電磁波防護グッズ(電磁波防止グッズ)関連の情報 (4

電磁波防護グッズに関して、BEMSJの主張・感想も含めた情報
電磁波防護グッズ関連の情報(2)に入れる内容ですが、1つの項目として長すぎるので、独立したページに設定しました。


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シンワールドで販売していたアルファジーニアス に関する特設コーナー

まとめ:2015−10−24

$1.初めに

シンワールドという会社で販売しているコンセント型電磁波防護グッズ 
http://www.synmworld.com/seikai.htm
 にあった内容(2004−9−15のログ)から
2015−1−9のチェックではこのサイトは開けず、ドメインは売りに出ている。

この商品はアポロ科学研究所で誕生しました。
アポロ科学研究所は末廣淳郎氏が設立した技術研究所です。
その発明は『本物技術の提唱者』船井幸雄氏にも評価されました。
この商品は数年前に一度限り発売され、またたく間のうちに5000個を完売してしまったのです。

電源コンセントに挿入するだけで、電磁波の害を防ぎ、以下のように冷蔵庫に保存した食物のもちが良くなるというもの。

    

     α−Geiusを使用しない冷蔵庫  α−Geiusを使用した冷蔵庫
     で32日間保存したレタス     で32日間保存したレタス

このシンワールドのサイトは、201510月のアクセスでは開けず、WEBにあった宮城県の販売会社の住所宛に手紙を出しても、「宛先不明」で戻ってくるといったことで、現在はグッズの販売は行っておらず、会社も存在していない可能性がある。

 

$2.アルファジーニアスの電磁波防護効果

2004
年頃に入手した資料から抜粋
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現在、一般に市販されている電化製品からは電磁波が発生しています。
この電磁波には、人体などに悪影響を与えるローレベル【−】の電磁波と、自然界から放出され、植物・動物にプラスエネルギーとして吸収されるハイレベル【+】の電磁波があります。

ハイレベル【+】は人工的に作り出すことが大変困難な為、今まで利用することは不可能とされてきました。
α-Geniusはアポロ科学研究所の国際特許取得技術【Synmテクノロジー】を取り入れ、特殊技術加工を施した、従来のソケット・コンセントとは全く異なるHigh Level Energy=《ハイレベル+生命要素》の電磁波を放出させるソケット・コンセントとして開発されました。

ソケット・コンセント【α-Genius】を電化製品に使用すると、電化製品は「電磁波」と共に《生命要素》を放出し、あらゆる効果がプラス変換されることが期待できます。
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BEMSJ注:現在の科学ではローレベルの電磁波とか、ハイレベルの電磁波といった概念は存在しません。したがって、このポイントから言っても、考案者の独自のもので、信頼に欠けるものと言えるでしょう。また、国際特許取得・・・・とありますが、以下に示すサイトでは考案者は確かに日本の特許を申請はしていますが、権利として確定したものは皆無です。また特許を取得したとしても、その効果などを特許庁が保証するものではありません。>


$3.アルファジーニアスの効果を検証したデータから

2004
年頃に入手した資料から抜粋
冷蔵庫の電源コンセントにアルファジーニアスを挿入すると、マヨネーズの保存状態が良くなるという実験データ
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【電磁波予防の決定版】

マヨネーズを保存前、保存後(24時間)の各種波動数値の比較
実験機関 ウォーターサイエンス研究会

免疫機能 +9 → +180
ストレス  +10 → +180
アレルギー +5 → +170
肝臓     +8 → +180
腎臓     +10 → +180
膵臓     +10 → +180
脳全体    +11 → +180
中枢神経システム +11 → +190
自律神経系 +11 → +180
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BEMSJ注:波動測定は、欺瞞に満ちたものです。>


2004
年頃に入手した資料から抜粋

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携帯電話使用による脳波の測定
実験機関 遠赤外線応用研究会

α-Geniusを使用した場合の脳波変化を確認する為、α-Genius未使用を対照とし、通常の使用状態を想定して使用した場合の脳波変化量を測定した。

健常な成年男子(49才)を被験者とし、長椅子に腰掛けた状態で10分間安静状態を保った後、通話状態にした携帯電話を使用して、2分間の脳波の変化を測定した。

さらに10分間休憩の後、通話状態にした携帯電話をα-Geniusに繋ぎ、同様に2分間の脳波の変化を測定した。

α−Genius未使用携帯電話通話時

α−Genius使用携帯電話通話時


α−Geniusを使用した場合α波が32パーセント増加した。

α-Geniusを使用することでリラックス状態を示すα波が増加しています。
α-Geniusを使用することで携帯電話に癒し効果がプラスされたといえます。
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BEMSJのコメント:この試験法は正しいか?
盲検法で行わないと被験者の心理状態がグッズを使用することにより変化をすれば、このような結果となる恐れがある。


2004
年頃に入手した資料にあった販売促進資料から

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質問  コンセントで9,870円は高すぎるのでは?
答え  確かにコンセントでこの値段は非常に高額だと思います。
私共も値段を決める段階で試行錯誤しました。
このコンセントは世界中でどこにもない素晴らしい商品ですし、特殊加工を施す材料も大変高価な物をふんだんに使用しております。
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BEMSJ注:特殊加工・・・・で9870円という価格であるが、以下に示す内部構造図を見て。特殊加工に高い金額が使われているか????>


$4.特許の調査


不思議物品研究室  のサイトから一部 引用
http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno2/cc.html 

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アポロ科学研究所(末廣淳郎氏)出願の特許調査

アポロ科学研究所(末廣淳郎氏)が出願の特許や実用新案を、IPDLを用いて調査したので、その調査結果(発明の概要等)を下にまとめる。

以下の特許明細書文中のアンダーラインは、僕が、その特徴的な文面をマークしたもので明細書原文にあるものではない。
また前後関係を分かり易くするため必要に応じて文章を一部編集している。(内容や意図を変える編集はしていない)

特開2001-143832(コンセント)
特開2001-179083(良性電磁波発生装置)
特開2002-8448(螺旋形成導体及びそれを備えた螺旋形成電導体装置)
特開2002-175910(螺旋形成導体及びそれを備えた電気機器)
特開2002-359041(電気接続器)
特開2003-120495(燃焼補助用螺旋導体)
特開2005-160639(照明付き載置台)
特開2005-294082(ノイズ低減電池)
特開2006-338959(浴槽用ランプ)

以上の末廣淳郎氏出願の特許を調査した結果の総まとめをしておく。
●9件の出願はされているが国内特許として登録されているものは1件も無い(2008/6/1現在)。
●前半の出願は本人出願で、後半の出願は代理人(弁理士)出願である。
さすがに代理人出願の明細書では「波動エネルギー」や「生命エネルギー」等の非学術用語は用いられていないが、その分、末廣氏本人の思いが十分表現されていないように思う。

●全てに共通する要素は螺旋形状の溝(または突起)を有する構造体(導体)である。
●螺旋形状構造体周辺にクロトルマリン(電気石)、じゃもん石、きほう石等を含む樹脂を塗布すると、その効果を高めるこことが出来る。また場合によっては磁石を付加すると、更に効果を高める。

●螺旋の傾斜角(リード角)は5080度程度が良く、特に黄金角と言われている5150分が好適である。
●螺旋形状構造体にどのように電流を流すとかはあまり関係なく、例えばバッテリの1つの電極につけても、電気製品以外にも、例えば地中に埋めても、その良好な効果を発揮する。
●ノイズが低減する等の実験結果(参考波形程度)の提示はあるが、その原理やメカニズムの説明が無い。
●現在販売されている光コースターやアポロシンフィルターでは螺旋形状構造体を採用している可能性が高い。

●現在販売されている魔法のコンセントシリーズ(αジーニアス、βジーニアス、アポロシンコンセント)で採用されている特殊触媒処理に関する出願はない。
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各特許の詳細などに関しては、上記のサイトを覗いてください。


$5.アルファジーニアスの内部構造分解

かないまる健康増進コーナーにあった内容から、サイト管理者の許諾を得て、一部を引用。
http://kanaimaru.com/onsen/0fconcentric_plug_inside.htm
 

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αジーニアスとβジーニアスの内部構造画像
051122
初稿

αジーニアスからごらんください。


まずおなじみの外観です。
スイッチとパイロットランプのついているコンセントアダプター。
もともとはまさにパイロットランプ付きコンセントとして作られていた金型を流用して、部品の一部を変更してαジーニアスに変身させたものです。


中身です。ABは、裏側の並行プラグの刃とつながっている電極です。

まずA電極は負荷側のプラグ部分とジャック側が直結されています。

B
電極とC電極は、プラグ側、ジャック側は直接接続がなくて、スイッチDを経由してつながっています。

またACの間にごちゃごちゃした配線がありますが、これは抵抗入りネオン管回路で、オレンジ色のパイロットランプを点灯させるものです。

http://kanaimaru.com/onsen/051122-3.jpg


一応C電極部を起こして画像をとってみました。B電極とC電極に直接の導通がないことがお分かりいただけると思います。

配線はハンダ付けで、若干古い設計の構造ですが、スイッチ付きコンセントとしては、まあごく普通のもので、何ら珍しいものではありません。
ようするに外見上せ目立ったシカケはありません。

αジーニアスの御本尊は、このABCの電極部分の材料そのものにあるようです(全部バラしてどこが効くか試しました)
合金の組成か処理に仕掛けがあるのでしょう。
だから外見では全くわからないのです。

なお上記のうち「スイッチ」はパス(直結)してもかまいませんが、「ネオン管」をノイズ源だと嫌って外すことはしない方がいいと思います。外すと効果が落ちるように感ずるからです。

ネオン管はパルス点灯する光源ですが、このパルスノイズが、ジーニアスの効果を励起するのに使われているのかもしれません。

次はβジーニアスです。

http://kanaimaru.com/onsen/051122-4.jpg


中国製のOAタップの金型を使って作られています。
今は使われていない電取規則マークがついていますから、やや古いものでしょう(現在は
〒の電取マークは廃止で、電安法マークが入ります)

このあとの説明のため、コード側からEHの記号を付与しておきます。


あけてみました。
OA
タップをあけてみたことがある方はすぐ分かると思いますが、もうほんとうにごく普通のOAタップです。
特別変わったことはありません。
強いて言うならアース回路に非常に太い黄銅板が使われている程度でしょうか。

材質が硬く、アース金具が太いので、オーディオ用としては、この素材を選んだのはなかなかよいチョイスだと思います。

http://kanaimaru.com/onsen/051122-6.jpg


近寄ってみました。
白、黒、黄色のリードは電源コードそのものを剥いて延ばしたものです。
つまり余分な接点はありません。
白いリードがコールド(接地側)、黒がホット(活電側)。黄色いリード(緑のネジ)がアース(グランウド)です。

4
極の出口、EHは灰色の金属板と黄色の金属板で一体につながっており、内部を接続するリード線はありません。
この構造は、OAタップでは一般的なものです。
したがってβジーニアスもまた、この金属合金(又は後処理)で効果を出していると考えられます。

ちなみに各コンセント口の効果ですが、PCディスプレイで確認した感じでは差はよくわかりませんでした。
強いて言うならEがよく、FGHの順に悪くなるようでした。

E
はαジーニアスより若干いい感じもしますが、コードが長いせいか、総合的にはαジーニアスといい勝負。4口あるのは貴重かもしれません。

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$6.アルファジーニスの効果検証2007

不思議物品研究室のサイト にあった内容を、サイト管理者からの許諾をえて、画像などを以下に抜粋して引用。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/cc.html
 

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魔法のコンセント アルファジーニアスの実験検証


このコンセントの特徴(魔法なところ)とは?
<下記はPRサイトやユーザー体験談より>

電気エネルギーに「生命要素」を入力し、接続した電化製品から「生命要素」が放出され、家電製品に新しい機能性が付加されるらしいのです。何だかよく分からないけど凄そうです。

もう少し具体的に特徴、いや、ご利益を書きますと。
このコンセントを色々な電気器具(電化製品)に用いると・・あらら不思議なことに
●冷蔵庫の食品が新鮮長持ち、1ヶ月経ってもレタスが腐らない。(下写真参照)
●冷蔵庫のコンプレッサーの音が静かになる。
PCのモニタを見ていても目が疲れない。仕事がはかどる。
●テレビの画像が鮮明になる。映画の内容が心に染み入る。

●洗濯機の洗濯物がからまない。また洗濯した衣類を着用すると元気が出る。
●炊飯器のお米に艶が出る。美味しくなる。いたみ難くなる。
●電気の足湯器に使うと、老廃物がよく出る。
●オーディオセットの音が、自然な音になる。音に艶が出る。定位が明確になる。

●携帯電話を充電すると、会話が弾む、友情が深まる。商談が進む。
などなどの効果(ご利益)があるようです。
(販売店ページや掲示板や使用者のブログ等で調べた結果)

(参考写真)冷蔵庫にて30日後のレタスの状態比較。
左:αジーニアスを用いない場合 右:αジーニアスを用いた場合
(実験:総合健康開発研究所らしい)



http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/img020.jpg

普通の電気器具に、このコンセントを用いただけで、こんな効果が出るというのは、はっきり言って、理解困難です。
物理現象を超えてしまっています。
通常の物理や工学知識では全く説明が出来ません。
いわゆる非科学、疑似科学、トンデモ系、波動系、宗教系商品なのでしょうか?全く訳が分かりません。


魔法のコンセント αジーニアスを購入してしまいました

魔法のコンセントα-genius(アルファ・ジーニアス)の外箱 アルファ・ジーニアスの特徴

魔法のコンセントα-genius(アルファ・ジーニアス)を取り出す アルファ・ジーニアスの裏側


とりあえず使ってみよう!

理屈は置いといて、とりあえず、いろんなものに使ってみようと思います。
今、これを書いているPCのモニター(CRT)に、このコンセントを使っています。


魔法のコンセントα-geniusを使う


今のところ、残念ながら、その神秘的効果は明確には実感できていませんが、何だか少し疲れにくくなったような気もします。
でも、これは心理的影響(自己暗示、プラセボ効果)によるものの可能性が高いと思います。
まあ、まだ使い始めたところですから、気長に、素直に(偏見を取り除いて)いろんな電化製品に使ってみたり、いろいろ実験をしようと思っています。
結果は、このページに、どんどん書いて行きます。


ちょっと使った結果(途中経過)

●洗濯機での試用結果:
 洗濯物の絡みつき具合、洗濯物の汚れの取れ具合、洗濯物の香り、乾いた後の洗濯物の様子等に特筆すべき差異は無し。
有ったとしても感覚誤差範囲内。
また実験の性格上、再現性が乏しい。

●パソコン本体での試用結果:
 演算速度(ベンチマーク試験)に差異は全く無し。
 その他、特筆すべき差異は無し。
有ったとしても測定誤算、感覚誤差範囲内。

●パソコンモニターでの試用結果:
 画質には特に差異は無し。
 元々目は疲れないので、目の疲れに対する効果は不明(差異は感じられない)。
 不思議なことに、頭の疲れがかなり軽減され、集中力が持続するように感じる。
 気のせいなのだろうか?・・継続試用(使用)中。

●オーディオアンプでの試用結果:
 少し音が良くなったような気がするが、かなり微妙。
 良くなったとしても感覚の問題なので多分に思い込みが関与している可能性が高い。
 後ほど詳細なオーディオ評価試験をする予定。

今後
感覚的検証ではなく、物理的検証実験方法の検討。


姉妹品アポロシンコンセントを追加購入しました

いろいろ検証実験をやりたいので追加購入してしまった。
こんどはスイッチ無しで2口タイプのもの。
商品名はアポロシンコンセント(APOLLO Synm CONSENT)という。
神秘的効能(ご利益?)は前回購入したスイッチ付きのα-geniusと同等らしい。
1個6300円。これは3個購入してしまいました。


http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204160844.jpg

 

家にあった普通の分岐コンセント(ランプ付き)と並べてみました。
左が6300円のアポロシンコンセント、右が280円の普通の分岐コンセント。そっくりです。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204161020.jpg

 

アポロシンコンセントを分解してみた

左がアポロシンコンセント、右が普通の分岐コンセント。中身もそっくりだ。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204161156.jpg

 

魔法のコンセントの検証実験(その1)

「疲れが少なくなったような気がする」「音が良くなったような気がする」「腐り難くなったような気がする」等々の「・・気がする」では殆ど意味がないので、通常のコンセントと対比しての比較評価実験を始める。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204161534.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204165644.jpg


検証実験(その1)の構成図

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227220258.jpg


通常のコンセントと2個直列接続したアポロシンコンセントそれぞれに電球(40W相当電球型蛍光管)を接続して、それそれ被試験サンプルにその光を照射する。
●通常コンセント、アポロシンコンセントの両コンセントには同一個体から切り取った同一状態の被試験サンプルを用いる。
●被試験サンプルはレタス、バナナ、黒砂糖パンである。
●両コンセントに接続する電球は同一ロット同一型番の40W相当電型蛍光管である。

●電球から被試験サンプル(レタス)までの距離は約15cmである。
●実験場所はベランダである。(何故ベランダかと言うと室内だとうちの猫がいたずらするため)
●通常コンセントとアポロシンコンセントとに接続された電球間の距離は2mである。
●昼夜天候を問わず連続して行ない、目で確認できるほどの変化(腐乱)が発生するまで続ける。


被試験サンプル(実験開始前)

カットレタス。磁器のお皿に入れてポリエチレン製のラップをかける。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204164534.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204164548.jpg 

 

同一の房から切り取ったフィリピンバナナ。
http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204164636.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204164628.jpg

 

 

おまけサンプルの黒砂糖パン。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204165150.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204165212.jpg

 

実験開始
こんな感じで実験を開始。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204165654.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204165700.jpg

 

実験開始:2007/12/4 17:25 GMT+9.00

実験開始後10日目のサンプルの状態

カットレタス:共に多少のしなりはあるが腐ってはいない。両者の差異なし。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071212170642.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071212170636.jpg


バナナ:共に中は全くいたみなし。家族3人でブラインド試食したが両者の違いは全く無し。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071212171650.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071212171644.jpg

 

 

黒砂糖パン:共にカビ等の外見上の変化は無し。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204165150.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071204165212.jpg

(左:通常のコンセント 右:アポロシンコンセント を用いた場合)

10日目の途中経過まとめ

通常コンセントとアポロシンコンセントとの違いは分からず。

ただ、涼しい季節とは言え、天気の良い日は1日の2時間程度直射日光が当るベランダ環境で10日経過してもサンプルの痛みが予想以上に小さい。カットレタスなどは冷蔵庫に入れておいても数日でカット部分が変色すると思うが。こんなもんなのだろうか。
さらに実験継続する。


実験開始後22日目のサンプルの状態

カットレタス:かなりヨレヨレになったが、腐ってはいない。異臭もない。両者の差異殆どなし。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227181106.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227181044.jpg

 

バナナ:共に外側は真っ黒。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227181232.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227181222.jpg

 

共に中は全く傷み(腐敗)なし。綺麗なまま。

 

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227182054.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227182148.jpg

 

家族3人でブラインド試食した。両者の違いは全く無し。共に美味しい。

黒砂糖パン:共にカビ等の外見上の変化は無し。水分が飛び固くなっている。


http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227181454.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p071227181514.jpg


屋外に20日以上放置したパンを試食する気はしなかった。

検証実験(その1)の結果まとめ

通常コンセントとアポロシンコンセントとの違いは全く無かった。
しかし、冬季とはいえ昼間直射日光があたり温度変化が激しい屋外(ベランダ)において20日以上放置したレタスが腐らず、バナナの中身に全く傷み(腐り)がないというのもいささか奇妙に思える。

仮説1アポロシンコンセントの魔法の力などは無く、従って通常のコンセントを用いた場合のサンプルとの違いが検出できなかった。
20日以上経過しても全てのサンプルの腐敗が無かったのは、たんにサンプル(レタスやバナナ)の実力である。(レタスでは殺菌防腐処理されていた?)

仮説2アポロシンコンセントの魔法の力が強力であり、そのコンセントに接続されたもののみならず、周りへもその魔法の影響を及ぼした。だから20日以上経過しても全てのサンプルの腐敗が無かった。


今後
まったく両者サンプルの状況が同じなので、このまま続けても、共に同じように変化するだけで、両者のサンプルにドラマチックな差異が生じるとは思えない。
よって検証実験(その1)は終了する。


魔法のコンセントの検証実験(その2)

前回の実験「検証実験(その1)の結果」では、アポロシンコンセントを用いた場合と、通常のコンセントを用いた場合とで、その違いを検出することが出来ず、その結果、上記仮説を想定した。
そこで、今回は上記仮説を検証すべく実験を行なう。

検証実験(その2)の構成図


 

比較サンプルAはアポロシンコンセントの魔法の力?を避けるため電球による光照射を行なわず、アポロシンコンセントを用いている実験(サンプルB)から出来るだけ離す。
ただし温度環境等はサンプルBと同じにする必要があるため、サンプルBと同じ東側ベランダの端(サンプルBから12mの距離)に設置する。


被試験サンプル(実験開始前)

左がそのまま放置右がアポロシンコンセントで光照射の場合である。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080114162340.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080114162320.jpg

 

サンプルはカットレタスとサラダミズナと宝くじだ。
バナナは今回は皮をむきカットしたものを用いる。
宝くじは、魔法のコンセントのパワーは確率をも誘導できるのかを検証のためだ。
10
枚(1セット)購入したものを無作為に5枚ずつに分ける。
セット購入なので必ず下1桁の当りがどちらかの組にある。
はたして魔法のコンセントは当りを誘導して来ることが出来るか?


実験開始
では実験を開始。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080114165836.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080114165814.jpg

 

実験開始:2008/1/14 1:10 GMT+9.00

実験結果(開始後25日目のサンプルの状態)
実験修了:2008/2/9 9:44 GMT+9.00
開始後25日目のサンプル(カットレタスとサラダミズナを容器に入れてポリエステルラップで密封)の状態比較。
左がそのまま放置右がアポロシンコンセントで光照射の場合である。


http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208174040.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208174100.jpg

 

拡大した写真。

http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208180434.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208180416.jpg


残念ながら、そのまま放置した場合(右側)とアポロシンコンセントを用いて光を照射し続けた場合
とでの差異は見つけられず。
しかも、むしろアポロシンコンセントを用いた場合の方が傷みが微妙に多い。
匂いもアポロシンコンセントを用いた場合の方がやや臭い。
これは光を照射することによって若干でも温度が高くなり、多少腐敗するのが進んだためなのかも知れない。

バナナ


http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208174114.jpghttp://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208174128.jpg

 

バナナにも差異なし。匂いの違いもなし。味は食べる気がしないので未チェック。

宝くじ(お遊びサンプル)
http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208190418.jpg http://abcdefg.jpn.org/makafushigi/synmtechno/p080208190356.jpg

 

下1桁当り(200円)が出た!10枚セットで買ったので当たり前だけど。
それが、極めて残念なことに、アポロシンコンセントを用いて光を照射し続けた方ではなく、ベランダにそのまま放置した方から当りが出てしまったのです。
(*当選番号を確認した時に気づいたんだけど、この実験を開始した時点で既に抽選が終わっていたようだ。
でも、まあ、それを知らずに5枚づつに分けた訳だから、実験には問題ないだろう。)

今までの検証実験の結果まとめと現時点での所感など

前回の検証実験(その1)で、べランダで異様に長持ちしたように思った野菜というのは、検証実験(その2)の結果、結局、コンセントの魔法のパワーによるもではなく、単に野菜の実力であった。
冬季に野菜(レタスなど)をポリエステルラップして屋外に放置したら結構長持ちすることが分かった。
つまり、アポロシンコンセントを用いた電球型蛍光管での光照射実験では、その魔法の効力を見つけ出すことは全く出来なかった。
また、宝くじの下1桁当り(つまり1/2の確率)を誘導することすらできなかった。


現時点の所感など
●ちょっと疑問
ネットのPRページにあるレタスを用いた実験結果って何なのだろう?
今回の実験結果を踏まえると、冷蔵庫のレタスが30日でドロドロに腐敗するのは、あまりにも奇妙だ。
総合健康開発研究所という機関の実験結果とあるが、かなり疑わしい。

●実験のやり方がマズイのだろうか?
光(電球)を用いるという方法は、実は、単なる思い付きでやったのでは無く、このコンセントの発明者のPATを参考にしたものだ。
このコンセントそのものズバリのPATはなかったが同様のもののPATの中で、電球を用いて評価していたのだ。
だから、実験方法に大きな間違はないと思うのだが・・

●パチモン品の香りを醸し出してきました。
正直、パチモン(バッタ品、インチキ商品)の匂いを醸し出してきました。
いやいや、奥深いパワーを見つけられないだけなのかも知れません。
諦めるのはまだ早い。

投稿:2008/2/9


ブラインドテストによるオーディオ試聴会を実施

はたしてオーディオシステムにアポロシンコンセントを使用して音質が向上するか?!
検証実験を開始!


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僕は、オーディオにおける音の評価の大部分は精神的作用(思い込み)によるものだと考えている。
だから、実験に際しては、精神的な作用(思い込み)を排除するためブラインドテスト(盲検法)を採用した。

つまり、被験者(試聴者)は、アポロシンコンセントの使用/不使用を知らない状態で試聴し、音質を評価する。
また、試験者/試聴者も交代して、同様の試験(試聴)を行なう。



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アポロシンコンセントの使用/不使用は1人の人がサイコロ(偶数/奇数)で決定し、コンセントを接続し、他の人には全く知らせない。
また目で見て、アポロシンコンセントが使用さているかいないかを分からないようにコンセント部分を布で隠す(右図)。

使用オーディオ機器
CDプレイヤ:MarantzPHILIPSCD-80
・アナログレイヤ:DENON DP-1600+SHURE M75ED
・アンプ:Musical Fidelity A1
・スピーカ:Infinity Reference 10E
という標準的なオーディオセット、ソースはクラッシックからJポップまで幅広く試聴。

CD
試聴の場合はCDプレイヤとアンプにアポロシンコンセントを使用。
アナログ盤試聴の場合はアナログレイヤ(ターンテーブル)とアンプにアポロシンコンセントを使用。

ついでの試聴会

ネットで調査したところ、ラジカセとかミニコンポとかでも音が素晴らしく変わったとの体験談があったので、子供の超安価なミニコンポ(セット価格1万円以下)でもアポロコンセントの試聴会を行なった。

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ブラインドテストによるオーディオ試聴会の結果

結論から言うと、この魔法のコンセントによる音(オーディオ機器が再生する音楽)への効果は無い。
あったとしても感覚誤差範囲内のものである。
ブラインドテストの視聴者数を増やすほど、回数を重ねれば重ねるほど、結局、魔法のコンセントと普通のコンセントとの違いが分からない。

あるとき、凄い良い音に変わったと思ったのだが、そのコンセントを後から確認(ブラインドテストなので試聴中はどちらのコンセントなのかは分からない)すると、普通のコンセントだったり・・・。
要するに、コンセントの違いよりも他の要因(聴く順番とか、その時の気分とか・・)の方が感じとる音(音楽)の良し悪しに大きく影響するようだ。
と、まあ、工学的には、当たり前の結果となってしまった。

しかし、ネットの体験談にあるような「音が劇的に素晴らしくなった」とか「音楽が心に染み入るようになった」とかは、いったい何なのでしょう?
売り込みのためのデタラメやインチキなにだろうか・・・いや、僕は、それらの多くは思い込み作用(プラセボ効果?)によるものだと思っている。

実は、この複数人でのブラインドテストを実施するまでは、僕も、このコンセントを使うと、何だか多少音が良くなる(というか音楽が心に伝わる割合が大きくなる)ような気がしていた。
でも、結局は僕の思い込みによる作用だったのだろう。

このアポロコンセントが出てくるずっと前から、オーディオの世界では奇妙な思い込みがいっぱいある。
だから数十万円もするバカバカしい電源ケーブルとかも市場で成立してしまうのだ。
そういう意味では、このアポロコンセントは、まだ良心的な価格と言える。

話は脱線したが、この魔法のコンセント、今までの結果、かなり胡散臭さ(バッタ臭)が漂うのは事実だ。
でも、これで、この魔法のコンセントのパワーを100%インチキだとは思っていない。
まだパワーの評価方法が見えていないだけなのかも知れない。
僕はまだ諦めてはいないのだ。
関連特許の調査と次の実験を検討中。

投稿:2008/5/7



各種家電品で使用しての家庭内ブラインドテストを実施

その後、この魔法のコンセント達をほったらかしておいた訳ではありません。
約3ヶ月間、家庭内の各種家電品によるブライドテストを実施しました。
我が家でコンセント部分が通常では見えない家電品、具体的には、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、オーブントースターに、家族に全く黙ってアポロコンセントを取り付けたり外したりしたのです。

2
個のコンセントを用いて、おおよそ2週間交代ぐらいで、上記のいろいろな家電品で試してみました。
もちろんコンセントを取り付けや取り外しは、以外は誰もいない時を見計らってやりました。
だから僕以外の被験者(家族)においては完全なブラインドテストです。

3ヶ月間、家族の誰かが、魔法のコンセントによる何かの変化に気づくかを試したのです。
例えば、炊飯器に魔法のコンセントを用いている時に「最近、何だかご飯が美味しいね」とかの発言があるかどうかを・・

結果:残念ながら全く誰も何の変化にも気づきませんでした。
これをブラインドテストでは無く明示的な実験、例えば「今週は魔法のコンセントを使用してご飯を炊くからね」と前もって言っておくと、「何だかいつもより美味しくなった気がするね」とかの感想が出たのかも知れません。

でも、これではあまり意味がないのです。
多くの場合、自己暗示の影響により感覚や判断が左右されるからです。

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