以上で人体から10cm以内に近接した場合の電波防護指針の見直しについて()」の一部を引用。



この案が、その後告示となって発効している。

 

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C1. 国際アピール「地上と宇宙での5G廃止に向けて」20189


https://www.5gspaceappeal.org/the-appeal
 にあった情報の一部引用
この日本語訳は加藤やすこの作
この提案は、日付はハッキリしないが、20189月に発表されたものと思われる。

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国連(UN)、世界保健機関(WHO)、欧州連合(EU)、欧州評議会、そして全政府関係者の皆さまへ

我々204ヶ国のすでに署名を行った科学者、医師、環境保護団体や広く国民などは、宇宙衛星からの通信を含むワイヤレスネットワーク型5G(第5世代移動通信システム)の展開をやめるよう、直ちに要請をいたします。
既に配備された2G3G4G移動通信システムに加え、5Gにより無線周波数(RF)電磁波の照射が著しく増大することになります。

この無線電磁波は、人体や環境に有害であることが証明されています。
5G
の展開は、国際法違反と定義されるような、人体や環境を実験台とする要素を持っています。

概要
もし通信業界の5G計画が完全実施されたら、地球上の人間、動物、鳥、植物のすべてが、現在の数十倍から数百倍の強さの無線電磁波から逃げる術を全く見出せないまま、24時間365日の間、その照射を受け続けることになります。

これらの5G計画は、人体に深刻で不可逆的な影響をもたらすだけでなく、地球上の生態系にも恒久的なダメージを与える恐れがあります。

5Gは無線電磁波への不本意で避けられない被曝を著しく増やす
IoTInternet of Things, モノのインターネット)展開に必要な多量のデータ通信を実現させるために、5G技術が完全に設置される頃には、固体を通りにくいミリ波を利用することになります。
これは、世界中のすべての市街地域で全通信事業者が100メートルごとに携帯電話基地局(鉄塔など)を設置しなければならないということを意味します。

単一アンテナが広域へ電波を放つこれまでの無線技術の世代とは異なり、5Gの基地局と5Gの装置(携帯電話など)は、互いに追跡しあい、焦点を絞って操縦可能なレーザーのようなビームを放出する「フェーズドアレイ」(phased array)に配備する複数のアンテナを持ちます。

1
1台の5G型携帯電話(スマートフォンなど)は、最寄の基地局へ限定的に焦点を絞ったビームを放ち、追跡しあうよう働きあうため、数十本の小さなアンテナを内蔵しています。
米国の連邦通信委員会(FCC)は、そのビームの実行出力が20ワットまで(現在の携帯電話の出力レベルの10倍)を許可する規則を採択しました。

BEMSJ注:
1
)「実行出力」は、「実効出力」の誤り。
2
)送信機の無線出力電力とアンテナの利得の積、この積で電波がどこまで届くかが決まる。

3
)この積の電波を5G型携帯電話端末から発信すると、200m遠方の基地局には、電波の損失が皆無とした場合は電界強度0.1V/mで届く、仮に電波の損失が大きく、100分の1しか到達しないとしても、たぶん、無線通信は可能と思われる。

4
)この積の電波を5G型携帯電話端末から発信した時、端末と基地局の間に人が入り、その人と端末の距離が1mとすれば、間に入った人の電波曝露は単純計算で0.16mW/cm2となり、電波防護指針値1mW/cm2を超えない。
このように、基地局と端末機器との間に人が入った時の、人の電波曝露量の推定・実測が5Gおけるに課題の一つになるのでしょう。>


米国FCCの定める規則では、5Gの基地局のビームが、無線電磁波スペクトル100MHzごとに3万ワットのビーム、又は現在の基地局で許可されているレベルの数十倍ないし数百倍の出力である、無線電磁波スペクトル1GHzあたり30万ワットの実効放射電力を許可しています。

BEMSJ注:この基地局から発信されるビームによって、基地局周辺の人々がどの程度の電波曝露を受けるのか、推定値は記述されていない。BEMSJはこの推定計算法を知らないので、何とも言えないが、こうした危険性を論ずるならば、数値を示して欲しいものである。>

無線電磁波による健康被害はすでに証明されている
5Gが提案される前から、3000人以上の医師らが署名したFreiburger Appealを含む、国際的に活躍している科学者による何十の請願・訴訟運動により、通信(無線)技術の拡大を阻止すること、また新たな基地局の建設を一時停止すること(モラトリアム)が呼びかけられてきました。

5Gは、4Gとは量・質的に異なる
私たちが現在より10倍ないし100倍のミリ波の放射線に耐えられるという考え方は、人間の体を同種の液体に満たされた貝殻にみたてたような、間違ったモデルに基づいています。
ミリ波が皮膚を通さないという推定は、放射線に導かれて電流を身体の奥まで流すような神経、血管、その他の導電性のある構造を全く無視しています。

もうひとつ、潜在的により深刻な間違いは、
フェーズドアレイが通常のアンテナとは違うということです。
通常の電磁波が身体に入るとき、電荷は動かされ、電流が流れます。
しかし、極めて短い
電磁パルスが身体に入るとき、違う現象が起きます。

BEMSJ注:上記の赤字の箇所は、技術的におかしい。
Gの無線送信にはフェーズドアレイといったアンテナは使う、一定の方向に電波を絞って発信する機能がある。
しかし、5Gの発信電波は、デジタル変調(搬送波と呼ばれる無線周波数の位相を変化させるので、電波は連続して発信される)を行うであろうが、フェーズドアレイアンテナを使ったレーダのようなパルス変調(時間的にある瞬間だけ強い電波を出し、残る時間は休止する)と言ったことは行わない。
このアピールの筆者はフェーズドアレイアンテナを使ったレーダのことと、デジタル変調をパルス変調と間違えて、これらを混同していると思われる。>

 

さらに、電磁波が体表面に浸透することは、目や最大の身体組織である皮膚、又、非常に小さな生物に対しても、独特の脅威となります。
最近出版された査読付研究論文では、
5Gの放射線による人間への皮膚熱損傷(BEMSJ注:以下の注参照)や、現在使われている周波数の100倍のミリ波の放射線量まで吸収する昆虫における共鳴吸収を予測しています。

自然保護区内でさえ1989年から飛来する昆虫数が75%から80%減少したことを考慮すると、5Gの放射線は世界中の昆虫に対して壊滅的な影響を及ぼしかねません。
オム・ガンジ(Om Ghandi)が発表した1986年の研究では、ミリ波が目の角膜に強く吸収され、数ミリ程度の厚さがある通常の衣服であっても、共鳴的効果によって皮膚がエネルギ吸収量を増加させると警告しています。

ラッセル(Russell, 2018)は、ミリ波が皮膚、目(白内障を含む)、心拍、免疫系とDNAに与える影響についてまとめています。

BEMSJ注:上記赤字の「5Gの放射線による人間への皮膚熱損傷」の引用元は、「5Gは危険」とするNasimの2017年研究は正しいか?で示した論文で、計算結果に疑義のある論文です。>

熱仮説は時代遅れ、新しい安全基準が必要
現在の安全ガイドラインは、電磁場の唯一の有害な影響が熱上昇であるという、時代遅れの仮説に基づいています。

以下 略

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関心のある方は、原著全文を入手して読んでください。


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C.電磁波市民研会報201811月にあった情報

 

電磁波市民研会報・第115(2018.11.25発行) にあった情報の一部引用
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これ以上の電波はいらないし、5Gは必要ない 忍び寄る5Gの危機

最近少しずつ耳にするようになった5G。電波監理を行う総務省や携帯電話各社は5Gが普及することによるバラ色の未来を描くが、そのシナリオは思い通りに進むのだろうか。
そして、私たちを幸せにするのだろうか。
今後起こりうる問題などをあげ、5Gについて考えてみたい。

米の消防士が5Gで健康影響
一番 懸念されるのは、やはり電磁波に関して、である。
すでに5Gが導入されているところでは影響が出始めている。
その一つがアメリカ・カリフォルニア州のサクラメント市だ。
ここでは、消防署の外に5Gのアンテナが設置されると、消防士たちが頭痛や不眠だけでなく、記憶障害と意識障害を訴えるようになったという[1]

5Gアンテナと消防士の健康影響についての因果関係については、5Gのアンテナがない消防署へ勤務地が変わると、その症状が治まったことからも、健康影響は5Gアンテナである可能性は高いといえる。

5Gアンテナの設置に関して、当時サクラメントは先行してサービスが開始されており、他の場所にはまだアンテナが設置しておらず、いわゆる逃げ場があったからよいが、10月1日からサクラメントは、ヒューストン、インディアナポリス、ロサンジェルスなどとともにベライゾン社が家庭向けの5Gサービスを開始したので、今後何らかの影響が表面化することが危惧される。

オランダで野鳥300羽が死亡
また、オランダ・ハーグでは5Gの実験中に鳥が突然死亡する“事件”があった[2]
死んだ鳥の総数297匹のうち、150匹以上が突然死をしたという。それも木からバタバタと落ちて死んでしまったのだ。
この際使用されたのは7.40GHzとうい周波数の電磁波で、鳥が死んだ場所から約400m離れたところにアンテナが設置されていたことがわかった。

死んだ鳥の調査は進められているが、何らかの中毒になった可能性も否定できないが、鳥たちは病気にも見えないし、衰弱もしていなかったという。調査を進めたところ、内出血もないし、毒物の痕跡もないとのことだ。

それより以前、オランダのフローニンゲンのロッパースムでは、5Gのテストをすると、突然牛の群れがバラバラになったという奇妙な出来事も起こっている。
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C3.TOCANAのサイトにあった驚くべき説 201812月の記事


https://tocana.jp/2018/12/post_19145_entry_3.html
にあった情報の一部引用
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報じられない「5Gのヤバ過ぎる陰謀論」徹底解説!欲望操作、脳波改変、人体制御…日本人が人体実験に!?
2018.12.19
平清水九十九

5G
を使うと、マイクロ波による人体の制御が可能になるのだ。
先に説明したビームフォーミングがその具体的技術になる。
携帯基地局の出力は約10Wしかない。
この出力では、発ガンさせたり、腫瘍を作るなど大掛かりな人体への影響を与えることは難しい上、可能でも長時間を要する。

しかし、ある特殊な変調をマイクロ波に加えると、脳に対してさまざまな影響を与えることが出来る。
脳波は数Hzから数百Hzという非常に低い周波数を持つ。
たとえば、シータ波は「ELF」という48Hzの振動だが、これを電気信号にして脳に加えると、非常に安心した感情が発生する。

マイクロ波を特殊な変調でシータ波にして放射すると、その電波を受けた人間は安心した感情に包まれる。
つまり、人間の感情をマイクロ波で制御できるというわけだ。
(略)
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BEMSJ注:「ある特殊な変調をマイクロ波に加えると、脳に対してさまざまな影響を与えることが出来る。」という奇想天外な説は、何を論拠にしているのであろうか?


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C4.TOCANAにあった情報 20192


https://tocana.jp/2019/02/post_85230_entry.html
にあった情報の一部引用

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5G
の実験中に鳥297羽が謎の突然死!「まるで殺人現場」牛も異変…人体への影響は!?=オランダ
2019.02.28

5G実験中に297羽のムクドリが突然死

昨年10月、オランダのハーグで5Gの実験が行われたらしい。
らしい、というのは実験そのものが非公開だったからだ。
オランダ鉄道は将来的な運用を目指し、デン・ハーグHS駅に5Gのアンテナ塔を設置しており、その通信エリアの確認および駅ナカや周辺にある機器に影響が出るかどうかをチェックする実験だったという。

実験の同時刻、近隣ハイゲンスパルク地区にある公園で不可解な現象が起こった。
木の枝に止まっていたムクドリが、次々に墜落し始めたのだ。
ムクドリ以外にも、池で泳いでいたカモが一斉に頭を水中に突っ込んだり、我先にと飛び立ったかと思うと、少し離れた地面や水路に急降下したり。
驚いたことに落ちてきたムクドリは、皆息絶えていたという。その数、合計297羽。

さながら、ヒッチコックの『鳥』を彷彿させるようなパニックシーンだったろうが、散乱していた鳥の死骸はすぐに撤去され、現在は公園の一部を人も犬も立入禁止としている。
だが、死屍累々を目撃した町の人々は気づいたのだ、新しい5Gアンテナ塔の実験により、突如として野鳥が大量死してしまったことに。
(略)
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C. 5Gサクラメントの消防士の話は偽り


1)フェイクニュースか否かの判定を行うサイトにあった情報

http://www.hoaxorfact.com/health/5g-towers-damage-firefighters-brains-sacramento.
…にあった情報の一部引用
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5G Towers Damage Firefighters Brains in Sacramento: Fact Check
5G
無線塔は、サクラメントの消防士の脳に障害:事実か否かの確認

by Siddhartha Vookoti 10 months ago (BEMSJ
注:20201月のアクセスなので、この記事は20193月頃に書かれたと推定)

Fact Check:
 確認すべき事項
A story in circulation online warns mobile users that Radiation from 5G Towers Damage Firefighters Brains in Sacramento.
Allegedly, some of the firefighters suffer Neurological damage after they were in contact with 5G cell towers.
So, let us examine the claims and check whether it is fact or not.
5G
無線塔からの電磁波がサクラメントに消防士の脳に障害を与えているという情報が、インターネット上で携帯電話使用者に警告として流されている。
伝えられるところによれば、5Gの携帯電話送信塔に近接した消防士が、中枢神経への障害を恐れていると。
そこで、我々はこの情報が、真実か否かを確認することした。

Did 5G Towers Damage Firefighters Brains in Sacramento?
5G
無線塔はサクラメントの消防士の脳に障害を与えたか?

On 4th March 2019, Health Nut News website
healthnutnews.com published an article with title Firefighters suffer neurological damage after contact with 5G cell towers.
It mentioned the firefighters in Sacramento (California) have reported neurological damage like memory problems and confusion after the new generation 5G cell towers were installed outside their fire station.
It also mentioned a
related quote from CBS news story from Sacramento:
2019
34Health Nut NewsWEBサイトに、「5G携帯電話基地局に近接してから、消防士は中枢神経の障害を恐れるようになった」という記事を掲載した。
この記事では、カリフォルニア州サクラメントの消防士が勤務している消防署の外側に新しい5G携帯電話基地局が設置されてから、物覚えや困惑といった中枢神経系の障害を報告していることに、着目している。
また、CBSニュースのサクラメントからの話を引用している。

Firefighters in San Francisco have reported memory problems and confusion after the 5G equipment was installed outside of fire stations.
The firefighters claim the symptoms stopped when they relocated to stations without equipment nearby.


引用「サンフランシスコの消防士は、彼らの消防署の外側に5Gの装置が設置されてから、物覚えと困惑を報告している。
消防士は近傍にその種の設備がない他の消防署に移動すれば、症状は止まる、と主張した。」

It is a fact the quote comes from a report published on CBS Sacramento website[sacramento.cbslocal.com] in late May 2018.
But it was actually referring to an old pilot study conducted for few years starting in 2001.
It was in fact examining harm from levels of RF radiation from 2G towers at the time
not directly related to 5G cell towers.
また、
20185月末のCBSサクラメントのWEBに掲載された報告を引用している。
その報告は、2001年に始まり、数年間行われた古い試験的な研究を引用しているものである。
その実験研究はその当時の2G携帯電話基地局からの無線電波の危険性を調べているので、5Gの携帯電話基地局に直接関連はしていない。

the article originally comes from News Punch website (earlier Your News Wire), a well-known fake news website.
The original article published in July 2018 on News Punch website
newspunch.com was taken down later.
この記事の元ネタはNews Punchのサイトにあったもので、このサイトは良く知られたフェイクニュースサイトである。
元ネタは20187月にNews Punchサイトに公開され、後に削除された。

To conclude, the message warning mobile users that radiation from 5G towers damage fire-fighters brains in Sacramento is just a hoax. It originated from a fake news website.
結論として、5G無線塔からの電磁波が消防士の脳に障害を与えるという携帯電話使用者への警告は、悪ふざけであり、元ネタはフェイクニュースサイトにあったものである。

2)CBS Sacramentのサイトにあった訂正記事

以下はサクラメントの消防士・・・・の元ネタになったと思われるサイトの、訂正記事です。
https://sacramento.cbslocal.com/2018/05/29/questions-raised-about-5g-health-risks-months-before-sacramento-launches-service/
のサイトにあった情報の一部引用

***************************
Questions Raised About 5G Health Risks Months Before Sacramento Launches Service
サクラメントで5Gのサービスが始まる数か月前に、健康影響に関する疑問が起こった。
May 29, 2018

Sacramento will be the first city in the country to get 5G cell service later this summer, but health concerns are now being raised about the equipment.
サクラメントは
今年の夏の終わりには国内で最初の5Gサービスの都市になるだろう。しかし、これらの装置に関する健康への不安が起こっている。
(略)

Firefighters in San Francisco have reported memory problems and confusion after cell phone towers were installed outside of fire
 stations. The firefighters claim the symptoms stopped when they relocated to stations without equipment nearby.

サンフランシスコの消防士は消防署の外部に携帯電話の基地局ができた後に、記憶力と困惑の症状が出たと報告している。消防士は、そうしい設備のない(意訳:携帯電話の基地局が勤務先の消防署の近隣にない)消防署に移動したら、その症状は消えたと訴えている。
(略)
Editor
s note: A previous version of the story read that firefighters had memory problems and confusion after the 5G equipment was installed outside of fire stations.

The story has been changed to reflect that the cell towers, not 5G, which isnt in San Francisco, possibly contributed to the firefighters problems.

編集者注記:過去の版の記事は、消防士は「消防署の外部に5Gの無線装置が設置された後に、記憶力と困惑」が生じたと、読めた。
その話は、サンフランシスコにはなかった5Gではなく、携帯電話の基地局が消防士の問題に関与していたかもしれないというように、修正された。
**************************

このサイトの記事を読めば、「サクラメントで5G基地局設置により消防士に障害」は、
1)
記事が書かれた時点で「まだサクラメントには5G基地局は設置されておらず。設置されたのは記事が書かれた数か月後」のこと。

よって記事「サクラメントで5G基地局設置により消防士に障害」は明らかな誤りである。

2)5G基地局の設置に関して、設置前に健康不安が発生している。過去に携帯電話の基地局設置で消防士が障害を感じた・・・という事例があったので、今回の5Gでは大丈夫か・・・・という意味で、記事をまとめたものと推定

3)誤ったCBSサクラメントの記事を、よく読めば、おかしいと気づくはずであるが、意図的か・非意図的かは別として、「5Gによる健康障害発生・・・・」とネットで伝えられたものと、思われる。

 

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C6.東京新聞20194月11日の記事から


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Gメリットばかり? 潜む 電磁波の影響

便利さばかりが強調される5Gだが、海外では不安になるような事例も報告されている。

米国カリフォルニア州サクラメントのテレビ局は昨年5月、ある消防署の近くに5Gの基地局が設置されたところ、複数の消防士が頭痛や不眠、意識障害を訴えるようになったと報じた。

消防士は別の署に勤務地が変わって、症状が治まったという。

また、オランダのハーグでも、駅前の基地局から試験的に5Gの電波を飛ばしたところ、200羽以上の鳥が突然死したり、木から落下したりする事態が起きたという。
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BEMSJ
注:この二つのネタは、後述の女性自身の記事と同じネタである。

 

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C7.Swiss Infoのサイト20195月の情報

 

https://www.swissinfo.ch/jpn/にあった情報の一部引用
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G商用
化が進むスイス 沸き起こる不安

Marc-André Miserez
2019-05-10

スイスではいま、次世代通信規格5G(第5世代)の宣伝が盛んに行われ、アンテナがあちこちに立ち、5Gに対応した新しいスマートフォン端末が登場している。
だがスイス人
の中には5Gの到来に懐疑的な人も多く、反対運動まで起こっている。

緑の党ヴォー州支部のアルベルト・モッチ代表は「5Gを根本的に拒絶するわけではない。
現時点で、この技術が健康にどれだけ影響を及ぼすのか十
分な情報がないことが問題」と話す。

同党はこの件に関しフランス語のガイドラインを発行
し、地元住民らにGアンテナ建設反対を呼び掛ける。

Gのモラトリアム(一時停止)を検討、または事実上導入してきたフランス語圏のヴォー州、ジュネーブ州、ヌーシャテル州およびジュラ州に続き、ドイツ語圏のベルン、ザンクト・ガレン、シュヴィーツ州の議会も近くこの問題に対処する予定だ。

対する連邦政府は一歩
も譲らない。
連邦通信省と連邦環境省は3、共同声明を発表した。
政府はその声明で、5Gのモラトリアムは違法だと断言
モバイルアンテナから出る放射線と健康への影響については政府の管轄だとした。

現時点でスイスは、5Gの商用
を認めた数少ない国の1つだ。

市民
の不安
201810、あるFacebookの投稿が物議を醸した。
オランダ西
部ハーグの公園で約100の鳥が5Gの放射線テストで死亡したというものだった。
しかし、オランダ政府が言う通り、この地区には5Gのテストアンテナは稼働していなかった。

当局は静観している。
エレクトロスモッグ(電磁波汚染)の基準は、欧州諸国よりスイスの方
がはるかに厳格だ。
事業者側はこれに対し、
5Gの恩恵を存分に引き出せるよう、基準の緩和を求める方針だ。
事業者のウェブサイトには、人々を安心させるような科学
的知識が豊富に掲載されている。

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C8.電磁波市民研会報20195月にあった情報


電磁波問題市民研究会発行『電磁波研会報第118号』(2019526付)にあった情報

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ブリュッセルで5G導入一時停止 健康影響への懸念で

携帯電話の新しい規格である5G(第5世代移動通信システム)の導入が、ベルギーの首都ブリュッセルでストップしていることを、ブリュッセル首都圏地域政府のCeline Fremault(セリーヌ・フレモー)環境大臣331に表明しました(ベルギーはブリュッセル首都圏地域や、他の2地域などからなる連邦国家です)。

ブリュッセルは携帯電話の電波について、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)の国際指針値や日本の基準値よりも、はるかに厳しい基準値を設けていることで知られています。

米国カリフォルニア州で5Gを規制している自治体はあります(会報第114号参照)が、ブリュッセルのような大都市5Gがストップしたのは初めてのようです。
ニュースサイト「The Brussels Times」に掲載された記事「Radiation concerns halt Brussels 5G development, for now」をご紹介します。

この記事を読むと環境大臣
が自ら5G中止を決断したかのようですが、電波基準の引き上げに市民が反対したことを受けての中止だったようです(この後の記事で述べます)。[ ]内は訳注です。

【訳・網代太郎、上田昌文さん(NPO法人市民科学研究室)】


『電波への懸念があるため、ブリュッセルでは今のところ5Gを展開しないことにしている
BEMSJ注:原文を見つけたので以下に添付します。>
報道によれば、ブリュッセルで高速5G無線インターネットを提供するパイロットプロジェクトの計画は、市民
の健康への恐れのために中止されている。
7月、ブリュッセル首都圏地域政府は3つの
電気通信事業者とブリュッセルの厳しい電波基準を緩和することに合意した。

けれども同政府によれば、このサービスのために必要とされるアンテナからの電波放射がどうなるのかを推測することは現在不可能だ。
「市民
を守らなくてはならない電波基準が尊重されないなら、5Gであろうとなかろうと、私はそのようなテクノロジを歓迎することはできません」とセリーヌ・フレモー環境大臣cdH[中道民主人道主義党])がBruzz[ベルギーのメディア]に語った。

「ブリュッセルの人々
は、私が利益と引き換えに彼らの健康を売り渡してしまえるようなモルモットではない。[健康に]疑わしい点があるまま放っておいていい、などということはあり得ないのです」と彼女は付け加えた。
パイロットプロジェクトは現在の電波基準では実行可能ではなく、例外を作るつもりはないとフレモーはBruzzに言った

ブリュッセル地域は電気通信用途の特に厳しい電波基準がある。
6V/mの基準値[9.5μW/cm2、日本の基準値は2001000μW/cm2]はすでに首都4Gによる高速モバイルインターネットを提供することについて過去に問題を引き起こしている。

先週、ベルギーのさまざまな政府は、5Gライセンスの競売に関する合意に再び失敗した。
利益をどう配分するかで膠着したまま文書はまとまらないでいる。
この提案を処理するのは次期政府次第だ、とPhilippe De Backer通信大臣
Open VLD[フランダース自由民主党])は先週言った。


各国で広がる5G異議申し立て

海外各国で5G電波への異議申し立ての動きが始まっています。

■ ブリュッセルが5G一時停止
前の記事で見た
とおり、ベルギーのブリュッセル首都圏地域政府のフレモー環境大臣は、5G導入現在のところストップしていることを表明しました。

ウェブサイト「Environmental Health Trust」によると、フレモー大臣はブリュッセルの電波規制値を6V/mから1415V/m5260μW/cm2)に上げたいと考えていました。
しかし、環境団体がこれに反対して司法手続き
を開始しました。
また、調査の結果、基準値を高くしても
5Gアンテナはその設計上、その基準値を超えないことを保障できないことが明らかになりました。
その後、環境大臣5G中止を表明しました。

参照
Environmental Health Trust, Brussels Belgium And Municipality XII Of Rome Action On Wireless 5G Antennas

■ スイス州議会が一時
時停止決議
スイスもICNIRPの国際指針値より厳しい電磁波基準値を設けている国です。
日本本経済新聞によると、スイスでは417、通信機器大手エリクソンと通信大手スイスコムが5Gの商用サービスを始めました。
ヨーロッパでは初の本格的な5G商用
化とのことです。
同時に5Gへの反対運動が起きていると、スイス公共放送協会国際部のウェブサイト(swissinfo.ch)は伝えています。

同サイトによると、ヴォー、ジュネーブ、ヌーシャテル、ジュラ各州が5Gの一時停止
を検討、または事実上導入してきたのに続き、ベルン、ザンクト・ガレン、シュヴィーツ各州の議会も近くこの問題に対処する予定とのことです。

これらのうちヴォー州議会は49
5Gの一時停止を求める決議を採択しました。
5Gによる健康影響などに関するスイス連邦環境庁の報告を受けるまで、中止されるべきとしています。
ヴォー州
はスイスで3番目に大きい州(ウィキペディアによると人口約77万人)で、州都はローザンヌです。
緑の党ヴォー州支部
のアルベルト・モッチ代表は「5Gを根本的に拒絶するわけではない。現時点で、この技術が健康にどれだけ影響を及ぼすのか十分な情報がないことが問題」と話しています。

ウェブサイト「20min」によると、ジュネーブ州議会には410
5Gの一時停止を政府に申し立てました。
AFP
通信によると、首都
都ベルンでは510に抗議行動が行われ、参加者らは「ストップ5G」「人類とハチと木のため」「5G問題には、気候変動よりもっと熱くならないと」などと書かれたプラカードを掲げて市内を行進しました。

参照
日本経済新聞のウェブサイト, 2019.4.17, スイス通信大手、欧州初の5G商用 エリクソンと
swissinfo.ch, 2019.5.10, 5G商用
化が進むスイス沸き起こる不安
AFP, 2019.5.16, スイスで5G反対運動
Take Back Your Power, 5G: VaudSwitzerl andAdopts Resolution for a Moratorium
20min., 2019.4.11, Genf stoppt Bau von 5G-Antennen

■ ローマの行政
区が5Gに反対
イタリアの首都
ローマ市の第12区は3、市による5Gプロジェクトへの反対を決議しました。
決議は電磁波曝露の基準値を上げないことなども求めています。
ウィキペディアによると、ローマ市には19の区があります。

参照

Environmental Health Trust, Brussels Belgium And Municipality XII Of Rome Action On Wireless 5G Antennas

・カナダで5G抗議の一斉行動
米国とカナダの各地で5155Gへの抗議行動5GDay of Action」が行われました。
「責任あ
る科学技術のための米国人Americans for Responsible Technology)」という団体が呼びかけ、30以上の地元団体が参加。5G電波リスクについての意識高揚と、5Gで利益を得る者たちにプレッシャーを与えることを目的に、米国国カリフォルニア、ハワイ、イリノイ、メリーランド、マサチューセッツ、ミシガン、ノースカロライナ、ニューヨーク、ワシントン各州、カナダのブリティッシュコロンビア州などで、市民が抗議の声を挙げました。

数十
のニュースメディアが、この運動を報じました。
これらのうち、カリフォルニア州サンラファエルでは、小雨
の中「5Gを私たちの家から遠ざけてください」「意図しない被曝をやめてください」というプラカードを掲げて街なかをデモ。
講演した神経科医のJulie Anne Griffith(ジュリー・アン・グリフィス)博士
は「電波への曝露が生殖障害を引き起こし、がんのリスクを高めると考える」と述べ、「私たちの懸念を共有するために地方、州、連邦の議員に手紙を書きましょう」と参加者に呼びかけました。

参照
Electromagnetic Radiation Safety, 5G Day of Action
Marin Independent Journal, Marin activistsrally against 5G

■ 米
上院議員が5Gへの懸念を表明
国上院通商・科学・運輸委員会の「5G技術の将来とその米国市民及び経済への影響についての聴聞会」で、Richard Blumenthal(リチャード・ブルメンタール)上院議員は27、潜在的な健康上のリスクについての科学的研究とデータが欠如しているとの懸念を表明しました。

ブルメンタール議員らは、新しい5G無線技術によってもたらされるかもしれない健康上のリスクに関する回答を求めて201812FCC(連邦通信委員会)長官に手紙を送りました。
しかし回答
がなかったと、この日の公聴会でブルメンタール議員は避難しました。

参照
At Senate Commerce Hearing, Blumenthal Raises Concerns on 5G Wireless Technology's Potential Health Risks

■ ドイツ議会に5G電波割当て停止
を請願
5G電波の事業者への割当てを停止するようドイツ議会に求める請願書が4に提出されました。
願したのは定足数を超える54,643

請願の趣旨は「ドイツ連邦議会は、この技術の安全性につ
いて科学的に正当な疑いがある限り、5Gモバイル通信ライセンスの付与手続きを停止し、5Gモバイル無線規格の導入を中止することを決定することができる」というもの。
参照
Joel Moskowitz, 54,000 Germans petition Parliament to stop 5G auction on health grounds

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BEMSJ注:ベルギーは、以下の情報にある様に、他の国と異なり、曝露基準は、国家レベルではなく、各自治体政府の権限になっている。
かつては、国家レベルの曝露規定として、欧州基準・ICNIRP基準であったが、これらが廃止されている。
自治体による「予防原則適用」の厳しい曝露規定を設けている。
従って、ベルギーは、「第2のザルツブルグ」になるかもしれない。

他の国では、ベルギーとは大きく異なるので、ベルギーのやり方を踏襲できるとは限らない。

2010
年度総務省報告「電波防護に関する国外の基準・規制動向調査」からの引用
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2.3.2 ベルギー王国
(1)国家レベルでの電波(高周波)曝露に対する規制について
@ 人体防護の規制制限値に関する法規制(法律、政令、規則)又は勧告のガイドライン
・法律、ガイドラインの名称とその制定年月
【公衆曝露】 「電磁界の公衆曝露に関する1999712EU理事会勧告1999/519/EC169


「電磁両立性に関する加盟国の法律の近似化のための20041215EU議会及び理事会指令 2004/108/EC(新EMC(電磁両立性)指令2004/108/EC)」は、2007720日に施行され、これにより旧EMC指令89/336/EECは破棄された。
この新EMC指令2004/108/ECは、「電磁両立性に関する2007228日王令第2006-1278号」により、ベルギー国内法に採用される。

 

2009115日ベルギー憲法裁判所決定第2/2009号」では、「電気通信網のアンテナに起因する電磁波の曝露制限値の設定は、レジオン政府(フランドル・レジオン、ワロン・レジオン、ブリュッセル首都圏・レジオン)の権限に委ねられる」と規定する。

これにより、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)ガイドラインの参考レベルの、安全係数の2倍(電界強度は50%値、電力密度は25%値)の制限値を規定した「電磁波(周波数10MHz10GHz)を放出するアンテナの基準を定める2005810日王令」の法的効力が失効した。
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すなわち、ベルギーでは
2004
年 ICNIRPレベルの国家基準を制定
2005
年 ICNIRPレベルの25%と低めに設定した予防原則に基づく国家基準を制定
2009
年 電磁波曝露規定は自治体政府の権限となり、2004年・2005年の国家レベルの規定は廃止。
以降は、各自治体政府の権限となる。
ベルギーの首都圏政府の定める電磁波防護指針の全貌は、BEMSJもまだ未調査。


上記の会報で和訳されているが、Brussels timesの英文原文を以下に添付します。
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Plans for a pilot project to provide high-speed 5G wireless internet in Brussels have been halted due to fears for the health of citizens, according to reports.

In July, the government concluded an agreement with three telecom operators to relax the strict radiation standards in Brussels.


But according to the Region, it is now impossible to estimate the radiation from the antennas required for the service.

 

I cannot welcome such technology if the radiation standards, which must protect the citizen, are not respected, 5G or not, Environment minister Céline Fremault (CDH) told Bruzz.

The people of Brussels are not guinea pigs whose health I can sell at a profit.
We cannot leave anything to doubt,
she added.

 

A pilot project is not feasible with the current radiation standards, and Fremault told Bruzz that she does not intend to make an exception.

The Brussels region has particularly strict radiation standards for telecom applications.

The standard of 6 volts per metre has already led to problems in the past with providing fast mobile internet via 4G in the capital.


Last week, the various governments in Belgium once again failed to reach agreement on the auctioning of the 5G licences.
The file remains stuck on the distribution of the proceeds. It will be up to the next government to handle the proposal, said Telecom Minister Philippe De Backer (Open VLD) last week.

The Brussels Times
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C9.5Gジュネーブで健康被害を訴える人20197月の記事


*スイスのillustreという雑誌の記事

https://www.illustre.ch/magazine/5g-sentons-cobayes にあった記事の一部引用

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発行;2019718

Since 5G antennas have been installed near their homes in Geneva, these inhabitants of the same neighborhood suffer from various health problems.
Are they the victims of a technology whose dangers have not been sufficiently tested?
A doctor and MP denounces.
Gのアンテナがジュネーブの彼らの家の近くに設置されてから、数人の住民は様々な健康障害を被った。
これらは十分に試験されないでいる危険なテクノロジーの被害者なのか、医師と議員は告発する。

Elidan Arzone 50歳、ジュネーブにて、「5Gが始まってから、夜がだめになった。」と。

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関心のある方は、上記のサイトにアクセスしてください。

*この記事は、電磁波市民研会報第121号(201911月)に和訳されて、紹介されている。
一部を引用する。 関心のある方は、当該の会報を読んでください。

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  欧州最初の5G開始国スイス  5Gによる健康被害の報道

スイスのジュネーブで5G基地局が設置されてから、住民に健康被害が出ていると、スイスのローザンヌで発行されている週刊消費者雑誌『LILLUSRTE』のウェブサイトに掲載された718日付記事「5Gでは、モルモットのように感じる」[1]が報じています。

スイスは欧州で最も早く今年4月に5G商用サービスが開始されました。
通信会社スイスコムによって5G基地局が急ピッチで整備され、今年中に人口の9割が5Gを利用できるようになると報じられています。
スイスでは5Gへの反対運動が全国的に広がっています(会報前号参照)。
また、ジュネーブ州などのスイスの州議会が5Gの一時停止を決議しました(会報第118号既報)が、この記事などからは、決議に5Gサービスを強制的にストップさせるまでの力はないことがうかがわれます。

この記事の概要を紹介します。


不眠症、耳鳴り、頭痛

ジュネーブ中心部の同じ地区に住む2人の男性は、ともに5Gが始まった4月から、不眠症、耳鳴り、頭痛に悩まされています。

Johan(ヨアン)Perruchoudは健康で活動的、前向きな29歳の青年で、この家に11年間住み、4年ぶりにニューヨークから戻ったばかりでした。

メディアや個人のためにビデオや映画を作る仕事をしていて、しばしば自分の部屋のコンビュータを使って作業します。

それまでJohanWiFiでトラブルになったことはなく、睡眠の問題もありませんでした。
しかし4月以降、眠りにつくことに苦労するようになりました。
家にいると幽霊に囲まれているかのように気分が悪く、夜中に目が覚め、口笛のような耳鳴りが始まりました。
彼はフェイスブックやスイス連邦政府のウェブサイトを調べ、近所に5Gアンテナが3基あること、そして、自分と同じ問題を抱えている人がいることを知りました(スイスを含む多くの国では日本とは異なり、ネットで基地局の位置が公開されています)。

Johan
はこの2カ月間副鼻腔が詰まっていた(これまで経験がない)ものの、体調は当初より少し良くなりました。
しかし、自分に子どもが出来たときに家族で基地局の近くに住むことは論外だと、彼は考えています。
「私たちがもっと年をとってから、今起きていることの影響が出てくるでしょう」と彼は言います。

心臓はスポーツマン並みに健康
もう一人、俳優でステージディレクターのElida n(エリダン)Arzoni50歳)は、「基地局が設置されてから、一晩で症状が出た」。
それまでは「耳鳴りが何であるかさえ知らなかった」のに、急に大きな耳鳴りが始まりました。
同時に後頭部などに痛みを感じました。心臓に激しい不快感があり、心臓発作を疑って医療機関で検査したところ「スポーツマンの心臓です」と言われました。

Elidan
5Gアンテナの存在を告げると、看護師から「アンテナで起こるかもしれない影響についで情報提供するためのトレーニングを受けた者はいません」と言われ、唯一「(家から)移動すること」というアドバイスをもらいました。

Elidan
にとって、基地局設置が症状の原因であることは疑う余地がありませんでした。
「スイスコムも(基地局設置と発症の)タイミングについては認めました。
私の健康は極めて良好です。酒もたばこもやりませんし、医者へ行ったこともありません」彼の妻と、9歳、16歳、21歳の子どもたちも不眠症になりました。

Elidan
はジュネーブ州知事のAntonio Hodgers(ホジェルス。緑の党)に手紙を書きましたが、この新しい技術はすべて合法である、と言われただけでした。
Elidan
は「スイス連邦政府がスイスコムの過半数株主であることを忘れるわけにはいきません。
彼らの経済的利益と衝突すると、彼らは完全な否定に入ります。
だれも市民のことに関心を持っていません」と憤っています。
彼は耳の痛みに対処しようとしていますが「非常に強くて、ここには住めない」と言います。
ジュネーブからすぐ近くのフランスヘ行くと痛みが治まり、帰ってくるとすぐ痛みが戻ります。
「ジュネーブの市民で、ここで税金を払っているのに、なぜ家を出なければならないのですか? 
それは完全に非民主的です」と彼は訴えています。

Johan
Elidanの別れ際のコメントは波長が合ったもので「私たちはモルモットのように感じます」だったと記事は述べています。

すべてが速すぎる
この記事は、開業医のBertrand Buchs(ブフス)のコメントを紹介しています。
彼はジュネーブ州議会へ5G一時停止を申し立てた議員(キリスト教民主党)でもあります。
一時停止を求めた理由について彼は「当局は私たちを馬鹿のように扱っています。
この点では当局は常識に反しています。

(略)
******************

BEMSJ
注:この5Gで・・・・とある例について、被害者の家や生活・作業環境で、いかなる強度の5Gからの電波を浴びていたのか? その5Gの電波の周波数などの情報は・・・・・? 
関心があるが、雑誌の記事ではまったくそうしたことには触れられていない。


 

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C10.Net IB newsのサイト浜田和幸の論 20198


https://www.data-max.co.jp/article/30922/1/
 にあった情報の一部転載です。
関心のある方は、元ネタのサイトで全文を読んでください。

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次世代通信技術5Gのもつ危険性に目をつむる日本政府

国際政治経済学者 浜田 和幸 氏
2019
0813 07:06

日本では5Gが人体におよぼす健康被害の危険性が無視されているのが気がかりだ。
なぜなら、本年42日、ベルギーの首都ブリュッセルでは5Gの導入を禁止する措置が発表されたからだ。
ほかの欧州諸国でも追随する動きが出始めており、イタリア政府はすでに5Gの使用を制限する裁判所の決定を告知しているほどである。

実は、これらの国でも欧米諸国では5Gに対する規制を強化する動きが加速している。
不思議なのは、こういった動きが日本ではまったくと言っていいほど報道されないということだ。
海外では、前述のベルギーやイタリア以外の、スイスのボード市やアメリカのサンフランシスコ市でも同様の決定が相次いでなされている。

答えは簡単で、5Gの基地局がスマホに送信する電磁波が人体に悪影響を与えることが各国の医療関係者の研究によって次々と明らかになってきたからだ。

その根拠に挙げられているのは、2005年から始まった欧米各地の医療・研究機関での「マウスを使った電磁波の人体への影響」に関する研究結果だ。
この研究結果により人の皮膚や目、そして生殖能力への悪影響が懸念されている。

BEMSJ注:この研究は具体的に何か?研究者や論文名が記されていない>
実際に、すでに5Gの基地局が設置された周辺では相次いで住民の健康被害が報告されている。


無視できない5Gの影響

アメリカでも同様の動きが見られるようになった。
ハーバード大学を退官した応用物理学のロナルド・パウエル博士は「環境保全トラスト」のウェブサイト上に論文を発表し、「5Gの人体への悪影響を防ぐには地域コミュニティから5Gを排除するしかない。被害を軽減する方法はない。5Gの導入を中止するのがベストの選択だ」と主張する。

米「フォーブス」誌の報道によると、「ニューハンプシャー州では州議会において5Gの健康への影響を調査する委員会の設置が決まった。
また、カルフォルニア州のサンフランシスコ市近郊のミル・バレーでは昨年、新たな5G基地局の設置が禁止された」。
ニューヨーク州のシラキュース市では住民の訴えに応じて、5Gアンテナの安全性を検証するため、現場での立ち合い検査の実施が認められた。

4G
の場合、周波数は6GHzであるが、5Gとなれば30100GHzになる。
一般の市民がこれほど高い周波数に晒されるのは前代未聞のこと。
BEMSJ注:「30GHz以上の周波数の電磁界曝露は前代未聞」というのは疑問がある。>

人体におよぼす影響

残念ながら、日本ではこうした視点からの研究も対策もまったくと言っていいほど講じられていない。

BEMSJ注:この記事の筆者が総務省などの研究を知らないだけ?>

そこで、欧米の研究者の間で進められている5Gの健康への影響に関する調査の一部を紹介してみたい。日本での議論の呼び水になれば幸いである。

まずはイスラエルのアリエル大学で物理学を教えるベン・イシャイ博士による5Gが人体の発汗作用におよぼす影響に関する実験である。
それによれば、「5Gネットワークが使用する周波数は人体内の汗が流れる管に徐々にではあるが破壊的な影響を与える」とのこと。
ということは、人間の皮膚や臓器にも悪影響をおよぼすことは避けられないだろう。

汗が皮膚を通じて流れ出る管はらせん状になっているが、5Gの発する30100GHzの周波数はこうした管に影響をもたらすため、発汗作用が異常をきたし、体温調整のための発汗作用が機能しなくなる恐れが出てくるというわけだ。
BEMSJ注:2020112日現在、この研究の原著を読んでいない。>

 

 

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C11.週刊誌「女性自身」20198月の記事


https://jisin.jp/domestic/1768507/
 にあった情報の一部引用
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発がん性を指摘する声も…“5G規格”で懸念される体への影響
2019/08/28

その圧倒的な通信速度を活用するメリットばかりが取りざたされている一方
、電磁波による健康への影響が懸念されている。
電磁波が人体
に与える影響に詳しい丸山アレルギークリニックの丸山修寛先生はこう話す。
電磁波によって発がんリスクが増大するとは心配
だが、丸山先生はこう続ける。
5G4Gよりさらに波長が短い高周波ですから、さらに危険度は増すといっていいでしょう」

BEMSJ注:周波数が高いことが危険度を増やすことにはならないはず。よってこの丸山氏の説明は?>
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C12.「女性自身」20198月ムクドリ等の記事


https://jisin.jp/domestic/1768486/
にあった情報の一部引用
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ムクドリが大量死!次世代通信規格5Gはベルギーでは導入中止に
2019/08/28

「メリットばかりが宣伝されている5Gですが、じつは大きな問題があります。使用している電波の波長が4Gより短く、電波が短い距離しか届かない。スマホの電波として使用するには、小型基地アンテナを20100メートル置きに設置しないと実用化できません(現在の4G23キロに1基)。生活空間のいたるところにアンテナが隙間なく設置されることになり、つねに電磁波に照射される。人体に与える電磁波の影響は10倍ともいわれているんです」そう警鐘を鳴らすのは医療・環境ジャーナリストの船瀬俊介さん。

じつは欧米では、船瀬さんの危惧するような事例が相次いで報告されている。

1297羽のムクドリが突然死
昨年10月、オランダ・ハーグで駅前に設置した5Gのアンテナ塔から実験電波を飛ばしたところ、隣接する公園の木の枝に止まっていたムクドリが次々に墜落し、297羽が突然死した。
「鳥を解剖したが、伝染病といった疾患は見つからず、5Gのマイクロ波が鳥たちの心臓を止めたということでしょう」(船瀬さん・以下同)
BEMSJ注:東京新聞20194月の記事と同じネタ、文章まで類似>

2】消防士が頭痛、不眠に
米国サクラメントの消防署では近くに5Gの基地局が設置されて以来、複数の消防士が頭痛や不眠に悩むようになった。

「彼らは別の消防署に異動したところ、症状が治まったそうです」
BEMSJ注:東京新聞20194月の記事と同じネタ、文章まで類似>

3】ベルギーでは5G導入中止
ベルギーではもともと電磁波に対して厳しい基準が設けられており、現行のままでは5G導入ができないことから、携帯会社から規制緩和を求められていたが、環境大臣がその要請を却下。
5G
導入は事実上、不可能になった。

新たな電磁波の普及を前に「5G反対同盟」を結成した船瀬さんはこう語る。
「便利になるかもしれないが、健康被害の検証はいまだ不明確。
いまのスマホ機能は4Gで十分使える。
拙速に5Gに突き進まず、ベルギーのように一度立ち止まってみるべきではないでしょうか」

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C13.Yahooニュース ネトラボの20198月の記事


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000075-it_nlab-sci
<リンク切れ>にあった情報の一部引用
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5Gでムクドリ大量
死」デマ拡散 2018年にFacebookで流行したフェイクニュース
2019/8/28

5G通信の電波によりムクドリが大量死した」とのデマがSNSで拡散されています。

発端は「女性自身
」が828に掲載した「ムクドリが大量死!次世代通信規格5Gはベルギーでは導入中止に」という記事。
当該記事では専門家として医
療・環境ジャーナリストの船瀬俊介さんの見解を引用しつつ、2018年にオランダ・ハーグでムクドリが大量死した事件について「5Gのマイクロ波が鳥たちの心臓を止めたということでしょう」と紹介していました。

ハーグで1011にかけ、ムクドリの大量死があったのは事実(Snopesによると、ムクドリ337羽、モリバト2羽)。
しかし当時その付近で5G通信のテストが行われた事実はなく、また同年628
に近くの地域で5G通信のテストが行われた際にも鳥の大量死などは報告されていませんでした。

フェイクニュースの検証を専門とする米Snopes」は、5Gによるムクドリの大量死について、201811に「False(嘘である)」と判定しています。
Snopes
によると、このデマを最初に大々的に記事化したのは、Erin Elizabeth氏のブログ「Health Nut News」。
さらにその記事も、反5Gの陰謀系サイトを複数運営するJohn Khules氏がFacebook上で拡散していた内容を参照しながら書かれたものでした。

確かにベルギーやスイスなど、健康への影響に不明点があるとして5G導入
に慎重な国も存在します。
しかし無根拠なデマは正確な検証や議論の妨げにしかなりません。
この件でTwitter上では5Gのムクドリへの悪影響を信じる人
が少なからず見られた一方で、「フェイクニュースである」との注意喚起も広く拡散されていました。
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C14.AFPBBニュースにあったスイスでの反対運動20199


https://www.afpbb.com/articles/-/3245107
 にあった情報

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スイスで5G反対運動広がる、電磁波による健康への影響懸念
2019
920 17:43 発信地:ジュネーブ/スイス

920 AFP】次世代通信規格「5G」の通信網整備がいち早く進められているスイスで、5G
アンテナから出る電磁波による健康への影響に対する懸念が浮上し、全国的な反対運動が広がっている。
今月21
には首都ベルンの政府庁舎前で規模な5G反対デモが実施されるほか、ジュネーブ(Geneva)州など多くの州でアンテナ設置工事の凍結を求めるオンライン署名が多く寄せられている。

新規に設置されているアンテナはないものの、通信事業各社は既存4G
アンテナの5Gへの改修作業を進めている。通信事業会社スイスコム(Swisscom)によると、2019年中に人工9割が5Gを利用できるようになる。

一方、従来の移動通信技術と比較して5Gには前例のない健康および環境へのリスクがあるとして、反対派は5Gサービスの全面停止を当局に訴えている。
スイスの医師会も注意を呼び掛けており、「電磁波の制限値を上げても健康に影響はないとの科学的根拠がない限り、引き上げは控えるべきだ」との立場を崩していない。
**************************

BEMSJ
注:この記事でも、具体的にどのような健康影響があるかに関して、述べられていない。

BEMSJ注:「通信事業会社スイスコム(Swisscom)によると、2019年中に人口の9割が5Gを利用できるようになる。」とある。
スイスは電磁波曝露に関しては厳しい国で、「人が長期滞在する建物や遊び場では電界強度6V/mに予防原則で規制」されている。
ベルギーでは、6V/mの予防原則のために5Gの導入が中止になっていることと合わせて考えると、スイスの場合は、電波曝露に対して、いかなることを行ったのか? また、本当に予定通り、2019年末に人口の9割に5Gを普及させることができたのか? 関心がある。

 

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C15.Data-maxのサイトにあった記事201910


https://www.data-max.co.jp/article/31954
にあった情報の一部引用
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次世代通信技術“5G”の持つ危険性(前編)

20191011 12:08
日本ではまったく報じられていないが、ヨーロッパ諸 国では5Gのもたらす健康被害についての研究や議論が喧しいほど盛り上がっている。

アイルランドの議会では「5Gががんを誘発するリスクへの検証がかかせない」といった論争が続く。

イタリアの国会では5Gの人体への影響がないことが立証されるまで導入を禁止する法案が審議中である。スイス、ベルギー、オランダ、そしてドイツでも同様の検討が加速している。

5G」に関しては日本でも導入するというが、ヨーロッパでの動きを知れば、心配になる。
というのも、2020年春からの本格導入を目指し、総務省はNTTドコモ、KDDIau)、ソフトバンク、楽天モバ イルへ電波(周波数帯)を割り当て、去る4月以降、日本各地で基地局の設置が進んでいるからだ。
メディアでの報道も加熱しており、現行の4Gと比べ、「通信速度や容量が100倍以上になる」といったメリットが強調されることが多い。
たとえば、「スマートフォンに2時間の映画をたった3秒でダウン ロードできるようになる」といった具合だ。

ところが、ヨーロッパと違い、日本では5Gが人体に及ぼす健康被害の危険性が無視されているのが気がかりだ。
また、アメリカのサンフランシスコ市や台湾でも、同様の懸念から5Gの導入に「待った」が かかっている。
日本だけが能天気にしていて大丈夫なのか。
そもそも欧米諸国を中心に「5G警戒論」が 巻き起こっているのは何故なのか。

その理由を検証する必要があるだろう。
答えは簡単で、5Gの基地局のスマホに送信する電磁波が人体に悪影響を与えることが各国の医療関係者の研究によって次々に明らかになってきたからだ。
5G
にともなって発生する電磁波は「新たな環境と人体に対する汚染」との受け止め方が広がりつつあることは、日本にとっても他人事ではないはずだ。
*************************

BEMSJ
注:この記事でも、危険性を示す学術研究など具体的な記述がない。


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C16.英国のCoventry5Gによる鳥の死亡?201910

記:2020−2−2

)地球の記録 アース・カタストロフ・レビューのサイトにあった情報の一部

https://earthreview.net/birds-fall-from-sky-in-coventry-uk-cause-unknown/

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イギリスで病院の壁に鳥
たちが次々と「自らぶつかり自死」する事象が発生。
原因不明ながら、この病院は最新の5Gテクノロジを導したばかりの模様
投稿日:20191021

20191017のイギリスの報道より
イギリスでも、「謎の鳥の墜落死」が発生していたことが、英国の報道で明らかになりました。
107、イングランドにあるコンベントリーという街の大学病院の屋外フロアに、数多くの鳥たちが、床に落下して死亡しているのが発見されたのです。

どうやら、短時間のあいだに、次々に鳥が落下して死亡していったようなのですが、これまでこの地において、このようなことが起きたことはありません。
報道によれば、コベントリー大学病院側は、この出来事が起きた後に、すぐに警察と英国動物虐待防止協会(RSPCA)に連絡を取り、原因究明を依頼しました。

動物虐待防止
協会は、野生動物を保護する観点から、このような原因不明の動物の大量死の際にも、調査に当たるのだそうです。
現時点では、原因はわかっていませんが、ただ、報道によれば、この大学病院は最近、新しい5G(第5世代携帯)インターネット・テクノロジーシステムを導したようで、「それが原因ではないか」というようなことを言う人たちもいるようです。

5Gテクノロジの環境への影響については、いろいろと言われる部分もありますが、すでに設置・採用が進んでいるテクノロジでもあります。
因果関係は不明ですが、アメリカとイギリスで連続して「謎の鳥の落下事象」が続いていることは気になります。

他の国でも頻発し始めた場合、原因は磁場であれ、5Gであれ、あるいは他であれ、何か大きな異変が地球の「空間」に起きていることを示しているかもしれません。
************************:

2)ネット上のニュースなどの真偽を確かめるサイトにあった情報の一部引用

https://www.thatsnonsense.com/birds-in-coventry-are-falling-from-sky
‥‥

*******************
Birds in Coventry are falling from sky
 because of 5G? Fact Check
Coventry
で5Gによって鳥が空から落ちる:真偽の確認
BY CRAIG CHARLES ON OCTOBER 15, 2019

A video is spreading on social media that appear to show birds falling from the sky outside a hospital in Coventry. Most captions that accompany the video claim it is due to the 5G network that was recently installed in the area.
Coventry
の病因の外に、空から鳥が落ちてくることを示すビデオがネットワーク社会で広まっている。ビデオをつけられたほとんどの見出しは「最近この地域に設置された5G通信網によるものである」となっている。

結論:UNPROVEN 未確定

The video was first uploaded on October 7th by Joshua Brown

最初のビデオは、107日にJoshua Brownがビデオをネット上で公開したものである。

While Brown does not mention 5G either in the video or when he uploaded it, other more conspiracy-inclined social media users and channels copied the video, posted it elsewhere online and offered it as evidence of the
dangerous effects of 5G.
Brownはビデオでも、またビデオを公開した時も5Gに関しては何も述べていない。
謀議を持ち上げるネット社会の利用者やチャンネルが、そのビデオをコピーし、「5Gの悪影響」の論拠であるとして、ネットワーク上に拡散させた。


History shows us that there are numerous similar incidents involving mass bird deaths that have occurred in the past (only this summer in the Somerset city of Wells
a city that incidentally has no 5G coverage.
歴史を振り返れば、過去に起こった大量の鳥の死亡を含む様々な類似の案件はある。
例、ウェールズのSomersetではこの夏、5Gが未設置であっても、類似の案件が起こっている。

We have contacted the RSPCA who have told us they
re investigating the issue and will update us with the results of their investigation.
We are also awaiting a response from the University Hospital Coventry and Warwickshire.
我々は「本件の検討中」とこたえてくれた動物愛護協会に連絡し、彼らの検討結果をもって、この情報を更新する予定である。
また、Coventryの大学病院からの返信も待っている。
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BEMSJ注:20201月末のアクセスした時点では、この内容は更新されていない。>

 

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C17. GIGAZINEのサイト 201911月の記事


https://gigazine.net/news/20191104-5g-wave-risk/にあった情報の一部引用
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5G
の電磁波が人体に与える影響について専門家が警告

2019
114 GIGAZINE(ギガジン)

「ワイヤレス技術の第5世代移動通信(5G)の電磁波が人体に悪影響を及ぼす研究が無視されている」と、携帯電話の電磁波が及ぼす影響を研究してきた科学者が警告しています。

EMFscientist.org - Home

https://emfscientist.org/

We Have No Reason to Believe 5G Is Safe - Scientific American Blog Network

https://blogs.scientificamerican.com/observations/we-have-no-reason-to-believe-5g-is-safe/


5G
では、従来の2Gから4Gまでのマイクロ波に加え、ミリ波を使います。5Gでは100mから200mごとにアンテナを設置する必要があり、ミリ波を多くの人が浴びることになるといわれています。

研究者によると、ミリ波は人間の皮膚の数mm以内および角膜の表面層でほとんど吸収されるとのこと。

そして、このミリ波への短期曝露(ばくろ)は、末梢神経系、免疫系、および心血管系に有害な生理学的影響を与える可能性があると、研究者は主張しています。

非電離電磁場(EMF)の生物学的および健康への影響に関する査読済みの研究を発表した240人以上の科学者は、より強い曝露制限を求める国際EMF科学者表明に署名しました。
科学者たちは、「最近の多くの科学出版物は、EMFがほとんどの国際的および国家的ガイドラインをはるかに下回るレベルで生物に影響を与えることを示しています。

影響には、がんリスクの増加、細胞レベルのストレス、遺伝的損傷、生殖系の構造的および機能的変化、学習および記憶障害、神経障害、および人間の一般的な幸福への悪影響が含まれます。
植物と動物の両方に有害な影響の証拠が増えているため、被害は人類をはるかに超えています」と述べています。

なお、アメリカ食品医薬品局(FDA)FCCに対して、「正式なリスク評価や無線周波放射の健康への影響に関する研究の系統的レビューを行わずに、FCCが現行基準を変更することは認められないとの結論に達した」「NTPの実験結果を携帯電話に適用してはならない」と述べ、FCC1996年に行った電磁波の曝露制限を再確認したとのこと。

さらに、FDAは「現在までに得られた科学的証拠は、現在の制限値またはそれ以下の曝露によるヒトの健康への有害影響を支持していない」と、電磁波による健康への悪影響を認めていません。
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BEMSJ
注:この記事では、240人がサインした科学者は「危ない」と、アメリカのFDAは「悪影響を認めず」と両論を述べている。


 

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C18.週刊ダイヤモンド2019119日の5G特集に、電磁波関連なし


以下は電磁波問題市民研会報121号(201911月)に掲載された記事の引用です。
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『週刊ダイヤモンド』5G特集から 基地局設置の方策をうかがう

119日付『週刊ダイヤモンド』は「5G大戦」と超して34頁に渡って5G特集記事を掲載しました。

5Gへの各企業の対応や、5Gビジネスで利益を生むためのポイント、課題などがテーマの中心で、電磁波による健康影響への懸念については、もちろん一言も言及されていません。
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C19. TOCANAのサイト 201911月の記事

 

https://tocana.jp/2019/11/post_121726_entry.htmlにあった情報の一部引用
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【重要】「5Gは結局のところがんを引き起こす」遂に権威ある科学雑誌が論文
掲載!日本に動きなし!

今回、権威ある科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」が運営するブログに掲載され、「あのサイエンティフィック・アメリカンが5Gを否定した」として海外で話題になっている。

ブログを執筆したジョエル・モスコウィッツ博の論によると、携帯電話の電磁放射線のリスクはないのではなく、まだ明確に理解されていないだけだということだ。

https://blogs.scientificamerican.com/observations/we-have-no-reason-tobelieve-5g-is-safe/

モスコウィッツ博士
は、米カリフォルニア大学バークレー校の公衆衛生研究者であるが、5Gサービス展開にはさらなる研究が必要であると警告する。

モスコウィッツ博士の主な懸念は、5Gの健康への影響に関する妥当性のある研究がなされていないことにある。
そして博士は、既存の携帯電話で使用されている2Gおよび3Gは、一般に考えられているよりも実際は、はるかに危険である可能性を示す一連の研究が存在するという。

そして、「最近のがんに関するデータでは、頭や首に発生する特定タイプの腫瘍の増加が見られます。
これは少なくとも一部
は、携帯電話の電磁放射線の急増に起因する可能性があります」と、博士は同誌に記している。

BEMSJ注:現行の2G,Gでも発がんの危険性があるので、5Gも危ないという主張なのか?!>

そして、これらのがん発生の増加数は、携帯電話のヘビーユーザの腫瘍リスクに関する研究結果と、合致するものだとも述べている。

既に展開中のテクノロジによる健康への影響を定量化する試みは、かなり困難で、新技術はそれに注意を払おうともしない。

ベルギー政府は5Gテストを中止
世界各国の動きを見ると
ると、ベルギー政府は5Gテストを中止し、スイスは5Gの展開を遅らせ始め、放射線監視システムを作成中だという。米国では幾つかの州で、5Gネットワークの健康への影響を調査する委員会の設立を検討している。

日本でのサービス開始時期は、2020年春に予定されている。
しかし、日本
ではこのような議論がなされておらず、政府と企業主導で5Gがいかに素晴らしいかばかりが喧伝されている状況だ。
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C20.ガウスネットの講演会201911


以下の講演会が開催された。

講演とシンポジウム「新世代の公害5G
日時:2019年11月17日(日)
会場:東京 板橋グリーンホール


お話:懸樋 哲夫 ガウスネット
    渡邉 建 理学博士、元東京理科大学助教授
    黒薮 哲哉  フリーランスライタ
主催: ガウスネット

BEMSJ
は参加できず、当日の配布資料のコピーを入手した。

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A周波数、強度、被曝量増加・計算と評価

ミリ波からサブミリ波帯の電波の領域は、可視光と比べて、プラスチック、壁、紙、衣服、煙、霧などを透過しやすい。
つまり数ギガのマイク口波より透過しにくい。
生体への影響は?
周波数は3.7 4.5GHz帯、28GHz

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懸樋のプレゼンには以上の情報があるだけで、具体的な問題点、問題点の論拠は示されていない。

 

 

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C21.オランダの鳥被害の記事は誤りだったと訂正記事を載せたがうす通信201912

 

*元の記事

がうす通信156号 2019510の記事の一部引用
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オランダ 5Gの実験中に鳥297羽が謎の突然死!
「まるで殺人現場」牛も異変…人体への影響は!?

来年の実用化に向け、5Gインフラの整備が急ピッチで進んでいる。5Gは「次世代モバイル通信」と呼ばれ、通信速度が単純計算で4G100倍に跳ね上がるという。
だが事件が起きたのだ。


5G
実験中に2977羽のムクドリが突然死
昨年10月、オランダのハーグで5Gの実験が行われたらしい。
らしい、というのは実験そのものが非公開だったからだ。
オランダ鉄道は将来的な運用を目指し、デン・ハーグHS駅に5Gのアンテナ塔を設置しており、その通信エリアの確認および駅ナカや周辺にある機器に影響が出るかどうかをチェックする実験だったという。

実験の同時刻、近隣ハイゲンスパルク地区にある公園で不可解な現象が起こった。
木の枝に止まっていたムクドリが、次々に墜落し始めたのだ。
ムクドリ以外にも、池で泳いでいたカモが一斉に頭を水中に突っ込んだり、我先にと飛び立ったかと思うと、少し離れた地面や水路に急降下したり。

驚いたことに落ちてきたムクドリは、皆息絶えていたという。
その数、合計297羽。

さながら、ヒッチコックの『鳥』を彷彿させるようなパニックシーンだったろうが、散乱していた鳥の死骸はすぐに撤去され、現在は公園の一部を人も犬も立入禁止としている。
だが、死屍累々を目撃した町の人々は気づいたのだ、新しい5Gアンテナ塔の実験により、突如として野鳥が大量死してしまったことに。

事件を受けて、オランダ食品消費者製品安全庁(NVWA)は、「ヴァーへニンゲン生物学研究所」に死亡した島の解剖結果を依頼したが、2体に内出血を確認しただけで、毒物は検出されなかったという。

しかし、鳥の保護施設「デ・ウルプ」のスタッフ、シヤロン・レクスモンド氏は「見たところ、鳥たちは病的にやせ細っていたわけでなく、集団心不全とは考えられない」と、疑惑の目を向ける。
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*訂正記事

がうす通信 160号 2019.12.11 の記事の引用
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鳥の大量死の原因は?

オランダ 5Gの実験中に鳥297羽が謎の突然死!と当通信156号に記事を載せました。
昨年10月、ハーグで5Gの実験が行われたとき、ムクドリ297羽の突然死があったというニュースでした。
しかし当時その付近で5G通信のテストが行われた事実はない、ということが判明しました。

常識的にも5Gの電波で鳥や人などが一斉に死ぬようなことはま考えにくいことです。

しかし、このことで5Gが安全ということではありません。
大量死があったが、原因は不明ということが言える事実と思われます。
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C22. Wiredニュース20201月の記事


https://wired.jp/2020/01/09/worried-5g-health-effects-dont-be/
にあった情報の一部引用
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5Gの電波」は人体に悪影響がある? 専門家が出した結論
2020.01.09 THU 08:00

TEXT BY KLINT FINLEY


5G
の通信サービスについて、米国では一部の自治体が電波による健康被害を懸念してインフラ構築にまったをかけている。
だが、5Gの電波は本当に旧来のワイヤレスネットワークよりも人体にとって危険なのだろうか?

どうやら専門家たちの答えは、現段階では「ノー」のようだ。


世界中の通信事業者が5Gネットワークの構築に向けて競い合うなか、米国ではこの次世代ワイヤレス技術の健康リスクを危惧する一部の政府当局者が規制に乗り出している。
オレゴン州ポートランド市議会は2019年、連邦通信委員会(FCC)に5Gの潜在的な健康リスクに関する研究をアップデートするよう求める決議を行った(米国小児科学会は2013年、携帯電話の一般的な使用に関する研究について、FCCに同様の要求をしている)。

また、ルイジアナ州議会下院は195月、環境と健康に対する5Gの影響を研究するようルイジアナ州環境基準局とルイジアナ州環境省に求める決議を採択した。
サンフランシスコ・ベイエリアでは、ミル・バレーやセバストポルなど一部の町が、通信キャリアによる5Gインフラの構築に待ったをかけている。

5Gはなぜ不安を呼ぶのか?
米国下院議員のピーター・デファージオ(オレゴン州選出)はFCCへの書簡のなかで、5Gに関連する新技術についてこう懸念を記している。
5G技術の導入が目前に迫っているが、その実装のためには何十万もの『スモールセル(小型基地局)』を、住宅地を含む全国の地域社会に設置しなくてはならない。こうした設備は、旧世代の通信技術より高い周波数の電波を発する」

米国では、セキュリティ問題や気象予測システムへの干渉の可能性のほか、5Gの展開を早めるという名目でFCCが自治体の規制当局に対して強権的な措置に出る可能性など、5Gの導入を巡るさまざまな問題が懸念されている。

だが、5Gに対する健康上の懸念は誇張されている。
もともと旧世代の通信サービスでがんにならないか心配していなかった人にとって、5Gが何か新しい不安要素をもたらすわけではない。
むしろ、そもそも心配する必要などない可能性が高いのだ。
当面の間、高周波数帯を利用する5Gサービスはごく一部になる。
高周波数帯を用いたとしても、それが可視光などその他の電磁波より有害であるという根拠はほとんどない。

懸念されている「ミリ波」の影響
5G
による健康への影響で主に懸念されているのは、大幅な高速化を実現するとされる高周波数帯「ミリ波」の技術だ。
ミリ波による通信の問題は、通信キャリアが従来から利用している低周波数帯と比べて、長距離通信の信頼性が大きく劣る点にある。
それゆえ、ミリ波の周波数帯で信頼性が高くユビキタスな5Gサービスを提供するには、小規模なアクセスポイントを大量に設置しなくてはならないのだ。

これがふたつの懸念を生んだ。
まず、
従来の周波数帯と比べ、ミリ波の信号はより危険である可能性があること。
そして、アクセスポイントが増やされて住宅との距離が縮まることで、人々が4Gサービスを使っているときより多くの電磁波にさらされる可能性があることだ。

ミリ波への完全切り替えには時間がかかる 
しかし、通信キャリアが5Gサービスの提供で用いる周波数帯は、ほかにもある。
ミリ波をメインで利用することを予定しているわけでもない。

例えば、現在米国で最も普及している5GサービスはTモバイルが提供しているものだが、これはテレビ放送で利用していた低周波数帯を使っている。
これに対してスプリントのサービスは、4Gに使う「中周波数帯」の一部を5Gに転用したものだ。
ベライゾンとAT&Tは、ミリ波に基づくサービスを提供しているものの、利用可能な場所はごく一部に限られている。

ワイヤレス業界が5Gの周波数帯として中〜低周波数帯を中心に据えているのは、大量のミリ波のアクセスポイントを展開するには時間がかかり、費用がかさむからだ。
つまり5Gは、ラジオ、テレビ、衛星通信、モバイルサーヴィス、Wi-Fi Bluetoothなどで数十年にわたり利用されてきた周波数帯を、今後も使い続けることになる。

また、ミリ波を利用できるエリアを通信キャリアが増やしたとしても、それほど心配する必要はない。

電波、可視光、紫外線は、どれも電磁スペクトルの一部だ。
そして、このスペクトルのうち高い周波数帯、「電離放射線」と呼ばれる部分にはX線やガンマ線が含まれている。
分子結合を破壊したり、がんを引き起こしたりする可能性のある恐ろしい放射線だ。

一方で、可視光やミリ波、その他の電波は非電離放射線と呼ばれ、分子結合を破壊することはない。
従来の放送用周波数帯よりは高い周波数だが、可視光ほど高くはなく、短波紫外線やX線、ガンマ線など、電離放射線と比べれば、はるかに低い周波数である。

コンサルティング企業のRambollでリスクアセスメントを担当する毒物学者のロバート・デモットは、次のように指摘する。「5Gという名の下に周波数を変えても、それによって生物学上の健康要因であるエネルギの部分が変わるわけではありません」

また、ピッツバーグ大学で原子物理学の教授を務めるエリック・S・スワンソンによると、日常的な光源である可視光は、ミリ波やその他の携帯電話用の周波数帯よりも周波数・電磁エネルギがともに高いという。

携帯電話の健康への影響をめぐる長い議論
とはいえ、非電離放射線を大量に浴びてもまったく副作用がないわけではない。
電磁エネルギは熱を生じさせるが、これが電波による「唯一の」健康上の懸念だとデモットは言う。

この説は、ミリ波などの非電離放射線が与える生物学的影響についての、数十年に及ぶ研究によって裏付けられている。
米電気電子学会(IEEE)の国際電磁安全性委員会は2005年、電波周波数帯が与える生物的影響に関する査読済み論文1,300本以上をベースに報告書を発表した。
ここでは、「熱に関連するもの以外で、健康への悪影響は見出されなかった」と結論づけられている。

熱関連の影響に対応するため、FCCやその他の規制当局は、無線機器が放出できるエネルギ量に制限を設けた。
「体温は自分自身の活動により常に1℃ほど上下しているので、1℃以内の温度上昇を心配する必要はないというのが一般的な見解です。これは細胞レベルでも同じ話です」と、デモットは言う。

携帯電話の使用と、がんをはじめとする健康問題を関連づける決定的な証拠は見つかっていない。
それでも不安が払拭されないのは、関連がないとする決定的な研究結果もまた出ていないからだ。

5G
などのワイヤレス技術に批判的な立場の人の多くは、2011年にWHOの国際がん研究機関が、携帯電話を「発がん性が疑われる」と位置づけたことを指摘する。
とはいえ、これはコーヒーや漬物と同じ位置づけであり、携帯電話もそこに分類されたのは、それに先立つ2010年の研究で携帯電話による発がんのリスクの有無が確認できなかったからだ。

WHO
のウェブサイトに掲載されている2002年付のファクトシートは、さらに楽観的だった。
「過去30年間で、非電離放射線の生物的影響および医学的応用の分野において、約25,000本の論文が発表された。WHOは最近実施した科学文献の精査に基づき、最新の知見によれば低レベルの電磁場曝露による健康への影響は認められない、と結論づける。ただし、生物的影響についてはまだ知られていない部分があり、更なる研究を要す」

発がん性を訴える研究は「外れ値」
非電離放射線には熱以外に健康リスクは存在しないというのが学会のコンセンサスだが、これと対立する独自研究も、当然だが存在する。
米国国家毒性プログラムが昨年発表した研究によると、低周波電波に曝露したオスのラットには、がんリスクの上昇が認められたという。
しかしこレポートでは、メスのラットや、オス・メスのマウスについては同様のリスクが認められなかった。

同プログラムの研究者によると、オスのラットから見つかった腫瘍は、携帯電話のヘビーユーザに対する先行研究で見られたものに類似していたという。
ただし、ラットの結果を人間に当てはめるべきではないとの留保をつけている。

スワンソンは、こうした外れ値的な結果は想定の範囲内だと言う。
同じ研究を何万回も実施すれば、そのうち数百件では単なる偶然により、がんやその他の健康問題の発生率が高く報告されると予想できる。
またそれに加えて、質の悪い研究も多く存在する。
こうしたことが重なり、批判者にとっての格好の材料になるのだと言う。

それでも携帯電話の使用で腫瘍ができないかと心配しているなら、これを聞いて安心してほしい。
米国国立がん研究所が発表した統計情報によると、米国における脳腫瘍の発病率は、携帯電話が爆発的に普及した1992年〜2016年にかけて、実は減少しているという。

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C23. 英国Gatesheadでの5G

 

1)松下沙織公式WEBにあった情報の一部引用
http://saorimatsushita.com/2019/10/22/blog19/

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世界中で起こっている「5G」の被害について
2019
1022
イギリス ゲーツヘッド 死産や流産の増加。

5G基地局機能を持った街灯を37,000台以上設置したところ、不眠症や鼻血に始まり、死産や流産が増加した。
地元の科学者マーク・スティール氏はこれらの状況を見て、「装置が設置されてから、赤ちゃんたちが子宮内で死亡するのを見てきた。これは人道的な危機だ。」と話しています。

そしてスズメや小鳥、そして昆虫までもが姿を消したというのは、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
**********************

詳細は不祥、イギリスのゲーツヘッドでも何かが起こっていることが判る。

2)Gatesheadでの問題の詳細

以下のサイト、英国の新聞Dailymailのサイトの2018410日の7記事に元ネタがあった。
https://www.dailymail.co.uk/health/article-5409921/Residents-enduring-stillbirths-street-lamps.html

Published: 16:11 GMT, 10 April 2018

この記事を含めて、以下のTocanaのサイトにある情報から一部を引用する。
https://tocana.jp/2018/04/post_16600_entry.html

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5G
電波を浴びた人々が「不眠症、鼻血、流産、小鳥も昆虫も死去」など異変を訴える!BBC報道も、議会は否定!
2018.04.13

つい最近もイギリスの町で健康被害を訴える人々が続出し、議会がコメントを出すまでの事態になった。
英「BBC」もこのニュースを報じており、大きな話題になっている。

5G電波を浴びた人々が「不眠症、鼻血、流産、小鳥も昆虫も死去」など異変を訴える!   BBC報道も、議会は否定!の画像1BBCより


 今月10日付の「Daily Mail」の記事によれば、5Gによる健康被害を訴えているのはイギリス北部の街ゲーツヘッドの住人たちだ。
地元の科学者マーク・スティールさんによると、20169月に5Gの基地局でもあるLED街灯が導入されて以来、地域住民の一部に不眠症や鼻血といった症状が現れ始め、さらには流産や死産も立て続けに発生しているという。

この事態を受けて、ゲーツヘッドの議会は公式Facebook5Gの電波による健康被害を否定するコメントを発表した。
不眠症、鼻血、流産、さらにはガンのリスクも上昇しないし、秘密の実験など行われていないと、スティールさんたちの主張を一蹴する内容である。
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3)ゲーツヘッドでの裁判:イギリスのHealth Impact Newsサイトにあった情報20201

https://healthimpactnews.com/2019/judge-orders-british-man-opposing-5g-released-f
… にあった情報の一部引用

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Judge Orders British Man Opposing 5G Released from Jail Attempts to Silence Him Failed
裁判官は5Gに反対する英国人を拘置所からの解放を命じた;彼を黙らせることに失敗
2020
116
by John P. Thomas
  Health Impact News

Mark Steele, from England, has been making headlines for telling the truth about the dangers of 5-G.
He has been trying to educate the Gateshead community and its Council about the serious risks of 5-G technology.

イギリスのMark Steele5Gの危険性に関する事実を伝えるために、主張を行ってきた。
彼は、5G技術の重篤なリスクを、Gatesheadの市民社会と市議会に対して、教育することを試みてきた。

The Gateshead Council approved the installation of new LED street lights, which contain 5-G equipment.
This allows 5-G equipment to be hidden in what people would assume to be harmless city lighting
but these new lights are anything but harmless.

Gateshead市議会は5G装置を含んだLEDの街灯の設置を承認した。
これは、5G装置を秘匿してくことができ、市民は無害な市の照明とみるだろう、もし新しい照明が何かあっても、無害であろうと。

Mark Steele began to speak out about the risks of this 5-G equipment in the Gateshead community where he lives.
The Council objected to his vocal presence and sought to silence him.
Mark Steele
は彼が住んでいるGatesheadの市民社会の中で、5G装置のリスクに関して、演説を始めた。
市議会は彼の遠慮なく言う態度に反対し、彼を黙らせようと考えた。

Then they sought a full gagging order in the Civil Courts to stop any output about 5G from me.
彼らは、私の5Gに関する全ての活動を停止させるべく、民事裁判において「自由な発言の禁止」させようとした。

This was the civil case, which failed.
The Judge demanded that the 5G risk be debated.
これは民事裁判であり、失敗に終わった。
裁判官は、5Gのリスクは議論すべきであると要求した。

4)同じネタが20195月に

https://principia-scientific.org/uks-first-5g-court-case-and-the-people-won/
にあった情報
*************

UKs First 5G Court Case And The People Wo
Published on May 21, 2019
*******************

従って、この裁判がいつ行われたのかは、判然としない。

5)Gatesheadの5G装置付きの街灯

Mark Steele
が投稿したと思われる現地の画像
https://www.youtube.com/watch?v=3I20dzh1jD0

 

 

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C24. 英国5G広告禁止令20201


1)WEBサイトにあった5Gのポスター禁止令の情報

https://smombiegate.org/5g-awareness-poster-banned-in-the-uk/
にあった情報の一部引用
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5G AWARENESS POSTER
 BANNED IN THE UK

08/01/2020
「5Gに自覚を」のポスターが英国で禁止令
2020
18

This 5G awareness poster by Electrosensitivity
UK http://www.es-uk.info/ has been banned by the Ads Council.
It is the second poster on the health impact of wireless banned by the Ads Council despite the hundreds of scientific papers provided to the Ads Council.
英国電磁波過敏症の団体が作成した「5Gに自覚を(意訳すれば、注意せよ)」のポスターは、英国広告管理委員会(とでも訳す組織)によって禁止された。
これは、広告委員会に100篇もの科学的な文献を提出したにも関わらず、広告管理委員会によって禁止された無線通信の健康影響に関するポスターでは2番目のものである。

2)英国広告委員会のサイトにあった禁止令

https://www.asa.org.uk/rulings/electrosensitivity-uk-G19-1029264.html
にあった情報の一部引用
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ASA Ruling on Electrosensitivity-UK
 広告管理委員会は英国電磁波過敏症団体を裁定
08 January 2020

Ad description
広告の記述
A poster for charity Electrosensitivity-UK, seen in July and August 2019, featured a headline which stated
How safe is 5G? above an image of a family of three holding hands as they walked their dog.
The ad featured four quotes from various professionals detailing their comments which opposed the rollout of 5G network technology and listed a range of health effects such as
reduced male fertility, depression, disturbed sleep and headaches, as well as cancer.
英国電磁波過敏症慈善団体のポスターには、20197月から8月に見られ、3人の手をつないで歩く家族と犬の絵の上部に「5Gは安全か」という見出しがつけられている。
広告は、様々な専門家による4点の引用がついている、5G通信網の普及に反対するコメントの詳細と、男性精子の減少・意気消沈・睡眠障害・頭痛・ガンも、と言った健康影響を並べている。

Issue
 課題

Seven complainants challenged whether the ad misleadingly implied that 5G network technology posed a risk to health.
この広告は「5G技術が健康にリスクをもたらす」と誤解させることを含んでいるのではないかという7件の苦情が届いた。

Assessment
 評価

Upheld 苦情申し立てを支持する

The ASA considered that consumers would understand from the ad that there was robust, scientific evidence that demonstrated negative human health effects caused by 5G signals.
The advertiser therefore needed to hold robust evidence to that effect, including, but not limited to, longitudinal studies with human participants.
消費者はこの広告を見て、5G通信によっておこるヒトの陰性(問題のある)の健康影響を示す確定的な科学的論拠があると理解するだろうと、広告委員会は判断した。
よって、広告主は影響に関する確定的な、ヒトを対象とした長期的な研究などを含んだ、しかしそれに限定されない確証を、提示する必要がある。

Action
 処置
The ad must not appear again in the form complained of.
苦情のあった形での広告は2度と出現してははならない。


3)禁止された広告の画像

BEMSJ注;5G rollout is absolutely insane :5Gの普及はまったくもって正気ではない。

 

この広告は内容が不適切であるとして、禁止命令が出た。

 

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C25.「みんなの株式」サイトにあった情報20201月 

 

https://minkabu.jp/news/2563101 にあった情報の一部引用

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コラム:5G関連銘柄暴騰劇の最中、5G携帯のスタート時期と端末持つメリットとリスクは?

達人の予想 著者:藤崎慎也
投稿:2020/01/16 20:33

5Gとは第5世代無線通信システムです。
Gの導入により超高速で大容量の通信が可能になります。
2時間の映画を、わずか3秒でスマートフォンに取り込めるようになります。

電磁波は、周波数が高くなるほど、直進性が強くなり、エネルギも高くなります
そして金属などの障害物に当たると反射する性質があります。
そのために電波等の影になる鉄筋の建物の中には電波が入りにくいです。
そこで電磁波に低周波電波を混ぜる、「加工」がほどこします。
低周波は直進性が弱く、障害物を迂回する性質があります。
こうして異なる性質の電波を混ぜることで、強力なエネルギを持ち、どこでも使用できる5G回線を作っているのです。
BEMSJ注:以上の赤字の電磁波に関する解説は誤りと言える。>


5G
導入の先陣を切るのがソフトバンクで201912月からスタート。
(略)

Gの電磁波の人体への影響
IoT
の基盤技術として期待される5Gですが、極めて電磁波のエネルギが高くアメリカやヨーロッパ諸国では5G導入に懸念の動きがでてきています。
異なる性質を混合させた5G回線は自然界には存在しません。
人体に影響が出始めるのは、無理はありません。

【1】消防士が頭痛、不眠に
アメリカで5G電波等の近くに基地をかまえる消防士たちが頭痛や不眠、記憶障害と意識障害を訴え、その消防士たちは、近くに電波等のない別の基地に異動した途端、すっかり症状が治まりました。
BEMSJ:このjサクラメントの消防士の話は、フェイクニュースであることが判明している。>

【2】子どもに脳腫瘍や白血病のリスク
子どもは成人に比べて2倍以上、携帯電話が発するエネルギが脳に影響を及ぼすという報告があり、脳腫瘍や白血病のリスクが懸念されています。

3】5Gの電波のマイクロ波により人体の制御が可能に
5G
を使った積極的購買技術では、立ち止まって覗き込んだショーウインドウの中の商品が無性に欲しくなってしまいます。
マイクロ波に変調されたELFで感情を制御されてしまうのです。
この技術は当然、政治的にも利用される。ある特殊な変調をマイクロ波に加えると、脳に対してさまざまな影響を与えることが出来るのです。
BEMSJ注:この項は誤りである。かようなことは不可能。どこから持ってきたネタなのであろか?>

【4】ベルギーは「国民はモルモットではない」と5G導入を先送りに。
日本は、5Gのメリットばかり報道し、5G導入に積極的であるため、自身の身は自分で守らなければなりません。

(略)

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C26.英国で5Gと精子への影響という情報

記:2020−2−12

秒利ネットにあった情報の一部引用
https://yukawanet.com/archives/5g202057.html
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5G
の影響で若い男性の精子が減少するかもしれないと懸念
2020/02/07 6:04 PM

現在の携帯電話は4Gという技術が使われておりますが、もうすぐ次の世代である5Gが始まることが既に話題となっております。
高速通信が可能になることにより、今までイライラしていたタイムラグがなくなり、迅速にスピーディーにそして確実にデータのやり取りが可能となるわけですが問題もあるようです。

精子が減る!?
ちょっと気になる情報が話題となっております。
海外メディア「DailyStar」によりますと、5Gが若い男性の生殖システムに有害な問題を発生させる可能性があると懸念しているようです。
具体的には、精子が減少するのではないかということです。


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元ネタは以下のサイトにあった。
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/fears-uks-new-5g-network-21415777

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Fears UK's new 5G network could 'lower sperm counts and sterilize young men'
英国の新しい5G通信網は「精子の減少と若い男性の不妊症」の懸念

A letter presented to Downing Street last week urged Prime Minister Boris Johnson to open an inquiry into "establishing the true impact of wireless communication systems on the health of the UK population".
無線通信システムの英国住民の健康への真の影響を確立させるために、調査を緊急的に開始すべきという要望書が英国ジョンソン首相の官邸に届けられた。

"We are extremely concerned by the vulnerability of our young and very young people to the harmful effects of pulsed RF radiation," read the letter which was handed over along with two petitions, one of which was signed by 268 physicians and scientists.
我々は、パルス性無線周波数電磁界の危険な効果に対する若い・非常に若い人の弱さをかなり気にしている。2つの請願として持ち込んだ手紙を読んで欲しい、その一つは268人の医師と科学者がサインしたものである。

Dr Chris Newton and other anti-5G protesters presenting two petitions to No. 10 Downing Street

Chris Newton
医師とその他の5G反対者は2件の請願をダウニング街10番地の首相官邸に提示した。
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BEMSJ
注:何か、5Gの無線周波数曝露で、精子への影響が確認されたという研究論文でも刊行されたのかと思いましたが、5Gに不安を感じ、反対している人が、英国首相に「きちんとした研究を行え」という要望書を提出したというニュースの様です。

詳細は、それぞれのサイトをアクセスしてください。

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C27.中日新聞20201月の記事にあった市民運動の動き

記:2020−2−24

以下の記事が中日新聞に掲載、その一部を引用

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5G、電波の健康被害は大丈夫? 導入中止の申し入れも 
2020/1/28
朝刊

携帯電話の新たな通信サービス「第五世代移動通信システム(5G)」を巡り、市民団体が今春からの導入を中止するよう政府に申し入れた。
「5Gで用いる電波の安全性が十分確認できていない」という訴えだが、首相が先頭に立って5Gの推進に旗を振る中、政府は耳を貸す様子を見せていない。

申し入れをしたのは、市民団体「いのち環境ネットワーク」(札幌市)のメンバーら約三十人。
東京・永田町の参院議員会館で総務省や内閣府の職員らと面会した。

問題視したのは、5Gで使われ始める高い周波数帯の電波。
大容量の高速通信を可能にする特徴がある一方、団体側は、健康影響があると懸念する海外の研究事例などを挙げ、「エネルギが強く、皮膚がんや失明などの増加、生態系へのダメージが指摘されている」「5Gの中止や健康被害の周知、環境と健康を守る基準の設定を求める」と申し入れた。


団体の代表で環境ジャーナリストの加藤やすこさんは、総務省の職員らに対して「安全性が確認されていないのに導入しようとするのか」と疑問を呈した。

今回の申し入れは、各国の団体と連携した運動の一環だった。
米国の研究者が2018年末に5G廃止を求めるアピール文を公表すると、19万筆の署名が集まったため、今月25日前後に約30カ国の政府に働きかける運びになったという。

こうした懸念とは裏腹に、日本政府は5G導入のメリットを強調してきた。
総務省の資料には、日本の携帯電話の通信サービスは1980年代の「第1世代(1G)」から始まり、現在の第4世代(4G)では最大通信速度が当初の十万倍となったが、5Gは「現在より百倍速い」「2時間の映画を3秒でダウンロード」と記されている。
(略)

そこでは、健康への影響については基本的に問題ないとの立場だ。

今回、申し入れ書を受け取った総務省電波環境課の渡辺修宏課長補佐は「国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)のガイドラインに準拠した『電波防護指針』を策定し、電波塔や携帯電話端末から出る電波が悪影響を及ぼさないよう、規制をかけている」「人体に悪影響が生じることはない」と回答した。

これに対し、前出の加藤さんは「5Gの推進も規制も総務省が担っている。きちんとした規制ができるのか。かつて経産省が原発の推進と規制の両方を担当したのと同じ構図になっている」と疑問を投げかける。
(略)
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D1.ドイツの見解2019


以下は電磁界情報センタのサイトにあった情報
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ドイツ連邦放射線防護局(BfS)が第5世代携帯電話(5G)の慎重な拡張を推奨
2019.3.25
掲載

ドイツ連邦放射線防護局(BfS)は2019320日付で、より高速なデータ伝送を可能にする第5世代携帯電話(5G)向けの周波数帯域の競売に際し、電波防護に留意するよう推奨しています。

5G
は第一段階として、携帯電話に既に使用されている周波数帯域の電波が使われることになります。
この周波数帯域の電波の人体への影響については十分に研究されており、現行の曝露限度値以下では健康影響は認められていません。

今後数年以内に、5Gはより高い周波数帯域が使われることになり、その影響は十分には研究されていません。

このためBfSは、5Gの慎重な拡張を助言すると共に、この新たな周波数帯域のインパクトについて更なる研究を実施する予定です。
5Gの拡張に伴い、必要とされる通信タワーはより多く、送信電力はより低くなります。
このため、5Gの拡張にあたっては、人体の電波曝露量が増加するのかどうかを調査しなければなりません。

BfS
は、この新たな周波数帯域によって生じるかも知れない影響をより詳細に調査する予定です。
BfS
は、5Gの導入以降も、日常生活における最大の曝露発生源は自身の携帯電話であると考えられることから、携帯電話からの曝露を最小限にするため、誰でもできる以下のことを推奨しています。
・携帯電話の代わりに固定電話を使用すること。
・携帯電話を使用する場合、イヤホンマイク(ヘッドセット)を使用すること。これは、電波は携帯電話からの距離と共に急激に弱くなるためです。
・携帯電話の購入時には比吸収率(SAR)値に注意を払うこと。SARは、通話時に人体に吸収されるエネルギを表します。SAR値の一覧表は、BfSのウェブサイトで確認できます。

この声明の原文(ドイツ語)は、以下のURLで確認することができます。
http://www.bfs.de/SharedDocs/Stellungnahmen/BfS/DE/2019/0320-5G.html

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この見解で注目すべきは「5Gの拡張に伴い、必要とされる通信タワーはより多く、送信電力はより低くなります。」です。


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D2.オーストリアの見解20193


以下は電磁界情報センタのサイトにあった情報
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オーストラリア放射線防護・原子力安全庁(ARPANSA)が第5世代携帯電話(5G)ネットワークと健康についての声明を発出
2019.3.25
掲載

オーストラリア放射線防護・原子力安全庁(ARPANSA)は2019320日付で、第5世代携帯電話(5G)ネットワークについて、「5Gの安全基準、健康影響の証拠についての我々の理解、更なる研究の必要性は変わっていません」との声明を発出しました。

ARPANSA
は、携帯電話から発せられるものを含む電波への曝露を制限する安全基準を制定しており、その曝露限度値は、人体への有害性が生じ得るレベルよりも十分に低く設定されています。

5G
ネットワークで用いられる周波数も、この安全基準に含まれています。
オーストラリアでは、電波を発する5G設備及びデバイスはオーストラリア通信・メディア監督局(ACMA)によって規制されていますが、電波放射レベルはARPANSAの安全基準に適合することが求められています。

 

この声明は、ARPANSAの安全基準の限度値以下の曝露レベルでは、「集団または個々人への非常に低い電波曝露によって健康に悪影響が生じるということを支持する科学的証拠は確立されていない」というのが、ARPANSAならびに世界保健機関(WHO)や国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)等の国際機関の評価である、としています。

ARPANSA
の評価・助言部門の副部長で、電波の人体影響の専門家であるKen Karipidis博士は次のように説明しています。
5Gは携帯電話及びその他のワイヤレスネットワーク上のデバイスに、より広範な周波数での接続を提供するものです。当初は、現行の携帯電話ネットワークの周波数帯域を用い、その後、より高い周波数帯域に移行します。この周波数帯域では、人体組織への電波の吸収深度は浅くなります。その結果、大半のエネルギは皮膚に吸収され、そこでの加熱が主な影響となります。5Gのより高い周波数帯域におけるARPANSAの安全基準の曝露限度値は、皮膚表面や眼部の過剰な加熱を予防するために制定されています。今日、私たちの社会では、例えば空港のセキュリティ装置、警察のスピード違反取締レーダ、リモートセンシング、医療分野において、様々なデバイスやアプリケーションで、より高い周波数帯域が利用されています。ARPANSAは、更なる研究が必要な知識の欠如があることを認識しており、6GHzを超える周波数帯域についての研究といった、更なる研究が必要な分野に対する勧告を発出しています。知識の欠如はあるものの、ARPANSAの安全基準の曝露限度値以下では、電波曝露による健康影響は予想されていません。ARPANSAは、オーストラリア国民に向けた助言を提示するため、5G及びその他の新規技術についての入手可能な研究のレビューを継続します。」

この声明の原文は、以下のURLで確認することができます。
https://www.arpansa.gov.au/news/5g-new-generation-mobile-phone-network-and-health
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D3.オーストラリアの見解20196


以下は電磁界情報センタのサイトにあった情報です。
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オーストラリア放射線防護・原子力
安全庁ARPANSA)が5Gネットワークについての誤報に対する声明を発出
2019.6.4
掲載

オーストラリア放射線防護・原子力
安全庁(ARPANSA)は201963付で、「オーストラリア5Gネットワークについての誤報」と題する声明を発出しました。

この声明の要点は以下の通りです。
ARPANSAは、オーストラリアで計画されている第5世代(5G)モバイルネットワークの導入
よって生じるかも知れないインパクトについて、多数の誤報が地域社会に広まっていることを認識しています。
一部の主張とは対照的に、5Gネットワークが利用している電波からの確立された健康影響はありません。
このネットワークは現在、既存の第4世代(4G)ネットワークで利用されているものと同じ電波で動作しており、今後はより高い
周波数の電波を利用します。
周波数がより高いということは、曝露がより高い、またはより強いということを意味しないという点に留意することが重要です。

より高い周波数の電波は既に、空港の保安検査装置、警察のスピード取締用レーダーガン、医療分野のリモートセンサで利用されており、これらの用途は徹底的に検査され、ヒトの健康に悪いインパクトを及ぼさないことがわかっています。
(中略)

我々は、5G反対運動からの主張に注意するよう、皆さんに強く求めます。
そうした運動は、地域社会に根拠のない不安や懸念を生じています。
我々は、我々の役割である5Gまたは電波全般の健康影響について、ますます多くの誤報を目
にしています。」

この声明の原文は、以下のURLで確認することができます。
https://www.arpansa.gov.au/news/misinformation-about-australias-5g-network

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D4.フランスの見解2019


1)以下は電磁界情報センタのサイトにあった情報

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フランス国家周波数庁(ANFR)が5G電波への公衆曝露についての文書の改定草案に対する意見聴取を開始

2019.9.10掲載

フランス国家周波数庁(ANFR)は201993日、3.6GHz帯を用いた第5世代移動通信システム(5G)の特徴を考慮した公衆曝露についての文書の改定草案に対する意見聴取を開始しました。
意見提出期限は925日です。

フランスでは現在、まず3.6GHz、次いで既存の第2・第3・第4世代(2G3G4G)用の周波数帯(1.8 GHz2 GHz2.6 GHz)、最後に26GHz帯の3段階で、5Gの展開が計画されています。

曝露の観点からは、既存の周波数帯を用いる第2段階では、現行の規則をそのまま適用できます。
他方、
3.6GHz及び26GHzについては、曝露の特徴が異なるため、文書の改定が必要となります

今回の意見聴取は、3.6GHz帯を用いた5Gの特徴を考慮した、以下の3つの文書の改定草案に対するものであり、26GHz帯は対象としていません。
・認証を受けた試験機関での測定の再現性を担保する測定プロトコル
・新たな送信設備の導入のために移動通信事業者が実施するコンピュータ・シミュレーション結果の比較のための枠組みを提示するガイドライン
・無線局の設置についての実用的な規則をまとめ、曝露レベルが限度値を超えるかも知れないアンテナの近傍領域に公衆が立ち入らないことを担保する安全境界を定義する技術的ガイド

改定草案の原文(仏語)、ならびに詳細情報は、以下のURLで確認できます。
https://www.anfr.fr/consultation-publique-5G/ (https://www.anfr.fr/consultationpublique-5G/)

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2)おなじく電磁界情報センタのサイトにあったフランスの見解です。

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フランス国立食品環境労働衛生安全庁
ANSES)が5Gの健康リスク評価を開始
2020.1.28
掲載

フランス国立食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は2020126日付で、第5世代(5G)通信技術に関連した潜在的な健康リスク評価を目的とする専門家による検討を開始したと発表しました。
同日付の報道発表では、次のように述べられています。
「第5世代(5G)通信技術の展開は、新たな社会基盤に基づく革新的サービスを約束するものです。
この技術の進展により、人々の曝露の様相が変化するので、測定及び評価方法を適応させる必要があります。

フランスでは今年の末までに計画されている5G展開の一環として、ANSESは、この技術への人々の曝露に関連した健康リスク評価を目的とした専門家による検討を実施しました。
この目的を達成するため、ANSESは、関連する曝露レベルを特徴付け、健康影響を評価する上で、この技術及び設備についてのデータの取得の必要性を強調します。

5G
の展開、ならびに政府が20187月に発表した国家的ロードマップの一環として、ANSESは、この技術から生じる電磁界への人々の曝露を鑑定し、あるかも知れない関連する健康リスクを評価するため、保健、環境及び経済を担当する各省から連絡を受けました。

この文脈において、ANSESは専門家による検討の基礎となる予備的報告書を発行します。
その結果は2021年の第1四半期に利用可能となる予定です。
これは特に、入手可能な科学的研究の目録となり、リスク評価の主な領域を特定するものです。

5G技術:調査対象の新たな周波数帯域
5G
技術の展開は、健康、メディア、運輸、将来の産業といった多くの分野における革新的サービスの開発を目的としています。
これは、より広範なワイヤレスサービスを提供し、コネクテッド・デバイスの開発を奨励するため、質と速度の面でのモバイルデータ転送容量の増大に依存しています。

フランスでは、最初の第5世代は2020年末までに開始予定です。
新たな2つの周波数帯域に加えて、既存世代のモバイル技術(2G3G4G)に既に用いられている周波数が用いられます。
当初は、多くの地域での5Gモバイル通信に3.5 GHz帯域が用いられます。
その後数年で、限定的な領域内でのコネクテッド・デバイスまたはモバイル通信用に26 GHz帯域が用いられます。

・リスク評価に必須の曝露データ
ANSES
は、国家周波数庁(ANFR)と協力して、人々の曝露シナリオを定義し、あるかも知れない健康へのインパクトを評価できるようにするため、関係する製造者からできるだけ多くの技術情報を収集することが必要であると強調します。

モバイル事業者は既に、新たな社会基盤の機能を検証するため、フランスの複数の都市で予備的実験を実施しています。
ANFR
は、公衆の電波曝露を制御する任務の一環として、3.5 GHz帯域における曝露測定の試験を2018年末から実施しています。
これらの測定は、ANSESによる評価で考慮されるデータソースの一部を構成するものとなります。

・特定された2つの専門領域
ANSES
は、3.5 GHz及び26 GHz5G周波数帯域に対応する、2つのリスク評価領域を特定しています。
これらの周波数帯域では曝露の様相が異なります。

ANSES
は、3.5 GHz前後の周波数への曝露に関連した潜在的な生物学的影響及び健康影響についての科学的データが欠如していることを強調します。
そのため専門家は、これに近い周波数(0.82.45 GHz)を用いる各種の既存の通信技術(3G4GWi-Fi、等)の健康へのインパクトについてのANSESの従来の報告書の結果を外挿できるかどうかを評価します。

より高い周波数(2060 GHz)については、文献から入手可能なデータはより多いので、専門家はこれらを分析し、26GHz帯域での曝露に関連して生じるかも知れない健康へのインパクトを評価します。
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D5.アイルランドの対応2019


以下は電磁界情報センタのサイトにあった情報
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アイルランド環境保護局が5Gに関するウェブサイトを開設
2019.12.5
掲載

アイルランド環境保護局(EPA)は、第5世代(5G)移動通信システムに関連するウェブサイトを開設しました。
この中で、「5Gと健康」に関するページでは、以下のように述べられています。

「電磁界のヒトへの影響は、重要な研究の対象になってきました。これには、第5世代(5G)移動通信及びその他のアプリケーションに利用・想定されている無線周波(RF)が含まれます。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)の一般公衆に対するガイドラインよりも低いレベルでは、健康影響は証明されておらず、5Gの利用による公衆衛生への影響はないと考えられています。

但し、身体に接する携帯電話端末から受けるような、あるいは、特定の労働環境で一部の作業者が経験するような、比較的高いレベルでのRF曝露に関しては、若干の不確かさが残されています。
このため、世界保健機関(WHO)の専門機関である国際がん研究機関(IARC)は2011年、主に携帯電話の長期間のヘビーユーズについての研究に基づき、RFを『ヒトに対して発がん性があるかも知れない(グループ2B)』に分類しました。
WHO
は、新たな科学的証拠を監視するため、国際電磁界プロジェクトを実行しています。

環境保護局はこのプロジェクトに貢献しており、5G及びその他の技術からの電波が安全であることを担保するため、日常環境における電磁界レベルの監視を実施します。
WHO
との協力は、新たな科学的証拠が現れた場合、または、仮に私たちの日常環境中の電磁界レベルに変化が見られた場合にも、我々の助言が依然として最新であることを担保するため、査読済みの科学文献を監視する助けになります。」

このウェブサイトの内容は、以下のURLでご覧になれます。
http://www.epa.ie/radiation/emf/whatisemf/rf/newrftechnologies-5g/

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D6.ニュージーランドの見解2019


以下は電磁界情報センタのサイトにあった情報です。

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ニュージーランド首相府が5Gに関する文書を発表
2019.12.20
掲載

ニュージーランド首相府の主席科学補佐官は20191216日付で、「ニュージーランドにおける5G(第5世代移動通信)」と題する文書を発表しました。

この文書は、5Gネットワークの導入によって得られる潜在的便益、一部の人々が5Gを懸念する理由、環境へのリスクの有無、第4世代移動通信(4G)と5Gとの技術的相違点、等についてまとめています。

この中で、健康影響については以下のように述べています。
「現在入手可能な科学的証拠によれば、電波によってヒトの健康または環境衛生に悪影響が生じる可能性はほとんどありません。但し、電波とがんとの関連を完全に排除することはできません。これが、曝露基準が非常にプレコーション的である(precautionary:念のために低くしている)理由です。
ニュージーランドは、曝露のリスクのモニタを継続し、曝露が国際的な安全基準の範囲内であることを担保するとともに、新たな研究の詳細な監視を続ける必要があります。
電波が頭痛や集中困難、睡眠障害といった健康へのインパクトを生じるかも知れないと懸念する人々がいます。短期的研究でも長期的研究でも、これらの、またはその他の健康影響についての決定的な証拠は示されていません。
オーストラリア政府は、こうした懸念に対処するため、個人レベルでの曝露低減方法についてのヒント集を発行しています。その中には、携帯電話での通話の際にスピーカーモードを使用する、ワイヤレスデバイスの使用時間を減らす、等があります。」

ニュージーランドの基準は潜在的曝露を制限しており、特に新しい基地局を設置する際に、基地局の近くではこの制限値を超えないことをチェックすることが重要です。
そのため環境省は、新たな鉄塔やアンテナを設置する、建物にアンテナを取り付ける、既存の構造物に小型の基地局を追加するといった活動をカバーする、追加的な基準を制定しています。

これにより、全ての場所での潜在的曝露が、安全制限値を大幅に下回ることが担保されています。」


この文書の全文は、以下のウェブサイトから入手可能です。
https://www.pmcsa.ac.nz/our-projects/hot-topics/5g-in-aotearoa-new-zealand/

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D7.英国イングランド公衆衛生局の見解


以下の情報が、電磁界情報センタのサイトにありました。

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英イングランド公衆衛生局(PHE)が5Gについてのガイダンス文書を発表
2020.2.6
掲載

英国のイングランド公衆衛生局(PHE)は、「5G(訳注:第5世代移動通信)技術:電波と健康」と題するガイダンス文書を発表しました。
この文書の内容は以下の通りです。

------------------------------
移動通信技術は数世代にわたって発展しており、今では多くの2G3G及び4G基地局が環境中に設置され、携帯電話及びその他のデバイスのユーザにサービスを提供しています。

公衆曝露
ネットワークが最初に導入されて以来、過去数十年間にわたり、より小さな地理的領域にサービスを個別に提供すると共に、放射電力を低減する、より小型の送信設備の数が増加する一般的な傾向があります。
この背景に対し、多くの測定が実施され、一般公衆の電波曝露は国際的な健康関連のガイドラインのレベルに十分収まっていることを示し続けています。

これらのガイドラインは、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)のガイドラインに由来し、英国及び欧州レベルでの保健防護政策を支えています。
5G
デバイス及びネットワークの導入に関連して、この技術は初期段階にあり、移動通信技術の最新の進化を反映しています。

ICNIRP
ガイドラインに基づく現在の技術規格は、開発されるこれらの製品に適用されます。
英国のネットワーク事業者は既に、ICNIRPガイドラインに準拠することに専心しています。

5G周波数
伝送される情報量の増加に伴い、より多くの周波数が利用可能になりつつあります。
また、5Gでの将来の利用が検討されている最も高い周波数は、現行のネットワーク技術で利用されている周波数よりも約10倍高く、数十GHzに達します。

その利用は新しいものではなく、二地点間マイクロ波リンク、及びその他の長年にわたって環境中に存在する幾つかのタイプの送信設備に利用されています。
ICNIRP
ガイドラインは、5G用に提案されている最も高い周波数(数十GHz)よりも遥かに高い300 GHzまで適用されます。

調査研究
電波曝露は新しいものではなく、このトピックについての健康関連の研究は数十年間にわたって実施されています。
特に2000年以降、急激に増加したワイヤレス技術についての懸念に対処した各国の及び国際的な研究プログラムを通じて、大量の新たな科学的証拠が得られています。

最近の調査研究は主に、現在の通信技術と、それが利用する数GHzまでの周波数の無線信号への曝露に焦点を当てています。
より高い周波数については少数の研究しか実施されていませんが、より高い周波数での電波と身体組織との相互作用を司る生物物理学的メカニズムは十分に理解されており、それが現行のICNIRPの制限値の根拠となっています。

より高い周波数を利用することにおける主な変化は、電波の身体組織への浸透深度がより浅いこと、ならびに、電波のエネルギの吸収とその結果生じる加熱が、身体の表面により集中するようになることです。


まとめ
既存のネットワーク、または新たな領域に5Gが追加される場合、電波曝露が全体として僅かに増加するかも知れないという可能性があります。
但し、曝露は全体としてガイドラインよりも低いままであると予想されるので、公衆衛生に対する結果は何ら生じません。

PHE
は、5G及びその他の無線技術に適用可能な証拠のモニタリング、ならびに必要とされる助言の更新に専心しています。

------------------------------
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D8.アメリカFDAの見解2020


1)以下の情報は電磁界情報センタのサイトにあったもの、「5G」に関する箇所を抜粋して引用


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米国食品医薬品局(FDA)が「携帯電話」に関するウェブサイトを更新
2020.2.12
掲載

米国食品医薬品局(FDA)は2020210日付で、「携帯電話」に関するウェブサイトを更新しました。
FDA
は、携帯電話についての規制責任を連邦通信委員会(FCC)と共有しています。法律に基づき、FDAは特に以下について責任を負っています。


JEICによる解説]
FDA
は、上述の「携帯電話の安全性についての科学的証拠」のページに掲載した「無線周波放射とがんに関する20082018年に公表された文献のレビュー」と題する報告書で、次のように結論付けています。

「本報告書で詳述した研究に基づけば、無線周波放射へのばく露と腫瘍形成[tumorigenesis]との因果関係を支持する証拠は不十分です。
明確な量‐反応関係、一貫した知見または特異性、もっともらしい生物学的メカニズムがありません。」


また、同じページで、「5G(第5世代移動通信)に対する新たな意味合いはありません」として、次のように述べています。

FDAはとりわけ、携帯電話及びその他の電波を発する電子機器を一般人が安全に使用できるようにすることに責任を負っています。これには、米国民が広く利用できるようになっている、5G携帯電話等の電波を発する新たな電子機器の健康リスク(もしあるとして)を理解することが含まれます。

5G
の仕様の多くは未だ不明確ですが、
5G携帯電話はFCCの現行のばく露ガイドライン(300 kHz-100 GHz)がカバーする周波数を利用しており、また、これまでの科学的証拠全体に基づいて得られた結論はこれらの周波数をカバーしていることが知られています。
FDAは、5Gの潜在的インパクトに関する科学的情報が入手できるようになり次第、そのモニタを継続します。」

*****************************

 

2)同じような内容が、アスキーのサイトにも


https://ascii.jp/elem/000/004/002/4002735/にあった内容
****************************
5G携帯でがん」に現段階でエビデンスなし、FDAが見解

20200213 0757分更新
記事提供:MIT Technology Review

米国食品医薬品局(FDA)が新しく発表した報告書によれば、携帯電話とがんの発生を結び付ける証拠は見つからなかったものの、今後も研究を継続する必要があるとしている。
報告書は、2008年から20198月までに実施された125件の動物実験と75件の人間を対象とした研究について述べている。

要約するとFDAは、高周波照射(RFR)と腫瘍またはがんとを結びつける「一貫したパターンはない」と述べている。
報告書に記された動物実験を用いた研究の重大な問題点は、動物に人間が実際に携帯電話を利用しているのと同じようにさせることはできないということだ。
動物実験では、多くの場合、通常人間が携帯電話を使用している時よりもはるかに高レベルの電磁波をネズミの全身に照射する。
また人間を対象とした研究も、家族からのアンケート調査や観察データのみに依存しているという欠点がある。

4Gよりもはるかに高い周波数を利用する5Gは、腫瘍やがんを引き起こす恐れがあるとして、カリフォルニア州や欧州連合(EU)全体で抗議活動が活発化してきている。
FDA
は今回の報告書に添えた注記で、世界が5Gに向かって動いている中、携帯電話の健康への影響を理解することが重要であると述べている。

5G
は、300キロヘルツから100ギガヘルツであれば人間が電磁波に曝されても安全であるとする米国連邦通信委員会(FCC)が定めた被曝ガイドラインの範囲内にある(現在5Gは、25.250ギガヘルツから100ギガヘルツ未満に範囲を拡げている)。


FCC5Gの安全性を繰り返し強調しており、今回の報告書は、「既存の疫学的証拠は、携帯電話の電磁波に何らかのリスクがあるとしても、疾患の自然発生率と既知の制御可能なリスク要因の両方と比較して著しく低いことを示している 」と是認している。

とはいえ、FDAは研究者に対し、携帯電話の人体への影響、特に腫瘍を形成しやすい素因について引き続き研究するよう促している。
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E1. 10GHzを超える高周波電磁界の健康影響に関する研究論文の状況 


この項は別ページにある情報の一部転記です。
関心のある方は、 こちらへ

PubMedで検索、GHz, cm-wave, mm-wave等で検索し、関連しそうな論文のAbstractを入手。
それらを仮訳した。
1の目的としては10GHz-30GHzcm-Waveの文献が望ましいが以外に少ない。
多くの研究では、古い時代には2.45GHzが電子レンジからのマイクロ波漏洩事件をきっかけにして世界的にマイクロ波の健康影響の研究がおこなわれ、最近では携帯電話の電波の周波数を対象に研究が行われているが、これらは全て10GHz以下である。

一覧

文献

研究者

対象

周波数(GHz)

曝露強度

結果

Vijayalaxmi

2006

細胞

2.45

510mW /cm2

染色体異常なし

Vijayalaxmi

2006

細胞

8.2

510mW/cm2

染色体異常なし

de Lorge

1980

ラット

1.28

15mW/cm2

ラットの行動に影響あり

de Lorge

1980

ラット

5.62

26mW/cm2

ラットの行動に影響なし

27

De Lorge

1984

1.35.8

閾値を検定

行動変化は1.3GHzでは57mW/cm2以上で、5.8GHzでは140mW/cm2以上で発生

牛尾剛ら

1999

数値解析

0.7-6

5mW/cm2

目のSAR1.9GHzで最大。

SARは1.8W/kg(速報)

3A

Hirata

2000

同上

同上

同上

同上の研究

D'Andrea

1994

5.62

46W/kg

行動に変化あり

D'Andrea

1994

5.62

2W/kg

行動に差異なし

Natarajan

2000

細胞

8.2

10.8W/kg

細胞の機能に影響あり

Frei

1989

ラット

9.3

3060mW/cm2

体温調節機能に影響あり

26

Frei

1990

ラット

5.6

14W/kg

温度上昇。EH偏波面で差異が発生

Alekseev

2005

ヒト

42.25

208mW/cm2

皮膚温度上昇あり

Alekseev

2003

ヒト

42.25

出力:52mW

熱の解析結果と一致する温度上昇

Walters

2004

ヒト

94

175mW/cm2

血流を押さえると局部体温上昇あり

10

Nelson

2003

鼠、猿、ヒト

94

 

 

熱解析と一致する温度上昇

11

Foster

2003

霊長類

3594

2-7W/cm2

熱解析と一致する温度上昇

12

Walters

2000

ヒト

94

1800mW/cm2

局部的な温度上昇を感知

13

Mason

2001

ラット

94

33mW/cm2

皮膚癌の発癌性なし、促進もなし

14

Danilenko

1995

ヒト

54-78

 

医療目的に研究中

15

Danilenko

1997

ヒト

30以上

 

ミリ波は治療に効果あり

17

Ryan

2000

 

30以上

 

ミリ波の研究のレビュー

19

Morrissey

1999

マウス

1.6

 

曝露基準の30倍以上で影響

20

Jauchen

2000

ラット

110同時

12W/s

単独に比べて複合でも特異性なし

24

Jauchen

1984

ラット

5.6

60mW/cm2

心拍数変化、半分の曝露強度では変化がない

21

Cleary

1982

赤血球

8.110.4

2090W/kg

Kイオンの流出、

22

バテライ

1987

マウス

9.05

10mW/cm2

NK細胞減少 

23

ジェンジュ

1984

ラット

6

10mW/cm2

胎児成長遅れ 

25

Akoev

1994

マウス

8-18

5μW/cm2

γ線での致死軽減 ホルミシス効果

28

Xia

2011

ラット

35

0.5-7.5W/cm2

EEGに変化。熱効果

29

Quement

2011

細胞

60.4

1.8mW/cm2

42.4W/kg

遺伝子発現に変化

30

Karaca

2011

細胞

10.7

0.725W/kg

遺伝子発現に変化

31

Li

2010

細胞

3040

4mW/cm2

アポトーシスに影響

32

Logami

2011

細胞

42.2

38mW/cm2

細胞機能に影響

33

Torgomyan

2011

大腸菌

70.673

0.06mW/cm2

大腸菌の共振周波数。成長に影響

34

Garaj-Vrhovac

1992

細胞

7.7

0.51030mW/cm2

染色体に異常、0.5では有意ではない増加。1030mWでは影響あり

35

Riu

1997

 

 

 

10GHz以上のマイクロ波になれば、人体の表面の温度上昇が、電磁波検知の決め手になる

36

Kues

1999

ウサギ

60GHz

10mW/cm2

ウサギの眼に照射 影響なし

37

Cara

1999

細胞

10.4GHz

1.1kW/kg

1.7kW/kg

強制冷却。電磁波の響あり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文献1618は環境電磁界の強度の測定を行った研究

BEMSJ注:94GHzでの研究が多いのは、アメリカ軍が開発中の電波兵器との関連?

 

10GHzから50GHzの周波数帯での研究は少ないと言える。

 

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E2.要研究のテーマ 皮膚での吸収

 

1)5G(第5世代移動通信システム)リスク情報室 にあった情報の一部 引用
https://www.goojii.info/
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皮膚での浅深度吸収の影響評価に疑問を呈する論文があること

これは、日本の5Gにおいて用いられるミリ波帯の周波数では直接問題になることではない可能性もありますが、それより大きいサブテラヘルツ(THz)帯(数十GHzから数百GHz)で示された、興味深い論文での結論を紹介しておきます。
BEMS注:実用化される5G28GHzという周波数では問題ないかもしれないが、将来的にさらに周波数が高くなると、大きな問題になるかもしれない。>

1)で述べた皮膚の浅い部分でのエネルギ吸収について、これまでの影響評価では、皮膚をあたかも「水で満たされたスポンジ層」のようにみなして、いろいろな条件を設定しモデルに基づいての計算などが行われてきたわけですが、以下の論文は「皮膚はそんな単純なものではない」ということを端的に示した研究だと言えるかもしれません。

【論文】Yuri Feldman(ヘブライ大学応用物理)ほか
The human skin as a sub-THz receiver Does 5G pose a danger to it or not?
Environmental Research Volume 163, May 2018
The Modeling of the Absorbance of Sub-THz Radiation by Human Skin
IEEE Trans. THz Sci.Tech. (Paris) 7(5), 521
528 (2017).

この論文では、皮膚の表皮に存在する汗管の存在に注目し、それがサブTHz領域の電波が浸透して来る場合に、その構造上の特性から(汗ダクトの部分がヘリカル(螺旋)アンテナのようなコイル状の形をしていて、その直径、ピッチ、高さが、サブTHz領域の電波を効率よく受信するに大きさになっているので)サブTHz領域の電波への高い吸収率(SAR)を示すことを、モデル計算と照射実験による実測とを比較しながら明らかにています。

吸収される電波によって加熱の度合いが大きくなれば、汗が妙な感じで多く出るようになり(「外気が熱くもないのに、汗だけがやたら出る」といった感じでしょうか)、その人に身体的・精神的ストレスをもたらすことは十分考えられることです。

今後、皮膚の構造上特性をふまえて、血流を含めた温度調節はもとより、免疫を含めた防御システムとしての機能などが、高い周波数の電波の曝露によって、どう影響を受けるのか受けないのか、という研究に、大いに注目していかねばならないような気がします。

2)イスラエルの研究の原著

掲載誌:Environ Res. 2018 May; 163:208-216
タイトル:The human skin as a sub-THz receiver - Does 5G pose a danger to it or not?
研究者:Betzalel N, Ben Ishai P, Feldman Y.

Abstract
In the interaction of microwave radiation and human beings, the skin is traditionally considered as just an absorbing sponge stratum filled with water.
In previous works, we showed that this view is flawed when we demonstrated that the coiled portion of the sweat duct in upper skin layer is regarded as a helical antenna in the sub-THz band.
Experimentally we showed that the reflectance of the human skin in the sub-THz region depends on the intensity of perspiration, i.e. sweat duct's conductivity, and correlates with levels of human stress (physical, mental and emotional).

Later on, we detected circular dichroism in the reflectance from the skin, a signature of the axial mode of a helical antenna.
The full ramifications of what these findings represent in the human condition are still unclear.
We also revealed correlation of electrocardiography (ECG) parameters to the sub-THz reflection coefficient of human skin.
In a recent work, we developed a unique simulation tool of human skin, taking into account the skin multilayer structure together with the helical segment of the sweat duct embedded in it.

The presence of the sweat duct led to a high specific absorption rate (SAR) of the skin in extremely high frequency band.
In this paper, we summarize the physical evidence for this phenomenon and consider its implication for the future exploitation of the electromagnetic spectrum by wireless communication.

Starting from July 2016 the US Federal Communications Commission (FCC) has adopted new rules for wireless broadband operations above 24 GHz (5 G).
This trend of exploitation is predicted to expand to higher frequencies in the sub-THz region.

One must consider the implications of human immersion in the electromagnetic noise, caused by devices working at the very same frequencies as those, to which the sweat duct (as a helical antenna) is most attuned.

We are raising a warning flag against the unrestricted use of sub-THz technologies for communication, before the possible consequences for public health are explored.
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難解なので、和訳は割愛。

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E3. 総務省5G健康影響の研究開始 2017年度報告書から

 

以下の報告書にある様に、5Gで使用される28GHz帯の電波の健康影響に関する研究が始まっている。

平成29年度研究報告書「準ミリ波・ミリ波曝露時の生体作用の調査」
平成30年3月
総務省    にあった情報の一部引用

$1:久留米大学 受託分

要旨
本研究は、2020年に導入が検討されている次世代通信方式“第5世代移動通信サービス(5G)”で使用される準ミリ波・ミリ波帯域の超高周波数電波が局所曝露された場合の、人体における生体影響について調査することを目的としている。

局所曝露時の温度変化(皮膚表面温度、深部体温)、皮膚血流変化をはじめとする複数の生理学的指標(生体反応)を同時に測定し、それぞれの用量反応関係を明らかとすることを目指す。
加えて、各指標間の差異・相関についても調査し、準ミリ波・ミリ波帯電波の局所曝露が人体に及ぼす影響について、複合的に捉えることを目指す。

初年度である本年(平成29 年度)は、実験環境及び実験システムの構築を主とし、電波以外の物理刺激(温熱刺激)を用いた人体(被験者)テストを実施した。
結果、対象としている生体反応の同時取得に成功し、構築した実験システムの正当性を確認した。
これらの結果をもとに、次年度以降に実施を予定している実験について、実験プロトコル及び対象とする生体反応について検討した。

本研究は、全4カ年での実施を計画している。

初年度である本年(平成29年度)は実験環境の構築、対象とする生理学的指標の検討、及び倫理審査に関する作業を主な目的とし、以下の計画を実施した。

 

3.2. 測定システムの構築
今回は電波局所曝露時の人体における様々な生体反応を測定する。
とりわけ、ガイドライン改訂の際に重要視されることが予想される『皮膚表面温度』、『深部体温』は必須項目とする。その他にも『皮膚血流』『心電』『指尖脈波』『発汗』『熱感』『ストレスマーカー(アミラーゼ)』も併せて測定する。
これらの生体反応の測定には、後述する『生体信号マルチ測定システム』を用いる。

5.
まとめ
初年度である本年度(平成29年度)は実験環境の構築・対象とする生理学的指標の検討、倫理審査に関する作業及び測定テストを主な目的とした。
結果、各種生理学的指標の測定方法を確立し、測定室内環境を構築することが出来た。
そして次年度以降の実験の実施に向けて、構築した環境・システムを用いた運用テストを行った。

今回のテストでは電波以外の物理刺激として温熱刺激を用いた。
結果、温熱刺激による陽性反応が取得可能であることを確認した。

$2:北海道大学 受託分

要旨
本研究は、2020年に導入が検討されている次世代通信方式“第5世代移動通信サービス(5G)”で使用される準ミリ波・ミリ波帯域の超高周波数電波が局所的に曝露された場合の、人体における生体影響について調査することを目的としている。

局所曝露時の温度変化(皮膚表面温度、深部体温)、皮膚血流変化をはじめとする複数の生理学的指標(生体反応)を同時に測定し、それぞれの用量反応関係を明らかとすること、さらに、各指標間の差異・相関についての調査、準ミリ波・ミリ波帯電波の局所曝露が人体に及ぼす影響について複合的に捉えることを研究全体の目標としている。

本報告では、これら測定に基づく調査を実現するために必要不可欠な準ミリ波・ミリ波帯域電波の曝露実験系構築と評価法の開発を行う。

初年度である本年(平成29年度)は、30 GHz帯ミリ波曝露装置についての検討、設計および開発を主とし、同周波数帯による曝露量推定、さらに生物実験のプロトコル構築のための補助データの提供を実施した。

本研究は、全4カ年の実施を計画しており、初年度である本年(平成29年度)は、30GHz帯曝露装置の検討及び構築、曝露量推定(ドシメトリ)および曝露実験系の装置管理・安全性確認方法について、以下の計画を実施した。

まとめ
本研究は、準ミリ波・ミリ波の電波が生体に及ぼす影響について人体を対象に調査し、取得した実験データを整理し物理工学的解析法を有する研究機関に提供・フィードバック解析することで、各種曝露様式に対する汎用性の高い人体熱調整系モデルを構築し安全性評価に資することを目標とするものである。

研究初年度である本年度(平成29年度)、当該研究機関においては、他の研究機関と連携しながら次の研究を実施した。

@ 久留米大学医学部において実施の30 GHz帯電波曝露実験に求められる局所曝露条件を実現するためのアンテナ、回路構成の設計を行い、装置を構成した。

A 皮膚組織を対象としたドシメトリ評価を実施し、開発した装置の曝露強度が所望の特性を満足するものであることを確認し、本年度の目標を達成した。

B 疑似人体(ファントム)による曝露ドシメトリを実施し、これら評価データを研究連携機関へ提供した。
さらに、曝露装置に対し緊急停止機能を装備することにより生物実験時における安全性向上を実現した。

以上により、本年度予定されていた実施計画はすべて達成したと判断する。

$3:北見工業大学 受託分

研究目的
5世代無線通信システムで用いられる周波数帯は、国際電気通信連合(ITU)により未だ定められておらず、その候補は6GHz以上の準ミリ波からミリ波帯まで多岐に亘る。

一方、100kHz以上の高周波電磁界による人体への影響は電力吸収に伴う体温上昇であり(1)、準ミリ波・ミリ波帯では人体表面付近に存在する皮膚あるいは皮下組織の加熱による熱効果であると言われているが、先行研究のほとんどが1次元解析による物理的検討に限定されており、人体に対する具体的且つ詳細な検討は行われていない。

そのため、我が国総務省による答申、WHOが推奨する国際規格であるICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)およびIEEE規格による定義がそれぞれ異なっており、国際標準化、更には国民の不安の一因となる可能性が懸念される。

現在の国際規格における安全性評価指標として、6GHz以上では人体に入射する電力密度が用いられている。
一方、6GHz 以下の周波数帯では無線機のような局所的な曝露に対する指標(10g当たりの電力吸収量(SAR)の平均値)とされているのとは対照的である(2)

このような状況から、2015年頃より人体の局所的曝露を中心とした6GHz以上の安全性に関わる議論がなされ始めているが(Colombi et al 2015, Morimoto et al 2016)、具体的な人体モデルにおける電力吸収量(SAR)に対する体温上昇の科学的データの蓄積が十分であるとは言えない状況である。

この様な背景の下、ICNIRP及びIEEEでは現在共に規格の改定中であり、その議論の中でも科学的根拠に基づく標準化のために必要なデータの取得が求められている。

本総務省委託研究「準ミリ波・ミリ波曝露時の生体作用の調査」は図3に示す様にア)〜ウ)の三本柱で構成されており、北見工業大学では「ウ)シミュレーションによる生体影響に関する安全性評価」について実施する。

具体的には、第5世代移動通信サービス(5G)などで今後急速な利用が見込まれている準ミリ波やミリ波の電波が及ぼす生体影響について、ア)生体影響に関する調査(担当:久留米大学)、イ)曝露装置と評価装置の開発(担当:北海道大学)の測定結果から得られたデータを利用し、人体温熱調整モデルを構築する。

また、改良した人体数値モデルを用いた大規模電磁界及び熱の複合シミュレーション技術により、従来困難であった準ミリ波・ミリ波帯における具体的且つ詳細な人体電磁局所曝露に対する温度上昇および温熱反応を推定することにより安全性を評価する。

研究全体を通して、1)汎用性の高い人体シミュレーションモデルを構築することにより、2)現在の電波防護指針の工学見地からの妥当性検証、3)今後の電波防護指針改定等の際に有用なデータの提供することを目標とする。

尚、本モデルが構築されれば倫理上困難を伴う人体実験を行うこと無く、計算機上で高い信頼性を持つ曝露評価が実現可能になることが期待でき、携帯端末等の位置、周波数、曝露時間など多様な曝露条件に対する検討を行うことが出来る。

平成29 年度は以下の2 点の内容を実施した.
@ 大規模人体曝露解析プログラムの開発
準ミリ波・ミリ波帯における電磁界解析では電磁波の波長が非常に短いため、0.1mmオーダーの空間分解能を要する大規模計算が必要となる。
近年の計算機性能はマルチコアを有する複数のCPUで構成される並列計算機により達成されており、効率的な大規模高速計算を実現するためには計算機に適したコードの並列化が必要不可欠である。

本研究では、MPI 及びOpenMP 等の並列化技術を用いたクラスタ型ワークステーションに適した曝露解析プログラムを開発する。

A 準ミリ波・ミリ波帯のための人体数値モデルの改良
国内では日本人数値モデルとして情報通信研究機構(以下、NICT)が開発した解像度2mmを有する人体数値モデルTARO(以下、NICTモデル)が広く用いられている。

しかし、準ミリ波・ミリ波帯用の波長の短縮に伴い、人体数値モデルでは1)高い空間分解能、2)モデルのスムージング(凹凸の除去)3)現実の皮膚厚み再現が必要となると考えられる。

本研究では、これらの問題に対応するためNICTモデルを改良して現実的な皮膚厚みを考慮した高解像度人体数値モデルを作成する。

まとめ
本委託研究では、第5世代移動通信サービス(5G)などで今後急速な利用が見込まれている準ミリ波やミリ波の電波が及ぼす生体影響について、ア)生体影響に関する調査(担当:久留米大学)、イ)曝露装置と評価装置の開発(担当:北海道大学)の測定結果から得られたデータを利用し、人体温熱調整モデルを構築することを目的としている。

更に、改良した人体数値モデルを用いた大規模電磁界及び熱の複合シミュレーション技術により、従来困難であった準ミリ波・ミリ波帯における具体的且つ詳細な人体電磁局所曝露に対する温度上昇および温熱反応を推定することにより安全性を評価する。

本年度(平成29)は、その足掛かりとして高精度な準ミリ波・ミリ波帯の曝露解析を行うための、1)大規模人体曝露解析プログラムの開発、2)高解像度人体ボクセルモデルの構築を行った。

1)
では、Open MP+MPI hybrid 技術を用いたクラスタ型ワークステーション用に適したプログラム開発を行い、4ノード計算機(4 core×2 CPU/ノード)において1 coreで計算する場合と比較して約23倍の計算速度を実現した。

更に、2)では独自にボクセルモデルの高解像度化技術及び皮膚厚みのコントロール技術を開発し、NICTモデルを基に任意の皮膚厚みを考慮した高解像度人体ボクセルモデルを初めて構築した。

今後は本年度開発した大規模曝露解析プログラムと高解像度人体ボクセルモデルを用いて、共同研究機関から提供される曝露実験データを基にした人体温熱モデルの構築及び詳細な曝露解析を行う予定である。


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E4IEEE Gandhi1986年ミリ波の研究


以下は5Gで使用される28GHzより高い30GHz以上の周波数の研究である。

掲載誌;IEEE TRANSACTIONS ON MICROWAVE THEORY AND TECHNIQUES, VOL. MTT-34, NO. 2, FEBRUARY 1986
タイトル:Absorption of Millimeter Waves by Human Beings and Its Biological Implications
ヒトのミリ波の吸収と生体との関係
研究者:OM P. GANDHI, ABBAS RIAZI

Abstract
概要
With recent advances in millimeter-wave technology, including the availability of high-power sources in this band, it has become necessary to understand the biological implications of this energy for human beings.
ミリ波帯の高出力源の可能性を含めて、最近のミリ波技術の進展に伴い、ヒトに対するこのミリ波帯の電磁波エネルギと生体との関係を理解する必要性が出てきている。

This paper gives the millimeter-wave absorption efficiency for the human body with and without clothing. Ninety to ninety-five percent of the incident energy may be absorbed in the skin with dry clothing, with or without an intervening air gap, acting as an impedance transformer.
本論文では、着衣のあるなしを含め、人体へのミリ波帯電磁波の吸収に関して述べる。
90
ないし95%の照射エネルギは、空隙の有無により、電磁波の伝搬インピーダンスによって、着衣した皮膚で吸収される。

On account of the submillimeter depths of penetration in the skin, superficial SAR
S as high as 65357 W/Kg have been calculated for power density of incident radiation corresponding to the ANSI guideline of 5mW/cm2.
少し周波数の低いサブミリ波の皮膚における吸収深さは、ANSI規格の5mW/cm2の曝露の時の電力密度で計算すれば、皮膚表面でのSARとして、65-357W/sに及ぶ。

Because most of the millimeter-wave absorption is in the region of the cutaneous thermal receptors (0.1
1.0 mm), the sensations of absorbed energy are likely to be similar to those of IR.
殆どのミリ波は皮膚の温度受容体の領域(0.1-1.0mm)で吸収される。

For the latter, threshold of heat perception is near 0.67mW/cm2, with power densities on the order of 8.7mW/cm2 likely to cause sensations of
very warm to hot with a latency of 1.0+/- 0.6 s.
後者は、8.7mW/cm2のオーダーの電力密度の曝露で、感温の閾値は0.67W/cm2とされ、1/-0.6秒の時間遅れで「非常に暖かい・熱い」と感じる。

Calculations are made for thresholds of hearing of pulsed millimeter waves.
パルス性のミリ波における聴覚の閾値を計算した。
Pulsed energy densities of 143-579pJ/cm2 are obtained for the frequency band 30
300 GHz.
30-300GHz
帯の周波数に対して、パルス電力密度は143-579J/cm2と計算された。

These are 8
28 times larger than the threshold for microwaves below 3 GHz.
この値は、3GHz以下のマイクロ波での閾値に対して、8-28倍も大きい。

The paper also points to the need for evaluation of ocular effects of millimeter-wave irradiation because of high SAR
S in the cornea.
本論文では、目の角膜での高いSARに曝露した時のミリ波の目への評価の必要性を、指摘する。

関心のある方は、原著全文を読んでください。

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E54060GHzミリ波の細胞実験、24時間1mW/cm2の曝露では影響はない。佐々木洋らの2015年報告


記:2020−1−30
以下の報告がある。

総務省 生体電磁環境に関する検討会(第12回)会議資料
日時:平成27623日(火)16:00 18:00

眼部への電波曝露の定量的調査に関する研究
金沢医科大学総合医学研究所
佐々木 洋(研究者代表)

〜生体電磁環境研究終了評価資料(細胞実験)〜
1.60, 40GHzミリ波帯電波曝露装置の培養環境の検証
京都大学に設置された、首都大学東京作製による60, 40GHzミリ波帯電波細胞曝露装置を用いて、アーチファクトのない正常培養環境を保持しているかについて、細胞基本動態試験を行う。
具体的には細胞の基本動態である、増殖能、コロニー形成能、細胞周期分布などについて調べる。
対照として、同じ指標の細胞試験を通常のCO2インキュベータを用いて、同時に行う。

2.60, 40GHzミリ波帯電波曝露による細胞影響評価
60, 40GHz
ミリ波帯電波細胞曝露装置を用いて、遺伝毒性に関して細胞実験を行う。
具体的には、細胞を用いた電波曝露の発がん性影響評価研究として、小核形成およびDNA切断に関する細胞遺伝毒性について検討を行う。
さらに、生理的影響評価として、電波の影響で注目されているストレスタンパクを中心として遺伝子発現への影響を検索する。

〜細胞実験研究まとめと考察〜
6040GHzミリ波細胞曝露装置用インキュベータの基本動態を調べた。
60
40GHzミリ波細胞曝露装置において、細胞増殖、コロニー形成能、細胞周期分布評価のいずれにおいても、コントロールのインキュベータと比較して有意な差はなかった。
このことから6040GHzミリ波曝露用曝露装置は、細胞生物学的にアーチファクトのない正常培養環境を保持していると考えられる。

6040GHzミリ波曝露による遺伝毒性の有無および生理的影響の有無を検索するため、ヒト角膜由来上皮細胞(HCE-T)およびヒト水晶体上皮細胞(SAR)における小核形成、コメットアッセイならびに、ストレスタンパクの発現を検索した。

全ての実験において、コントロール、Sham曝露、 6040GHzミリ波曝露において、有意な差は観察されなかった。
このことから1mW/cm224時間の条件では、 6040GHzミリ波曝露により細胞に遺伝毒性は誘発されなかった。

また、生理的影響の指標であるストレスタンパクの発現(3種類:Hsp70,Hsp90α,Hsp27)も増加しなかった。
従って、 6040GHzミリ波曝露の非熱的長期曝露は細胞の小核形成、コメットアッセイおよびストレスタンパクの発現に影響を及ぼさないと考えられる。
以上の結果から、当初計画した研究目標は達成できたと考える。


 

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E6Romanenkoらの2014年ミリ波60GHz細胞実験

記:2020−2−6

以下の研究がある。
*************************
掲載誌:J Neurophysiol. 2014 Nov 15; 112(10): 24232431.
タイトル:Effects of millimeter wave irradiation and equivalent thermal heating on the activity of individual neurons in the leechヒル(血を吸う動物) ganglion
ヒルの神経節の神経細胞の活性に見るミリ波の電磁波曝露と等価な温度上昇
研究者:Sergii Romanenko, Peter H. Siegel et al;

Abstract
 概要
Many of today's radiofrequency-emitting devices in telecommunication, telemedicine, transportation safety, and security/military applications use the millimeter wave (MMW) band (30
300 GHz).
通信・遠隔医療・輸送の安全とセキュリティや軍用の為の無線周波数発信装置は昨今、ミリ波(周波数30300GHz)を用いている。

To evaluate the biological safety and possible applications of this radiofrequency band for neuroscience and neurology, we have investigated the physiological effects of low-intensity 60-GHz electromagnetic irradiation on individual neurons in the leech midbody ganglia.
神経科学と神経学におけるこの無線周波数帯の可能性のある利用と生体への安全を評価するために、我々は、ヒルの中間部にある神経節の個々の神経細胞に低電力密度の60GHz電磁波を照射したときの生理学的な効果を調査した。

We applied incident power densities of 1, 2, and 4mW/cm to the whole ganglion for a period of 1 min while recording the action potential with a standard sharp electrode electrophysiology setup.
神経節全体に1分間、1,2,4mW/cm2の電力密度の電磁波を照射し、電気生理学的な調査方法に基づく標準角電極を用いて、応答活性を記録した。

For comparison, the recognized U.S. safe exposure limit is 1mW/cm for 6 min.
比較するに、アメリカの安全基準値は6分間、1mW/cm2 である。

During the exposure to MMWs and gradual bath heating at a rate of 0.04
°C/s (2.4°C/min), the ganglionic neurons exhibited similar dose-dependent hyperpolarization of the plasma membrane and decrease in the action potential amplitude.
ミリ波曝露時と、2.4/分の割合での温熱加熱では、血漿膜の過分極と応答電位の減少に、同様な量―反応関係が見られた。

However, narrowing of the action potential halfwidth during MMW irradiation at 4mW/cm2 was 5 times more pronounced compared with that during equivalent bath heating of 0.6
°C.

しかしながら、ミリ波4mW/cm2の曝露では、等価な0.6℃の温熱加熱の時に比べて、応答電位の半値幅までの低下の狭まりが5倍であった。

Even more dramatic difference in the effects of MMW irradiation and
 bath heating was noted in the firing rate, which was suppressed at all applied MMW power densities and increased in a dose-dependent manner during gradual bath heating.
温熱加熱とミリ波曝露の更なる大きな違いは発火頻度にあった。全ての照射電力強度で発火頻度は抑制され、温熱加熱では量に比例して増加した。

The mechanism of enhanced narrowing of action potentials and suppressed firing by MMW irradiation, compared with that by gradual bath heating, is hypothesized to involve specific coupling of MMW energy with the neuronal plasma membrane.
徐々に温熱で加熱した時に比べて、ミリ波曝露による発火頻度の抑制と活動電位を狭める機序としての仮説として、神経血漿膜にミリ波のエネルギが特異的に影響しているとする。

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この研究から、60GHzでも曝露基準値を超えると、細胞に影響が出る、と言える。

 

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E7Sasakiらのミリ波曝露装置の研究2014

記:2020−2−16

掲載誌:Published in: IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques (Volume: 62, Issue: 7, July 2014)
タイトル:Dosimetry Using a Localized Exposure System in the Millimeter-Wave Band for in vivo Studies on Ocular Effects
目に関するインビボ研究のためのミリ波帯における局所曝露システムを使った曝露評価
研究者:Kensuke Sasaki; Taiji Sakai: Akimasa Hirata et al;

Abstract:
概要
We developed a millimeter-wave (MMW) exposure system for in vivo experiments for operating frequencies ranging from 24.5 to 95 GHz.
我々は、24.5から95GHzの周波数帯で動作するインビボ研究のためのミリ波曝露装置を開発した。

The MMWs are localized to the rabbit ocular tissue with a spot-focus lens antenna.
ミリ波を、スポットフォーカスレンズアンテナを用いて、ウサギの目の組織に局所的に曝露する。

The MMW energy absorption and consequent temperature elevation are evaluated by numerical simulation using measured antenna distribution and precisely modeled rabbit ocular data.
ミリ波のエネルギ吸収と結果としての温度上昇は、詳細なモデル化したウサギの目のデータと、測定したアンテナの分布を使って、数値解析によって評価された。

Results suggest that corneal damage occurs at an incident power density of 300mW/cm2 with our exposure system at frequencies from 26.5 to 95 GHz.
結果としては、26.5から95GHzの周波数で我々の曝露装置を用いて、300mW/cm2の曝露電力密度において、角膜に障害が発生することが示唆された。

 

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8.ミリ波の目への影響Kojima2015年の研究

記:2020‐2‐17

以下の研究がある。

掲載誌:J Infrared Milli Terahz Waves (2015) 36:390399
タイトル:Characteristics of ocular temperature elevations after exposure to quasi- and millimeter waves (18-40 GHz)
準ミリ波・ミリ波(1840GHz)に曝露後の目の温度上昇の特徴
研究者:Masami Kojima & Yukihisa Suzuki et al;

Abstract
概要
In order to investigate changes in ocular temperature in rabbit eyes exposed to different frequencies (18 to 40 GHz) of quasi-millimeter waves, and millimeter waves (MMW).
ウサギの目の温度上昇を研究するために、準ミリ波・ミリ波の異なる周波数(1840GHz)電磁波を曝露した。

Pigmented rabbits were anesthetized with both general and topical anesthesia, and
 thermometer probes (0.5 mm in diameter) were inserted into their cornea (stroma), lens (nucleus) and vitreous (center of vitreous).
色素沈着ウサギを一般的・典型的な麻酔剤で麻酔し、目の角膜・水晶体・ガラス質の中に直径0.5mmの熱電対温度計を挿入した。

The eyes were exposed unilaterally
一方向に to 200mW/cm2 by horn antenna for 3 min at 18, 22 and 26.5 GHz using a K band exposure system or 26.5, 35 and 40 GHz using a Ka band exposure system.
K
バンド曝露装置を用いて1822GHzの、もしくはKaバンド曝露装置を用いて26.53540GHzの電磁波を、3分間、ホーンアンテナで一方向に200mW/cm2の強度で、ウサギの目に暴露した。

Changes in temperature of the cornea, lens and vitreous were measured with a fluoroptic thermometer.
角膜・水晶体・ガラス質の温度変化を、蛍光光学温度計で測定した。

Since the ocular temperatures after exposure to 26.5 GHz generated by the K band and Ka band systems were similar, we assumed that experimental data from these 2 exposure systems were comparable.

K
バンドとKaバンド曝露装置による26.5GHzを照射した目への曝露実験結果が同じなので、2つの曝露装置による実験データは共通データであるとして良いとした。

The highest ocular temperature was induced by 40 GHz MMW, followed by 35 GHz.
目の温度上昇が最も高かったのは40GHzの曝露時であり35GHz曝露がその次であった。

The 26.5 and 22 GHz corneal temperatures were almost the same.
26.5
22GHzでの角膜の温度はほぼ同一であった。

The lowest temperature was recorded at 18 GHz.
最も低い温度上昇は18GHz曝露時であった。

The elevation in ocular temperature in response to exposure to 200mW/cm2 MMW is dependent on MMW frequency.
200mW/cm2
のミリ波曝露による目の温度上昇は、ミリ波の周波数によって異なることが判った。

MMW exposure induced heat is conveyed not only to the
 cornea but also the crystalline lens.
ミリ波曝露によって発生した熱は角膜だけではなく、水晶体にも伝わる。

本文より、データの一部を引用

 

 

 

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F1. 中国における5Gの普及2019


https://www.nna.jp/news/show/1920035にあった情報

NNA ASIA
アジア経済ニュース
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北京の5G基地局、5千カ所を突破
2019/06/28(金)

北京市通信管理局によると、携帯電話の基地局を運営する中国鉄塔股フンが北京市内で通信キャリア3社に引き渡した第5世代(5G)移動通信システムに対応する基地局が5,000カ所を突破した。
(略)
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F2.北京週報にあった201906月の5Gの健康被害に関する情報


北京週報のサイト
http://www.pekinshuho.com/economy/201906/t20190619_800171150.html
 にあった情報

注:Radiation(輻射)を訳せば「放射能」という訳語も出てくる。
Power
(電力)を訳せば仕事
Density
密度と訳せる。率ともいえる。
従って、以下の「放射能」は「Radiation(電磁波輻射)」の誤訳であろう。
また、「仕事率」は「Power Density 電力密度」もしくは「Power 電力」の誤訳であろう。


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5Gの放射能は4Gよりも強く健康被害を引き起こす」は本当か
 
·   2019-06-19  ·  ソース:人民網

中国でこのほど5Gの営業許可証が発行されると、「5G基地局は密度が高く
放射能も強いので、健康被害が生じる」といった説が次々に伝えられ、5Gよりも速いペースで広がりをみせる。

人々は「5Gは本当に、半分は天使で半分は悪魔のようなものなのか」と問いかけざるを得ない。
「科技日報」が伝えた。

5Gネットワーク速度が上がれば、基地局の放射能も強くなるのか?
5G
ネットワークの速度向上は、5G基地局の
仕事率を強めて得られたものではなく、帯域幅(伝送帯域)の拡大、電波干渉への抑制力と受信感度の向上によって総合的に得られたものだ。
2G
基地局から5G基地局へと発展する中で、
放射能は実はますます弱くなっている。

5G
4Gよりネットワーク速度が速いので、5G基地局の電波の強度も4G基地局より高いに違いない、よって5G基地局の
放射能4G基地局よりも強くなると考える人もいる。
事実ははたしてそうなのだろうか。

貴州移動ビッグデータ分公司の李文華社長は、「実際には、そういった考え方は誤解であり、2G基地局から5G基地局に至る間に、実は
放射能はますます弱くなっている。
中国移動(チャイナモバイル)の場合、
4G時代には、大型基地局の仕事率は40ワット、小型基地局なら20ワットだったが、5G技術に基づくミクロセル型基地局はわずか10ワット、ピコセル型基地局はさらに小さく250ミリワットにとどまる。

ビームフォーミングを経て、5G基地局がアンテナ出力ポートに分配する時の仕事率は4ワットしかないのに対して、家庭用照明器具1台あたりの仕事率は15-40ワットになる」と説明する。

李社長によると、「5Gネットワークの速度向上は、5G基地局の発射の
仕事率を強めて得られたものではなく、帯域幅の拡大、電波干渉への抑制力と受信感度の向上によって総合的に得られたものだ」という。
もちろん、基地局の放射能は客観的に存在している。

しかし5G基地局と4G基地局と発射の
仕事率の標準は同じで、国家標準は「1平方センチメートルあたり40ミリワット以下」だ。
この
放射能は家電に比べれば微々たるものであり、ドライヤーや電磁調理器の使用時の放射能にも及ばない。

加えて、通信キャリアは基地局を設置する際、電波の重ね合わせの問題を考慮しており、実際の発射の周波数は国家基準を大幅に下回る。

5G基地局は密度がより高いので、
放射能もより強いのか?

電波の状態がよくないと、携帯電話は自分側の発射の
仕事率を持続的に引き上げるので、この時は強度が高くなる。
5G
基地局が密集していれば、携帯電話はよりスムーズに基地局から発射された電波を受信できるようになり、電波の状態がよければよいほど、ユーザが実際に浴びる
放射能は弱くなる。

5G
ネットワークは周波数帯が高い一方、基地局のカバー範囲が相対的に小さいため、5Gの高速とカバー範囲の広さというニーズを保証しようとすれば、基地局の数は4Gよりもかなり多くなる。
今後、5G電波は遠く隔たった信号塔ではなく、身近にある街路灯や電柱に設置された超小型基地局が伝えることになる。

5G電波は健康被害を引き起こすか?

5G
電波は非電離放射線で、そのエネルギは物質の分子中の原子をわずかに移動させるか振動させるだけで、原子を電離させることはできないので、DNAを破壊してがんを引き起こすことはない。
中国の国家標準は厳格で、
放射能の健康被害を心配する必要はまったくない。

ネットには「5G電波は人体に影響がある」との声があふれる。
5Gは心臓のリズムを乱し、遺伝子発現が変化し、ひどい場合はDNAを損ない、がんを引き起こす」というのだ。
しかし実際はこうだ。

無線エネルギが電磁波となって空間を伝わると、電磁放射が起こる。
電磁波には天然のものと人工のものと2種類あり、大きなものでは稲妻や落雷、太陽活動など、小さなものでは電子レンジやテレビなどで電磁波が発生する。

現代人は毎日いろいろな電磁波にさらされた環境の中にいるのであり、基地局と携帯電話の電波はその中の一部に過ぎない。

1996
年に世界保健機関(WHO)は「国際電磁界(EMF)プロジェクト」を制定し、人体が長らく超低周波の電場・磁場にさらされた場合に健康被害があるかどうかの調査をスタートし、中国も調査に参加した。
2008
年に発表された最終的な評価の結果と提言によると、これまでの研究では、組織の発熱を引き起こす限界値よりも強度が低い電場・磁場に接触して、健康被害を起こすことを証明する一致した証拠の存在は確認されなかったという。

米国食品医薬品局(FDA)は18年に出した声明の中で、「現在、携帯電話の無線周波数は安全制限内にあり、人々の健康にそれほど大きな影響はない」と指摘した。
現在、中国の通信基地局で使用する周波数は基本的に500MHzから5GHzの範囲内にあり、海外でキャリアに割り当てる周波数はすでにミリ波レベルに達しつつあり、30GHzを超えている。

500MHz
でも30GHzでも、マイクロ波の範囲内で、
放射能の健康への影響を懸念する必要はまったくない。
李社長は、「人々が注意するべきなのは有害な
放射能であって、放射能それ自体ではない」と指摘する。(編集KS
「人民網日本語版」2019618

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この情報で、中国における5Gの無線出力などの値が判る、これらの数値は参考になる。